ma_masanさんが投稿した肉割烹 肉楽 晃虎(大阪/長堀橋)の口コミ詳細

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ma_masan (女性・兵庫県) 認証済

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閉店肉割烹 肉楽 晃虎長堀橋、日本橋、近鉄日本橋/日本料理、創作料理、焼肉

1

  • 夜の点数:4.8

    • ¥15,000~¥19,999 / 1人
      • 料理・味 4.8
      • |サービス 4.8
      • |雰囲気 4.8
      • |CP 4.8
      • |酒・ドリンク 4.8
1回目

2016/06 訪問

  • 夜の点数:4.8

    • [ 料理・味4.8
    • | サービス4.8
    • | 雰囲気4.8
    • | CP4.8
    • | 酒・ドリンク4.8
    ¥15,000~¥19,999
    / 1人

これぞ真の肉割烹

ミナミは、島之内にとびきりの肉割烹がオープンしたと聞いて、お友達と共にやってきました。

場所は、堺筋周防町の交差点をさらに東へ。
1本目の交差点を南に入ってすぐ右手にありました。

なんとこの場所は、会社のお向かいの新ダイビルに移転して来られた懐食 清水さんのあった場所‼︎
なんだかご縁を感じるなぁ。

扉を開けるといかにも割烹店なカウンターがありました。
とても明るい店内。
奥には、半個室もありました。

あらかじめ予約してくれてたお友達は既に入店しておりリザーブしてくれてたカウンター席に座らせていただきました。

今回、予約していたのは、10品 12,000円のコース料理です。

お肉料理と言うとステーキか焼肉、すき焼き、しゃぶしゃぶだったんで、とってもワクワクします。

お料理に先立ち、料理長が使用されるブロック肉を大皿に乗っけて披露してくださりました。
この日は、鹿児島産ロース、神戸牛の肩ロース、京都 平井牛のヒレ。
いずれもA5クラスでした。

いただいたお料理を整理するとこんな感じ。

一口ユッケ丼
前菜盛合せ
塩タン昆布〆
和牛のブリスケ蓮根饅頭
神戸牛の内腿雲丹乗せ
淡路島産アワビの酒蒸し 肝ソース
ビュルゴー家のシャラン鴨のサラダ
平井牛のフィレと鹿児島産牛芯のステーキ
しぐれ煮ご飯トリュフのせ
人参と新生姜のシャーベット

スターターが、ご飯ものとは、驚きましたが、その鮮やかな色にうっとり。
ユッケは、神戸牛の肩ロース。
最も美味しい部位を先に食べてほしい思いから この逸品で始めたそうです。
まろやかで思わずにんまり。
美味しさがカラダに響いて胃袋にスイッチ押された感じです(*^^*)

前菜は、ヤングコーン、鱧、鮪のづけ、剣先イカ、ミヤコホラガイの旨煮。
鱧には、フランボワーズソースが掛かり、オサレ。
鮪のづけには、キャビア〜♬
中にはアボカドが入ってました。

塩タンを昆布〆にするとは、すごい発想。
芽ネギが巻かれた赤身とそのままの霜降りと。
昆布塩が添えられ、少しだけ付けていただきました。
まろやかで上品な味わいです。

和牛のブリスケ(肩バラ)は、レアなのに、こんなに脂っぽく無いのが、不思議なほど。
それに出汁が、上品な薄味なのにコクがあって、深い味。
この出汁は、只者では無いな〜‼︎

次のお肉は、カウンターで料理長がお肉を炙っていて、何になるんだろう?と待っていたら和出汁をジュレにしてホワイトアスパラの上に内腿の炙り、その上に雲丹の盛り付け。
なんとも美しく、食べるのがもったいなくて、しばらく眺めていたいような芸術的作品でした。
今から思い返しても この日の私の1番は、この逸品かな。

日本料理にも洋食にもかなり経験があるに違いないと思っていたら やはり。
なんとあのオテルドミクニのご出身でした。
さすがですね〜!
いやいや素晴らしい。
食材の特徴をよく知り、最高に美味しい状態に持っていき、美しく演出する術を持っておられますね。
そして抜群のセンスを感じました。

次のアワビは、淡路島産。
食材にもかなりこだわりを持っておられるようです。
肝のソースは、アップルマンゴーをブレンドしているとか。
苦味がなく、まろやかなソースに仕上がってます。
お肉ばかりのコースなのかなと思いきや、折々に魚介を提供いただけるのは、ありがたいですね。
しかも質の高い食材。

アワビは、80度のお湯で10分間、低温調理されたものだそうです。
実は、私も東京のお寿司屋さんで、この調理法を教えてもらって自宅で、お肉を調理してますが、なるほどアワビにも使えるんですね〜!
食感、旨味も最高です。

このお皿もかなりな物です。
オーナーの父上が、器の収集が、ご趣味との事ですが、こちらのお店もその影響か、ハイレベルです。

そしてビュルゴー家のシャラン鴨と言えば、オテルドミクニの看板料理のひとつ。
これは、料理長が、どうしても採用したかった食材のひとつだったそうです。
カットする前の状態を見せていただきました。
こんがり焼かれてます。
これは、サラダ仕立てになって出てきましたが、中は、美しい紅色。
しっとり、ジューシーで、濃厚。
旨味が、ギュッと閉じ込められてました。

さてさて、いよいよステーキ。
フィレと牛芯の両方を少しずついただけるなんて幸せ。
良いお肉は、不思議と脂もたれがなく、すっきり嫌みのない脂なんですよね。
焼き加減も最高です。
素晴らしいです。

〆のしぐれ煮ご飯は、小ぶりの土鍋で炊き上げ、仕上げになんとトリュフ‼︎
香りがたまら〜ん‼︎
満腹なのに、サクッと食べれてしまえるんだな、これが。笑

最後のシャーベットも意外な食材。
てっきりフルーツかと思っていたら人参と新ショウガとは!
でもサッパリして、シャキッ!
良いと思います‼︎

今回、肉料理という事で、赤ワインをたっぷりいただこうと思っていましたが、前菜を見て、思わず日本酒にしました。

八海山の特別純米原酒に獺祭の純米大吟醸 磨き2割3分。

こんな銘酒を引き立てるように用意されてたのは、なんと江戸切子の中でも最高峰の華硝。
桐の箱を開けると美しい紋様のプレミアムアイテムの猪口が、ズラリ12点。
食器に目がない私は、釘付けになりました。

この中の好きなグラスで飲ませていただけるとのことで、すっかり有頂天になりました。
華硝の代表作でもある「米つなぎ」。
八海山は、あずき色、獺祭は、青色で。
サミットの時に贈答品にもなった素敵なグラスです。

また、お友達が飲んでた芋焼酎も気になりました。
松露の夏限定!
最後に少しいただきましたが、軽くないのに爽やかな仕上がりでした。

お料理だけでなく、いろんな面から感動させてもらえる。

お出汁も水出しコーヒーで使うサイフォンの大型が、壁にありましたが、なんとそれで出汁を取っていたり。

ホスピタリティも高く、いろんな角度から感動しました。

まだオープンしたばかりだそうですが、ここは、真の肉割烹ですね〜!
今後、予約取りにくくなる予感。

たいへん、美味しゅうございました。
ごちそうさまでした。

2016/07/10 更新

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