レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
1位
1回
2012/06訪問 2012/06/16
石川町駅南口(元町口)から至近。元町方面とは反対方向の亀の橋交差点際にあるリストランテです。
品数の多い料理が食べられるお店として、食べログの検索で発見しました。
今回は娘の誕生日祝いで日曜日に訪問。1週間前の予約でしたが、12:30の予約がスムースに取れました。
予約時にこちらから水を向けたわけでもないのに「誕生日か何かのお祝いでしょうか?」と気を回してくれ、気持ち良く「そうです。」と答えることができました。このやり取りだけでも期待感が高まりました。
お店に着いたのが12:15頃。ちょっと早かったのですが、先客は無いだろうと思い入店したところ、まだ席の用意が出来ていないので12:30に来て欲しいとのこと。早め時間のランチ客を回転させている様子でした。
ということで、12:30に再訪問したところ、スムースに席に案内されました。
着席してドリンクを注文。料理はあらかじめ予約してあったランチのAコース@2500円です。
かなり混雑している様子で店員さんに余裕が無い感じだったので、「これはかなり待たされるかな」と覚悟していたのですが、結局、最初のアミューズが出てくるまでは入店後15分後とかかったものの、それ以降の料理は比較的スムースに提供されました。
さて、そのアミューズは舞茸と子持ち白魚のフリット。空腹に程良い刺激を与え、食欲を増進させる効果があるアミューズです。
次いで前菜盛り合わせ。細長いプレートに3品の前菜。見栄えもさることながら、どれも素材にこだわり、手の込んだ料理です。
この間にオリーブオイルのたっぷりしみ込んだフォカッチャが出されます。
次はパスタですが、この日は、①ポモドーロ、②メカジキの燻製とグリーンオリーブのパスタ、③ツナときのこのボスカイオーラ(きこり風)の3種類からのチョイス。私が②、家内が①、娘二人は③を注文です。私の頼んだ②のパスタは期待とおりのコクのあるパスタ。大変美味しい一品でした。
メインの前にパンの追加。全粒粉の丸パンです。全粒粉ならではの小麦の風味たっぷりのパンでちょっと十勝を思い出しました。
肉、魚チョイスのメインは、スペアリブかスズキのグリル。娘二人はスペアリブでしたが、私と家内は両方を頼んで取り分けようということに。よって、私は両方を食べたのですが、ともにしっかり作られた料理で、甲乙つけがたかったです。
デザートはティラミスだったのですが、バースデープレートは、そのティラミスにチーズケーキ、カボチャのプリン、フルーツ盛り合わせが添えられ、お祝いのメッセージ入りの豪華なプレート。さらには洒落たお土産袋(中はマフィンでした)までいただきました。
最後にお茶菓子のプティフールまで出たのですが、これがキャラメリゼクッキーにアメリカンチェリー、ゼリーと充実。
全体に料理は最初から最後まで手抜きがありません。混雑する日曜ランチというお店にとっては難しいオペレーションもしっかり対応してくれており、大満足でお店を後にしました。(最後はシェフがきちんと見送ってくれました。)
食べログの評価が高いのもうなずけるお店。次はどのようなシチュエーションかは未定ですが、是非再訪したいお店です。
2位
1回
2012/07訪問 2012/07/12
一度ランチに訪れた時は満席で断念。今回は満を持しての予約訪問です。
飲食店のレベルの決して高くない戸塚にあって、きらりと光る店も稀にはあるのですが、ついこの間、フレンチの「ドゥース・パンセ」が移転してしまったと思ったら今度は甘味の「蟻の塔」が閉店と、戸塚の光る店は徐々に姿を消していってしまっています。
そんな中、光る店候補の当店を訪問したわけですが、結論を先に言えば噂に違わず十分な満足が得られるお店でした。
まず予約時。たまたま電話したのが当店の休日にあたる水曜日で、電話中に休日だったことに気づいて電話を切ったのですが、休日でも電話が御自宅に転送されるようで、何と折り返しの電話があったんです。初めての予約電話にこんな対応をしてくれるお店はいまだ経験したことがありませんでした。
予約通り土曜日の午後7時の訪問。やはり満席でした。
注文したのは、予約時に告げていた3800円のコース料理です。前菜からデザートまで全8品。「夏のおすすめコース」という名前のとおり、いかにも涼しげな料理からなるメニューです。
トマトゼリーにカニ肉のジュレがのった前菜に始まり、帆立と鎌倉野菜の冷菜と続きます。さわやかで素材の味がきっちり伝わってくる料理です。
次いで芝エビとマコモの香草炒め。プリプリの芝エビとタケノコのようなマコモとの取り合わせが絶妙です。
皮のパリパリ感と中のプリプリ感のコントラストが素晴らしい海鮮春巻き、牛肉のオイスターソース炒め、カサゴの香り揚げと続く料理は大変バランスが良いです。
〆の冷担々麺は当店の名物旅理らしく、ピリ辛胡麻スープにあっさり風味の後を引く美味しさです。
デザートのマンゴープリンがこれまた絶品。ムース風のマンゴープリンなのですが、マンゴーの味が濃厚で素晴らしいです。
全体に質量ともに大満足。光る店が姿を消していく中、是非残って欲しいお店です。
3位
1回
2012/03訪問 2012/04/08
送別会シリーズもいよいよ最終章へ。
この日は、神田駅北口から徒歩1分ほどのところにある大衆居酒屋さんの浜貞さんにお邪魔しました。
ここの特徴は、とにかく魚(特に刺身)の種類が豊富で、かつ新鮮、安いこと。いつもサラリーマンでにぎわっているのもうなずけます。
店内は入って右手にカウンター席が並び、奥に小あがり座敷。8人ほど入れそうな座敷ですが、この日は予約で6人で使わせてもらえました。
座敷席の上部には、「今日のおすすめ」と書かれたメニューがでかでかと掲げられています。
この日も、インドマグロ、活きヤリイカ刺、活きクルマエビおどり、金目、くろむつ等々、よだれの出そうなメニューがずらっと並んでいました。
よく吟味して、刺身は、〆さば、まぐろ中落ち、白魚おどり、活きヤリイイカ刺しを注文。
混雑している割には結構スピーディーに料理が出てきます。見れば、厨房では男性二人が調理に集中していらっしゃいました。
料理は正直すべて美味しいです。特に魚の新鮮さは特筆もの。揚げものもそれほど凝っている訳ではありませんが、素材の味がきちんと生きています。
ずけずけとものを言う女性が接客係ですが、愛想はないものの歯切れが良いしゃべりで却って好感が持てます。
写真のような料理を食べ(一部映し切れていません。)、ふぐのひれ酒なども含めてしこたま飲んで、ひとり4000円しませんでした。素晴らしいコスパです。
基本は小人数でカウンターというシチュエーションがベストでしょうが、座敷席も6人くらいまでならゆったりと楽しめます。
4位
1回
2012/02訪問 2012/02/14
素晴らしいコスパ。予約困難の中、何とか訪問した甲斐がありました。
新橋駅界隈の居酒屋さんでは最も著名といって良い当店。予約困難店なのですが、職場の同僚の努力により飲み会をセットできました。
14名の団体訪問で、地下の席に通されます。
席は正直ぎゅうぎゅう詰め状態。普通の店でこれなら総合得点からのダイレクトの減点1は間違い無しなのですが。。。
今回は3500円のコースの注文。
いきなり、刺盛りと大型の毛ガニが3杯出されます。
刺盛りは、中央でカワハギが主張。横にしっかり肝も付いています。そしてたっぷりの甘~いウニ。その他も新鮮な魚のオンパレードで、とても3500円コースの刺盛りとは思えません。この刺盛りだけで比較すると贔屓にしている人形町の山葵を凌駕するかもしれません。
そして毛ガニ。こちらもたっぷりの身の詰まった美味しい毛ガニでした。ミソの量はやや少なめに感じましたが。
次の料理は、青のり豆腐。あったかい青のりを豆腐に絡めて食べるあっさり系の一品。つなぎの品として適当です。
次は銀ムツの煮つけ。脂が乗り切ったという表現がぴったりきます。よって量の割には大変ボリューミーな一品。
次はちょっと趣向が変わり、ビーフカツとポテトサラダ。魚料理の合間に肉が出されると、味の系統が違うためか、とりわけ美味しく感じます。ポテトサラダはマカロニポテトサラダですが、手抜きのないきちんとした料理。
この辺でお腹はかなり満足なのですが、さらにモツ鍋へと進みます。
牛の丸腸がたっぷり入ったもつ鍋ですが、さすがに皆、箸の勢いが落ちており、減るペースがやや鈍っていました。
〆は、チャンポン麺を鍋に投入。デザート替わりに最後にお口直しのザーサイが出されます。
飲み放題を付けると男性は2000円で女性が1500円。さすがに日本酒は1銘柄ですが、それでもきちんとした地酒です。
評判店ですから期待はしていたのですが、聞きしに勝るコスパ。ぎゅうぎゅう詰めの減点も最小限に。
なかなか予約が取りづらいのですが、是非再訪してみたいお店です。
5位
1回
2012/08訪問 2012/08/16
桶川の武蔵野うどんランチはしごの2軒目はこちらのお店。桶川駅から国道17号線方面に歩いて「桶川駅前」の交差点を左折して200~300mほどでしょうか。左手にあまり目立たないお店が見えてきます。この外観だと予備知識無しだと発見しづらいし、入りづらい感じもあるので、食べログさまさまです。
引き戸を空けて入ると、中は老若男女入り乱れて結構な活気です。正面に小上がり席があり、高校野球を放映中。手前にテーブル席が雑然と並んでいます。
メニューらしきものを探したのですが、もりと天ぷらのセットメニューの貼り紙(普通盛り570円、大盛り670円、特大盛り680円(あれっ??大盛りに+10円?))以外は見当たりません。2軒目は軽く済ませたかったところなのでキョロキョロしていると店員さんが笑いながら右手の壁を指して、「あちらに書いてありますよ」と教えてくれました。素朴ですが丁寧な接客も素晴らしいです。
ありました。一番シンプルなもりうどん500円。その横には、特大もりうどん610円と書かれており、ここで大⇒特大が本当に+10円ということに気づきました。
1軒目のいしづかと違って、こちらは注文後あっという間に提供です。よって茹で置きのうどんなのでしょうが、このうどん、まさに正真正銘の地粉うどんそのもの!(すみません。感動のあまり修飾語を多用してしまいました。)
久しぶりにこんなうどんに巡り合えて嬉しかったです。並盛りでもかなりのボリュームだし、つけ汁には鶏肉が浮いているのもボリュームに輪をかけています。うまいうまいと平らげたのは良かったのですが、お腹の方は2軒目でかなり目一杯に。3軒目突入するかどうかは店の前まで言って決めようということでお店を後にしました。
6位
1回
2012/06訪問 2012/06/27
新宿方面で会合のあった日の帰路、食べログで大変評判の良い当店をわざわざ山手線を途中下車して訪れました。
場所は五反田駅の池上線の高架に近い一角。JR五反田駅から向かうと信号を渡るためにちょっと回り道をしなくてはなりません。
のれんには「うどん」の文字しかないように見えたのですが、良く見ると端っこの方にとんぼの絵が。これがおにやんまなのでしょう。
店外に券売機があり、食券を買って入店します。購入したのは評判の良いとり天ぶっかけ。半熟卵天をトッピングしました。
平日の21時前でしたが、狭い店内はほぼ埋まっていたものの、ぎりぎり待たずに入ることができました(私が食べている間にあっという間に5~6人の入店待ちの列ができていました。)。
入ると食券をカウンターの上に置いてくださいと言われます。生麺から茹でている風だったので結構待たされるかと思いきや、客の回転の良さのなせる技なのでしょうか、見込みで茹でているようで、ものの2~3分で提供されます。店員さんも活気あふれる動きで見ていて気もちが良いです。
とり天ぶっかけは、しっかりしたモモ肉の唐揚げが3ケ。これで380円ならコスパは大変高いです。
うどんもしっかりコシのある讃岐風のうどんで旨し。
いわゆる立ち食い店の域を完全に凌駕しているお店で、タイトルも決して誇張ではありません。
7位
1回
2012/05訪問 2012/06/05
鹿追、士幌と巡って、今日のランチは最初から目指していたこちらを開店と同時の11時に訪問しました。
モーニングは抜いて、鹿追でホワイトコーヒーを飲み、知人宅でお菓子を少々つまんだだけですので、11時といっても空腹状態です。
当店はエスタ西館で営業していたころからひいきにしていたお店で、その頃からご主人の食材へのこだわりの姿勢は素晴らしいと思っていました。エスタでは、お店の広さをはじめ色々と制約もあったことから恐らく移転を決意されたのでしょう。
木野大通りからちょっと西に入ったところにあるお店は駐車場もたっぷりあり、店内明るく清潔で、広々しています。
今回はカウンターに陣取り、カレーつけ麺チーズのせ@861円を注文。
待つこと10分ほど要しましたが、登場したそばを見て、これぞそばという感動がわきあがってきました。
写真のとおり、星のたっぷり入った黒目のおそばです。量も比較的たっぷり。
そばの風味は抜群で、のどごしも良く、かなりレベルの高いおそばです。なかなか関東ではこのレベルのそばに出会えません。
つけ汁のカレー南蛮も肉がたっぷり入っており、しっかり作られたものということがよくわかります。
もりそばで735円しますし、単純に値段だけをみるとそば屋の中では安い方ではないと思いますが、これだけの料理を食せるならコスパも決して悪くないと評価します(加えて、もりそばの価格と比べると種物も例えば海老天もり945円などそれほど高い設定にはなっていません)。
8位
1回
2011/12訪問 2011/12/04
正直立地は不便です。今回は、ウオーキングの途中で立ち寄ったのですが、井戸ケ谷駅、保土ヶ谷駅ともに結構距離があり、気軽に立ち寄れる場所にはありません。駐車場が店の前に2台、第二駐車場として脇道を少し入ったところ(案内有り)に3台あるので、車でのアクセスの方がいいでしょう。今回訪問時の混雑度から推測すると12時前なら休日でも駐車場は停められそうな感じです。
ということで、今回は日曜日の11:30の訪問。先客はゼロでした。退店の12時ちょい前の時点でも客は一組のみです。
自動ドアを開けて入るとすぐ左手にカウンター様の8人テーブルがあり、奥に鉤型のカウンター6席、右手に小上がり掘りごたつが3卓12席といった造りです。
テーブルにはメニューブックがあり、夏季限定メニュー(今回は終了)→セットメニュー→冷たいそば→温かいそばの順にラインアップしています。
冷たいそばメニューは、基本メニューだけでも、せいろ(二八)@700円、田舎@800円、十割@900円と3種類あり、こだわりを感じます。
注文は、好きな田舎そばを大盛り(+200円)で。メニューには、「そばの実を粗く挽いた太打ち」との表示があります。
待つこと6~7分で提供。黒い田舎そばを予想していたのですが、意外や、いかにも瑞々しい感じの平打ちの半透明のそばが登場しました。
これだけそばを食べ歩いていると見た目で大体の予想はつくものですが、こちらのはまさに予想を裏切らない絶品のそばでした。神奈川でもかなりのそば屋を巡りましたが、間違いなく一二を争うそばです。しかも、価格もそばにしてはリーズナブルといっていい範囲。
つゆは関東風というにはやや薄口かもしれませんが、これがまた私好み。そば湯は中濃で、風味もきちんとしています。
接客も丁寧で良し。久々に素晴らしいそば屋と巡り合えました。
9位
1回
2011/12訪問 2011/12/23
職場有志の忘年会で7名で利用しました。
場所は、表参道駅から渋谷方面へ少々進んだところ、246沿いにあります。
ビル入口の雰囲気は雑居ビル風で余り期待を抱かせないものでした。
階段を下りるとすぐお店の入口です。
店内はテーブル席のみで、決して広々としているわけではありませんが、座席は上手に仕切られており、雑然とした雰囲気ではありません。それなりに落ち着いて食事ができる雰囲気があります。
当店のコース料理の特徴は品数が多いこと。少しづつ多種類の料理を味わいたい方にはぴったりです。
今回は「師走おまかせコース」を注文しましたが、写真をご覧いただければお分かりになるように、なかなか凝った料理が11品もつきます。
特に野菜料理にはこだわりがあり、野菜ドリンク、女サラダ、かぶら蒸しからデザートの野菜ゼリーに至るまで良く工夫された料理が並びます。
タンパク質も肉より魚に重きが置かれていますので、ヘルシー度も高く、完食しても罪悪感を感じません。
価格も3900円ですから驚きのCPです。
おまけに、18時までに入店すると、通常2000円の飲み放題が1000円になるので、〆て4900円/人でした。
飲み放題も生ビールあり、大吟醸ありとなかなかの充実振り。
どちらかというとカジュアル系のお店で、青山近辺に3店展開していますが、いわゆるチェーンの居酒屋とはひと味もふた味も違います。それでいてCPはほとんどそん色無いのですから、言うことありません。
タイトルの「最高峰に近い」も決して安売りの評価ではないと思いますよ。
10位
1回
2012/01訪問 2012/01/21
渋谷駅近くの裏路地で、サルディニアのワインと郷土料理を満喫!
仕事関係の知り合いとの宴席で利用しました。
知り合いの一人に結構な食通の方がおられ、その方の紹介です。
場所は、渋谷マークシティに近い裏路地にあります。
店内はややざわついた雰囲気で、タベルナ&バールというのがぴったりきます。
18時半過ぎの入店時点では客の入りは5割程度だったのですが、すっかり長居してしまい、22時近くの帰り際には大混雑の状況。大変な繁盛店のようです。
コースメニューもありましたが、ここはやはりアラカルトがいいということで、スパークリングワイン「スプマンテ」とビールで乾杯して前菜盛り合わせを頼みました。
まずパンとオリーブオイルが出されますが、このパン、店頭で焼き上げているようです。
前菜盛り合わせは、ものすごく豪華。パルマ産プロシュートのほかは、魚介、野菜系が中心ですが、まさにイタリアンの前菜を満喫できました。
次は、お奨め料理の鴨の砂肝とレバーのオリーブオイル煮。これが絶品で、特にエキスのたっぷりしみ込んだオリーブオイルがパンと抜群の相性です。
パスタは2種。あさりとムール貝のフレーグラ(サルディニアのツブツブパスタ)、いわしとクリのマファルデ(ナポリのヒダヒダパスタ)です。いずれも初めてのチャレンジでしたが、さすが本格派のイタリアンという感じ。そんじょそこらのお店には置いていないさすがの一品です。もちろん、味も抜群。
ドルチェも郷土色豊かなパスティーラとセアダス。
最後は食後酒として「ミルト」という甘~いハーブ酒で仕上げ。
ワインは、サルディニアの赤ワインを二本空けましたが、イタリアの郷土料理を満喫できた3時間半でした。
2012年のレビューは400件を超えました。1件/1日のペースを超えたことになるので、我ながらよく頑張ったものだと思います。
年の途中から評点のルールが変更になり、後半は☆4.5以上がなかなかつけづらくなったこともあったと思いますが、最終的に4.5以上をつけたお店はちょうど10件となりました。したがって、ベスト10選定は、その順位こそ迷いましたが、選定自体はさしたる苦労なくスムーズにいきました。
ベストスリーだけ簡単にコメントさせていただきます。
1位にしたREGAは、とにかくランチのコスパが最高です。品数も多く、「優雅な雰囲気に浸りたい、されど出すものは抑えたい」という庶民派の心をぐっととらえたお店だったと思います。
2位のさかくらは、とにかく地元戸塚にこんな店があったのかという感動が大きかったです。戸塚は古くからの商店街と新興住宅地が混ざり合った地域で、住民の特性もあるのでしょうが、高級店はほとんど根付かない土地柄です。そんな中で帝国ホテル仕込みのシェフの料理は大いに光るものがありました。
3位の浜貞は、サラリーマンの町神田を代表するコスパの高いお店。気軽に入れて、美味しい酒と肴を大満足の価格で提供してくれる数少ないお店です。
4位以下もいずれ劣らぬ大満足のお店でしたが、特別賞を贈るとすれば、5位の松屋でしょう。桶川での武蔵野うどん巡りの旅で見つけたコテコテの地粉うどんのお店です。地粉は、言ってみれば日本人のDNAに響くような感動がありますね。
2013年、どんな年になるかわかりませんが、体重増に注意しつつ、引き続き食べ歩きたいと思っています。今後ともよろしくお願い申し上げます。