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昼の点数:4.0
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¥1,000~¥1,999 / 1人
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料理・味 4.0
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|サービス 3.5
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|雰囲気 3.2
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|CP 3.6
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|酒・ドリンク -
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[ 料理・味4.0
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| サービス3.5
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| 雰囲気3.2
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| CP3.6
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| 酒・ドリンク- ]
絶品レアチャーシューと、これぞ麺やの麺やでっ!
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2025/10/19 更新
このお店「麺や凛」は、当時高校生だった息子が石橋近辺のラーメン屋の中で、いつも行列で食べられないと言っていたのが気になって行ってみたのが最初。以来、かれこれ3、4年通っている。
池田市の井口堂は大昔に住んでいたのだが、街並みは色々変わった中で、独特な雰囲気が今も変わらない井口堂交差点にこのお店はある。
最初に行った時は、オススメの「醤油らーめん」をいただいた。その時は、スープに何か物足りなさを感じて、無化調とはこういうものなのかなと思った。
しかし、しばらくすると、この「醤油らーめん」がなんだか食べたくなり再訪、そして再訪、再訪々々と、一時期かなりハマっていた。
今となってはあのクレイビングはなんだったのだろうと思う。最初はピンと来なかった曲が、何回か聴いてるうちにめっちゃ好きな曲になってる感じに似ているかな。今はさすがに落ち着いてそこまでの欲求を感じないが、私にとって欠かせないお店になっている。
ようやく涼しくなってきて私的にラーメンシーズン到来。早速お邪魔した。塩らーめんに、つけ麺、まぜそばと色々とメニューを試してきたが、原点回帰の「醤油らーめん」をいただくことが多い。シーズン初戦は当然「醤油らーめん」一択っ!
丼の中の片側に朱色の筆書き模様がはいっているのだが、その模様の反対側に淡いピンクが美しい豚ロースのレアチャーシュー、模様とレアチャーシューの間に穂先メンマと白い鶏胸肉のチャーシュー、そして丼の中央に緑の青ネギとカイワレ大根が配置される。もちろん具材の間を褐色の醤油スープが満たすわけだが、3年前の写真を見ても同じ姿。どうも色彩的な配置にこだわりが見えるラーメンだ。
まずはスープからいただく。角のない、まさに丸いスープ。醤油ラーメンは塩辛いくらいのとんがったのが好みだったりもするのだが、こちらのスープは正反対。しみじみとまろやかで(でも全部飲んだらあかんよね、いや、これなら飲んでもええでと葛藤しつつ)最後にはほとんどなくなってしまう。5月の下旬だったか昨シーズンの最終戦、コクが増えておいしくなった気がしたのだが、時間があいてしまってよくわからない。でもやはり安定の美味しさ。
そして特筆すべきは「麺や」とかかげるお店こだわりの自家製平打ちストレート麺。
麺を箸あげすると、適度にスープを纏った表面はしっとり艶やかだが、中心にパスタでいうところのアルデンテのような芯がうっすらと見える。これが心地よい麺の噛みごたえを担保しているのだろう。ふた啜りくらいまでは麺の香りをフワッと感じ、そのあとは慣れてしまって香りはわからなくなるが、「ず〜っ」とか「ずず〜っ」とか濁点のつくずずり感で麺をいただく。麺がひっぱってくるスープの旨みとともに、麺の口当たりに噛みごたえ、味、喉越しを楽しむのだ。絶品である。
絶品と言えば、丼の半分くらいを覆う大判のレアチャーシュー。しかもかなりの厚切り。でも見かけとは裏腹に味付けはいたってシンプルで、しみじみと豚肉の美味しさが味わえる。このレアチャーシューだけでも満足感が得られる方は多いはず。
一つ難を言うと、その大きさと厚みがゆえに、丼のふちにひっかけてスープの熱から逃すことが難しい。かと言って、美味しいものは後々まで取っておきたい性分なので、先に食べ切るということができず、肉にゆっくりと熱が入っていくのを見届けるしかない。まあ熱が入ってもまた違う味わいで美味しいのだけれど。
お店の昼営業は少し長めなのでランチのピークを外しやすい上に、井口堂は自宅から車でサクッと行ける距離にある。それでこのレベルの高いラーメンがいただけるので大変ありがたい。
ただ、このままでもずっと通って食べ続けたい推しのラーメンなことは確かなのだが、他の方々の投稿にもあるような弱点も若干あるように思う。強い麺に強いチャーシューと来て、スープがこの一杯をまとめきれていないような気がする。これでスープが、さらにドカンと来れば、麺とレアチャーシュー、そして今は陰に隠れているような鳥チャーシューも含めて、さらに一体感が高まり、より完成度の高い一杯となるのではないだろうか。まあ、でも、これは素人考えで、おそらくはお店が目指されている方向とちがうのだろう。