BlueSky2525さんが投稿した奈良ホテル(奈良/近鉄奈良)の口コミ詳細

レビュアーのカバー画像

”主に”和歌山市内&大阪府北部の夜のガイド♪byブルースカイにこにこ~(^○^)

メッセージを送る

BlueSky2525 (女性・大阪府) 認証済

この口コミは、BlueSky2525さんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

最新の情報とは異なる可能性がありますので、お店の方にご確認ください。 詳しくはこちら

利用規約に違反している口コミは、右のリンクから報告することができます。 問題のある口コミを報告する

奈良ホテル近鉄奈良/ホテル

1

  • 夜の点数:4.8

    • ¥20,000~¥29,999 / 1人
      • 料理・味 3.9
      • |サービス 4.4
      • |雰囲気 5.0
      • |CP 3.7
      • |酒・ドリンク 3.8
1回目

2016/03 訪問

  • 夜の点数:4.8

    • [ 料理・味3.9
    • | サービス4.4
    • | 雰囲気5.0
    • | CP3.7
    • | 酒・ドリンク3.8
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

古都奈良、、、1,000年超の歴史に思いを馳せて。。。奈良の旅 VOL.①

奈良ホテル、、、1909年(明治42年)に「関西の迎賓館」として
奈良公園内に創業。

http://www.narahotel.co.jp/index.html

皇族方が奈良にご訪問時には、ご宿泊なさるし
アメリカ大統領、イギリス王室の方々など各国要人、
ヘレンケラー、チャップリンなど世界的著名人も多数ご宿泊、
格式高い由緒あるクラシックな桃山御殿建築和風ホテルだ。

東大寺二月堂のお水取り(お松明・修二会)を
拝観&体験するためにカレシが取ってくれたお宿。

・・・・・・・・・・・・・・・・

お水取りは、752年東大寺開山の良弁僧正の高弟、実忠和尚によって始められたと
伝えられている。
つまり1260年以上一度も休むことなく続く伝統行事で
今年で1,265回目を数えるとはすごい事だ!

東大寺二月堂を、練行衆と呼ばれる修行僧が、
火の粉をまき散らしながら大きな松明を持って回る映像が有名だが
お水取りは、一日だけではなく
三月の初めころから二週間、毎日行われている。

遠く日本海の若狭からのお水送りを、迎えるお水取り。

二月堂下の若狭井(わかさい)という井戸から観音さまにお供えする「お香水(おこうずい)」を
汲み上げる儀式が行われる。

今年は3月1日から始まった2週間にわたる行。。。

3月13日未明に東大寺二月堂下の井戸から「香水(こうずい)」をくみ上げて
本尊・十一面観音に供える儀式「お水取り」があり、15日未明に満行を迎える。

行や儀式の一つが「お松明」だが、それだけでは終わらない。

お松明の後、二月堂内では、日によっては深夜三時まで
「走りの行」や「声明」、身体を激しく床に打ち付ける「五体投地」と呼ばれる
恐ろしくも激しい行が暗闇とお香の煙や香りの中で
毎夜、二週間にわたり行われているのもスゴイ! 
それが1,000年以上も毎年!!!

行の行われる「礼堂」を囲んだ「局(つぼね)」と呼ばれる場所で
我々一般客(子供も可)も拝観が出来る。
  *3月とは言え、夜になると冷え込む。
   当然、局内に暖房は無い。防寒対策は必要。
   この夜はそう寒くは無かったが、帰りのタクシーでは、6℃だった。。。

その局とは別に特別許可を得て拝観できるエリアもあるがそこは女人禁制だ。

仄かな明かりしかない暗闇の中、、、お線香の香りが漂い
声明の声とお坊様の木靴で走る音や体を打ち付ける音が響く。

その声明、、、バリトンの様な良いお声のソロがあったら
それに唱和してコーラスのようにも聞こえ、、、

当然、お経(声明・サンスクリット語)だから、言葉も意味も分らないが
何とも、心震える体験だった。

分かりやすく詳しいサイトがあったので、ご参考に☆

・・・・・・・・・・・・・・

さて、その伝統行事を拝観するために泊まった奈良ホテル。。。

本館新館があり、本館は明治・大正時代を代表する建築家、辰野金吾の
設計による重厚感のある建物、
赤い絨毯が敷きつめられた階段のあるロビーは、歴史と風格のオーラが漂う。

新館は吉野地方の建築様式「吉野建て」を採用。
全室が緑豊かな中庭に面している。

宿泊したのは、メインルームの他に控えの間、木のお風呂、、、
違い棚の床の間がある和のお部屋。
テラスからはお庭も見える快適な空間。

そして、、、妙なる静寂☆

駐車場にはそこそこの台数の車があったし
ロビーや売店にも多数の人の姿があったのに、、、
カレシと私以外に誰もいないかのように静か。。。

何とも快適だ。

・・・・・・・・・・・・・・

■ホテル内の食事は、
メインダイニング「三笠」
日本料理の「花菊」
ティーラウンジ
シガーも楽しめる「ザ・バー」

晩ご飯は外で食べたので(割烹の利光さん)
ホテル内で利用したのは、
朝食でメインダイニング「三笠」と、ティ-ラウンジ。

■メインダイニング「三笠」での朝食は
和食(お代わり自由の茶粥 or 白ご飯)、洋食。7時~9時半。2,400円(税抜)
 *こちらの茶粥は、良い香りの緑茶で炊いてあって、さらっとした食感。
 「奈良のうまいもの」郷土・特産品料理 登録商品だそう。

そして、ランチやディナーで歴代の料理長から受け継いできた伝統のフレンチが頂ける
奈良ホテル創業以来のメインダイニングだそう。

朝食は不明だが、ランチやディナーは宿泊客でなくても頂ける模様。
ランチ、3,800円~8,000円。11時半~15時。
ディナー、コースは7,000円~12,000円。アラカルトもある。17時半~21時。

■ティーラウンジはバーに併設されてて
照明を落とした落ち着いた空間、、、
ライトアップしたお庭の木々が見えるのも良い雰囲気。
遅くまで開いている(23時)のが便利。
軽くて飲みやすいシャンパンや色んなケーキなども頂ける。

詳細については、後日其々のレビューに記載予定。

部屋に用意してあったウェルカムの
サクサクして軽い食感のお和菓子や
ポットの氷一杯のお水も美味しい。

雰囲気の良さでは、神戸の北野ホテルもとっても良かったが
ここも匹敵するくらい、、、甲乙つけがたい。

接客も当然ながら行き届いたものだった。

接客は、大阪リッツカールトンに最初に泊まった時のスタッフが抜群だったが
ここも大変丁寧で、流石に世界の要人クラスをもてなしてらっしゃるだけの事はある。

また、是非とも泊まりに来たいホテルだ♪

奈良、、、修二会も奈良ホテルも、、、
何と奥深い事か、、、流石に古都と、感動~~~♡

こう言うところに連れて来てくれたカレシに大感謝だった☆


■・・・・・・・・・・・・・・・
奈良の旅 VOL.①は、ここ、奈良ホテル
奈良の旅 VOL.②は、奈良ホテル・メインダイニング「三笠」
奈良の旅 VOL.③は、奈良ホテル「ティーラウンジ」
奈良の旅 VOL.④は、素敵な割烹の利光(りこう)さん

  • 重厚感のあるエントランス。

  • 本館2階

  • 本館2階への階段からロビーを眺める。

  • 本館2階からロビーを眺める。

  • 天井も素敵♡

  • 皇族方の写真がずらり。

  • 風格のある建物で、接客も素晴らしい☆

  • 見晴らしが良い。

  • ウェルカムの和菓子。ポットのお水も美味しい♡

  • 違い棚の床の間や中庭の見えるテラスも。

  • ドアを開けたら広い控えの間もあります。ココでも寝られそう~(笑)

  • アメニティは国産。

  • 木のお風呂☆

2016/03/21 更新

エリアから探す

すべて

開く

北海道・東北
北海道 青森 秋田 岩手 山形 宮城 福島
関東
東京 神奈川 千葉 埼玉 群馬 栃木 茨城
中部
愛知 三重 岐阜 静岡 山梨 長野 新潟 石川 福井 富山
関西
大阪 京都 兵庫 滋賀 奈良 和歌山
中国・四国
広島 岡山 山口 島根 鳥取 徳島 香川 愛媛 高知
九州・沖縄
福岡 佐賀 長崎 熊本 大分 宮崎 鹿児島 沖縄
アジア
中国 香港 マカオ 韓国 台湾 シンガポール タイ インドネシア ベトナム マレーシア フィリピン スリランカ
北米
アメリカ
ハワイ
ハワイ
グアム
グアム
オセアニア
オーストラリア
ヨーロッパ
イギリス アイルランド フランス ドイツ イタリア スペイン ポルトガル スイス オーストリア オランダ ベルギー ルクセンブルグ デンマーク スウェーデン
中南米
メキシコ ブラジル ペルー
アフリカ
南アフリカ

閉じる

予算

営業時間

ページの先頭へ