『とんかつに思ふこと』おばかずさんの日記

私の大好きな食べ物

とんかつ（揚げ物）
ラーメン
カレーライス
寿司（刺身系）

である。

私は仕事に就いた後、検診でいつも引っかかるほどのメタボ体型になっていた。
１７３㎝　８８㎏オーバー（９０㎏はぎりぎり越えたことはなかった）　ウエスト９８㎝

これは、「油と炭水化物」で出来あがったからだだった。

以前友達に「揚げてないものは食べ物ではない」と言った名言がある。
ちくわ、卵、ハム、ブロッコリーなどの野菜全般、何でも揚げて自宅で食べてた。
家内がとんかつを作ると、あまった油がもったいないと揚げ続け、揚げ物の鍋の油は半分程度無くなった。いや無くなったのではなくて、揚げ物に移動したのだ。
肉汁だか油だかわからないまま、たくさん食べた。味覚なんて関係なかった。油さえ食べられればそれで良かったのだろう。

ダイエットしてもう４年が過ぎる。リバウンドはしていないが、未だにとんかつは大好きだ。ヒレ肉よりロースカツが美味しい。脂がついていると最高だ。ソースは、ウースターソースにするのがお気に入りだ。水のように液体のソースはあっさり食べられる。

とんかつの名店に　井泉と玉藤が北海道では有名であろう。コロモが特に美味しい。しかし、私は名もない定食屋やラーメン屋のとんかつ屋も愛している。家庭的なとんかつは、母親の味がするからだ。なら、自宅で食べろ！！と突っ込まれそうだ。家内のとんかつは、「口に入れる前から予想できているとんかつ」。しかし、初めて言ったお店の普通のとんかつは、初めてのとんかつになる。「どんな感じなんだろ」とワクワクしながら待つ時間がいとおしいくらいたまらない。
あと、キャベツの量はどれ倉なのか。キャベツの横にはマヨネーズが添えられているのか？時々目玉焼きが添えられることがあるが今回はどうか？などなど・・・・。

どうでもいいかもしれないが、とんかつは死ぬまで食べ続けたい最高の料理だ。

昨年、超メタボの先輩と仕事をすることがあり、話をした。「なあ、ヒレカツ定食ってあるだろ？年を取って中年になったら、私はヒレカツ定食しか食べられなくなっちゃった。って言う人いるジャン」
「はあ。確かにいますね」
「俺はな、一生ロースカツを食べ続ける人生でありたいんだ」

うう。かっこいいと思った。この人は、動脈が硬くなろうが、睡眠時無呼吸症候群になろうが、ロースカツを食べ続けるのだ。死亡診断書には、病名を書くところがあるようだが、この人の病名はおそらく「肥満」となり、その原因は？という欄には「ロースカツの食べ過ぎ」と書くのだろう。