令和7年1月15日(水)
この時期になると、どこの新聞社もトピックス(?)の一つとして30年前の
大震災の話で喧しい --- と言えば被災された方々に失礼な表現ですが私も
実のところ被災者の一人なんですよ!
"問うに落ちず語るに落ちる!"という言葉がありますが、ニュースに困っ
た新聞社は軒並み震災関連の投稿記事に飛びつき賛同の嵐ですね。
今日の産〇新聞に -- 30年前私も新聞記者だったという方の投稿記事が載
っていました。 一部を拾い上げると!
Quote
私は、ある写真について、記事を書かねばならなかった。 渡された写真
には、少年が瓦礫をのぞき込むようにして立っており、後ろから少年の腕
を引く父親らしき人物が写っていた。
―中略ー
瓦礫に少年の母が埋まっており、火の手が廻ってきているのを知った母が、
少年に「行けっと!」いう声をあげていたのだ。
―中略ー
どれだけ時間がたとうとも、あの親子や、あの写真を現場で撮ったカメラ
マンの気持ちを思い出す度、癒える事のない慟哭で、今でも涙が止まらな
い。
Unquote
この記事は要点のみを抜き取ったのですが、この内容で、はたと気づかれ
ることはありませんか? 少なくとも、その現場に生きて母親を眺めてい
る親子とカメラマンが居たのは事実! 身内の被災に呆然としている親子
の気持ちは納得できますが、写真を撮る手を止めて第三者のカメラマンが
主導して、なして3人でがむしゃらに助けようとしなかったのでしょう?
また最近、テレビニュースで交通事故の現場、運転席でぐったりしている
人の写真を撮っているカメラマン(?)がいました。 その時の言葉、"今に
も引火しそうな状況です。 でも救急車がまだ到着していません!"なんて
抜け抜けと言ってカメラを回し続けているんですよ! そうする前にお前
たち報道関係者が身近にたくさんいるんだから、お前らが手分けして助け
んかいと思いましたが、 皆さんどう思われますか?
お隣の半島、大陸の人の事をとやかく言う報道関係者の皆さん、"先ず隗
より始めよ!"じゃないですかね?
記事:朝晴れエッセー(1月15日)