トントンマンさんが投稿した豚や(東京/西荻窪)の口コミ詳細

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豚や西荻窪、荻窪、上井草/うどん

1

  • 昼の点数:4.2

    • ~¥999 / 1人
      • 料理・味 4.6
      • |サービス 4.2
      • |雰囲気 3.6
      • |CP 3.7
      • |酒・ドリンク -
1回目

2017/04 訪問

  • 昼の点数:4.2

    • [ 料理・味4.6
    • | サービス4.2
    • | 雰囲気3.6
    • | CP3.7
    • | 酒・ドリンク-
    ~¥999
    / 1人

ここの黒うどん、国産小麦好きにはたまりません!

最近なぜかうどん付いています。
元々うどんは好物なのですが、冬場は土日のどちらかは家で鍋物という生活が続いており、その〆の麺類もかなりこだわるようになりました。

もつ鍋なんかだと中華麺のこともあるのですが、やはり鍋〆の王道はうどん。この冬もスーパーのうどん売場にはかなりお世話になりましたが、それで感じたのは、折角美味しいローカルメーカーのうどんを見つけたと思ったら大手のメーカーに模倣戦略(業界のリーダーがやる場合は、同質化戦略と言われています。)を取られて撤退を余儀なくされるというケース。

味は明らかに違っていて、ローカルメーカーの伝統技術の方がレベルは上なのですが、低価格戦略で攻められるとバイヤーはついそちらに傾いてしまうのでしょうね。

飲食店でも同様の現象が見られ、ローカル店でちょっと流行ると大手チェーンが真似するというパターンは枚挙に暇がありません。
そんな中で、個店応援団を名乗る私は、食べログでも、積極的にローカルな個店を利用するようにしています。

うどん店については、さぬきうどんを中心に大手チェーンの攻勢もいまだに見られますが、それでもローカル個店もかなり健闘していると思います。

この日は、そんなお店を求めて、西荻窪までやって来ました。

西荻窪は、今から23年ほど前に杉並区の上井草に8か月だけ住んだことがあり、その際の利用駅の一つ。
随分昔のことですのでそれほど土地勘があるとも言えず、その後はすっかりご無沙汰しているエリアです。

当店は、青梅街道沿いの荻窪警察署前の信号際に店を構えています。
念のため、オープン前の11時20分に着いたのですが、既に店頭には10人を超える列が出来ていました。
店内キャパシティは、カウンター席10席と聞いていましたので、1回転目では入れない勘定。
これは待つのが嫌いな私にとって大きな決断を迫られます。
それでも、この日に限っては、気分的な余裕もあって、せっかくここまで歩いてきたのだからと待つことを甘受することにしました。

11時30分少し前に扉が開いて客を店内に入れてくれますが、予想通り1回転目には入れず待つことに。
それでも、店内に8席ほどあるベンチに座ることが出来ました。
季節外れの寒い日だったので、これは有り難かったです。
私より後ろに並んだ10人以上は、外で待つことになっていましたので、例え1回転目に入れなくとも多少早めに訪れるのは正解だと思います。

ベンチに座って10分ほど待った頃、厨房から注文を聞いてきますので、あらかじめベンチ後ろに吊るされているメニューで確認していた肉汁つけうどんの黒・並盛り@950円を注文します。
並盛りでこの値段というのは、価格帯はやや高めの設定ですが、希少価値の対価かなと考えれば諦めもつきます。
うどんは、大きく黒と白に分かれており、国産小麦ブレンドでふすま入りが黒、ASW主体に国産小麦をブレンドしたのが白とのことでしたので、私の好みからは迷うことなく黒をチョイスします。

先客には席に座って7〜8分で注文の品が出されていましたので、入店待ちの客のうち一部の人達にはオープン時間前でもあらかじめ注文を聞いて準備していたと思われます。こういうオペレーションの工夫は、客目線で有り難いところですよね。

それでも、席に案内されたのは、入店から35分ほど経過していました。席に着くと2分ほどで注文の品の提供。先客に小さい子連れと老人がおり、食べるペースがなかなか読めなかったものと思われ、見込み生産にも若干の狂いがあったのかもしれません。兎にも角にも入店して40分弱でようやくうどんにありつけました。

うどんは、黒うどんとは良く言ったもので、小麦ふすまを配合した茶褐色の麺。
小麦の種類は明示が無かったものの国産小麦の配合です。
そしてこのうどん、私の好みにどんぴしゃりです。
国産小麦の香りが好きな人にはたまらない味と言ってもいいのではないでしょうか。
コシもなかなか強烈です。

豚肉汁の方は、とにかく豚のバラ肉とネギがたっぷり。
こちらもとても美味しい。
国産小麦のコテコテうどんとこのつけ汁の組み合わせはこたえられません。

量も500gありますから、並盛でも十分な食べ応えはあります。
普段の私なら大盛り(750g)、2倍盛り(1kg)は当たり前なのですが、なにせ前日で平成28年度の食べ納めをして、「ダイエットの新たなステージに突入」と誓ったばかりですので、舌の根も乾かぬうち・・というのは避けることにしました。

長時間並んでようやくたどり着いたうどんですが、それだけの価値は十分にあると思います。

冒頭、大規模チェーン店の同質化戦略なんて書きましたが、この手のうどんはまだ大手の手が及んでいないようですね。
このことは、個店応援団の私としては嬉しいようでもあり、なかなかお手軽には食べられないという意味で残念でもあるので複雑なところです。
ただ、東京都内にもう少し当店のようなコンセプトのお店が増えて欲しいなとは思います。出来れば、もう少し安価な路線でね。

  • 豚肉汁うどん黒・並盛り@950円

  • ふすま入りうどん旨し!

  • 具たっぷりの豚肉汁

  • 麺のリフトアップ

  • 店頭のグランドメニュー

  • 個別メニュー①

  • 個別メニュー②

  • 個別メニュー③

  • 個別メニュー④

  • 個別メニュー⑤

  • 個別メニュー⑥

  • 個別メニュー⑦

  • 個別メニュー⑧

  • うどんの説明

  • 店内

  • 外観

2017/04/17 更新

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