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佐久間北大の外食生活日誌
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佐久間北大 (60代後半・男性・神奈川県) 認証済
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1回
夜の点数:4.5
2019/12 訪問
そうだ、京都へ行こう!
ってことで、還暦の誕生日祝いに託けて、老夫婦二人で湯豆腐食いに京都までやって来ました。南禅寺の三門から50mほど下った右手の湯豆腐で有名な店です。17時に予約を入れて時間通りに店を訪ねると、店の前に店員さんが2人出ていて、名前を告げると小さな門に導き通され道順を案内されます。広大な店の敷地内は大きな日本庭園が広がっていて、池にはでっかい錦鯉が悠々と泳いでいます。その庭園に沿って幾棟も客間が配置されており、その一番奥の棟の入り口を入ると、仲居さんがすぐにテーブルに案内してくれます。大きなガラス窓に面したテーブル席は庭園を見渡せて良い雰囲気です。 愚妻が名物の湯豆腐を含む京界石のコースを予約しておいてくれたようで、先ず瓶ビールを1本頼むとビールと共に自家製豆乳と初冬の前菜盛り合わせが出されます。 早速 乾杯してコースのスタートです。 自家製豆乳は大豆の風味と甘味が濃厚で、まるで何か甘味料でも入っているように感じるほどです。 初冬の前菜盛り合わせは鱈の白子ポン酢、鯛の煮凝り寿司、玉子と鶏肉の真丈やエビ等の串の盛り合わせです。これは盛り合わせの盛り付けも綺麗で、白子も新鮮で確りしていながらマッタリとした感じが良く、どれも気が効いていてこのコースの期待感が否が応でも盛り上がります! お造りは本鮪の赤身と鯛で、紅白のコントラストが美しいです。鮪はねっとりとして香り良く、上質さが良く解ります。鯛はかなり熟成させている様で、ねっとりとした食感とイノシン酸の旨味が濃厚でこれも美味いですねぇ、これはもう日本酒にチェンジです。 湯豆腐は大きな鍋に1丁づつくらいのかなりのボリュームです。やはり大豆の甘味が濃厚で香りも良く、流石に京都で湯豆腐を名物にする店ですね。 かぶら蒸しは、蕪をすりおろして甘鯛の身や百合根を混ぜ片栗粉で何となく固めたような感じのモノで、やはりとろみの付いた出汁が美味いのでどうやったって美味くなります。 鯛カマの粕漬は小振りですが肉厚の鯛のカマを粕漬けにして、じっくり炙ったもので鯛の脂の甘味と粕の風味、味噌の甘塩っぱい味のバランスが良く美味いです。 豆腐ふ田楽は豆腐の水分を抜いて味噌ダレを乗せて焼いてありますが、これは伝統的な料理です。 蟹の金糸絹田巻きと青さ海苔寄せの黄身酢かけは酢の物になりますが、酢味噌としてもまろやかで優しい味です。蟹の身を玉子の薄焼きで巻き、更に薄切りにした大根で巻いて蒸しあげてありますが、小さい割りに蟹の風味が強く美味いです。それにアオサを寒天で固めたのと一緒に酢味噌仕立てになっていて、繊細な仕事振りが伺えます。 季節の炊き込みご飯は鯛出汁でしょうか、旨味が強くみじん切りにした油揚げや人参、特に牛蒡の風味が良く効いていて美味いですねぇ。 赤出汁はワカメと麩で、香物は水菜、柚子大根、しば漬けと うーん、如何にも京都っぽい感じが良いですねぇ。 最後のデザートの抹茶ムースとガトーショコラまで全て頂いて完食でした。 いやぁ、豆腐の美味さは言うに及ばず、料理はどれも素材の良さと繊細な仕事振り、何より出汁の美味さでどれも外れがありません。窓から見える日本庭園や天井の高い広々としたゆとりのある店内は雰囲気が最高で、仲居さん達のサービスも洗練されていて申し分なかったです。ましてや上品にまとめていながら、確り満腹になるボリュームも申し分なく、最初はどうせ上品にちょこっとづつしか出てこないだろうから、ホテルに戻る前にラーメンでも食って帰ろうなんて言ってたのがとんでもない話でしたね。 日本酒もちょっと頂きましたが満腹過ぎてもう足が前に出ず、蹴上駅まで歩くのも大変でした。もう真っ直ぐホテルに帰って休みましょう!
2019/12/15 更新
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日本酒あり
焼酎あり
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カウンター席
ソファー席
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ってことで、還暦の誕生日祝いに託けて、老夫婦二人で湯豆腐食いに京都までやって来ました。
南禅寺の三門から50mほど下った右手の湯豆腐で有名な店です。
17時に予約を入れて時間通りに店を訪ねると、店の前に店員さんが2人出ていて、名前を告げると小さな門に導き通され道順を案内されます。
広大な店の敷地内は大きな日本庭園が広がっていて、池にはでっかい錦鯉が悠々と泳いでいます。
その庭園に沿って幾棟も客間が配置されており、その一番奥の棟の入り口を入ると、仲居さんがすぐにテーブルに案内してくれます。
大きなガラス窓に面したテーブル席は庭園を見渡せて良い雰囲気です。
愚妻が名物の湯豆腐を含む京界石のコースを予約しておいてくれたようで、先ず瓶ビールを1本頼むとビールと共に自家製豆乳と初冬の前菜盛り合わせが出されます。
早速 乾杯してコースのスタートです。
自家製豆乳は大豆の風味と甘味が濃厚で、まるで何か甘味料でも入っているように感じるほどです。
初冬の前菜盛り合わせは鱈の白子ポン酢、鯛の煮凝り寿司、玉子と鶏肉の真丈やエビ等の串の盛り合わせです。
これは盛り合わせの盛り付けも綺麗で、白子も新鮮で確りしていながらマッタリとした感じが良く、どれも気が効いていてこのコースの期待感が否が応でも盛り上がります!
お造りは本鮪の赤身と鯛で、紅白のコントラストが美しいです。
鮪はねっとりとして香り良く、上質さが良く解ります。
鯛はかなり熟成させている様で、ねっとりとした食感とイノシン酸の旨味が濃厚でこれも美味いですねぇ、これはもう日本酒にチェンジです。
湯豆腐は大きな鍋に1丁づつくらいのかなりのボリュームです。
やはり大豆の甘味が濃厚で香りも良く、流石に京都で湯豆腐を名物にする店ですね。
かぶら蒸しは、蕪をすりおろして甘鯛の身や百合根を混ぜ片栗粉で何となく固めたような感じのモノで、やはりとろみの付いた出汁が美味いのでどうやったって美味くなります。
鯛カマの粕漬は小振りですが肉厚の鯛のカマを粕漬けにして、じっくり炙ったもので鯛の脂の甘味と粕の風味、味噌の甘塩っぱい味のバランスが良く美味いです。
豆腐ふ田楽は豆腐の水分を抜いて味噌ダレを乗せて焼いてありますが、これは伝統的な料理です。
蟹の金糸絹田巻きと青さ海苔寄せの黄身酢かけは酢の物になりますが、酢味噌としてもまろやかで優しい味です。
蟹の身を玉子の薄焼きで巻き、更に薄切りにした大根で巻いて蒸しあげてありますが、小さい割りに蟹の風味が強く美味いです。
それにアオサを寒天で固めたのと一緒に酢味噌仕立てになっていて、繊細な仕事振りが伺えます。
季節の炊き込みご飯は鯛出汁でしょうか、旨味が強くみじん切りにした油揚げや人参、特に牛蒡の風味が良く効いていて美味いですねぇ。
赤出汁はワカメと麩で、香物は水菜、柚子大根、しば漬けと うーん、如何にも京都っぽい感じが良いですねぇ。
最後のデザートの抹茶ムースとガトーショコラまで全て頂いて完食でした。
いやぁ、豆腐の美味さは言うに及ばず、料理はどれも素材の良さと繊細な仕事振り、何より出汁の美味さでどれも外れがありません。
窓から見える日本庭園や天井の高い広々としたゆとりのある店内は雰囲気が最高で、仲居さん達のサービスも洗練されていて申し分なかったです。
ましてや上品にまとめていながら、確り満腹になるボリュームも申し分なく、最初はどうせ上品にちょこっとづつしか出てこないだろうから、ホテルに戻る前にラーメンでも食って帰ろうなんて言ってたのがとんでもない話でしたね。
日本酒もちょっと頂きましたが満腹過ぎてもう足が前に出ず、蹴上駅まで歩くのも大変でした。
もう真っ直ぐホテルに帰って休みましょう!