『中欧4か国巡り旅行記③ ブラチスラバ編』トントンマンさんの日記

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旅行5日目は、プラハを朝出発して、バスでスロバキアの首都ブラチスラバに向かいます。
ブラチスラバは、1993年にチェコスロバキア共和国から分離独立した主権国家の首都ですが、長い間ハンガリーの支配下にあった歴史がある街です。

シンボルのブラチスラバ城は、ローマ帝国時代の砦から始まった城で、最も栄えたのは18世紀のマリア・テレジアの時代です。
1740年にマリア・テレジアがハンガリーの女王となった際、王国の貴族たちにオーストリアとハンガリーの両方に住むことを約束し、その約束を守り、多くの時間をこの城で過ごしました。
その際、城を宮廷としてふさわしいバロック風に改築しました。
白とオレンジの美しい外観は、真っ青な空に良く映えます。
プラハの初日後半から急速に天気が回復し、この日は快晴で迎えたのですが、快晴でなければこの素晴らしい景色は拝めなかったと思うとラッキーでした。

ブラチスラバでのランチは、スロバキア風ニョッキの「ハルシュキ」という料理が前菜に出されましたが、これがクリーミーでとても美味しかったです。
メインの鳥料理はまずまずと言ったところでした。

ブラチスラバからブダペストまでは国際特急列車での移動になります。
プラハ始発のこの列車、ほぼ定刻にブラチスラバに到着しました。
特急列車と言っても、電気機関車が引っ張る客車タイプのもの。
2等席は4人ボックスシートで、座り心地は日本の東海道本線と同じくらいですかね。
それほど揺れはしませんでしたが、あまり上等な感じもありませんでした。

ブダペストの到着駅は、ブダペスト西駅。あの世界一美しいマクドナルドがある駅ですが、この日は、寄り道は許されず、レストランへ直行となりました。

そのディナーは、珍しいブロッコリーのフライ、グラーシュ(ハンガリー風ビーフシチュー)、デザートのピーチパイという内容でしたが、なかなか美味しかったです。

天気予報は、これから先も好天が続く予報に変わりましたので、旅行終盤戦を楽しみにしつつ早めに床につきました。
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