『大エルミタージュ美術館展』食いしんぼりんさんの日記

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食いしんぼりんの食道楽

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食いしんぼりん (女性・大阪府) 認証済

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友だちが無料チケットを手に入れ、誘ってくれたので
京都市美術館まで行ってきました。

テーマが特に無い美術展だったので、行くまでは
それほど心惹かれ無かったのですが、
行けばやはり新しい発見がありますね~♪

ルネサンスからアヴァンギャルドまで美術史に沿って展示されてました。
目玉はマティスの「赤い部屋」でした。

魅入ってしまったのが2点。
1作目はルネサンスの「風景の中のクピド」。
スケドーニという全然知らない作者のものです。
宗教画のキューピッドは異常に丸々した体に大人びた顔の
アンバランスさが不気味で好きじゃありませんでした。
が、このキューピッド、何か企んでそうな瞳が
愛らしく、魅惑的じゃありませんか。

2作目は新古典派の「死の天使」
これもヴェルネという全然知らない作者の作品。
後ろの黒い人物が死の天使なんでしょうが
天に召されようとしてる美少女が、正に天使のような神々しさです。

絵はがきは買いませんでしたが
一番凄いと思ったのはレンブラントの「老婦人の肖像画」。
老婦人の精神面が見事に描き出されていて
他の肖像画との筆力の違いは圧倒的でした。
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