令和2年6月16日(火)
55年前は将来に夢を持った英語少年でした。 アポロ11号、そして
大阪万博で同時通訳をしていた鳥飼玖美子先生に憧れ上○大学、外国
語学部を目指していた時もありました。 願い届かずで、長い間トラ
ウマとなっていましたが、それに関しては長男が37年後に解決してく
れましたよ。 そのお蔭か? 今では会社の2代目なんですが、海外
絡みの仕事では相談もなく虚仮にされている感じが強いですね。(笑)
写真の参考書は高梨健吉先生の基礎からの英語です。 中学3年生の
時に大阪の旭屋書店で購入しました。 毎日、英語漬けの英語少年で
した --- と言っても受験英語の範疇ですが、色々な参考書を読み漁っ
たものです。 理解が出来ず、不満が募る度に英字新聞、ラジオの短
波放送から自分で例文を集め、自分なりに納得できる説明原稿を大学
ノートに認めていました。
あれから50年、付け焼刃知識って吹っ飛ぶのも早いですね。 ノート
数十冊の原稿も紙魚(しみ)に蝕まれた挙句、家内に処分されてしまい
ましたよ。 それでも家には当時の参考書、辞典類(およそ百冊程度)
が他の書籍に紙魚を増殖させながらも私のベッドの周りで私の自己満
足の手伝いをしております。
結局、物にならなかったのは何ででしょう? 才能なんでしょうか?
やはり格闘技のようなスポーツ同様、"やり遂げる!"という究極の志
がない限り、駄目なんでしょうね!
私にとって学校英語は、時間とお金を空高く舞い上げて、手の届かな
い所に放り投げてしまった宝物のような物だったですね。
人生云十年間、音楽(ギター)、スポーツ(柔道、水泳)色々な事にトラ
イしましたが、何も満足し得るものを修得できなかった --- 俗に言う
"お陀仏親父"。 でも今もワインと珈琲を勉強中! これもやり遂げ
られずに終了しそうですね。(笑)