せっかく行ってみたランカウイ島、頭の整理を兼ねて纏めておきましょう。
まずはダタイホテル総評。
さすがGHMグループという感じで、ホテルの作り方はまさにあのチェディホテルそのもの。
ヒルトップに位置するメインプールは長方形のプールそのものが美しく、
また自然そのままの密林に囲まれて実に素晴らしい。
15歳未満使用禁止なので大人がゆっくりとできるのも良いところです。
一方、家族連れのためにはビーチサイドプールが在り、このビーチサイドプールも
居こごちはなかなか良い。
また、長大なプライベートビーチはゴミなどまったく落ちていない自然そのままで美しい。
普通のリゾートホテルのようにプールサイドチェアやビーチチェアの取り合いをする
必要はまったくなく、チェアはどこも余り放題で、そういう点でも気分をゆったり
保つことができます。
レストラン群をtabelog風に点数化すると、
メインダイニング :味☆☆ 雰囲気☆☆☆☆☆
タイ料理パビリオン:味☆☆☆ 雰囲気☆☆☆☆
ビーチクラブ :味☆ 雰囲気☆☆☆☆
ゴルフクラブ :味☆ 雰囲気☆☆☆☆
ロビーバーラウンジ:味☆☆ 雰囲気☆☆☆☆☆
ビーチバー :味☆☆ 雰囲気☆☆☆
という感じでしょうか。
敷地は実に広大で公道からホテルまでなんと15kmの専用道路を走ることになる。
簡単に纏めると、このダタイホテルは立地・建築・雰囲気は文句のつけようがない。
サービスはタイの一流ホテルに比べると落ちるが基本的にぶっきらぼうなマレーシア人
にしては良く教育されていると思う。
問題は料理の水準。
もともとマレーシアという国は食文化は極めて低い。
まあ、禁欲的なイスラム教だから仕方がないとは思うけど、
このダタイホテルは料理の評判が良かったので例外を期待していたのだけれども、
そこはやはりマレーシア、限界は突破できないようだ。
今回、ランカウイ島は初めて行って見たけれども、
その手付かずの自然には魅力を感じるけれども
ビーチリゾートとしてプーケットやバリにより魅力を感じざるを得ないですね。
ただまあ、バリの神秘、プーケットの猥雑、ランカウイの自然、
どこに魅力を感じるかは人それぞれですが、
料理の文化水準は圧倒的にタイ料理だなぁーと改めて思います。