2回
2017/06 訪問
京都で№1のお鮨屋さんになるでしょう、いや、もうなっているかも
アルボスさんのレビューで、京都に注目のお鮨屋さんが
新しく出来たと知りました。
花見小路、一筋目を右折。以前、中華のあった場所です。
設えを完璧にリニューアルされていて、前店の面影は全くありません。
一枚板のカウンターは言わずもがな
すべてを白木で統一。天井や引き戸には麻の葉模様の組子細工を施し
冷蔵庫の木製扉は竹や梅の木の彫り物。
厨房に通じる小さな引き戸にも、トンボや蜂をモチーフにしたステンドグラスが
はめ込まれています。
ここまで凝った内装に、なかなかお目にかかれるもんじゃありません。
後述しますが、おトイレも超絶素晴らしい!
ランチは6000円 握り10貫 巻き と 13000円 握り13巻 巻き の2コース
夜は2万越えでつまみも出るそう。
始めは様子伺いで、6000円でお願いしていましたが
あまりに良かったので、途中から
13000円コースに変更お願いしました。
梅酒のロックです。氷がバー仕様ですね。
シャリは赤酢、合わせ、マグロには塩を強めの赤酢の3種。
ほしカレイ☆☆☆ 3日熟成 巷では白身で一番と言われるほどの高級魚だそう。
剣先いか☆ 甘い
かすご鯛 ☆☆☆☆☆ のけぞる~旨みの塊。
中トロ ☆☆
富山の白海老 キャビア☆ イタリア産の塩気控えめのキャビアは海老の甘さを消さないよう、香りだけ
鰹の藁炙り ☆☆☆☆☆ 香る香る
鯵 芽葱 ☆
蒸しエビ 大きなの一匹丸ごと。2口に分けていただきましたが、シャリが崩れない技術は素晴らしい☆
鮪
紫雲丹軍艦☆☆☆☆ トップブランド羽立の生雲丹。5層重ねでほぼ雲丹の贅沢さ
赤出汁
つぶ貝☆
東京べったら 口直し
煮穴子☆☆☆☆ 蕩ける~
玉子焼き フワトロ
トロ沢 ☆ 海苔が香る
元は新宿にお店を出してられたそうですが、
大好きな京都に行こうと一念発起。
東京時代に仕入れ先は確保されていたので、ネタはほとんど築地から。
昨今、関西から東京へ流出する料理人さんが多くて
寂しく思っていたところ、逆パターンはうれしいですね♪
おトイレですが、金属部分はほぼなくし、すべて木のぬくもり。
紅白のペーパーが、おもてなしの気持ちを表現。
もうボチボチ予約困難の兆し。
遠からず、全く予約が取れない日が来るのが目に見えてます。
早い目に伺っておいた方が良いですよ。
2017/07/18 更新
お昼でも高級なお鮨が食べられるで~と、旦那さんを誘って再訪。
この日も雪がチラつく寒い日だったので、夜出なくて済むのは助かる。
握り15貫と巻きの13000円コースで。
お酒は群馬の龍神と山形の楯野川。
ワカメと茗荷の酢の物
①平目 ☆
②カワハギ 肝のせ ☆☆
③墨烏賊 酢橘塩 ☆☆
④春子 ☆☆☆☆ いつもながら素晴らしい!
⑤白エビ キャビアのせ
⑥大間鮪
⑦中トロ ☆
⑧小肌 ちょっと酢がきつかったような
⑨寒鰤 ☆
⑩白魚
⑪雲丹 旬から外れているせいか、味わい食感共に今一つ。
⑫あん肝 奈良漬のせ ☆☆☆☆ 今回一番ののけぞり。
⑬車海老
⑭蒸し穴子 ☆☆
⑮玉子
干瓢巻 新香巻
赤出汁 ☆
前回は貸し切り状態でしたが、今回は4組。
それでもそこまで予約が厳しくならないのは
12席あるせいだと大将。
普通8席が多いそうで、そうなると3組が上限になるとか。
最初はほんのり人肌の温かいシャリでした。
鮪用に酢と塩が強めのシャリに変えた後、戻されますが
その時冷えて固い感じがしたのがちょっと残念。
この日は特別寒い日だったせいもあるでしょうが。
けれど春子とあん肝にはのけぞらせてもらいました♪
お昼にこんな美味しいお鮨を食べさせてもらえて
予約もそこまで厳しくない(今のところ)貴重でありがたいお店。