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六白黒豚上ロース膳 これにキャベツ、漬物が付いて@2,860円
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六白黒豚上ロースのアップ
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六白黒豚上ロースかつ
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六白黒豚上ロースかつの断面アップ
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超具沢山の豚汁
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キャベツは先出しでお願いしました
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漬け物
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ランチメニュー
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このスローガンも素晴らしい!
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ドレッシングは青じそと黒トリュフの2種類
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店内
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地下のお店へのアプローチ
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1階の外観
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とんかつ百名店巡りをしている間は、昼に夜にしゃにむにお店を回っていた感がありますが、新型コロナ禍もあって、とんかつ百名店巡りから距離を置いてみると、たまに食べるとんかつがとても美味しく感じるようになりました。
何事も過ぎたるは及ばざるが如しで、あまり集中し過ぎると本当の良さを見失うことがありますよね。
食べログは、メダルなるものを作ってレビュアーのモチベーションを高めようと躍起になっていますが、食べロガーはそれに踊らされないように心がけるべきでしょうね。
私は、特にエリア件数とか初投稿は食べログの本来の姿から掛け離れた行動を助長しているような気がするので、そことは距離を置くようにして久しいですが、今思えば、ほんと良かったと感じています。
この日は、そんなとんかつ店を久しぶりに訪れることになりました。
過去のレビューを振り返ってみるとカツ丼を20日前、カツカレーをひと月前に食べていますが、本格的なとんかつ定食となると3か月振りということになります。
直近は、2022年8月訪問の「とんかつ ARI 神田店」ですから。
最近はうどん百名店の攻略に力を注いでいたこともあるかもしれませんが、本来、これくらいの間隔を開けた方がいいのかもしれませんね。
とんかつ百名店にのめり込んでいた時は、昼も夜もとんかつということもありましたのでw
そして、この日のとんかつ店のターゲットにしたのが、とんかつ業界に新風を吹き込んだと言ってもいい存在の当店になりました。
当店は、鹿児島県でかごしま黒豚の生産農家に生まれた青木啓太さんが東京で起業されたお店です。
かごしま黒豚と言えば、鹿児島県内で飼育されたバークシャー種の豚の呼称で、平成11年には鹿児島県により商標登録されています。
当店のオープンは、2019年11月ですから、オープン3周年が間近に迫っている時期の訪店となりました。
因みにオープン日は11月29日のいい肉の日に合わせているそうです。
青木シェフは、実家を飛び出して世界一のとんかつ屋を目指して洋食店や鉄板焼き店での修業を経て、実家の父の夢であった「実家の黒豚のとんかつ屋」を実現することになります。
西荻窪という立地は、あのとんかつ界のカリスマである三谷成藏氏が高田馬場から移ってきた土地である阿佐ヶ谷(とんかつ成蔵)と同じ沿線(中央~総武線沿線)にあり、さらに同じ沿線には、秋葉原の「丸五」、飯田橋の「あげづき」、四谷の「車力門 ちゃわんぶ」、国分寺の「とんかつ桂」といった百名店がありますので、とんかつ激戦の沿線と言ってもいいエリアだと思われます。
しかも成蔵の移転オープンが2019年7月で、当店がその4か月後、更には両店とも完全予約制という形で営業していることを考えると、成蔵を意識しているのは疑い無いところかと思われます。
ただ、ネットでの情報では、三谷成藏氏はワンマン的な方だ(接客が悪いという意味では決してなく、厳しい方だという意味で)という評判もあり、私も高田馬場の旧店(現在は経営を弟子に任せて「なりくら」として経営中)では若干そんなことも感じ取っていました(店内の緊張感など)が、当店の青木啓太店主は気さくな人柄と言う評判が多いので、その点には期待もしたくなります。
そのせいかどうかは分かりませんが、ミシュランでも東京2022のビブグルマンに選ばれ、食べログのとんかつ百名店2022にも選定されています。
この日は、3週間ほど前に11時半でネット予約を入れて伺いました。
特に注文は選択できるようになっていなかったので、席だけ予約という形です。
当店の場所は、食べログ店舗情報には西荻窪駅徒歩10秒と書かれているように駅のすぐそばです。
駅の南口側に出て右方向に進むと「松屋 西荻窪店」がありますが、その手前(向かい)のビル(中村ビル)の地下1階になります。
予約時間の5分前に訪れましたが、1階の階段下り口には満席の表示があります。
どうやら予約で席は全て埋まっているようです。
かなり老朽化しているビルの階段を下り切ると入口があり、すぐにあるレジから右手に厨房とそれに面した客席(カウンター席)が8席あります。
奥にはテーブル席も2卓8席あり、計16席のキャパです。
私はカウンター席に案内されました。
お店は店主らしき男性と女性3人の布陣ですが、皆明るくてとても感じの良い接客で、前記の店主さんのキャラは十分発揮されているように見受けました。
卓上にはランチメニューが置かれていますが、メニューは比較的シンプルで、とんかつは基本鹿児島産六白黒豚単品。
フィレとロースがあり、サイズや部位によってフィレ3段階、ロース2段階のグレードがあります。
注文は、ロースカツの上級グレードである上ロース膳@2,860円にしました。
味噌汁は豚汁としじみ汁から選べるので豚汁にしました。
価格表示は税抜きですが、ここは税込み表記の方が印象は良いと思います。
待っている間に、当店のコンセプト等が書かれているペーパーに目を通しますが、当店は料理や店内の撮影も含めて、SNS等への投稿大歓迎の姿勢を前面に出しています。
お店によっては、写真撮影や口コミ投稿などを極端に嫌うお店もチラホラ見られる中、この潔さは好感が持てますね。
辛口も含めてキチンとした評価をもらいたいという気持ちに溢れているように思います。
そのコンセプトペーパーにはキャベツの先出しやお代わりについても触れられており、OKとのことだったので、先出しをお願いしました。
ドレッシングは卓上に青じそと黒トリュフの2種類があり、黒トリュフの方でいただきましたが、トリュフの風味満点のドレッシングで、キャベツのカットもソフトな口当たりを実現しており、なかなか素晴らしいです。
注文の上ロース膳は、待つこと21分ほどでの提供でした。
6切れにカットされたロースかつの上に最も厚い部分が断面を上にして乗っています。
200gと記載されていましたが、見た目はもう少しありそうな感じがします。
かつの乗った皿にはすだち、和芥子、わさびが添えられており、食べ方としても、そのまま食べるほか、ソース(卓上備え付け)、岩塩(好みですだちと共に)、醤油(好みで和芥子又はわさびと共に)が推奨されています。
せっかくなので、全種類試しましたが、この六白黒豚のロース、素晴らしい味わいですね。
かごしま黒豚の指定生産農場である店主の実家でさつまいもをたっぷり給与して育てられた黒豚らしいですが、柔らかくて弾力がある歯切れの良い肉で、豚肉特有の匂いも極力抑えられています。
揚げ方も、糖質の少ないパン粉(恐らく、我が家から近い武蔵小山の「中屋パン粉工場」のものと思われる。)を付けた低温長時間揚げなので、見た目も綺麗ですし、サクッとした食感も素晴らしいです。
どの食べ方も甲乙つけ難いのですが、脂身もかなりたっぷりついていてしかもほのかな甘みがあるので、強いて挙げると塩が一番美味しさを引き出せていたと思います。
豚汁はとにかく具沢山で、その具材の味が出汁と組み合わさってとても美味しいです。
これ単品でも名物料理になるくらいの充実した豚汁で、しじみ汁との2択になっていますが、豚汁にして正解でしたね。
ただ、かつの脂身があまり得意では無い方だと豚汁はかなりくどく感じる可能性もあり、その面でしじみ汁との2択というのは良く考えられていると思います。
ご飯にもこだわりがあり、日によって使うお米を変えているのか、この日は青森産の「青天の霹靂」を使用しているとの説明がありました。
いやあ、当店、期待以上に素晴らしく、完全予約制で全く待つストレスが無いことや写真撮影&口コミ歓迎の前向きな姿勢も含めて私がとんかつ専門店に求めている要素が完全に近く実現していたお店でした。
私のこれまでのとんかつ店の最高評価は東銀座の「にし邑」の4.6点で、次いで移転前の「成蔵」の4.5点と続きますが、当店にはそれらを上回る4.7点を進呈したいと思います。
駅近とは言え、ゴミゴミした雑居ビルの地下というのはあまり条件が良いとは言えないと思いますが、小綺麗なお店には無い場末感というか、「名より実」みたいなところを感じられた点をむしろプラスに評価したいです。
予約は、余裕を持って行えば土日でも問題無く取れますし、とんかつ好きには是非試してもらいたいお店ですね。