10回
2025/08 訪問
5人寄れば文殊の春巻き!
2025/08/24 更新
2024/11 訪問
中華だって出汁の旨味が基本です!
この日は休日でしたが、久し振りにこの店の台湾料理を食いに、愚妻や愚娘夫婦と一緒にやってきました。
この店は10人以下では予約も取れないので、開店の12時になる10分前に並ぼうと思いやってきましたが、既に店は開いていて もうお客さんが入っていました。
急ぎ入店して人数を4名と告げると、左手奥目の小さな丸テーブルに案内されましたが、うーん いつも通りの笑顔の無いゾンザイな感じがこの店に来たんだなぁと自覚させられます。
テーブルに着くといつも通りメニューも見ずに 瓶ビール2本と腸詰2人前、焼きビーフン、シジミのニンニク炒めを発注します。
シジミのニンニク炒めは、ちょっと小振りで味付けはいつもよりちょっと濃い目な感じでしたが、手掴みで殻を持って1粒づつチマチマ食べますが、ニンニクと醤油 それに濃厚なシジミの出汁が相まって美味いですねぇ、当に無限シジミって感じです。
ビールの後はやはり紹興酒ですね、一番安い5年物をボトルで頼み、ロックで頂きます。
腸詰は小皿に2皿で出されましたが、いつもは2皿分を1皿で纏めて出されるんですけど、その時々の気分で変わるのもこの店らしいです。
これは相変わらず八角や中華系の香辛料が効いていて美味いですねぇ。
テーブルの辛子味噌と白髪葱、刻んだパクチー等をちょっと添えて頂きますが、これは紹興酒が進みますねぇ。
焼きビーフンは極細麺と野菜の微塵切り、それに干し海老と中華出汁を含ませるように炒めていて、特別な味付けはしていないのですが、淡白ながらも干し海老の風味と中華出汁の旨味だけで充分美味いです。
ただシジミのニンニク炒めの皿に残った濃厚なシジミ出汁のスープを少し掛けると、淡白な味が一気に立ち上がる様な味と旨味で一層美味しく感じますねぇ。
紹興酒のボトルのお替りを頼みつつ、追加で豆苗炒め、春巻き、五目焼きそばを頼みました。
豆苗炒めは、良く見るスプラウトじゃあなくて、茎が5mmくらいの太さまで育っているのを高温でサッと炒めていて、ザクっとした歯応えと ちょっと茎のほっこりとした甘みの様な味を感じて、これが良い塩梅の塩味と油のコクが強くて凄い美味いですねぇ。
この豆苗を出してくれるところが少なくて、この店でもスプラウトを出すことも有るので いつもこれが食べられる訳では無いのですが、今日はラッキーでしたね。
春巻きは1本が結構大きくて、皮がカリカリに揚がっていて 餡もアッサリした味付けながら旨味が濃くて豚肉や竹の子を細切りにしたモノが美味くて大好きなんですが、なんせ1皿が5本と謎に量が多いので2人だと食べ切れずなかなか頼めないんですよね。
この日は4人いたので頼めましたが、当然私が2本頂きました。
五目焼きそばはこの店では頼んだことが無かったのですが、愚妻と愚娘が大好きなので初めて食べてみました。
餡の具材は、豚肉や豚のレバー、金華ハム、海老、白菜、竹の子、木耳、袋茸等で、ちょっと餡が濃い味でしたが、この焼きそばは凄い極太の麺なので、ちょっと濃い味くらいで丁度良い感じに絡んでますね。
普段はあまり台湾っぽくないので頼みませんでしたが、今後は定番になりそうですねぇ。
更に紹興酒のボトルを追加して、モヤシ炒め、大根餅を注文です。
モヤシ炒めはたっぷりのモヤシと豚肉、ニラ、木耳等が入っていましたが、モヤシのシャキシャキの食感が凄く良くて、やはり油のコクと出汁の旨味で美味いですねぇ。
これも普段あまり頼まない料理ですが、これならお替りしたいくらいです。
大根餅は大根おろしを片栗粉で練って胡麻油で表面がカリッとするように揚げ焼きしていて、干し海老の風味が良いですねぇ。
旨味もあって美味いんですが、この店の美味しさの基本は中華出汁にあるようですね。
どのように出汁を取っているのかは分かりませんが、この旨味が全ての料理の味のベースになっているようですね。
〆に海老炒飯をお願いしましたが、パラパラとシットリの中間くらいの炒飯は凄く旨味があって、その炒飯の上に5尾のバナメイエビの剥き身をボイルして 綺麗な赤いタイルのように張り付いた見栄えが良いですねぇ。
これは勿論美味いんですが、結構バエるので頼む人が多いです!
店員さん達も相変わらず仕事したくなさそうな感じでしたが、店は相変わらず流行っていて12時過ぎから満席になり、その後はずーっと行列が途切れる事は有りませんでした。
2時間ほどで紹興酒のボトルを3本飲み切って、全て食べ切って会計は全部でほぼ20,000円でしたが、何と今回愚娘夫婦のご馳走になりました。
いやぁ、長生きはするもんです。
まさかこの間の病院の検査結果が悪くて、医師から家族に余命告知でもされているんじゃないだろうなぁ、などと穿った見方をしてしまいそうです。
さて腹ごなしにカラオケボックスで少しカロリーを消費していくとしましょう、私は元気です!
2024/11/29 更新
2023/08 訪問
10年に一度のシジミ!
もう10年以上前から たま~に一緒に飯を食う 同じ歳のレビュワーさんに、私の贔屓にしているこちらの店で飯食おうと久し振りに呼び出されたんですが、なんでも体調不良とのことで前日急にキャンセルされてしまいました。
それでも彼が声掛けて集めた他の方々も来るとゆうので、美味い飯も食えるし参加しました。
12時集合でしたが、10分ほど早めに行くと直ぐに皆さん4名集まりました。
1階奥の4席 丸テーブルに案内されました。
早速、瓶ビール(中)2本と腸詰2人前をお願いし、取り合えず乾杯でスタートです。
腸詰は直ぐにやってきましたが、これは相変わらずの美味さです。
ただいつも腸詰に付ける辛子味噌が今日のはいつもと比べやけにゆるいですねぇ。
ビールの後はやっぱり紹興酒ですね、ボトルでもらいロックでお願いし、序でに焼きビーフンとシジミのニンニク炒めを注文しました。
焼きビーフンは1分くらいでやってきましたが、シジミの出汁をぶっ掛けて食べたいので暫しお預けです。
10分ほど待って漸くやって来た今日のシジミのニンニク炒めは驚くほど大きなシジミで、これは凄いですねぇ。
これほどの大粒のシジミに当たったのはこの店では10年振りくらいですかねぇ。
やはりシジミは大きい方が味も濃くて美味いし、食べ易いのも良いですね。
このシジミの皿の底に溜まった出汁をスプーンですくって焼きビーフンに掛けて食べるんですが、この店の焼きビーフンは味付けが凄く淡白で、干し海老の風味や旨味は有るのでそのまま食べても充分美味いのですが、この淡白なビーフンにはやはり、この醤油ベースの濃厚なシジミ出汁が絡むと数倍美味くなりますね。
いやあこのシジミは見事でしたね、これはもう一皿お替りをもらいましょう。
それと追加で豆苗炒めが無かったので空心菜炒め、それに大根餅をお願いしました。
空心菜炒めはちょっと炒め過ぎでしたね、シャキシャキ感がなくなるほどでちょっと残念でした。
大根餅は干し海老の風味が良く、ちょっとモチっとした食感も良いし、表面を揚げ焼きにしてシャリっとした感じに仕上げているのもその食感と香ばしさで美味いです。
これには辛子味噌をちょっと付けてやると、これがまた一段美味くなりますねぇ。
紹興酒のボトルのお替りと春巻き、それと初めて骨付き豚肉の唐揚げを頼んでみました。
ここの春巻きは皮がパリッパリで凄く食感が良くて好きなんですよねぇ。
中の餡も豚肉や竹の子、ニラ、椎茸等を硬めの餡にして、ちょっとオイスターソースの様な味付けも美味くて良いのですが、やはり何といってもこのパリッパリの皮の揚がり具合が最高なのです。
1皿5本と多いので、人数が揃わないと食べられないので、今日はチャンスでした。
勿論、余った1本は私が頂きましたけどね!
骨付き豚肉の唐揚げは、この店に通ってもう47年になりますが初めて注文してみました。
一口大に切り分けた豚肉にコロモを付けてカリッと揚げてあります。
肉には薄い骨が付いていて、これはアバラの様なのでバラ肉ですね。
確り揚がっていてコロモもちょっとスパイシーな感じで美味いですねぇ、これなら次回もまた頼んでも良いですね!
〆はやはりちょっと炭水化物を入れたいので粽と海老炒飯を注文しました。
粽は餅米に味付けして笹の葉に包んで蒸したもので、笹の葉を取り除いてごろっと皿にのせて出されます。
飴色に色付いた粽は、餅米のもちもちの食感が良いですねぇ。
ちょっと甘しょっぱい様な味が確り付いていて、干し海老の風味や干し椎茸の旨味が良い感じです。
真ん中に豚バラの角煮が入っていて、ああそうか この煮汁が米の1粒づつに確り浸みている感じで美味い訳ですね。
海老炒飯は旨味の効いたパラパラの炒飯の表面にちょっと大き目なバナメイ海老でしょうか、むきエビがタイル張りの様に入っていて 見た目のインパクトも有りますが、それ以上に確りちゃんと美味い海老炒飯です。
全部食い切って会計しましたが1人4,500円ちょいで、内容的には安いですね。
やはり中華は4人集まると、皆でシェアして色々食えるし、結構お得感も出るので良いですね。
この日は、この店が初めての方もいらっしゃいましたが、気に入っていただけた様で良かったです。
なんせ決して店員さんの愛想やサービスが良い店じゃ無いですし、料理のロット振れも有りますから 気にする人はちょっと抵抗あるかも知れませんからねぇ。
five君読んでるか~、早く治せよ!
2023/09/19 更新
2023/04 訪問
幾久しく!
仕事仲間である友人と打ち合わせを兼ねて台湾料理でも食おうとゆう事になり、愚妻にも声を掛けると「行きたい!」と言うので、18時丁度に現地で落ち合うことになりました。
当日5分前に店に行くと、まだ誰も来ていなかったので、先に入って始めておきましょう。
店員さんに「3人だけど10分以内には揃うと思う!」と言うと直ぐに入って左手のレジ横の4席丸テーブルに案内されました。
座る前に瓶ビール(中)1本と腸詰1人前をお願いし、荷物を置いて席に着くと直ぐに瓶ビールとコップ3つが出されます。
コップに注いで、飲み干すと同時に早くも腸詰が出されます。
相変わらずの速さですねぇ。
早速、取り皿に辛子味噌を出しますが、今日の辛子味噌はいつもより粘性が無く緩い感じです。
料理も含めて、多少のロット振れは寧ろこの店らしさでの表れですね!
5分程で愚妻が、更に5分程で友人も到着したので乾杯して、改めて瓶ビール1本と腸詰2人前、シジミ、焼きビーフンを注文です。
今日のシジミのニンニク醤油炒めは、シジミは中粒でいつも通りですが、シジミの皿の底にたまったエキス分が少なく、いつも通り美味いのですが結構 味が濃いめで煮詰まったような感じです。
いつも、このエキス分を焼きビーフンにぶっ掛けて頂くのですが、今日はエキスが少ないので満遍なくは掛けられませんでしたが、それでも美味いのです!
こうなるともう、紹興酒のボトルと氷を頼みロックで頂き、豆苗炒め、大根餅も追加です。
豆苗炒めは、いつもスプラウトタイプのものを使っているのですが、今回はもっと成長して茎も太くなったヤツで、ああっこれはいつものより美味いです。
こちらの豆苗の方が食感も良いし、青菜の美味さが有りますねぇ。
今後はいつもこれだと良いのですが、それは次回頼んでみないと分かりません!
更に紹興酒のボトルをお替りと、鶏肉とカシューナッツ炒め、カリフラワーとマッシュルームの旨煮を追加です。
鶏肉とカシューナッツ炒めは鶏肉と竹の子煮をダイス状に小さく切って カシューナッツと炒めたモノで、全体的に茶色とゆうか黄土色っぽく、料理としての見た目の美しさは無いです。
確り甘めで旨味が強い中華味で、味は美味いですけどね!
カリフラワーとマッシュルームの旨煮は初めて食べましたが、小口切りしたカリフラワーと半分に切ったマッシュルームの水煮を中華餡でサッと煮たモノで、うーん これは中華餡の旨味が素材に馴染んでおらず、あまり美味くないですね。
味が馴染むほど煮たらカリフラワーは柔らかくなりすぎるし、マッシュルームも水煮じゃ味が浸みないし、この素材を選んだ理由もちょっと良く分からない感じでした。
更にモヤシ炒め、海老炒飯をお願いしました。
モヤシ炒めはいつもより炒め過ぎかシャキシャキの食感がちょっとしんなりし始めていました。
それに、ちょっといつもよりモヤシが細い感じもして、その辺りも食感に影響してるのかなぁ。
これはいつもより美味しくなかったね。
海老炒飯は、相変わらず大きな むきエビがゴロゴロと沢山入っていて、炒飯の表面にタイルの様に張り付いて、見た目もインパクトがあって良いです。
炒飯自体も、米粒に玉子が1粒づつ回っていて、中華特有のコクと旨味が濃くて美味いです。
もう自分も友人も満腹でしたが、愚妻が麺食いたいと言い出し、どうせ一人じゃ食べ切れないくせに五目そばを注文です。
考えてみればこの店との付き合いも、ももうかれこれ45年以上になりますが、普通に中華そば頼んだ記憶が有りません。
五目そばは俗に言う広東麺で、醤油味のラーメンの上に 肉や野菜等 色んな具材を餡かけにして掛けてあります。
スープは凄く旨味とコクが強く本当に美味いスープですが、麺がちょっと変わっていて、例えるなら富士宮焼きそば用の太くて深蒸しの茶褐色の麺のようで 伸縮性も無くぼそぼそな感じで、うーん これは私の感覚には合わないですねぇ。
紹興酒も飲み切り、2時間半ほどでお開きにしましたが1人6,500円ちょいでした。
この店とはもう長い付き合いですが、ちょっとづづ今まで頼んだことの無いようなのを頼んでみてますが、やっぱりいつも頼むモノを越えるようなモノにはなかなか出会えませんねぇ。
やっぱりこの店は、腸詰、シジミ、焼きビーフン、大根餅、豆苗または空心菜炒め、偶に春巻き、海老炒飯、粽辺りで紹興酒のロックで決まりですねぇ。
それでも、この店はメニューの種類自体は凄く多いので、食べたことのないモノをちょいちょい頼みながら、これからも幾久しく付き合い続けて行くんでしょうねぇ!
2023/05/11 更新
2022/05 訪問
いつまでも変わらぬ愛を!
この日は、一区切り着いた仕事の関係者で慰労会をやろうと、取引先や下請けメーカーの担当者等、総勢5名で宴会です。
17時丁度に店の前に集合でしたが、5分ほど前に行くともう皆な集まっていて、開店待ちの行列の一番前に並んでいました。
こいつら一体何時から並んでるんだと思いながら行列に加わりましたが、もう行列は20mくらいになっています。
開店と同時に1階の一番奥の丸テーブルに陣取りましたが、店員からはそこには座るなとかそこに荷物を置くなとか、相変わらずのぞんざいな対応振りに ああっこの店に来たんだなぁとゆう気にさせられます。
早速、瓶ビール3本と呑めない1人がウーロン茶、それに腸詰3人前、シジミ2皿、焼きビーフン2皿とここまではいつもの様にメニューも見ずに注文です。
ビールは直ぐに出されますが、グラスはバン、バンと音を立てるように乱暴に置いていきます。
知らないと何か怒ってるんじゃないかと思うかも知れませんが、こうゆう店員の所作も含めて台湾の現地感を感じられたりするんです。
まあ、誉められたことではありませんけどね!
腸詰はいつ頼んでも鉄板の美味さで、品出しも速いので、この店では先ずは必ずこれを頼むのが良いです。
シジミは醤油ニンニク炒めで、今日のシジミは粒が小さく身も痩せていてハズレですね。
凄く大きな粒ぞろいのシジミの時もありますが、毎回シジミの入荷毎に素材の質に差が有るので、運次第です。
焼きビーフンは味付けが凄く淡白で、このまま食べても美味いですが、シジミの皿の底に溜まった汁をちょっと掛けて頂くと、醤油の塩味とニンニク、それにシジミの出汁の旨味が濃くて凄く美味くなります。
紹興酒をボトルでもらいロックで頂きま、追加で大根餅2皿、春巻き、青菜炒め、モヤシ炒めを頼みます。
春巻きは1皿5本入りなのでこの日は一人1本づつで丁度良かったです。
凄いパリパリの揚げ上がりで美味いんですが、人数が少ないと頼めない1品です。
青菜炒めは小松菜で、茎のシャキシャキ感と油のコクが美味くて、簡単な料理ですが火力も含めて家では決して出せない味ですねぇ!
モヤシ炒めは緑豆ですがかなり太くて確りしたモヤシで、強い火力で短時間で仕上げるのでモヤシのパリパリな食感が凄く良いです。
それに以前の記憶より、キクラゲとか他の素材も沢山入っていて、これが処方変更によるものなのかロット振れの範疇なのかは分かりませんが、今日のはいつものより美味く感じました!
更に紹興酒をガンガンお替りしながら、豆苗炒め、ニンニクの苗炒めをお願いします。
豆苗炒めは、スーパーなどで売っている細いスプラウトとゆうより、もっと確りした苗でそれなりに太さのある緑色に育ったもので確り炒めてあって、これはこれで美味いです。
ニンニクの苗炒めはスーパーなどで売っているニンニクの芽って奴で、ほんのりニンニクの風味が良いです。
結局、2時間半ほどで飲み手4人で紹興酒を5本飲み切り、〆ましたが一人5,000円ほどといつも通りでしたがやはり半分は酒代ですね。
この店の料理は、シジミの様にその素材の入手状況で品質が変わったり、料理の内容も僅かに変わりながら長い歳月をかけて少しづつ変貌していたりしますが、それでもその基本となる味自体はいつも変わることなく継承され続けていて、いつ来ても満足させてくれます。
そうでなきゃ伊達に45年間も通い続けないです。
思えば長い付き合いになったモノです。
さあ、このまま表のカラオケボックスに直行です。
2次会での利用で、この界隈の飲食店での1次会のレシートを見せれば、部屋代が半額になるサービスをやってますからね!
2022/05/24 更新
2021/11 訪問
スッカリ元通りで!
今日は得意先の担当君とその上司君と3人で、一区切り付いた仕事の打ち上げでこちらの店を訪れました。
この上司がコロナ前までは年に数回は台湾に出張していて、この店は初めての様でしたが 久々の台湾料理が食えると喜んでやってきました。
約束の17時丁度に店の前に行くと既に開店待ちの行列が出来ていて、その中に得意先の2人の姿を見付け合流した直後に開店し、どっと店内に雪崩れ込みます。
店員さんに、左奥の小さな丸テーブルに着くよう指先一つで指示され、相変わらずの接客振りに思わず笑いがこみ上げます。
気が付けば、アッとゆう間に満席で、相変わらずの人気の高さが伺えます。
もういちいちメニューを見ることも無く、瓶ビール2本と腸詰2人前、シジミ、焼きビーフンと流れるように注文です。
乾杯して腸詰と焼きビーフンがテーブルに並んだところで、もうビールは飲みほして紹興酒をボトルで頼み、3人供ロックで頂きます。
ここの腸詰は相変わらずの美味さで、年に何度か必ず食べたくなるので緊急事態宣言明けで漸く来れて良かったです。
焼きビーフンは味付けが薄目で、いつも一緒に頼むシジミのニンニク炒めの出汁を掛けて頂くのですが、今回は暫く待ってもシジミが出てこなくて、確認するとオーダーは入っているのに忘れていたらしく、だからと言って急ぐ訳でも無くもう焼きビーフンを3分の2ほど食った頃になって漸く出てきました。
それでも店員さんからは一言の詫びの言葉もありません。
シジミもいつものと比べると、今日のは小さいうえに身入りも余り良くない感じでしたが、まあ頼むたびにこのシジミのクオリティはかなり異なりますが天然物ゆえに仕方のないところでしょうか。
紹興酒のボトルをお替りし、追加で大根餅、青菜炒め、春巻きを注文です。
大根餅はモチっとしていますが表面がちょっとカリッとするよう油で焼いてあり、食感が良いです。
干しエビの風味も良くて、美味いですねぇ。
青菜炒めは今日のは小松菜で、シャキシャキの食感が残る炒め具合も良く、コクと旨味が強くて美味いです。
春巻きは以前は1皿4本だったと思いますが、今回はちょっと細目になって5本になってました。
しかし何でこんなにいつもいつも来るたびに変わっちゃうんでしょうかねぇ。
でも料理のアバウトさや接客のいい加減さを差し引いてもこの店の台湾料理は美味いので、もはや腹も立ちませんねぇ。
結局、紹興酒のボトルを3本飲み切ってお開きにしましたが、得意先の台湾通の上司君も感動モンの美味さで凄く気に入ってくれました。
かなりアバウトな接客に関しても、台湾ならやはりこんなものですよって納得されていましたのでヤレヤレです。
しかし、3時間以上粘ってしまいましたが、店内の階段に空席待ちのお客さんが20時くらいまで並んでいました。
コロナ過依頼、飲食店の客離れが懸念されていますが、この店は接客も含めて もうスッカリ元通りで安心しました!
2021/12/06 更新
2020/10 訪問
冬もまだなのに春が待ち遠しい!
この日はいつもの外資の営業君と飲む約束をしていましたが、後輩の商社マン君から電話でメーカーさんと3人で17時から渋谷で打ち合わせをしたいとの連絡があり、じゃあ打ち合わせが終わってからまとめて皆で飯を食うことにしました。
喫茶店トップで打ち合わせが終わったのが17時50分で、急いでこちらの店に向かいました。
なんせ人気店なのでいつも凄い混んでいて、今日は金曜日だし下手すりゃ1時間以上待たされることもあるのですが、店に着いて中を覗くと1階でも3割程度の入りで凄い空いています。
うーん、この店には頻度こそ少ないですが、もう45年間も通ってますがこんなに空いているのは初めてです。
やはり新型コロナの影響なんでしょうか、この店ですらこんな状態ですから飲食店は本当に大変ですね。
いつもの外資の営業君も合流し、1階奥の丸テーブルに4人で陣取ります。
座る前に腸詰3人前と瓶ビール2本を頼み、早速乾杯してスタートです。
この店ではもういちいちメニューを見ることも無く、シジミ(ニンニク炒め)、焼きビーフン、それと紹興酒をボトルでもらいロックで頂きます。
この3品はいつも最初に頼むもので、料理にロット振れはあるし、この日はシジミがいつもより塩っぱい感じは有りますが それでも鉄板の美味さです。
さらに春巻き、空心菜炒め、大根餅を注文します。
この店の春巻きはパリパリの揚げ上がりの香ばしさが好きなんですが、なんせ結構な大きさの春巻きが1皿5本入りなので、人数がいないと頼めないのです。
今日は私が2本頂いて満足です。
大根餅はモッチリした食感ながら、いつもより表面がカリカリに焼かれていて美味いですねぇ。
追加で紹興酒のボトルをお替りし、蒸し鶏とモヤシ炒めをお願いしました。
メーカーさんが鶏を食いたいとゆうので蒸し鶏はこの店で初めて頼みましたが、かなり大振りの胸肉で確り蒸されて身が締まって、一般的な中華料理で出てくるような柔らかくてシットリした物とは違います。
まあ、味は悪くないですが個人的好みとしては、低温でジックリ茹でたシットリ柔らかいタイプの方が好きです。
モヤシ炒めは一本一本が太くてシャキシャキの食感が良いです。
油のコクは空心菜炒めに比べ少なく、人参の細切りを混ぜてありますが この人参も余計ですね。
2本目の紹興酒も飲み切って2時間ほどでお開きにしましたが、この日は飲みも軽めだったので一人4,500円くらいでした。
しかし渋谷の街は若者達ちでスッカリ賑わいを取り戻したかのように見えますが、この店の様にお客さんの年齢層が高く余り若者が立ち寄らないような店では、相変わらず厳しい戦いは続いているようですね。
春まではこんな状態が続きそうですが、うーん 春の訪れはまだまだ遠そうですねぇ!
2020/11/06 更新
2018/09 訪問
隠し砦の・・・!
2,3日前に、いつもの外資の営業君から久し振りにお誘いの電話があり、溝の口で飲む約束をしましたが、昨日後輩の商社マン君からも相談があるのとのことで飲みのお誘い。
うーん、家が千葉方面の後輩に溝の口まで来させるのは酷なので、じゃあ3人で久々に台湾料理で紹興酒でも飲みながら悪巧みをしようとゆうことで、18時に渋谷集合にしました。
当日になりいつもの外資の営業君から16時頃に電話が掛かってきて、「もう会社を出たいんで、早めに始めませんか。」とのことで二人で先に始めておきましょう。
この店は道玄坂から東急本店に抜ける、表通りから隠れた細い路地にあり、そのレンガ造りで窓の小さな威容はまるで砦のように見えます。
後輩の商社マン君にはメールで「先に始めているので、電車の中を進行方向へ走るくらい急いで来い!」と伝え、17時過ぎに2人で入店し、店員さんに「後から一人来て3人になる。」と言うと1階奥の丸い4席テーブルに案内されました。
席に着くと同時に早々に瓶ビールと腸詰、シジミのニンニク炒めを注文します。
すぐにビールとグラスが出され、グラスに注いで乾杯をすると同時ぐらいに腸詰が出されましたが、相変わらずの神速振りですね。
今日の卓上の辛子味噌はちょっと弛めな感じでしたが、取り皿に取り腸詰と白髪ねぎ、パクチーを添えて辛子味噌をちょっとつけて食べると、八角や色んな香辛料や甘み、旨味、辛みが口の中で絡み合って、うーん、相変わらずの美味さです。
シジミのニンニク炒めも3分と待たずに出されますが、今日のシジミは粒がいつもより不揃いな感じで、味も濃い目ですがやっぱり旨味が濃厚で美味いです。
ビールを1本飲んだところで、やっぱり紹興酒をボトルでもらいロックで頂きます。
45分程で後輩が駆け付け、挨拶もそこそこに紹興酒で参戦です。
改めて腸詰2人前、シジミのニンニク炒め、焼きビーフンを追加オーダーし、本格的にスタートです。
この辺りはこの店ではいつも必ず頼む定番料理で、どのお客さんもほぼ頼んでいる物です。
紹興酒のボトルお替りをもらい、更に春巻き、空心菜炒め、ナマコの煮込みを追加します。
春巻きは豚肉や干し椎茸、竹の子等の細切りに餡を絡めトロミの着いた具材の旨味が濃厚で、それを巻いた皮のパリッとした食感が最高で凄い美味いのですが、1本が結構大きくボリュームがあり、しかも1皿が5本と量が多いので普段愚妻と2人で来たときは中々頼めないので、この日のような男3人以上いるときは必ず頼みます。
空心菜炒めも定番ですが、この日の奴は緑が鮮やかでシャキシャキの歯応えが良い具合で、油の旨味も良く、いつにも増して出来が良かったですね。
ナマコの煮込みは、干しナマコを戻して削ぎ切りにして、竹の子や干し椎茸と一緒に旨煮にしたもので、ナマコのグ二グニとした食感と餡の旨煮が良く絡んで美味いです。
更に紹興酒のボトルをお替り(3本目)し、ちまきと蟹炒飯で締めました。
ここのちまきは、蒸した糯米がもっちリとしていて、中に豚の角煮と干し椎茸が入っていて、その煮汁と干しエビの風味が糯米に確り吸収されていてホントに旨味が濃厚で美味いのです。
カニ炒飯は炒飯の上にたっぷりの蟹肉のフレークが被せるようにのせてあり、蟹云々より炒飯としての美味さが際立った逸品で、この店の〆には相応しいものですが、個人的にはプリプリの食感が素晴らしい大きなムキエビのゴロゴロのった海老炒飯の方が好きです。
3本目の紹興酒も飲み切り、一通り話しも済んだのでお開きにしましたが一人6,000円くらいでいつもよりちょっと高かったですが、まあこれだけ飲み食いすれば当然ですね。
この後輩の商社マン君の3年越しの悪巧みプロジェクトもいよいよ終盤の詰めに差し掛かってきて面白いことになって来たので、今後ちょくちょく合う機会も増えそうです。
さて、まだ21時前ですので、今からいつもの外資の営業君と溝の口で飲み直しと行きましょう!
2018/11/02 更新
2017/03 訪問
全ては美味いシジミのせいだ!
この日は仕事関係の仲間と総勢6人で台湾料理を食いに来ました。
週末の夜だったので混んでるだろうとは思いましたが、18時30分に入店すると既に満席どころか店内の階段に行列が出来ています。
普段なら並んでまで飯食うなんて絶対しないのですが、この日は態々この店の台湾料理を食いに集まった訳だし、この店を初めて訪れるメンバーが3人いたので、どのくらい待たされるかも分らぬまま並んでみました。
いやーそれにしても待ち行列の先頭に辿り着くのにキッチリ1時間掛かりました。
しかも6人ですから丸テーブル1個が丁度空かないと、皆な別々のテーブルで食うわけにもいきませんからねぇと思っていたら、ホントに丁度6人連れの前客が帰って超ラッキーでしたね。
早々にテーブルに付き、座る前に瓶ビール3本と腸詰め3人前、シジミ3人前、焼きビーフン2人前を頼みました。
この3点セットはこの店ではもう席に着く前に注文するのが基本です。
先ずはビールで乾杯し、グラスに一杯飲み干す頃に腸詰がやってきますが相変わらずの品出しの速さが良いですね。
テーブルに置いてある辛味噌をちょっと付けながら、白髪ネギやパクチーと一緒に食うと、もう溜まりませんねぇ。
紹興酒の一番安い奴(2,000円)をボトルで頼んでロックで頂きます。
追っかけですぐにシジミと焼きビーフンも登場です。
このシジミはニンニク醤油炒めになっているんですが、もう旨味が半端なくて、初めてこの店を訪れた下請けメーカーの営業君は、「この美味さは一生食い続けられそうだ!」と言ってましたが、その気持ち良~く解ります。
そして否応無しに紹興酒のペースも上がりますねぇ!
焼きビーフンは薄味ですが干しエビ香ばしさや旨味が良く効いていて相変わらずの美味さですが、これにシジミの皿に溜まったスープをちょっと掛けるともう最強で、世界一美味いビーフンになります!
紹興酒のボトルをお替りと瓶ビール2本を貰い、空心菜炒め2人前、大根餅2人前、春巻き(一皿で大きいのが5本)を注文しました。
空心菜炒めは短時間でサッと炒めているのでシャキシャキの食感が良く、油のコクと旨味が溜まりません。
大根餅も干しエビの風味が良くてもちっとした食感も良い具合です。
春巻きは皮のカリッとした食感が最高で、中の餡も旨味が効いていてなかなかここの春巻きを超える春巻きには出会えないのですが、1皿の量が多くて今日の様に大人数でないとなかなか頼みにくいです。
更に紹興酒のボトルを追加し、チマキと海老炒飯を頼みました。
ここのチマキはちょっと大振りで、竹の皮で包んで確り蒸してあるので香りが良くもっちりとした食感も良く、豚の角煮と干し椎茸、干しエビの風味が混然としていて、このチマキより美味いチマキにはなかなかお目にかかれません。
エビ炒飯は大振りのむきエビがゴロゴロと表面を覆っていて、旨味が半端なくこれまた美味いのです。
もう歯止めの効かなくなった面々は更に紹興酒を1本頼み、腸詰めとシジミを1人前づつお替りして、すべて平らげ全員満腹となり、皆な満足して終了となりました。
ここの台湾料理は、味自体はそれほど濃い訳じゃないんですがコクと旨味がとにかく強く、相も変わらず美味いです。
ただ、10人以下では予約も受け付けませんし、週末の夜ともなれば結構平気で待たされます。
接客も愛想は悪いし、サービス精神も無いのでちょっと嫌な感じだと思われる方もいるとは思いますが、それでもこれだけ並ぶのはやはりここの料理が美味いからですね。
美味い物を食ってすっかりテンションの上がった面々は、店を出ると目の前にあったカラオケボックスに直行し、すっかり盛り上がって、止せばいいのに朝の4時まで歌いまくってしまいました。
いい歳こいて面目もありませんね!
2017/03/21 更新
2015/10 訪問
ゴルフや麻雀じゃないんだけど!
やはり年に2、3回は無性にここの腸詰が食べたくなりますねぇ。
この日は愚妻から、「今日は娘も出掛けて帰ってこないので飯作るのも面倒だし、どこかで食べて帰ろう!」とのメールを着信。
じゃあこちらの店に行こうと18時に待ち合わせです。
店は週末とゆうこともあり、既に結構お客さんが結構入っていて、入り口で人数を告げると2階へ通されましたが相変らずの繁盛振りですねぇ!
階段を昇った直ぐの一番小さな4席テーブルに陣取ったのでこの日は相席にはなりませんでしたが、店内は大きな丸テーブルが多いので二人だとほぼ他人様と相席になります。
先ずは瓶ビールを1本と腸詰、シジミのニンニク炒め、豆苗炒め、焼きビーフンとここまではいつものお約束でメニューも見ないで席に座りながらオーダーします。
それからゆっくりメニューを見ますが、もうおよそ40年間値段以外は一切変わっていませんねぇ。
品出しは早いのでビールを1本飲みきらないうちに、全て揃うのでその時点で紹興酒のボトルを頼み、夏でも冬でもロックでいきます。
更にモヤシ炒めと、愚妻がここに来ると必ず頼む海老炒飯を注文して、この日のように2人だともうこれが限界です、ってゆうか頑張ったほうです。
粽も大根モチも、春巻きも食べられないので本来は最低でも4人くらいで来たいところですね。
誰か付き合ってくれる人がいれば、年内もう1回行っときたいところです!
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(常用)益々高まる依存度! 2014年12月
この日は、愚妻の仕事の同僚のお嬢さんと自分の友人、計4人で忘年会です。
このところ、年に数回このメンバーで飯を食うパターンになっていて、いつもは愚妻の職場の近くの新橋方面が多いのですが、今日は美味い台湾料理を食いに行こうと態々渋谷に集合です。
いつもは二人で利用することが多いので品数をなかなか沢山頼めないのですが、今日は4人なのでいつもより更に色々食べられそうで楽しみです。
先ず生ビールを頼みながら腸詰×3とシジミ×2を注文します。
ここまではメニューを見る必要も無く、システム化している入店から席に着くまでの一連の動作のようなものです。
ビールで乾杯し、メニューを物色することも無く、紹興酒をボトル頼みでロックで飲む用意をしてもらいます。
その上で、豆苗炒め、焼きビーフン、大根モチ、春巻きを頼みました。
更に紹興酒のボトルをお替りしましたが、お嬢さんは紹興酒の味が御気に召さないようでなかなか酒が進みません。
そうなるとこの店には焼酎も無ければ、普段お嬢さん御用達のグレープフルーツサワーなんて気の利いたものも無いので困ってしまうところですが、ジンジャーエールがあったのでそれをもらい、紹興酒と1対1くらいで割って飲ませると美味しいと言って飲み始めたのでヤレヤレです。
ジンジャーエールの味と甘味が、紹興酒の癖のある味を見事に調和させながら飲みやすく変えてくれる様ですね、発見です。
更に、モヤシ炒めと、五目ソバ、愚妻の大好きな海老炒飯を頼み、いつも通り美味しく完食させて頂きました。
この店は、今年も5回ほど使わせて頂きましたが、今回も店員さんの愛想の無い対応振りに初めてだったお嬢さんはビックリしてました。
それでもここの料理は美味いし、特に腸詰は自分にとっては習慣性の強い薬物のように依存度を高めていますね。
来年もやめられそうに無さそうです!
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(常訪)アサリよりでっかいシジミ! 2012年11月
この日は友人と溝の口で待ち合わせをしていたのですが、急にここの腸詰が食いたくなって、急遽渋谷待ち合わせに変更です。
17時過ぎと時間も早かったので楽勝で入店出来ましたが19時くらいだと大体満席になり、並ぶ場合もあります。
2階の奥の小さい丸テーブルに二人で陣取り、紹興酒をボトルで注文と同時にいつもの様に腸詰とシジミを頼みます。
紹興酒で乾杯しつつ、春巻き、焼きビーフン、豆苗炒め、冬瓜スープ、豚耳、チマキ、大根餅と二人とは思えない程の大量発注です。
ここの春巻きは好きなんですが1皿5本で、しかも1本が結構大きくボリュームがあり過ぎるので、二人だとキツイのですが如何しても食いたいので残す覚悟で注文してしまいます。
これはバラ売りしてくれると有難いですねぇ、今回も残念ながら1本残してしまいました、ごめんなさい!
今回、特筆すべきはシジミで、過去35年この店に通ってきましたが最大級の大きさで、一般的なアサリより大きいくらいでした。
食べ応えもあり味も美味しいものでしたが、残った汁も淡白な味付けの焼きビーフンにぶっかけて美味しく頂きました。
お行儀は悪いですが、この食い方は止められませんねぇ!
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台湾は島だけどまったり大陸的! 2011年 9月
何か久しぶり、半年以上開いてしまったのは初めてかもしれません。
折角の休みなので映画でも観に渋谷に出ましたが、そうなるともうこの店しかありません。
映画見ながらも腸詰やシジミで頭ん中いっぱいで、エンドロールも早々に駆け付けました。
店は流石に混んではいましたが、1階の大きな丸テーブルに当然の如く相席です。
先ずは席に着くと同時にビールと腸詰を注文します。
それらが来る間、久しぶりだったので見知ったメニューを見直しますが、これもまったく何十年も代わり映えしません。
ビールで乾杯ののち、シジミ、空芯采炒めと共に紹興酒と氷を注文し、本格的スタートです。
まず、腸詰ですが今回以前より少ししょっぱい感じがしました。
なので、いつもはタップリつける辛し味噌も、今日はちょっと控えめです。
この辛し味噌もこの店オリジナルのもので、色んなもんに合うので大好きなんですが、今日のはいつものよりちょっとユルイ感じです。
空芯采炒めもこの店に来ると必ず頼みますが、いつものものに比べ火が入りすぎでシャキシャキ感が少ないです。
今日のシジミはアサリみたいにでかくて、食べ応えバッチリですが、シジミの大きさだっていつも同じじゃありません、もっとちっちゃい時だってあります。
このように書くとこの店の評価を下げそうですが、そんなちょっとの違いなんてこの店ではどうでも良いのです。
いやむしろ、そんなことが些細なことと思うその感覚こそがこの店では大事だし、それでもここの腸詰もシジミも世界一美味いことになんら変わりはないのです。
このアバウトな感覚とこの店の料理の圧倒的存在感のまえでは、そんなことは全然問題無いことなのです。
なかなか伝わりづらいと思いますが、この感覚を理解しないとこの店の良さは解らないかもしれません。
その後、焼きビーフンにシジミの汁と辛し味噌をぶっかけて、海老チャーハンに五目旨煮の餡をちょっと付けて食い、残った紹興酒のためにアワビの煮込みを頼んで、緩々と相席の他人様の会話を聞くともなしに盗み聞きして肴にしつつ、まったりと満足の夕飯でした。
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時の止まった場所! 2010年5月
道玄坂から東急本店の方に抜ける、ちょっと怪しげな細い路地にあります。
外観はレンガ造りっぽく年期も入っていてちょっと渋い感じです。
店内は1階にカウンターもちょこっとありますが、1階、2階、地下とも中華の中央が回転する6人掛けほどの丸テーブルが主体です。
したがって2~4人程度の少人数の場合は、基本的に相席になります。
親父に連れられて最初に行ったのは、もうかれこれ30年以上前になります。
中華料理とゆうカテゴリーのなかで、台湾料理とゆうものを初めて食したのもこの店です。
当時は、従業員も殆ど中華系で、ほんとに異国情緒みたいなものを感じて興奮したのを覚えています。
それ以来、年に2~3回は訪れますが、味も店のたたずまいや雰囲気も殆ど変わっていません。
親父はもう十数年前に他界しましたが、ここに来ると時が止まったようで、今でも親父と一緒に紹興酒を飲んでるような気分です。
この店の接客についてなんだかんだ言うでしょうが、そんなことを気にしてはいけません!
そもそもそうゆう店じゃないんです。台北の裏路地にあると思えばそんなもんです。料理は確実に美味いんですから。
すぐ目に付くのは自家製の腸詰をカウンターと厨房の間に、暖簾みたいにぶら下げています。
まずは前菜として、この腸詰めを必ず頂きます。
独自の香辛料の香りと、ちょっと甘めの腸詰にパクチーと白葱を薬味にしては、備え付けの甘辛の味噌だれをつけて食べるのが最高で、台湾でもこれほど美味いのはお目にか掛かれません。
ニンニクの利いた大粒のしじみ、干しエビの香り豊かな大根餅、竹皮と干しエビ 干しシイタケ風味の粽、青菜(空芯采もしくは豆苗)炒め、締めの焼きビーフンでいつものフルコースです。
春巻きや各種麺類、チャーハン等の定番物から、豚耳、干しナマコ等いかにも台湾物まで品数も豊富で何を食べても凄く美味いです。
やべぇ、また行きたくなってきた。
2015/10/30 更新
この日は渋谷のレンタルオフィスを借りて 仕事仲間4人で打ち合わせでしたが、17時に終了し さて渋谷ですからねぇ、久し振りにこちらで台湾料理でも食うとしましょう。
丁度、健食の下請けメーカーの担当君とも話しがあったので声を掛けると、即参加とゆうことで現地集合で5人での会食となりました。
店は開店したばかりでしたが1階席は結構うまっていて、店員さんから2階へ行くよう指示されます。
2階でも良いんですが、トイレが地下なので結構大変なんですよねぇ。
まあ、空いてないんじゃ仕方ないですね、階段を2階に上がり結構奥の方の丸テーブルに案内されました。
椅子に座る前に瓶ビール3本と腸詰2人前、焼きビーフン2人前、シジミ(ニンニク炒め)2人前を、メニューも見ずに注文です。
早速ビールで乾杯してスタートです。
腸詰は確りした複雑な旨味と八角の甘味等が濃厚で、いつ食べてもこれは外れなく美味いです。
細切りの葱や、刻んだパクチーを添えて、テーブルのポットに入った辛味噌を付けて食べるともうこの店に来た目的の半分は済んだような気になりますね。
私的には、間違いなく世界一美味い中華の腸詰です!
焼きビーフンは直ぐに出されましたが、これはシジミが来るまでお預けです。
シジミはニンニク醤油炒めで、今日のシジミは まあ普通サイズですね。
このシジミも日によって凄く小さい時も、大きい時もありますが、やっぱり大きい方が食べ応えもあり美味いですが、飽くまで その日の仕入れ次第で運ですね。
結構ニンニクが効いていて、シジミの殻を手で摘まんで口で身だけを取り出しどんどん頂きますが、シジミの旨味で手が止まりませんねぇ、当に無限シジミって感じで凄く美味いです。
このシジミ炒めの皿の底に、ニンニクや醤油、それに炒めた際にシジミから滲み出たエキスがスープ状になって溜まっているので、これを先に来た焼きビーフンにぶっ掛けて、良くかき混ぜて頂きます。
この焼きビーフンは味付けが凄く淡白で、テーブルの辛味噌を付けながら食うとゆう方法もあり、それはそれで美味いのですが、このシジミのエキスたっぷりの出汁を掛けると、ビーフン自体がそれを吸い込み見事な味付けになります。
これでこその焼きビーフンなので、この2品はいつもセットで頼みます。
ビールの後は紹興酒ですね、5年物をボトルでもらいロックで頂きます。
料理は追加で空心菜炒め2人前、春巻き1皿をお願いしました。
この日の空心菜炒めは、シャキシャキの食感が残っていて良い歯応えで、いつもの様に油のコクが深く旨味が濃くて美味いです。
ただこれも日によってちょっと炒め過ぎで くたっとしてしまっていたり日によってマチマチです。
これはかなりの強火で短時間でサッと炒めるので、10秒早くても火が通らないし、10秒遅ければ炒め過ぎだし、なかなかビシッと決めるのは難しそうですね。
しかもこの油のコクや、そもそもこの火力は家庭では絶対に出来ないので、店でしか食べられない味ですね。
春巻きは結構1本が大きいのですが、それが初めから1皿5本なので、少人数では頼めません。
今日の様に5人いれば理想的ですね。
この香ばしく揚がった皮が凄くパリパリで、この食感は何物にも代え難いですねぇ。
餡も豚肉や筍、椎茸、葱等の細切りを中華出汁の片栗粉で粘性を出したものに絡めた普通の物ですが、出汁が美味いので凄く美味く感じますね。
更に紹興酒のボトルのお替りと、酢豚、モヤシ炒め、腸詰2人前お替りをお願いしました。
酢豚は、ちょっと大き目の小口切りした豚モモ肉にコロモを付けて揚げて、それに油通しした玉葱、ビーマン、人参、椎茸等と炒めて、甘酢の中華餡に絡めたものです。
豚肉の揚げたのが食べ応えがあり、コロモに甘酢の餡が吸い込む感じが良いですねぇ、
酸味も優しく、出汁の旨味が濃くて美味いです。
モヤシ炒めはモヤシとニラ、豚肉、木耳等を強火でサッと炒めたもので、油のコクと旨味、それにちょっと太いモヤシの生感を残すぐらいのシャキシャキの歯応えが絶妙です。
〆に肉ちまき2つと大根餅1皿をお願いしました。
肉ちまきは豚の角煮や椎茸を、旨味たっぷりの中華出汁で炊き上げたモチ米の中に入れ、笹皮で包んで蒸したもので、ここでは皮を取って飴色のモチ米のおにぎりみたいなのが皿にのせて出されます。
モチモチの食感と旨味を含んだ旨味、それに豚角煮の甘味や干し椎茸の出汁などが混然として深い旨味を形成しています。
大根餅は表面をカリッと炙ってあって、中はモチモチの食感と干し海老の風味が良いですねぇ。
今まで色んな店で大根餅を食べる機会がありましたが、ここのを超えるものには出会ったことが有りません。
全部食べ切って、酒も無くなったので河岸を変えようと会計しましたが、一人5,000円をほんの少し超えるくらいで、この美味い料理をこれだけ食って、酒も飲んでですから、やっぱり人数が揃うと中華飲みは効率良いですねぇ。
帰る頃には2階の満席で、トイレに行ったら地下にもお客さんを入れていました。
こんなに店員の接客が悪い店なのに、しかも10人以上じゃないと予約も受け付けないし、週末の夜でもないのに この人気風振りは流石ですねぇ!