レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
1位
1回
2016/08訪問 2016/08/30
(2016年8月訪問)
当店は久々の再訪レビューになりますが、実は、この間、二度ほど利用していたのです。
ただ、そのいずれもがちょっと写真の撮影などは憚られるメンバーでの宴席でしたので、レビューは見送っておりました。
なので、今回久々のレビューということになります。
この日は、帯広時代の旧知の仲間とサシで一杯飲ることになりました。
私が短期間で東京に戻ってきたため、先方から声をかけてもらえたもので、嬉しいところです。
もとより、このお店もその人から教えてもらったわけですし、前回レビューもその人と一緒の席でしたので。
18時15分に予約しての席。前回と同様2階のカウンター席での飲み会になりました。
一番奥の座席が確保されており、狭いカウンターの後ろを抜けて席まで到達します。
予約する際は、刺し盛りを頼むのが礼儀のようなので、この日も刺し盛りのみあらかじめ予約していましたが、これが素晴らしい!
どれも鮮度抜群でプリプリ。刺し盛りはこうあらねばの原点とも思える刺し盛りです。
これ以外の料理は、お通しに始まり、あとはアラカルト注文。以下をいただきました。
・じゃこサラダ
・水ナスおかか
・おこぜの唐揚げ
・穴子の白焼き
・さつま揚げ
・うどのヌタ
最近は、チェーンの居酒屋のレベルアップは目覚ましく、ちょっとくらいの捻りを入れた料理だとすぐにキャッチアップされてしまうのですが、当店の料理のレベルだとなかなか手は届かないでしょう。
素材の素晴らしさと料理の手間のかけ方が半端ではないんですね。
帯広時代に苦労をともにした仲間ですので、当然昔話にも花が咲きます。
席は、前回同様2時間制ですが、美味しい肴とお酒で普段の喧騒を忘れさせてくれるひと時でした。
(2011年3月訪問)
当店の存在は耳にしていましたが、職場の同僚に誘われて初訪問。結論から言って素晴らしいお店の一言でした。
人形町の甘酒横丁からちょっと入ったところにあるお店は、なかなか渋い外観。二つある袖看板の一つに真っ赤なものがあり、これのみちょっと違和感を感じましたが。。。
今回は予約のうえ2階のカウンター席を確保。入り口入って左手にカウンター席が10席あります。右手にはテーブル席も若干ありますが店内は狭いです。
予約時に2時間制ですからと通告を受けました。その時は如何なものかと思いましたが、あとで振り返ってみるとこれだけの素晴らしいお店、なるべく多くの人に体験してもらいたいですので、2時間制というのは納得です。
予約時には料理は刺身のみ予約してあとは単品注文といういことにしました。
まずエビスビールで乾杯してお通し3品で絶品料理の幕が切って落とされます。
最初の品は刺身3点盛り。シマアジ、ハタ、ツブ貝の3点でしたが、どれもプリプリで新鮮さを舌で直感できます。
次いで名物のポテトサラダ。ロール状のポテトサラダの中央には鮭のほぐし身が入っています。こんな料理これまで食べたことがありませんでしたが、コクのあるポテトサラダと鮭の相性が抜群で、素晴らしいの一言でした。
お酒はビールから日本酒へ。西田酒造店の喜久泉を注文します。
次の料理は、ブリ大根。これも名物ですが、脂の乗った寒ブリとしっかり味のしみた大根、旨みの凝縮されただし汁のハーモニーは完璧です。
次いでアナゴの白焼きと白子焼き。いずれもシンプルな一品で塩、ポン酢で食しますが、それだけに素材の良さが際立ちます。
自家製さつま揚げが出たあたりでお酒は田酒にチェンジします。このさつま揚げ、箸では切れないくらいプリプリしていますが、さすが自家製だけあって、他では決して味わえない独特のものでした。
そして、次に出たのが絶品中の絶品であるかんぱちのカマ焼き。カマ焼きはその日の仕入れによる日替わりで、今回はたまたまかんぱちだったのですが、素材の素晴らしさもさることながら焼き加減も絶妙。思わずため息が出てしまうくらいの美味しさでした。
〆にはおにぎりを注文。大ぶりで具のぎっしりつまったおにぎりでご飯の美味しさも抜群。
以上、お通しから〆に至るまで全く手抜きの感じられない素晴らしい料理のオンパレード。
これでしめて二人で1万円少々ですからCPも文句無し。久々に感動を味わえた夜の席となりました。
2位
1回
2011/11訪問 2011/11/13
杉並公会堂での知り合いが出演するコンサートに出向く際、家内とランチで利用しました。
食べログで検索した結果、結構の人気店らしかったので、4日前に予約をしておきましたが、これが正解。予約時刻の12:15に着いてみると店の前には「満席」との案内がありました。
お店は青梅街道沿いのビルの地下1階にあり、階段を下りるとすぐに入口があります。
店内は入って左手にテーブル席が12席。右手には急ごしらえ風のテーブル2席とカウンターが2席あります。
今回は、あらかじめ2100円のランチコース(オードブル、メイン、デザートのプチコース)を予約しておきました。
店員さんの心地よい接客で席に案内されました。
オードブルは4種類、メインは3種類からのチョイスになるのですが、予約時にできれば1時間くらいで食事を済ませたいとの希望を伝えていたためか、店員さんはそれを気にされ、速くできるものを親切に教えてくれます。素晴らしい心配りです。
オードブルは、家内がサンマと自家製パイのクリーミーなタルト・アーモンドソース添えを、私は地鶏と鶏白レバーのテリーヌ・さつまいものモンブラン添えをそれぞれ注文しました。テリーヌは、いかにも丁寧に作られているのがわかる一品。ぎっしり詰まった素材の味のコンビネーションが抜群で、この一品で当店のレベルの高さをしっかり感じることができました。家内のサンマも味見させてもらいましたが、サンマとアーモンドソースがこれだけ合うとは思いませんでした。
メインは、家内が仔牛のブランケット、私が骨付き鶏モモ肉のコンフィを選択。鶏モモ肉の方は、「アベス定番」となっていますので、名物料理のようです。カリッと焼かれた皮の香ばしさが食欲をそそります。中の肉は柔らかく、フォークとナイフで驚くほど簡単に捌けます。キノコと野菜が満載のソースもコクがあって美味。
デザートは、4種盛りですが、木イチゴのソルベの入ったフルーツグラタンをメインにナッツ100%のビスケット、チョコレートケーキ、パッションフルーツのムースのラインアップですが、料理と同様、一品一品が実に丁寧に作られています。
コーヒーも美味しく、全てにこだわりを感じました。それでこの価格ですから驚きです。食べログ検索なくしては出会えなかったと思われ、感謝です。
頻繁に通える立地ではないのですが、ディナーを是非とも試してみたく思いました。
3位
1回
2011/07訪問 2011/07/16
かねてより評判を聞き、行ってみたかったお店で、今回初訪問が叶いました。
場所は、戸塚駅からアピタの方へ向かい、アピタ前の交差点を渡って左に行くとほどなく右手に見えてきます。向いは中華料理の生味園です。
階段を2階に上ると左手に入口があります。
店内はカウンターが6席と4人テーブルが5卓に2人テーブルが1卓。計28席です。
大きな窓が目立ち、キャンドルが灯るテーブルはシックな雰囲気です。
今回は、家内の誕生祝いで4000円のコースを注文。
前菜が2種類ありますが、一皿目が魚介類とかんきつ類のパプリカのソース。このソースで当店のレベルの高さをまず認識しました。二皿目はプーサン(フランス産の雛鶏)のドディーヌ。いわゆるテリーヌでサマートリュフのソースがかかり、トウモロコシのブルーテが添えられています。添え物のサラダもクルミオイルで仕上げられており手抜きの感じられない逸品でした。以上の前菜2品はいずれもボリュームもしっかりあり、味も抜群です。
魚料理は舌平目のムニエル焦がしバターソース。ちょっとカジュアル感の漂う料理ですが、ソースは前後のバランスをきちんと考えたもの。ちょっと食べづらさはありましたが、味の方は間違いありません。
肉料理は牛リブロースのグリエ。正統派のグリエですが、全体の中ではやや特徴に乏しい感じはありました。
パンは2種類。ミルクパンとカンパーニュですが、いずれもふかふかの美味しいパンです。
デザート盛り合わせは、モモのコンフォートにパインシャーベット。マンゴーのムースとチョコレートのムース。爽やかさと濃厚さのバランスが際立っています。
最後の飲みものは、紅茶がアールグレーかマスカット、コーヒーがマンダリンかエスプレッソのチョイス。私はマンダリンをいただきましたが、これがまた絶品です。最後まで手抜きの無いこだわりが感じられました。
接客も素晴らしく、全体にケチのつけようがありません。聞けば河本シェフは、フレンチの名門であるパリのローランや東京の著名店で修業を積まれたとのこと。戸塚にあるのがちょっと場違いな感じすらするお店ですが、逆にこのようなお店がある戸塚もまだ捨てたものではないのかもしれません。
唯一クレジットカードが使えないのが難点かもしれませんが、これも予約の時にきちんと伝えてくれるのであまり問題にはなりません。
4位
1回
2011/09訪問 2011/09/20
横須賀訪問時に食べログレビューを見て訪問。
場所は、ビルの裏路地でわかりにくいですが、食べログ地図は結構正確です。
看板には大きく横須賀カレーうどんの文字が書いてありますが、カレーうどんはあくまで一メニューで、結論から先に言うと、うどん全体の総合点が非常に高いお店です。
コの字型のカウンター中心の店内は狭く、席も5つほどありますが、半分以上は立ち食いスペースになっています。
あまた掲示されているメニューの中から選び店員さんに注文します。
初訪問の今回は、ぶっかけうどんの並200円にまいたけの天ぷら130円を注文しました。料金は先払いです。
どうやら注文が入ってから麺をゆで上げているのか、たまたま見込み茹でのタイミングが悪かったのかは定かではありませんが、注文後提供まで10分以上待たされました。天ぷらは間違いなく注文してから揚げているようです。
急いでいる人にはちょっと迷惑かもしれませんが、立ち食いでこのこだわりには驚かされました。
そして注文の品が登場。
うどんは、もっちりとコシがあり、なかなか美味。最高とまではいきませんが、立ち食いと考えれば相当の高レベルです。
そして、まいたけの天ぷらの立派なこと。これだけのまいたけ、スーパーで買っても100円前後すると思うので、これが130円とは驚きです。そして、揚げたてのさくさくで大変美味しかったです。
メニューを眺めていると、ぶっかけが並200円、小120円、ダブル260円、トリプル380円と驚きの価格なのに比べ、かけうどん350円、たぬきうどん430円、カレーうどん650円などとのバランスはちょっと疑問です。
セットものもあり、かき揚げ天丼とぶっかけうどんのセットは何と440円です。
とにかく、CPは凄いの一言。価格と内容のバランスが素晴らしいです。
頻繁に訪れる土地ではないのですが、ここは是非とも再訪したいところです。
5位
1回
2011/09訪問 2011/09/24
JR保土ヶ谷駅西口から線路沿いの道を天王町方面に500~600mほど進み、線路際から左折してすぐのところにあります。
住宅街にポツンとある感じの隠れそば屋さんといってもいいでしょう。
1年以上レビューの無い店なので、内容の方もさることながら、果たしてやっているかどうか半信半疑で出かけました。
着いてみるときちんと営業しており、何より。そして、以下のとおり、素晴らしいお店。伺ってよかったです。
そばは、一定レベルを超えるとなかなか差をつけるのが難しい一方、一定レベルを超える店の価格帯は全体に高く、値段相応という感があります。そんな中で当店は、そばの質は最高といってもいいレベルなのに価格がリーズナブルな数少ないお店だと思います。
店内は、入って右手に4人テーブルが4卓。左手は小上がりになっており、5人テーブルが2卓あります。
メニューをながめると基本メニューのもりそばは460円です。そばの種類が多彩で、一般のそば以外に赤い花のそば、田舎せいろ、更科せいろなどがあります。これらは700円(大盛り850円)とプレミア価格となっています。
今回、9月下旬に訪れてみると新そばが入荷したようで、福井産の新そばがやはり並700円、大盛り850円で出されていました。迷わずこれ(大盛り)を注文。
注文後茹でているのは間違いないのでしょうが、ちょっと待ち時間は長め。どうやら先客に揚げ物を注文していた人がいたらしく、それに手がかかっていたのかもしれませんが、結局、私の注文が出てくるまで15分ほど要しました。
出てきた新そばせいろ。みるからに瑞々しい感じで食欲をそそります。盛りの方は、他の方のレビューから盛りの良さを期待していたのですが、それほどでもありませんでした。しかし、味の方は抜群。風味、香り、コシ、そして新そば特有のモチモチ感があり、美味しい!の一言でした。
そば湯は薄めながらも風味がきちんと出ています。
味、CPは文句の無いレベル。いいお店を発見しました。
6位
1回
2011/09訪問 2011/09/24
長後駅近くの国道467号線沿いにある讃岐うどんの専門店。
高座渋谷方面から南下すると左手にあり、駐車場もお店の手前とお店の先にそれぞれ3~4台ほど停められます。
休みの日に結構通るルートなのですが、存在は承知しつつも通り過ぎていました。
それが、先日、横須賀のうどん工房さぬきを訪れてその素晴らしさを味わい、近場にもどこかいいうどん屋がないかと食べログ検索した結果、みつけたお店です。
とはいえ、食べログ評価はそれほど高得点ではなかったので、半信半疑で出掛けました。
お昼12時ピッタリの訪問でしたが、駐車場は余裕があり、店内も入りは5分程度と平日ということは割り引いてもあまり期待できないかなと思ってしまいました。
店内はオールテーブル席で24席ですが、うち10席は、向かい合わせのカウンター様のテーブルです。
席に座ると店員さんがメニューとお茶を持って来てくれますので、それで注文します。セミセルフのようで、返却とお茶のおかわりのみセルフです。
壁に掲示されているランチメニュ-など、グランドメニューに無いものもありますので要注意です。
今回は家内と二人だったので、私が釜あげうどん大盛りと磯辺揚げ、家内がかけうどんの大盛りとかき揚げ(本日の野菜天というメニューが掲示されており、ナス、カボチャ、かき揚げから選べました)をそれぞれ注文。
どうやら注文を受けてから麺を茹で、天ぷらを揚げるようで、10分以上待たされました。
そして出てきた注文の品。まずびっくりしたのが、天ぷらの量。かき揚げは100円で2つもついてきます。これなら一つとってシェアすべきだったと思うほどのボリュームです。
そして、うどんの方もエッジの効いたもちもち麺でしっかりコシもあり、本場さぬきうどんと比べてもそん色ありません。
それこそ、うどん工房さぬきや、この近くでは、自遊席に匹敵する旨さだと思います。
そんなことで、ここも高い評価を付けました。
もっと流行っていいお店だと思います。(恐らく休日はもっとにぎわっているのでしょうが。)
7位
1回
2011/09訪問 2011/09/14
神田駅西口通りを外堀通りの交差点を越えて進み、150mほどでしょうか、左手角地にあるビルの2階にあります。
階段を上がるとなかなか趣のある入口が出迎えてくれます。
手動の引き戸を開けると中は小奇麗な明るい空間。窓際にカウンターが4席と4人テーブルが5卓あります。
平日12時少々前に訪問しましたが、既に5分の入り。退店した12時20分過ぎにはほぼ満席になっていました。
客層は、この辺りのそば屋独特の中年~前期高齢者の男性サラリーマン客ばかりではなく、女性客もちらほら目立ちます。ちょっと洒落た雰囲気が女性受けするのかもしれません。
カウンターに座るとそば茶が出されます。メニューを見ると「本日の日替わり昼膳」1,000円というメニューに惹かれますが、ここは初訪問店の常道で、セイロもりの大盛り(600円+200円=800円)を注文しました。
カウンターの上には、七味のほか、オニザキのつきごまも常備されています。
待つこと10分ほどでセイロもりの登場。
見た目は、大盛りにしては。。。という感じを受けますが、ざるの中央が余り盛りあがっていないため、見た目以上にボリュームはあります。
そして、何よりそのそばの美味しいこと!
風味、コシ、のど越し、絶妙のモチモチ感といい、文句のつけようがありません。
店外には、「本日のそば」として「2011年度産秋新そば 北海道雨竜町の元気クローラ組合産のキタワセ」の掲示があり、密かに期待はしていましたが、まさしく期待通り。新そばのコクと香りを思う存分楽しめました。
すりおろしわさびなど薬味にもこだわっており、つけツユも濃い口ながらしつこさがなく私好みでした。
白濁そば湯も丁度良い濃さで、これぞそば湯。
CPもこれだけのそばを食べさせてくれるのですから納得価格です。むしろお得感すら感じました。
大変丁寧な接客も好感を持てました。
最後に一言、大変素晴らしいお店です!!
8位
1回
2011/08訪問 2011/08/21
京急梅屋敷駅から駅前商店街を5~6分程度歩いたところ、商店街もはずれに近いところにお店を構えています。
店内は、右手に厨房とカウンターが6席、左手に4人テーブル席が2卓と対面式の6人テーブルが1卓あります。
テーブルの上にはハードカバーのメニューがあり、温かいうどん、冷たいうどん、ざるうどん(つけ汁うどん)、トッピング、一品料理と結構豊富なメニューになっています。メニューの先頭ページにお店の紹介があり、麺、出汁、調味料へのこだわりがきちんと整理されています。現在のお店は平成21年4月に開業したようですが、その5年ほど前の平成16年11月に二つ隣の駅の雑色で創業されたとのことです。
今回日曜の昼の12時30分の訪問。4人テーブルと6人テーブルはふさがっていましたが、カウンターは空席があり、すぐに入れました。
メニューブックをながめ、冷たいきざみおろしうどんを大盛りで注文。700円+大盛り100円増し(因みに特盛りは200円増し)で800円です。
こだわり紹介ページに「生麺を注文を受けてから茹でますので13~15分ほどお待たせします」との記載がある通りで、注文後提供まで18分ほどかかりました。調理場を眺めていると大きな釜で茹でるのではなく、家庭にあるアルミ鍋のちょっと大きめのもので、1人前からいちいち茹でているようです。なかなかのこだわりですね。
さて、やってきたおろしきざみうどん。一目で地粉とわかる茶褐色の麺は茹で上げの瑞々しさも漂っており、食べる前から期待が高まります。実際、うどんは全く期待を裏切らない味。コシは相当強烈ですが、小麦の味がきちんとします。北海道小麦使用とのことですが、ホクシンやキタホナミの味ではありません。武蔵野うどんの内地小麦の臭いがぷんぷんにしましたので、マスターにお聞きしたら、確かに北海道産だそうですが、元々は群馬県で開発された品種とのこと。なるほどと思いました。
つゆの方は冷たいうどんとはいえ私的にはもっとあっさり薄口の方がいいと思いましたが、これは好みの問題でしょう。
ご夫婦で経営されているように見受けましたが、マスターはほんと一生懸命にうどん作りに取り組んでいる様子が窺われますし、接客もうわべだけでなく心がこめられている感じで大変好感が持てます。
私の日常の行動範囲をはずれるだけに頻繁にお邪魔するわけにはいかないかもしれませんが、是非他のメニューを試してみたいお店です。
9位
1回
2011/09訪問 2011/10/23
心のこもったファーマーズレストラン。私見ですが、道東では浜中のファームデザインズと双璧では?
2010年3月、私が帯広を離れるとほぼ同時にオープンした中札内野島農場直営のファーマーズレストランです。
野島農場は、レストラン開業前にもちょっとした加工品を製造し、中札内の道の駅などで販売していたのですが、ついに思い切ってレストランをオープンされました。
これには、娘さんの意向が強く働いたようで、現在、お店は娘さんが取り仕切っています。
場所は、国道236号線を南下し、中札内村に入ってほどなく焼肉開拓村の看板が見えてきます。その先を左折し、1kmほど進んだ左手、ちょっと引っ込んだところに民家風のお店が見えてきます。
当店は土足厳禁!
入口で靴を下足入れに入れてスリッパに履き替えて入ります。
店内は開放感たっぷりで明るいです。あいにく大雨の日だったのですが、それでも温かく明るい雰囲気は保たれていました。
カウンター席とテーブル席、奥に小上がりの8人ほど掛けられるテーブルもあります。カウンター席の一部は外向けのペアシート風のものもあり、このあたりも気を使っています。
今回は、14:30のティータイムに訪問。店内はランチタイムの名残か、まだたくさんのお客さんがいました。女性客が中心ですが、車のナンバーなどから察するに遠くから来られているご夫婦連れなどもいらっしゃるようで、大分知名度が高くなっているように感じ、嬉しくなりました。
注文は、「エリーの本日の気まぐれ」と題されたデザートセット680円。ロールケーキとフルーツコンフォートにエスプレッソコーヒーがつくなかなかおしゃれな一品です。砂糖、ミルク、スプーン、フォークも洒落た入れ物で提供してくれるなどもなかなかのこだわり。娘さん、その他の方の接客も大変丁寧で、ユーザーフレンドリーが見て取れます。
どうやらしっかり地盤を築かれたご様子。十勝におけるファーマーズレストランのモデルとして益々頑張ってもらいたいです。
10位
1回
2011/09訪問 2011/09/10
十勝で最高の田舎そばと出会う。田舎そば好きの方は必食ですよ!
帯広大正の街中にある蕎麦専門店です。
私の在帯中にあったかどうか記憶が定かではありませんが、いずれにしてもオープンして1~2年の新しいお店のようです。
店内は、カウンターが5席に2人テーブルが2卓、小上がりの4人テーブルが3卓あり、そば打ち場がガラス越しに見える造りになっています。
メニューはベーシックのもり・かけそばが各600円。この他、かしわそば680円、ごぼう天そば750円、開拓そば850円などと蕎麦専門店としてはリーズナブルです。
今回注文はもりそば。注文時に細麺か太麺か聞かれるのですが、実は、これを聞いてから麺を切っておられるようです。ご主人にお聞きすると香りを大切にしたいため、絶対に切り置きはしない。鰹節についても削り置きはしないというこだわりようです。
待ち時間10分弱で提供された盛りそばは、見た目からしてこれぞ田舎そばという一品。
そして、一口食べてみて驚きました。
十勝で色々な田舎そばは食べましたが、これほど風味のしっかりしたそばは初めてです。田舎そば独特の泥臭い風味なのですが、田舎そば好きの私にはこたえられない味でした。そばは、外1の十割そばとのこと。
何でもご主人は、もともと中札内道の駅の蕎良(旧名)で蕎麦を打っていたとのこと。こちらにお店を出すに際して、中札内のお店は娘さんに譲ったそうで、蕎良は、それを機に「花はな」と改名したようです。(花はなでも食したことがありますが、当店と同じ味とは思えませんでしたので、打ち手が変わって味も変わったのでしょう。)
1点だけ残念だったのはそば湯が薄めだったこと。それなりの理由があるのかもしれませんが。。。
今回は、飛行機の時間が迫っていたため短時間で辞去。本当はもう少し話したかった人の良さそうなご主人でした。
次回訪問時のリピート候補NO1です。
2011年は、500レビューを目指して頑張って食べ歩いた年でした。
途中ダイエットに2度チャレンジしたため、その期間中はそばのレビュー中心。しかもセイロ(もり)の単品レビューが多くやや単調になった嫌いはあります。
9月には久々の帯広訪問。久々の十勝ということもあって、2泊3日で17件のレビューをあげるという食べ飲み尽くし紀行となりました。
そんなこんなで体重も浮き沈みが結構激しかったのですが、2度のダイエットの成果かこれだけ食べ歩いてもそれほどの極端な体重増は防げました。
おかげさまで500レビューに到達。これからは、新規開拓にとらわれず、あわてずじっくりと蓄積していければと思っています。