『中欧4か国巡り旅行記① ウィーン編その1』トントンマンさんの日記

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日記詳細

下の娘の大学合格祝いと私の還暦前祝いを兼ねた家族旅行は、家内の希望で、中欧4か国巡りのツアーに出かけることになりました。
私と長女はちょっと遅い夏休みを取り、9月の上~中旬に6泊8日の日程での旅行を計画しました。
しかし、私は誰しもが認める雨男。
ツアーのしばらく前から長期予報が気になってチェックしたところ、ずっと雨予報で、家族かれ恨まれました。
ようやく直前になって日程後半には若干回復予報も見られたものの、全体に低調な状況は変わらず、この面では、不安を抱えながらの旅立ちとなりました。
天気と言えば、折しも、台風15号が関東地方に上陸の気配を見せている日に、台風から逃れるようにして成田空港から飛び立つことになりました。

成田からウィーンへはオーストリア航空の直行便があり、予定飛行時間は12時間(到着予定時刻18時35分)でしたが、予定よりも大幅に早い現地時間17時半過ぎにはウィーン空港に着陸しました。
この日は、ホテルへ直行して寝るだけ。
郊外にあるホテルで、正直上等なホテルではありませんでしたが、朝食バイキングはなかなか良かったです。
ウィーン滞在経験のある方から、ウィーンのホテルは、全体に朝食ブッフェが美味しいと聞いていたのですが、まさにその通りでした。

翌日は丸1日ウィーン観光。
朝8時半にホテルを出て、シェーンブルン宮殿、王宮、美術史美術館などを見学。
第一次世界大戦で崩壊するまで650年の長きに渡って中欧に君臨してきたハプスブルク家の栄光の時代を目の当たりにしました。
しかし、650年ってすごいですよね。
日本で言えば、鎌倉時代中期から大正7年までということになります。

ランチの後にうかがった美術史美術館ではルーベンスやブリューゲルの作品も素晴らしかったのですが、絵画だけでなく建物の見事さも特筆もの。
館内には、世界一美しいと言われるカフェがあり、ガイドさんの案内で1時間くらい見学した後はそちらで一休み。
自家製ザッハトルテとカプチーノをいただきました(詳しくはカフェのレビューを後日アップします。)。

夕食後は、ウィーンらしく宮殿コンサート。
モーツァルトとヨハン・シュトラウスの曲を中心に楽しみ、ホテルへ戻ったのは22時を回っていました。

心配された天気の方は、かなり晴れ間も出て快適な陽気で、旅行初日はとても順調なスタートとなりました。
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