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佐久間北大の外食生活日誌
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佐久間北大 (60代後半・男性・神奈川県) 認証済
この口コミは、佐久間北大さんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。
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1回
夜の点数:4.5
2019/07 訪問
認識を改めさせられる蒲焼!
今年の梅雨は日照時間も短く涼しい日が多いですが、それでももう7月も中旬でそろそろ土用の丑も近づいてきました。鰻屋が混む時期の前に食っておこうとゆうことで、鰻なんて精々年に2、3回しか食わないんですから、1回くらいは名店に行ってみようと愚妻を伴い鰻の老舗としてあまりにも有名なこちらの店を訪れました。 大江戸線の築地市場駅から昭和通りに出る手前左手のビルの谷間のような場所に、純和風の渋い如何にも老舗感漂う佇まいの店構えです。 17時に入店し予約の旨を伝えると、入って左手に在るホールの一番右奥の2席テーブルに案内されました。時間も早く先客は1名だけでしたが、意外と空いていて驚きました。 先ずは瓶ビールの小瓶をもらい乾杯でスタートです。メニューを物色して、イカの雲丹和え、ハラスの南蛮漬け、うまき、うざくをお願いし、愚妻が日本酒、自分は和ら麦(麦焼酎)の水割りを頼みます。 2杯目からは自分が麦焼酎のロック、愚妻が熱燗を頼みましたが、酒の種類は少なく、銘柄も当たり障りのないものです。 イカの雲丹和えは、生イカを刺身状に切って軽く塩をした雲丹で和えたもので、雲丹のマッタリ感が良く雲丹とイカの組み合わせは非常に相性が良いですね。 ハラスの南蛮漬けは、鮭のハラスに小麦粉を塗して揚げたのをまろやかな酸味の出汁酢に浸したもので、ハラスの脂が酸味でサッパリしてこれ凄く美味いです。ハラスのこんな食べ方は初めてでしたが、かなり気に入りました。 うまきは通常3つにカットして出すようですが、こちらが2人だったので4つに切り分けてきてくれました。中の蒲焼はフワフワで薄味なので玉子の甘みも感じられて、かなり完成度の高さを感じられる美味さです。 うざくは、これも酢の物とゆうよりは出汁の旨味の方が強いくらいのほんのりとした酸味で、鰻の香ばしさも良く非常に上品で上質の美味さです。 そろそろ鰻を頼もうとメニューを見ますが、この店は鰻重は無く、鰻丼のAとBだけです。鰻丼はAとBがあり、鰻の大きさが異なります。大きな方のBでも2,900円と3,000円を下回るリーズナブルな値段だったので、Bにしてみました。鰻は多少時間を要すると思い、鴨ロース煮もお願いしました。 鴨ロース煮は多分、合鴨の胸肉を1本まんま沸騰させないくらいの低温でゆっくり煮て味を浸みさせてそれをスライスしているようですね。レアっぽく赤い色が残っているにも関わらず、確り火は通っていて、しかもジューシーで柔らかく絶品です。 そして待つこと15分くらいでしょうか、漸く出てきた鰻丼は黒塗りの大きな椀に確りご飯を盛って、その上に1尾分の鰻の蒲焼が上下にカットして並べられています。鰻の身は結構厚めでフワフワで、このタレがかなり薄味で上品な美味しさです。その分、鰻自体の味も確り味わえ、この鰻の上質さがうかがえます。ご飯にもタレが確り絡んでいますが、この薄味のタレがしつこくなくて実に良い塩梅です。自分では鰻のかば焼きはちょっと甘い強めのタレがご飯に合っていて好きだと思っていましたが、この鰻丼を食ったらもう鰻の蒲焼はこれが正解なんじゃないかと、ちょっと認識が改められましたね! しかもこれだけ飲み食いしても一人7,000円程度とは、この雰囲気や料理のクオリティを考えれば驚きのリーズナブルさですね。帰る頃には7割がた席は埋まっていて、残りの空いた席も予約が入っているようですので、この店を利用する際は絶対に予約が必要ですね。店を出ると19時前で、もうこの時期はまだ明るい時間です。これはこのまま帰る訳にも行きませんねぇ、とは言え満腹だし如何したものかと新橋方面に放浪の開始です!
2019/07/28 更新
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日本酒あり
焼酎あり
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今年の梅雨は日照時間も短く涼しい日が多いですが、それでももう7月も中旬でそろそろ土用の丑も近づいてきました。
鰻屋が混む時期の前に食っておこうとゆうことで、鰻なんて精々年に2、3回しか食わないんですから、1回くらいは名店に行ってみようと愚妻を伴い鰻の老舗としてあまりにも有名なこちらの店を訪れました。
大江戸線の築地市場駅から昭和通りに出る手前左手のビルの谷間のような場所に、純和風の渋い如何にも老舗感漂う佇まいの店構えです。
17時に入店し予約の旨を伝えると、入って左手に在るホールの一番右奥の2席テーブルに案内されました。
時間も早く先客は1名だけでしたが、意外と空いていて驚きました。
先ずは瓶ビールの小瓶をもらい乾杯でスタートです。
メニューを物色して、イカの雲丹和え、ハラスの南蛮漬け、うまき、うざくをお願いし、愚妻が日本酒、自分は和ら麦(麦焼酎)の水割りを頼みます。
2杯目からは自分が麦焼酎のロック、愚妻が熱燗を頼みましたが、酒の種類は少なく、銘柄も当たり障りのないものです。
イカの雲丹和えは、生イカを刺身状に切って軽く塩をした雲丹で和えたもので、雲丹のマッタリ感が良く雲丹とイカの組み合わせは非常に相性が良いですね。
ハラスの南蛮漬けは、鮭のハラスに小麦粉を塗して揚げたのをまろやかな酸味の出汁酢に浸したもので、ハラスの脂が酸味でサッパリしてこれ凄く美味いです。
ハラスのこんな食べ方は初めてでしたが、かなり気に入りました。
うまきは通常3つにカットして出すようですが、こちらが2人だったので4つに切り分けてきてくれました。
中の蒲焼はフワフワで薄味なので玉子の甘みも感じられて、かなり完成度の高さを感じられる美味さです。
うざくは、これも酢の物とゆうよりは出汁の旨味の方が強いくらいのほんのりとした酸味で、鰻の香ばしさも良く非常に上品で上質の美味さです。
そろそろ鰻を頼もうとメニューを見ますが、この店は鰻重は無く、鰻丼のAとBだけです。
鰻丼はAとBがあり、鰻の大きさが異なります。
大きな方のBでも2,900円と3,000円を下回るリーズナブルな値段だったので、Bにしてみました。
鰻は多少時間を要すると思い、鴨ロース煮もお願いしました。
鴨ロース煮は多分、合鴨の胸肉を1本まんま沸騰させないくらいの低温でゆっくり煮て味を浸みさせてそれをスライスしているようですね。
レアっぽく赤い色が残っているにも関わらず、確り火は通っていて、しかもジューシーで柔らかく絶品です。
そして待つこと15分くらいでしょうか、漸く出てきた鰻丼は黒塗りの大きな椀に確りご飯を盛って、その上に1尾分の鰻の蒲焼が上下にカットして並べられています。
鰻の身は結構厚めでフワフワで、このタレがかなり薄味で上品な美味しさです。
その分、鰻自体の味も確り味わえ、この鰻の上質さがうかがえます。
ご飯にもタレが確り絡んでいますが、この薄味のタレがしつこくなくて実に良い塩梅です。
自分では鰻のかば焼きはちょっと甘い強めのタレがご飯に合っていて好きだと思っていましたが、この鰻丼を食ったらもう鰻の蒲焼はこれが正解なんじゃないかと、ちょっと認識が改められましたね!
しかもこれだけ飲み食いしても一人7,000円程度とは、この雰囲気や料理のクオリティを考えれば驚きのリーズナブルさですね。
帰る頃には7割がた席は埋まっていて、残りの空いた席も予約が入っているようですので、この店を利用する際は絶対に予約が必要ですね。
店を出ると19時前で、もうこの時期はまだ明るい時間です。
これはこのまま帰る訳にも行きませんねぇ、とは言え満腹だし如何したものかと新橋方面に放浪の開始です!