2回
2025/11 訪問
鈴木さんち!
2026/01/19 更新
2011/03 訪問
ごめんくださーい!
この店は前からちょっと気になっていたんだけど、いつも拝見させてもらっている『tdkit04』さんの口コミですごく美味そうだったんで、いつか行ってみようと思いつつ、なかなか機会がなくてやっと訪問できました。
高津駅改札を出て右手すぐにあるコンビニの裏を、今は無き高津ホテル方向に40mくらいです。
駅からは近いですが、住宅地の中に普通の民家のような佇まいで、ひっそりと目立つ看板もなく、知らない人は先ず気付かないでしょうし、探しながらいっても通り過ぎてしまいそうです。
普通のお宅に訪問する様な玄関を開けると、まさに普通の玄関で靴を脱いであがります。
知らない人のお宅にお邪魔したような感じで、思わず『ごめんくださーい!』って言ってしまいそうです。
店内は、カウンター10席とテーブルがひとつだけのこじんまりした空間ですが、新しくてすごくスッキリとしていて綺麗で落ち着いた雰囲気で、すごくくつろげる感じです。
メニューの品数はそれほど多くはありませんが、おばんざいと称するお惣菜が日替わりで何品かあるようです。
この日は肉じゃがに蓮根と山クラゲのきんぴら、それと野菜焼きでした。
肉じゃがは、小ぶりの新じゃがを皮付きのまま甘めの味付けで煮てあってすごい美味しかった。
野菜焼きは、トマト、京唐辛子、椎茸、空豆の鞘ごとをただ焼いただけなんですが、素材がすごく良くて、それに自家製の辛子味噌をつけて食べるんですが、この味噌もすごく丁寧に作っている様子が想像できる味です。
マグロも本マグロでかなり上質の中トロだし、とにかくどれを頼んでも質が良くて、日本酒と良く合うのでじっくり飲みたくなる内容です。
小腹がすいていたので、おにぎりでももらおうとしたらライスビザを薦められ、これは醤油で味付けしたご飯で生地を作り、フライパンでかなりこんがり焼きあげたうえにチーズやガーリックでピザ風のトッピングをして焼いたもので、おこげの香ばしさとチーズが絶妙で、にんにくの風味がよく利いていて美味しかった。
なんとご飯2杯分あるとのことで、ちょっと驚きましたが、これなら一人で3枚くらい食えそうです。
初めてだったからなのか、和風ピクルスとか何品かサービスで出してくれて、商売っ気の無さもなんだかホントに鈴木さん家にお呼ばれに来てるみたいで良い感じでした。
しいて言えば、メニューが少ないのは仕方ないとしても、どれも日本酒に良く合う料理ばかりで大変良いので、新潟あたりの地酒を少しおいてくれると超嬉しいですね。
それと、女将さん一人でやられているようで、調理場にいってしまうと酒の追加も頼みづらい感じで、ほんとはいけないんだけどこれ以上流行らないで欲しいとつくづく思ってしまうお店でした。ごめんなさい!
2011/03/08 更新
この店は開店当時に、今から10数年前に数回訪れたことがありましたが、今回凄く久し振りに行ってみました。
高津駅からはほど近い立地ですが完全に住宅街の中で、その佇まいも外観は極めて普通の一般家屋で、普通に玄関ドアを開け 靴を脱いで上がります。
思わず「ごめんくださ~い!」って言ってしまいそうになります。
店内は幅の広いカウンターに僅か10席程度のゆったりした造りで、綺麗で ちょっと高級感も有り雰囲気は良いです。
高齢の女性店主のワンオペで、18時に2名で訪れましたが他のお客さんもおらず、時間もゆっくりと流れているような感じです。
先ずは緑茶ハイでも貰おうかと思いましたが、置いてある焼酎が芋しかなく、これではサワー類は出せませんねぇ。
私は芋焼酎の味も香りもあまり好きでは無いので、普段は焼酎の場合は麦の それもなるべく癖の無いのを頼むのですが、そもそも麦焼酎が無いとなると焼酎の選択肢は無くなりますね。
仕方なしにハイボールを頼みましたが、シーバスの炭酸割りで これは良いですね。
スコッチは癖が無いモノが多いし、特にシーバスは美味いですね。
幅の広いゆったりとしたカウンターの上にカセットコンロで土鍋が温められていて、この日は おでんがお勧めの様です。
週替わりで、煮込みとおでんを繰り返しているとのことでした。
そうゆう事ならおでんを頂きましょう、玉子、薩摩揚げ、厚揚げ、結び糸蒟蒻、昆布をお願いしました。
おでんは鰹節と昆布で出汁を取り、それに魚のつみれや練り物からの出汁も加わって良い旨味です。
透き通った出汁は雑味なく上質な感じで、沸騰させないギリギリの火加減で結構長時間煮ているようで、どの素材にも確り味が浸みていて美味いです。
うーん、こうなると日本酒ですよねぇ、日本酒を頼むと目の前のセラーから上善の一升瓶が出されますが、日本酒はこれ1品しかなくしかも1杯分くらいしか無いとのことで、後は盛んにどぶろくを勧めてきます。
うーん、料理に合わせるならやはり普通に日本酒が良いよなぁ、取り合えず最後の1杯の日本酒をグラスで頂きました。
綺麗な青い江戸切子のグラスを受け皿の上に置き、グラスを溢れさせなみなみと注がれますが、それでも120㎖くらいですかね。
他の料理はメニューを見ても種類が少なく、しかもそのほとんどは頼んでみないと実際有るかどうかも分かりません。
この日は鮪もローストビーフも無いとのことで、刺身はサーモンしか無いようで 私は鮭を生で食べる風習が余り無いので ちょっと困りましたねぇ。
するとカウンターのおでん鍋の陰に銀杏が置いてあったので、それを炙ってもらうことにしました。
殻ごとヒビを入れた銀杏を炙って出されましたが、塩は別に出されて、殻を剥いて塩を付けて食べるようです。
流石にちょっと旬を外していましたが、今の時期(11月下旬)でこのクオリティーの銀杏はなかなかのものですね。
イカの一夜干しは剣先かなぁ、丁寧に炙ってスライスして出されました。
これはイカの旨味が凝縮していて香りも良く、なかなか質の良い一夜干しで美味いですね。
店主から氷下魚が有ると言われたので、小振りのヤツを4本炙ってもらいました。
出てきた氷下魚はまあまあの中型の干物で 焼き具合も良く、タンパクにも関わらず氷下魚の旨味が濃くて美味いですね。
これもかなり上質な氷下魚を使っていますね。
サービスで芹と竹輪のお浸しを出してくれて、ちょっとした箸休め的に良いモノでした。
出汁が良いのか何気に上質な美味さを感じますねぇ。
この店は素材の質はどれも凄く良くて、出て来たモノは凄く美味いモノばかりでしたが、如何せん料理の種類が少ないですね。
メニューに載っていても無いモノも多いし、まあそんなに種類が沢山は無くても その日毎に出せる肴を黒板なんかに書いて見れるようにしておけば良いんじゃないかなぁ。
まあ、最後まで他のお客さんは一人も来ないで貸し切り状態でしたので、余り流行ってないから素材も種類は置きたくないんでしょうね。
でも品数は少なくても、こうやって良いモノを丁寧に出してくれるなら、それはそれで意義のあることだと思いますけどね。
それでもやっぱり酒は貧弱過ぎますね、せめて日本酒を2銘柄と麦焼酎を置いて欲しいですねぇ。
酒飲みに来る店で、日本酒も麦焼酎もサワー類も無いんじゃ、どうにもなりませんからねぇ。
そうすればちょくちょく通っても良いと思える店なんですけどねぇ!