『テレワークについて考える』トントンマンさんの日記

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トントンマンの“B級”の目線

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日記詳細

この日記の内容は、2021年12月訪問の「チョップスプーン ガパオキッチン シャル 横浜店」の冒頭に記載していたのですが、下書き戻しにあったため、こちらに転記しておきます。
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正月休みは今年もあっという間に過ぎてしまいました。
休みの間は、日頃落ち着いて考えることの出来ないことを考えることが出来る貴重な時間という意識は持っているのですが、今年は、今話題のテレワークについてちょっとばかり考えてみました。

私の職場でも2020年の新型コロナの緊急事態宣言を機に取り入れたテレワークですが、当初は、仕事が出来る環境を整えることよりもまずは「職場に出勤しないこと」を優先するまさに”なんちゃってテレワーク"から始まったわけです。
それがその後、コロナ禍に関わらない恒久的な制度として位置付けることとあわせて自宅でも仕事が出来る環境を整えたことで、今はかなり機能し始めたと思っています。

正直言って今の私の職場はいわゆる業務の守備範囲もそれほど広いとは言えないのでそれであまり問題も起こらずに十分に成り立っているわけですが、世間一般の企業や役所では、色んな業種の人がいるなかで、なかなかテレワークが進まないという声も聞かれます。
また、いわゆるテレワーク先進と言われている企業においても、強行導入したことの副作用というべきなのか、テレワークのデメリットが顕在化しているという人事部署の意見もよく聞くところであり、とりわけ社員のサボりが問題視されているとの指摘は聞き捨てならないですよね。
と言うのも、折しも日本の労働生産性(労働者一人あたりが生み出す成果)が先進国の中でも低位にある(公益財団法人日本生産性本部が公表した数値によれば2020年の労働生産性は、OECD加盟38か国中23位で、データ取得可能な1970年以降で過去最低となった由)との報道がなされている中ですので、社員のサボりがこれ以上進むと日本企業の競争力が益々低下することに直結し、やれ働き方改革だなどと浮かれている場合ではないということになりますよね。
ご丁寧に食べログでもテレワークをいいことに仕事をサボっている実態を開陳しておられる方がいるのでおめでたいことだと思います。
食べログって仕事を犠牲にするくらいのめり込む価値のあるものなのでしょうか?
レビュアー同士の競争心理につけ込む食べログの戦略に乗せられていること(要は利益を得ているのは食べログ本部だけということ)に気づけば、普通の人であれば我に返ると思うのですけどね。
宗教ではありませんが、のめり込むということはほんと怖いものです・・・
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