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いぬくまのコストパフォーマンス至上主義
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いぬくま (男性・北海道) 認証済
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1回
夜の点数:5.0
2017/10 訪問
感嘆
福岡にすごい店が出来たと聞いたのは1年ほど前だったと思うが、遠方なうえに福岡にはお気に入りの店も多いので、つい後回しにしていた。今回は10月に福岡に出張する機会があり妻と訪店することにした。福岡市とは言っても中心部からははずれており、博多駅からバスと徒歩で40分かかった(タクシー推奨)。店の外観は一軒家風で、完全に周りの住宅街に溶け込んでいる。席は4席しか無いようだが、キャンセルもあったらしくこの日の客は我々のみだった。本日予約していた夜の13000円のコース内容は以下(メニュー記載そのまま)アミューズ燻子持鮎春巻き魚介と焼茄子のPasta玄海産黒鮑と対馬穴子のフランあらと白子と茸~トリュフ風味~八女上陽黒毛和牛~Sushi Style~デザート味は・・・とんでもなく美味い。しかし・・・ここまで書いておいて今更なのだが・・・料理の説明が出来ない(笑)まずジャンルが分からない。いろいろな国の調理技法を組み合わせて使っている(と思う)料理ばかりなので、他に似ている店が全く無いのだ。しかも使っている食材は地元九州のものがほとんどなので、まさに世界でここでしか食べられない料理が出てくる。さらにさらに、どの皿も料理が目の前に運ばれてくる度に感嘆の声が漏れるほどに美しい。無粋を承知で料理の説明を少しだけすると、「子持鮎」はカダイフを周りにつけて揚げた鮎に、3種類の極彩色のソース(抹茶、ビーツ、人参)を付けて食べる。和牛の寿司はイチボのローストとバルサミコ酢の酢飯から成り立っており、上にキャラメリゼされたソースがかかっている。最も美味しかったのは「アラと白子と茸」。何と具が一切ない袋入りのスープだった。全ての食材がスープに溶け込んでいるのだ。袋の口を開けるとトリュフの強い香り、口に入れるとアラと白子の濃厚な旨味、本当に至高のスープだった。ちなみにデザートはガトーショコラとフランボワーズソルベにベルギーチョコレートをかけたもの。マダムの接客も素晴らしかったのに、会計にはサービス料が含まれていなかったように思う。また福岡でお気に入りの店が増えてしまい、嬉しい悲鳴をあげた夜であった。
2017/12/04 更新
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日本酒あり
焼酎あり
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カウンター席
ソファー席
座敷
福岡にすごい店が出来たと聞いたのは1年ほど前だったと思うが、遠方なうえに福岡にはお気に入りの店も多いので、つい後回しにしていた。
今回は10月に福岡に出張する機会があり妻と訪店することにした。
福岡市とは言っても中心部からははずれており、博多駅からバスと徒歩で40分かかった(タクシー推奨)。
店の外観は一軒家風で、完全に周りの住宅街に溶け込んでいる。
席は4席しか無いようだが、キャンセルもあったらしくこの日の客は我々のみだった。
本日予約していた夜の13000円のコース内容は以下(メニュー記載そのまま)
アミューズ
燻
子持鮎
春巻き
魚介と焼茄子のPasta
玄海産黒鮑と対馬穴子のフラン
あらと白子と茸~トリュフ風味~
八女上陽黒毛和牛~Sushi Style~
デザート
味は・・・とんでもなく美味い。
しかし・・・ここまで書いておいて今更なのだが・・・料理の説明が出来ない(笑)
まずジャンルが分からない。いろいろな国の調理技法を組み合わせて使っている(と思う)料理ばかりなので、他に似ている店が全く無いのだ。
しかも使っている食材は地元九州のものがほとんどなので、まさに世界でここでしか食べられない料理が出てくる。
さらにさらに、どの皿も料理が目の前に運ばれてくる度に感嘆の声が漏れるほどに美しい。
無粋を承知で料理の説明を少しだけすると、「子持鮎」はカダイフを周りにつけて揚げた鮎に、3種類の極彩色のソース(抹茶、ビーツ、人参)を付けて食べる。
和牛の寿司はイチボのローストとバルサミコ酢の酢飯から成り立っており、上にキャラメリゼされたソースがかかっている。
最も美味しかったのは「アラと白子と茸」。何と具が一切ない袋入りのスープだった。全ての食材がスープに溶け込んでいるのだ。袋の口を開けるとトリュフの強い香り、口に入れるとアラと白子の濃厚な旨味、本当に至高のスープだった。
ちなみにデザートはガトーショコラとフランボワーズソルベにベルギーチョコレートをかけたもの。
マダムの接客も素晴らしかったのに、会計にはサービス料が含まれていなかったように思う。
また福岡でお気に入りの店が増えてしまい、嬉しい悲鳴をあげた夜であった。