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中国菜 オイル福島(JR西日本)、福島(阪神)、大阪/四川料理、中華料理
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昼の点数:4.2
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¥1,000~¥1,999 / 1人
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料理・味 4.3
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|サービス 3.8
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|雰囲気 3.9
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|CP 4.0
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|酒・ドリンク -
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[ 料理・味4.3
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| サービス3.8
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| 雰囲気3.9
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| CP4.0
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| 酒・ドリンク- ]
ここまでの麻婆豆腐は初体験
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2025/11/20 更新
週末土曜日です。
地元兵庫を離れ、所用で大阪まで来ています。
13時過ぎ、知人の推薦もあり、福島の「中華菜 オイル」さんにお邪魔しました。
ランチタイムもピークアウトしているであろうと意気揚々と訪れたところ、店外には想定を超える長蛇の列。
人気店に対して、完全に甘く見ていた自分の落ち度です。
40分ほど店外で待ち、ようやくの入店です。
並んでいる際にオーダーを聞いていただける為、着席後、提供までは非常にスムーズなのは有難いと感じました。
注文したのは「四川麻婆豆腐ランチ(1500円)」。
他にも天津飯やチャーハンのメニューもありましたが、注文している人は見かけませんでした。
それぐらいの圧倒的な人気メニューのようです。
それでは、待ちに待った「麻婆豆腐」です。
まず口に入れる前に感じるのは花山椒の清涼感のある香りです。
「麻婆」という料理は、山椒の痺れである「麻」と唐辛子の辛さを表す「辣」のバランスで成り立っています。
ファーストインプレッションでは「麻」が際立った料理という印象を持ちました。
しかし、実際に口にすると想像以上の唐辛子の刺激的な辛さを感じます。
辛いものが不得手ではない私でも多少むせるぐらいのしっかりとした「辣」の辛さ。
「麻」と「辣」のバランスこそが四川料理の真髄だと思い知らされます。
そして、オイルさんの麻婆豆腐最大の特徴は辛さに隠された「甘味」だと思います。
最初の甘味は辛さとのコントラストで生まれる豆腐の甘味。
豆腐自体の素材の良さもあるのかも知れませんが、辛味の後に感じる豆腐の優しい味わいは甘味を伴っているようにすら感じます。
そして、おそらくスパイスに使われている「ナツメ」の果実の甘味。
微かな酸味とともに感じる果実由来の甘味は、この一皿の複雑な味わいの中核となっています。
さらに、ご飯との相性を一段と高めるニンニクの香りや、味に更なる深みを加える豆豉など、幾重にも積み重ねられた緻密な味の階層は今まで経験した事のない一皿に結実しています。
間違いなく私の「麻婆史」に残る一品となりました。
中々の伺う事のない場所ではありますが、わざわざ足を運ぶ価値のある味とお店だと思います。
また味わえる日を楽しみにしております。
それでは、本日はご馳走様でした。