『神戸のソースを語る』食いしん坊おやじさんの日記

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食いしん坊おやじ (70代以上・男性・神奈川県) 認証済

日記詳細

神戸のソースに思う
神戸は、明治から外国の西の玄関口でした。
そんな街には、昔からハイカラなものが外国から沢山入って来ました。
日本初めてのゴルフコース、ビザもそうでした。
私の子供の頃(昭和30代)には、パン屋さんに既にフランスパンが売っていました。
チョコレートやケーキは、美味しい老舗がいっぱい!(o^^o)

そんな時代背景の中で、庶民の中で育って行ったのがソースの文化です。
神戸には、昔から沢山のソース工場があり、
そこに「お好み焼き」と言う関西独特の文化と一緒に育って、お好み焼き用の美味しいソースが沢山造られました。
お好み焼きは、ソースを食べる文化と言われる程に、お好み焼きには切っても切り離せない大切な調味料です。

神戸のお好み焼きやさんのソースは、ばらソース、オリバーとんかつソース、ブラザー、プリンセス、メリーニッポンなどなど、
特に長田には、日本のソース第1号の「日の出ソース」があり、当時のお好み焼き屋さんの大半が使っていました。
更に、オリバーソースや ばらソースなどは、お好み焼きの生地や焼きそばに 振掛ける「鯖節」には 、とても良くあって最高の美味しさを出していました。
また、神戸は言わずと知れた牛の産地、牛の筋肉を入れたモダン焼き発祥の長田では、やや辛口のオリバーとんかつソースを掛けて絶品のお味が出ていました。

小学生の頃、学校が午前中に終わる土曜日に自宅に帰ると、
お袋とおひつに入った冷めたご飯をザルに入れてを布巾を被せて、お好み焼き屋さんで ばらソースやオリバーとんかつソースで焼き飯を焼いてもらいます。
ソースの香ばしさと鯖節の美味しさは、今でも忘れません。

そして隣のお客さんが、
「残ったご飯が少ないから〜 おばちゃん、焼き飯にソバ入れといて〜」 と言ってたのが、今の"そば飯"ですよ。
色々なお好み焼きとモダン焼きを食べましたが、モダン焼き+牛スジ肉+鯖節+ばら 又は オリバーとんかつソース が絶品でしたね。

昔の神戸のお好み焼き
神戸では、お好み焼きに鰹節を使いません。
お好み焼きの具は、生地と混ぜ混ぜしません。
具材は、生地の上にピザの様に載せていきます。

モダン焼きの生地は、キャベツなどは入れません。メリケ粉を出汁で溶いたクレープ風の生地の上に、焼きそばを乗せるのです。
お好み焼き、モダン焼き、焼きそば、全てテコで食べます。
こんな お好み焼きやさん、徐々に少なくなったかなぁ〜
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