レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
1位
1回
2013/02訪問 2013/10/14
串揚げの「すがの」がランチを始めたとのうわさを聞きつけ、早速訪問してきました。
土曜の12時少々前の入店。当店、店内はかなり広いので、恐らくガラガラだろうと予想していたのですが、予想に反してかなりの賑わいです。
ランチは、6点盛りに串揚げ8本、デザートまで付いて1000円と相当充実しているのでは?と期待させるメニューなのですが、やはりこの賑わい、タダモノではないな?と直感しました。
テーブルに案内されるとランチでいいですか?との問い。夜用の他のメニューもできるそうですが、時間がかかるとのこと。もちろん、ランチを注文です。
待つこと12~13分で6点盛りが登場。
左下に五穀米、左上にぬか漬け、中央上が知覧鶏のたたき、中央下が鰹節豆腐、右上に鴨ロースとカブの酢味噌和え、右下に岩ノリのお吸い物と一品一品がしっかりした内容です。特に鰹節豆腐は、藤沢の丸眞のものという半生の鰹節を目の前で削って振りかけてくれます。削りたての風味を・・・とのことですが、かなりのこだわりです。その他の料理もなかなかの味。五穀米はお替わり可です。
これだけでも満足できるところなのですが、ランチのメインはあくまで串揚げ。
さらに待つこと3分ほどで串揚げの一品目、ニューカレドニア産の天使のエビが出てきました。店員さんの指示にしたがってレモンと塩でいただきましたが、ほのかに甘みの感じられるプリプリのエビです。
次は、オクラとささみ梅。オクラは出汁酢で、ささみ梅はそのまま&少々ソースを付けていただきますが、串揚げ一品、一品に合わせて違う食べ方で・・・というのも大いなるこだわりです。
次のカマンベールの串揚げには何とメープルシロップが付いてきます。
そして、何と言っても圧巻が次にだされたアスパラの肉巻き。北海道暮らしの際に旬のアスパラを随分食べてきましたが、それを思い起こさせる極太のアスパラ。それを豚バラ肉で巻いて揚げているのですが、これはほんと絶品です。
最後の3品(ナガイモ、アボガド、中トロまぐろ漬け)は、わさび醤油でいただきますが、この8本の串揚げ、素晴らしいですね。ヘルシーさを出すための極薄の衣にもこだわりが感じられます。
そして、デザートもバームクーヘンの串揚げにマロンアイスが添えられている手抜きの無い一品。
これらの内容ですので、本当に1000円でいいの?というのが正直な感想です。
先日、大船の「ひととき」でも感動を覚え、居酒屋ランチは侮れないなの感を強くしたのですが、それと比べても明らかに上回る素晴らしいランチでした。
なお、トントンマンらしく多少注文を申し上げれば、串揚げ一品一品揚げ立てなのですが、それだけ時間がかかるので、一人ランチではやや時間を持て余す嫌いがあります。今回の私も入店からデザートを食べ終わるまで40分強かかりました。ただし、家族、友人とのゆったりランチタイムを過ごすにはもってこいですね。
最後に一点だけ要望を。揚げもののお店なので、できれば紙ナプキンをテーブルに常備してもらいたいところです。
それはさておき、料理内容、コスパに加えて、接客もほぼ完ぺき。素晴らしいお店でした。いずれ戸塚のシンボルになるという期待もできるかもしれません。
2位
1回
2013/10訪問 2013/10/31
平成25年10月25日(金)訪問
今回の出張は、前夜に松江から鳥取に移動して、午前中鳥取の事務所で用務を済ませ、午後から米子まで移動するスケジュール。
ランチはその道中、会社の同僚オススメのこちらのお店でいただくことにしました。
道中といっても鳥取市内。ただ、ちょっと行くと田園地帯が広がる都市近郊の田舎というのがピタリくる場所です。
古民家れすとらんというだけあって、外観は、大変趣があります。雨がシトシト降っていたのですが、それが丁度風情を盛り上げている感じもありました。
入口入ってすぐ靴を脱いで上がりますが、最初に入る和室が古民家そのものといった造り。それもそのはずで、ついこの間までは、実際に人が住んでいたとのこと。造作や家具もそのまま利用したり、ものによっては蔵から取り出したりしたそうです。
次の間がちょっとした広間になっており、テーブルをつなげると20人ほど入れるそうです。
既にその間は満席になっていましたが、客層は年輩のご婦人方中心。この方々はいいお店を嗅ぎつける嗅覚があるのですかね。特にランチのいいお店には、必ずと言っていいくらい、この方々の姿が見られます。
その方々を横目に、予約していた我々は、さらに奥の個室に案内されました。11月からは個室は室料がかかるようになるそうなので、ギリギリセーフでした。
個室は6人定員の部屋がふた部屋ありますが、いずれからも中庭が見渡せ、ゆったりした雰囲気が味わえます。
ランチメニューは、ほとんどの人が頼むと思われる季節の彩どり弁当@1300円が中心ですが、鶏牛蒡そば@680円、おにぎりセット@400円といった軽食メニューもあります。
今回は同僚と3人揃って季節の彩どり弁当を注文しました。
待つこと10分ほどで運ばれてきました。最初に出されたおしぼりにも庭で取れたという木の枝が飾られているほか、お重の上には稲穂とお品書きが添えられている心憎い演出です。そして、肝心の料理の方ですが、これがまた素晴らしいんです。
古民家れすとらんですから、お袋の味的な料理かな、と思っていたら、聞くところによれば、当店の板長は、鳥取の有名割烹にいたプロ中のプロとのこと。その方が腕を振るう珠玉の料理が並びます。メイン料理のお魚と長いも、きのこの黒酢ソテーをはじめ、かぼちゃのニョッキ、蓮根のバルサミコ酢マリネ、しめサンマのサンドイッチなどなど一捻りも二捻りもある料理のオンパレードです。最後に出されたフルーツに至るまでどれ一つとっても手抜きのない料理ばかりで、久しぶりに感動しました。もちろん、素材もコメをはじめとして地場産中心ですので、安心・安全です。
このお料理とこの雰囲気を味わえて1300円というのは、破格と言ってもいいでしょう。
ただ、最近は、テレビで紹介されたり、11月10日までは、全国都市緑化鳥取フェアが開催されていたりで、昼はほぼ満席のことが多いとのこと。空いていれば予約が無くても入れますが、まずは予約をいれた方が無難と思います。(ディナーは予約のみ)
ガーデンバーベキューもやっているそうなので、こちらはコンセプトこそ違いますが、素材の良さは疑いないので、期待できそうです。
3位
1回
2013/04訪問 2013/04/20
鳥取の職場の同僚に、郊外にあるこちらのお店に案内してもらいました。
郊外といっても、因美線の郡家駅からさらに山のほうへ入った大江という地域で、かなり奥まったところという印象。
突然、大江ノ郷自然牧場ココガーデンという名前のオシャレな外観の当店が目の前に現れるので、ちょっと驚きです。
14:30のティータイムではありましたが、ウイークデーにもかかわらず、駐車場はかなりの混雑です。ただ駐車場は広いですからよほどのことがなければ、車を停めるのに苦労することはないでしょう。
店内は天井が高く、いかにも女性に好まれそうな、オシャレな内装です。
しかし、当店、単にオシャレであるだけではなく、大変こだわりのあるカフェなのです。
その最大のポイントは、卵を使用していない商品は一切置いていないということ。しかも、その卵は全て自家生産の平飼いの鶏から取れるものです。同じ卵でも、ストレス満載のゲージ飼いの鶏の卵と自然の状態に近い平飼いの鶏から取れる卵は大きな差があるというのがオーナーの哲学です。
もう一つのポイントは添加物を一切使っていないこと。洋菓子作りには欠かせない乳化剤やベーキングパウダーももちろん不使用です。これは、単に安心安全志向というだけではなく、こだわりの卵の味をしっかり味わってもらいたいということからのこだわりだそうです。
その他の素材も極力地元産のものにこだわり、小麦粉も北海道産と純国産へのこだわりがあります。
これだけのこだわりの固まりですから、美味しくないわけがありませんよね。
今回、男3人だつたのですが、私と同僚1が売り出し中のスフレパンケーキ(単品550円)を、同僚2が大江ノ郷プリン260円を注文。
こだわりの割には価格もリーズナブルです。
パンケーキは焼き上がりまで15分ほどかかりましたが、その味はいままで食べたことのない味わいです。スイーツも相当食べ歩いているつもりですが、その中でも最上位と言っていいでしょう。何より、パンケーキでこれだけ卵の風味が感じられるのは驚きです。
膨らみ具合も恐らく卵白がカギを握っているのでしょうが、ベーキングパウダー不使用が不思議に感じられるほどふわふわ感があります。
プリンもちょっと試食させてもらいましたが、身がぎっしり詰まっており、その分卵の味が際立ちます。かといってプリン独特のなめらかさはキチンとキープ。
ランチは卵かけご飯のみだそうですが、スイーツメニューは結構多彩ですし、定期的に新商品も投入しているそうなので、テイクアウト商品も含めて飽きることが無さそうです。
客層は、さすがに女性中心ですが、中には我々のような男性の団体さんもチラホラ。
夏休みなどに家族が遊びに来た時には是非連れて行きたいスポットですね。
4位
1回
2013/08訪問 2013/09/05
これほど感動したそばは久しぶり。しかもリーズナブル!これまで訪問した岡山の蕎麦屋さんでは文句なくNO1です。
☆平成25年8月29日(木)訪問
この日は、岡山県内出張で、中国勝山までやってきました。車だと岡山から1.5時間ほどなのですが、今は車は滅多に運転しない私が休日に来ようと思うと、岡山から特急利用で2.5時間、各駅停車だと3時間はかかる辺境の地です。よって、仕事さまさまといったところでしょうか。
昼からの用務の前にこちらで同僚とランチをともにしました。
林業の町らしく勝山木材ふれあい会館というのがあり、そこに併設されているのが当店です。
木材ふれあい会館ですから当然なのでしょうが、木がふんだんに使われている古風な店内。12時30分頃の訪問でにぎわってはいましたが、待たずに座れました。
メニューを見ると通常のざるそば750円、きつねそば850円などがありますが、目立つのが「店主オリジナル」と銘打たれた「十割無篩い無玄蕎麦」@950円。石臼にかけた蕎麦粉を篩を通さない限界の粗びきに製粉し、水だけで仕上げた蕎麦だそうです。よって、蕎麦本来の風味が生きているとのこと。迷わずこれを注文。大盛りができないとのことなので、そば茶めし@200円をつけました。常連さんの同僚は冷やしたぬきそば@800円を注文です。
待つこと7~8分で提供されましたが、十割無篩い無玄蕎麦は、感動ものの美味しさです。ちょっと緑がかった蕎麦ですが、粗びきというのが見てわかる打ち具合。ちょっとボソッとした感じがまた蕎麦らしく、風味は抜群です。さすがに細切れにはなりがちですが、そこもまた良し。瑞々しい薬味も言うことありません。久しぶりに感動のそばに出会いました。もちろん岡山では初。神奈川で食べ歩いた数多のそば屋と比較しても最上位に来るのは疑いありません。そば茶めしも蕎麦の実の風味が良く出ている美味しいご飯です。蕎麦湯もトロトロではありませんが、かなり濃厚な蕎麦湯です。
同僚の冷やしたぬきそばは、蕎麦自体は私のものとは全く違う蕎麦ですが、蕎麦通の同僚がベタ褒めなので、推して知るべしです。
林業の町で思わぬ出会い。用務の前にちょっと時間があったので、町並み保存地区を車で案内してもらいましたが、そちらもなかなか風情のある地域。今度は休日にぶらりと来てみるのもいいかもしれません。(ただし、先述のとおり、1日仕事になりますけど)
5位
1回
2013/04訪問 2013/04/24
岡山市と瀬戸内市の間を流れる吉井川。その河川敷にあるゴルフ場の脇に当店はあります。
マイレビュアー様のレビューを見て、これは早く行かねばと思っていたのですが、ようやく生活も落ち着いてきたので、今回、訪問が叶いました。
レンタカーを借りてナビを入れると約20km強。ちょっと遠いですが、それくらいは障害にならない魅力のあるお店と見ていました。この点、結論から先に言うと、その期待通り(いや、期待以上かも)のお店でした。
かなり広い駐車場があるので、車でのアクセスの便は良いのですが、この日、11時15分頃とピークを外して行ったつもりが、既に駐車場は6〜7分の入りでしたから、ピーク時には駐車場難民が出るのかも知れません。
お店に入るといきなり、当店のシステムの説明書きが目の前に現れ、面食らいます。
セルフとオーダー式と特別なうどんの3種類から選べるというものなのですが、初心者には分かりづらいシステムです。
とりあえず、前に並んでいる人に倣ってセルフにしてみます。
棚から自分の好みの玉数のうどんを選んで自分で湯通しします。天ぷらなどのトッピング、サイドメニューを選んで、会計に。
結局、うどん2玉と春菊の天ぷら、いなり1個で何と399円!
会計を済ませて、だし汁をかけますが、濃い口、薄口から選べます。
うどんは茶色っぽい正真正銘の地粉うどんです。
因みにオーダー式は、地粉のふくほのかとしらさぎ小麦から選べるようになっており、「特別」のしらさぎうどんは、無農薬のしらさぎ小麦を原料としたうどんを注文を受けてから手打ちして茹で上げるというこだわりようで、従って、15分ほど時間がかかるとのこと。
正直、当店は、私の理想とするうどん屋のほぼ全ての要素を満たすお店。
讃岐うどんが外麦に席巻されるなかで、地産地消の稀有なお店です。
色々回っているおかげで、このような
お店に出会えたんだという感動すら覚えました。
少々住まいから遠いのが難点ですが、岡山にいるうちは、何度か通うことになりそうです。
6位
1回
2013/11訪問 2013/11/13
☆平成25年11月9日(土)訪問
木曜、金曜の徳島、高松出張を終え、金曜日の深夜に岡山に戻ってきました。
その時は、土曜は笠岡ラーメンでも食べに行こうかなと思っていたのですが、家に戻って紛失物があるのに気づき、翌朝一番で高松のホテルに問い合わせたら「お預かりしてます」とのこと。郵送してもらっていては、明日から出かける鳥取出張に間に合わないので、何と予定外の高松行きが決まってしまいました。こうなった以上は、徹底的にさぬきうどんを食ってやれ!ってなもんで、昼の連食を敢行することにした次第です。
さぬきうどんマップから良さそうな店をピックアップしたところ、駅の東方面に良さそうなお店が集積していたので、高松城跡のある玉藻公園散策を兼ねて巡ってみることにしました。
最初のターゲットになったのが当店です。
ホテルで忘れ物を受け取ったあと、ライオン通り商店街を駅方面へ進んで、片原町商店街の一本手前の筋を右折。暫く進むと左手に見えてきます。
大きな看板が目立ちます。
あとでお店の方に聞いたところ、以前は数軒隣りの1、2階で営業していたのですが、階段が老朽化して危なかったので狭くなるのは覚悟して4年ほど前に現在のビル5階に移転したとのこと。
ということで、お店は雑居ビルの5階にあり、エレベーターで上がります。うどん屋さんの立地としては恵まれているとは言えませんね。
5階までエレベーターで上がって降りるとお店はすぐ分かります。カウンターが5席に、ちょっと低いテーブル席が13席。スナックか何かを居抜きしたような雰囲気を感じない訳ではありません。
11時15分頃の訪問でしたが、カウンターで初老のお客さんが、昼間からチビチビ飲っておられます。
ご主人が温かいお茶とおしぼりを出してくれます。どうやら当店、奥さんが調理担当でご主人が接客担当のご様子。珍しいタイプですね。
メニューを見て、すうどん450円を注文。すうどんというメニューも珍しいですが、値段はさぬきうどんとしては高めです。
注文すると、「これから茹でるんで時間かかりますよ」との一言。それを聞いていた先客のご老人が有難いことに「俺のは後でいいよ」とのお言葉。それでも待ち時間15分ほどでやっと登場です。
調理の風景を眺めていると、奥さんが、茹で上がり間際は、盛んに茹で具合を手で手繰って確認しています。一番美味しい茹で具合を指が覚えているのでしょうね。何でも移転前のお店では42年営業してきた(逆算すると昭和42年からということになります)とのことで、まさに職人技です。
さて、そのうどんですが、いかにも純手打ちということがわかる不揃いの麺。しかし、コシ、粘り、舌触り、モッチリ感など全てにおいて素晴らしいうどんです。
だし汁も、化調は一切不使用とのこと。これだけの内容のものを食べられるのであれば、割高感など微塵も感じさせません。
さらに嬉しいことに奥さんが「食べてごらん」ということで冷たい生醤油うどんのミニサイズを試食させてくれました。「美味しいです!!」と申し上げたら、気を良くされたのか、「もう30秒待ってくれたら温かい生醤油も食べさせてあげるよ」とのお言葉。二つ返事でお願いしました。
生醤油うどんもよほど自信があるのでしょうね。確かに冷たい生醤油うどんは、「刺身と呼んでるんだよ」というお言葉が頷ける優れもののうどんでした。醤油自体にもこだわりがあるそうです。
食べ終わって会計を済ませるとエレベーターまで見送ってくださいました。この丁寧な接客にも感動です。
最近はやや惰性に流される感のあったさぬきうどん巡りですが、久々に強烈なインパクトのお店に巡り会えました。これも忘れ物さまさま、怪我の功名なのでしょうかね。
7位
1回
2013/11訪問 2013/11/10
前のうどん屋の時も良かったけど、更にグレードアップした感有り!
☆平成25年11月4日(月祝)訪問
岡山へ帰る日のランチ。留守宅の戸塚からの引っ越しが決まり、戸塚界隈で食事をする機会も残り少なくなってきたため、まだ未訪問のお店がないか調べていたところ、うどん店からそば店へ業態変更した当店が、リニューアル扱いになっているのを発見しました。
一般にうどん店とそば店の垣根は低く、その垣根の低さ=こだわり度の低さと認識している私にとって、このリニューアル扱いを見て、こだわり度のなせる技ではと期待が膨らみました。
11時10分頃と早めのランチタイムの訪問でしたので、一番乗りでした。
店内は相変わらず小綺麗ですが、うどん店の頃とほぼ同一の内装です。リニューアルは、あくまで業態=メニューに限られるようですね。
メニューは、温かいそば、冷たいそば、セット、丼メニューとおそば屋さんとしては標準的なもの。セットメニューにもそそられるものがありましたが、前日武蔵小山のそば屋でセットメニューを食べていたので、目先を変える意味もあって、店頭に大きくPRされているつけそばを試すことにしました。
注文したのは、肉つけそば@850円です。
当店、そばの盛りは、3人盛りまで無料という気前の良さ。つい誘われるように3人盛りをオーダーしてしまいました^^;
注文時に店員さんから、当店のつけそばのそばは、太くてコシの強いそばだということ、つけ汁はラー油が入ったピリ辛だということを告げられましたが、むしろ望むところと思い、気にも留めませんでした。
待つこと15分ほどで丼に山盛りのそば(たっぷりの肉、ノリ、ねぎ、キャベツ、ゴマにまとわれています)とつけ汁が登場。
注文時に思い描いていた肉つけそばのイメージは、温かい肉汁に冷たいそばをつけて食べるというもの。注文時の店員さんのアドバイスもそれが覆るほどのものとは理解していませんでした。ただ、ラー油というのは一つのメッセージで、実際出てきたのは、ピリ辛の甘酢っぱいつけ汁だったんです。キチンと確認しなかった私のミスでした。
店員さんに聞いてみると、最近、温かいつけ汁のリクエストが多いので、注文時に言ってもらえれば温かいつけ汁も提供、その場合はラー油は入れないとのことだったので納得です。
出来得れば、メニューに明記するか、もう少しキチンと説明して欲しかった気はしますが・・・
肉は、既述の通り、つけ汁ではなく、そばの方に乗っかってきたのですが、そば自体は、ワイルドな田舎風そばで私のツボにピタリとはまりました。
以前のうどん屋さんの時もかなり気に入っていたのですが、業態変更で、さらに私のツボに近づいたイメージです。
ただ、素材へのこだわりをもう少しアピールした方がいいようにも思え、上記つけ汁の問題も含めて改善点も有りますね。まだまだ発展の余地有りと言い換えることもできますが。
全体としては、私が理想に描いているつけそば屋さんに近いコンセプトだったので、期待値も込めて高い評価にしました。上記の通りまだまだ改善点はあるものの、是非盛り上げてあげたいお店です。
8位
1回
2013/10訪問 2013/10/17
☆平成25年10月12日(土)訪問
この日は武蔵小山で午前中用事を済ませ、ランチは久しぶりに家族揃って横浜界隈で食べようということになりました。
こちらのお店は食べログ検索で信頼性の高いランチコスパ降順検索で発見しました。
横浜天理ビルの裏側の裏道添いですが、ラパウザの入っているビルというと思い当たる方もいらっしゃるかもしれませんね。そのビルの4階にお店はあります。
1階の入口はビルに入居しているテナント(当店も含めて)の看板が入り乱れています。
エレベーターで4階に上がってお店に入りました。
やや設備は古い感じがしましたが、なかなか明るい清潔な感じのお店です。
奥にはソファーコーナーもありましたが、スタンダードなテーブル席の方を選択しました。
ランチメニューは、炭火焼イタリアンというジャンル名から見ると想定の範囲内かもしれませんが、パスタ以外に焼き鶏丼や鯖の塩焼き定食、カレー、ハンバーグなどもあります。私的にはややサプライズのメニューでした。
注文は4人それぞれ。娘二人は2種類のパスタ@730円をそれぞれ。家内が炭火焼き鶏丼@630円、私が文化さばの塩焼き定食@840円にしました。
まず娘二人のランチパスタに付くプレートが登場。さつまいもの冷製ポタージュ、自家製フォカッチャ、カモのスモークにサラダといった豪華版で、これが付いて730円?と思わせる内容です。パスタも茹で上げを提供するので7分ほど時間がかかりますと書かれてましたが、二種類のパスタともに娘二人に大好評でした。
家内の焼き鶏丼もたっぷり鶏モモ肉の炭火焼きに温玉が入ったなかなか充実の丼。具だくさんのしっかりした味噌汁、漬物付きで630円は驚きですね。
そして私の文化さばの塩焼き定食。一番値の張る840円でしたが、とにかくこのさば、半端な美味しさではありません。丸々一尾のボリュームもさることながら脂の乗りが素晴らしい。炭火焼きの香ばしさとも相まって完璧なさば塩焼きでした。惜しむらくはご飯だけはイマイチだったこと。ただ、家族のメニューも含めてこれだけの料理をこの価格で楽しめるのですから減点幅は小さいです。
食後トイレに入ったら、トイレの中に食材の解説が貼ってあります。豚肉は、長野県飯田市の岡本養豚場の「千代幻豚」を使用、魚は、宮崎やひろ丸の「船直」を利用となっていました。なるほどと感心しました。(豚肉は食べませんでしたが(-_-;))
接客も素晴らしく、水を注ぎにくるタイミング一つをとっても、客の方をきちんと向いているのがわかります。先日レビューした倉敷の尾原とは対極ですね。
総合的にランチスポットとしては極めて秀逸。一点だけ、全面喫煙可の点は何とか改善してもらいたいところですが、それを差し引いても表記の点は決して甘ちゃんではありません!コスパ検索の信頼性がまた一段高まりました。
9位
1回
2013/09訪問 2013/10/12
旨い!さぬきの夢2009を誤解してました<m(__)m>。当店では、さぬきの夢2009の美味しさを満喫できます!
☆平成25年9月7日(土)訪問
坂出さぬきうどん巡り9巡目の2店目。駅からは比較的近い当店にお邪魔してみました。駅前から延びる目抜き通りにある唯一のうどん屋さんで、立地的には悪く無いのですが、レビュー数も少ないし、それほど期待をもっていたわけではありません。
11時40分くらいの訪問でしたが、1階のカウンター9席に初老のお客さんが一人だけいらっしゃいました。
メニューは壁に定番メニューが掲げられているほか、ホワイトボードがいくつかあって、本日のサービスメニューとか、お昼のサービスメニューとかなかなか賑やかです。
注文は、お昼のサービスメニューから肉うどん400円。定番メニューには550円となっているので、日替わりサービスなのでしょうね。他では、天ざるが定番750円→500円となっています。
待っていると、ご主人から「当店は、お客さんから注文を受けてから茹でるのでちょっと時間がかかりますけど」との一言。時間は余裕があるので快諾しました。時間に制約がある平日のランチと違って、休日は時間がかかっても美味しいうどんが食べたいですからね。
15分以上待たされたでしょうか。ようやく肉うどんが登場。
一口食べてビックリ!!このうどんめちゃくちゃ旨いです!!
不揃いですが、エッジがしっかり効いており、モチモチ感があって、うどん本来の小麦の味も秀逸です。
聞けばさぬきの夢2009を100%使用して完全手打ち、手切りで仕上げているとのこと。
さぬきの夢は過度にASWに近づけようという意識が強いと感じ、個人的にはあまり魅力を感じていなかったのですが、それは、これまで食べたさぬきの夢が、本当の本物ではなかったこと(機械打ちだったか、製麺後時間が経過していたか、茹で置きだったか、そのどれか)に起因しているのだということを思い知らされました。これがほんとのさぬきの夢2009だったんですね。試験場の方には謝らないといけません。
それにしても、さぬきの夢2009。昨秋スタンプラリーがあったそうですが、その台紙を見ると、一応のお店の差別化はされているものの、ブレンド割合とか提供時期のみ。機械打ちか手打ちか、製麺後茹でるまでの時間、茹で置きであるか否かなどうどんの味を決定づける要素も加味してもらいたいところですね。
食後あまりに感動したので、ご主人に「すごく美味しかったです。」と申し上げたら、色々とうどんにまつわるお話をしてくれました。最初のうちは、よくあるおしゃべりご主人の自慢話かな、と思ったのですが、暫く聞いていると単なる自慢話ではなく、なかなか客観的で論理的。説得力のあるお話しで、つい聞きいってしまいました。
坂出うどん巡りも最終盤ですが、ここにきて意外なところから一番かと思われるお店に出会いました。これまで一番と思っていた日の出製麺所と比べても遜色ありません。(価格的には、かけ100円の日の出にはかないませんが、手打ち、手切りの差別化でカバーしてあまりあります。)
10位
1回
2013/07訪問 2013/07/23
米子出張時のランチに職場の同僚に案内してもらいました。
お店は、米子高島屋の近くです。外見は今風の居酒屋といった趣で、特に惹きつけられるものがあるわけではありません。
店内には、入口で靴を脱いで上がります。
3人でしたが、2階の個室に案内されました。
ランチメニューは色々あるのですが、米子の同僚が言うには、本当は限定20食の真心膳というメニューが大人気とのことで、その有無を確認したら、残念ながら無くなったところだそうでした。この時点で、まだ12時前ですから、人気のほどが伺えます。
それ以外のメニューもなかなか充実していましたが、一番目についた「週替わり膳」@1000円を注文しました。
週替わり膳は、主菜を肉、魚から選択するのですが、副菜も素晴らしく充実しています。まず、柳川鍋が運ばれてきて、ついで料理一式が登場。
写真で概ねお分かりいただけると思いますが、まあ凄い内容です。
主菜で選択した鯖の豆煮、ブリの刺身、献上豆腐、真鯖のから揚げ、茶碗蒸し、それと柳川鍋のいずれも上々の味わいです。
これにデザート、ドリンクがついて1000円とは信じられません。因みに、このデザート、コーヒーも手抜きのない美味しさでした。
色んなランチを食べ歩いていますが、コスパはケチのつけようがありません。
同僚の言う真心膳は、これを上回る人気とのことなので、どんだけ?と思います。
当店の系列店には、松江、米子、倉吉に「旬門」という居酒屋があり、松江には「日本いち」という店もあるとのこと。是非ともそれらの店も訪問したくなる、素晴らしいランチでした。
今年は、人生の一つの転機の年となりました。
まず、仕事の方は4月に東京から岡山への転勤。単身赴任は帯広に次いで2度目ですが、今度は中国四国9県を担当する仕事となり、出張生活の多さは帯広時代の比ではありません。
このため、食べログのレビューペースも我ながら驚くハイペース振りです。まあ、それでもダイエットモードも適宜取り入れていることで健康の方はそこそこ維持できているので、このペースは当分落ちないかもしれません。
私生活の方では、12年近く住んだ(単身赴任時代を含む)戸塚から武蔵小山への転居です。戸塚・東戸塚のお店は相当数の足跡を残してきました。これはというお店でレビューし残したお店は無いと自負していますが、今後はあまり来る機会も無いと思うので、一旦卒業ということになりましょうか。後年振り返ってみた時に懐かしく感じることでしょう。
さて、今年のランキングですが、何とランクインはすべてランチのレビューとなりました。コスパを重視しているため、どうしてもランチの方が相対的にコスパ高評価になりがちなので致し方ないでしょうか。いずれのお店についても、「この値段でこの内容が!」という驚きを得られるだろうという点においては自信を持ってお奨めできるお店ばかりです。
以下、トップ3について若干のコメントを記しておきます。
トップの「すがの」のランチは、とにかく素晴らしいです。地元ではママ友ランチの定番スポットになりつつあるらしいですが、戸塚の住民のみならず多くの皆様に是非訪れてもらいたいです。
第2位の「さとに千両」は私としては珍しくB級の枠からはみ出るお店だと思います。古民家を改装したレストランで、優雅なランチにはもってこいですし、その面も含めたコスパは素晴らしいです。第3位のココガーデンともども山陰からのランクインとなりました。田舎というイメージで語られることの多い山陰地方ですが、数こそ限られるものの素晴らしいグルメスポットが点在しています。
2014年は、仕事の方は(勤務地含め)どうなるかわかりませんが、私生活は永住の地(恐らく)が確保できたので、武蔵小山を拠点に新たな食べログレビューに臨みたいです。どうぞよろしくお願いいたします。