2回
2024/02 訪問
8年ぶりでもさすがの開化亭
2024/02/25 更新
2015/06 訪問
2015年マイベストレストラン第1位候補
東京の「チャイニーズレストラン わさ」が大好きで、以前は月一で行ってました。
そんなわさの店主の修行元であるこちらは、まさに憧れの店でありました。
今回は10000円のコースをカウンターで。
・蛤とジュンサイと冬瓜の上湯スープ
・フルーツトマトの冷製ビーフン
・帆立と雲丹の揚げ餃子
・金目鯛の香り蒸し
・フカヒレのステーキ
・蒸しアワビと肝ソース、チンゲン菜
・仔羊のローストと太白胡麻油のマッシュポテト
・炒飯、担々麺
・杏仁豆腐、エッグタルト、凍頂烏龍茶アイス
感想としてはタイトルの通りです。
少なくとも2015年に入ってからここより満足した店はありません。
妻にいたっては「10000円のコースの中では人生で一番美味しかった」とまで言っておりました。
どの料理も嫌味なく良い食材を使い、素材の味を引き出すだけでなくさらに味を際立たせるような工夫がされておりました。
特に、藁で燻して香り付けした子羊の肉をマッシュルームとブラックペッパーのソースで食べた一皿は、これまで食べた全ての羊料理をはるかに凌駕するものでした。
今度はこの店を目当てに岐阜に来ようと思います。
東京の「フルタ」も行ってみたいけど、1人4万~らしいから貧乏人には手が出ない(笑)
2016/02/24 更新
名古屋には毎年のように来るのになかなか岐阜まで足を伸ばすことをせず、実に8年以上ぶりに開化亭を訪店した。2015年のマイベストレストランのTOP3には入れていたのに随分時間が空いてしまった。
カウンターでいただいた本日の12000円のコース内容は以下
帆立とバターの揚げ餃子
前菜盛り合わせ(自家製チャーシュー、ピータンと豆腐の胡麻ソース、鮑の紹興酒煮など)
鱈の白子とマッシュポテトの春巻き
平目と牡蠣のフリット
フカヒレステーキ 上湯スープ
煮鮑 肝とチンゲンサイクリームソース
鴨のロースト オイスターソース
〆の一品(ネギラーメン、蟹チャーハン)
杏仁豆腐
凍頂烏龍茶のシャーベット
うーむ、予想以上に美味しかった。高得点をつけたのに再訪までに時間が空いた店は、その間に自分の舌が肥えるのと、勝手に自分の記憶を美化してしまうことから2回目は期待を下回ることも珍しくないのだが、こちらは期待通りかそれ以上だった。
前菜盛り合わせは一口二口サイズのものが7品くらいあり、どれもきちんと美味しかった。今回はこの店の中では安いコースを選択したのに、きちんと素材を吟味して丁寧に調理しているのが分かった。
前半に揚げ餃子、春巻き、フリットと揚げ物が続いたものの油の切れが非常に良いのでコースの後半になっても全く重く感じなかった。
〆は普段は米はあまり食べないのだが、ここの炒飯は米にも具にも均一に火が通った理想的なパラパラ炒飯なのでもちろん食べる。
現在の物価高騰の中で、この値段でこのコースを出すのは東京では無理だろう。
次回はぜひ1年後くらいには来たいと思います。