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昼の点数:4.2
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¥1,000~¥1,999 / 1人
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料理・味 4.2
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|サービス 4.1
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|雰囲気 3.5
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|CP 3.6
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|酒・ドリンク -
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[ 料理・味4.2
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| サービス4.1
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| 雰囲気3.5
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| CP3.6
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| 酒・ドリンク- ]
福島に来てくれて感謝!のラーメン
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2025/09/28 更新
福島区の出身なのだが、40〜50年前の子供時代からいい大人になるまで、ずっと梅田の陰みたいな街やなと思っていた。
「遊びにでかけるなら梅田、となりの福島って何?」、そんな感じ。それが商圏の広がりと、路地の入り組んだ古い街並みが注目され、今ではそこらかしこに飲食のオシャレな店や有名店があり、空を見上げれば、タワマンが立つ。
10年近く大阪を離れていたが、戻ってきたら、昔と比べて別の街。地元が賑やかになって良かったなと思っていた頃に「三く」に初めて行った。まだ開業からそんなに時は経ってなかったと記憶する。
とにかく、驚いた。こんなこだわりのラーメン屋が、あの福島にできるんやと。
まず店名からして、なんと読むのかわからなかった。お店の営業時間に39がつく(昔は開店と閉店もxx時39分だったように思う)。店に入ると、BGMにジャズが流れ、店員さんのTシャツや店内の但し書きには「感謝」の文字が溢れていた。それで「三く」の意味がわかった。
あとはなんと言っても、今じゃ考えられない、おもてなし。毎時39分に席についているお客さん全員に一品料理がふるまわれるという。あの頃は、こんな洒落っけにもまだ寛容だったのだ。
そして、もちろん、ラーメンの美味しさに衝撃をうけた。
初めて食べたのが「かけ」。その後、今に至るまで、数十回は軽く行ってるが、ほぼ「かけ」しか食べたことがない。あの頃は、気合いの入ったラーメンを食べた経験がほぼなかったので、その美味しさの「刷り込み」のようなものかも知れないと思う。
夏の間、特に最近の夏は、熱いラーメンを食べる気がせず、冷たいラーメンもあまり好きではないので、ラーメン屋には寄りつかない。最近、やっと気温が下がってきたので、お店に行ってきた。
もちろん「かけ」。安定の美味しさ。やはり、しみじみと美味しい食べ物だ。数十杯と食べてきたが、美味しさの要素の根本は、ほとんど変わってないのではないかと思う。
丼を眺めると、スープのほぼ全面が、その澄んだスープを掻き消すかのような大量の魚粉と、油でうっすらと覆われていて、けっこうな量の白ネギとほうれん草に、2枚の厚切りチャーシュー、そして一匹の煮干しがのっている。
初めて食べたときは、煮干しがスープの中からゴボッと出てきて驚いた。今よりデカく、煮干しというより丸干しのようで、食べていいものか迷った覚えがある。でも、今では真っ先に目につくところにいるので、あの経験は偶然だったのか。
スープは、魚介とはわかるが、言われないと私には煮干しとわからないスープに、熟成させてまろやかにした醤油を合わせているそうだ。飲むとほっこりした美味しさを感じるが、油と魚粉で、グッとコクが増して、いつもやめられなくなってしまう。
麺は西山製麺のちぢれ卵麺。ふた啜りくらいまでは、卵の風味がふわっとしていい感じ。すぐに慣れてわからなくなるが、ちぢれ麺がいい具合にスープ、油、魚粉をひっぱってくるのと、そのチュルチュル食感でやはり癖になる美味しさ。
麺を啜って、スープを飲み、合間にトッピングをはさんでいく。もう見るからにチャーシューは絶品だ。煮豚風でホロホロ食感だが、香ばしさを感じるパンチの効いた味付けがとても美味しい。ハシで持ち上げる時は、崩壊しないように注意が必要だ。
そして、白ネギ。実はこれにハマる(今風に言うと沼る)。こんな切り方で、この量が供されることがあるだろうか。ひっぱりあげてガジガジとかじる。ネギの風味と食感が、やはりスープ、油、魚粉と相まって癖になるのだ。わからないのがほうれん草。かなり柔めに湯掻かれているので風味重視ではない。クタッとしてて、ネギよりもスープなどとよく絡むので、食感と味を楽しむものなのか。やはり、私は白ネギ派だ。でもほうれん草派の方もいらっしゃるのかも知れない。
煮干しは、合間にかじるのが好きという方もいらっしゃるだろうが、私には「かけ」のシンボルのようなもので、具としての力はない。でもあの、初めて来た時に、スープの中からゴボッとあらわれた煮干しは、実は、むちゃくちゃ美味しかったんだよなあ。まあ年齢的に過去を美化してるだけなのかも。
何十杯も食べてると、どんどんマニアックに楽しんでしまうが、あのほうれん草の謎、そして、なぜ「三く」の他のラーメンやつけ麺とは一線を画した卵ちぢれ麺なのか?まだまだ、楽しめそうだ。
店主の「三く」にかけられた思いはずっと生きていく。これからも変わらず、ずっと通いたいお店だ。少し他のラーメンにも冒険しよう。そういえば、私にとって、福島には「三く」のような意味を持ったお店がもう一軒ある。またいつか書こうと思う。