JPMさんが投稿したガストロノミー ジョエル・ロブション(東京/恵比寿)の口コミ詳細

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美味しい料理は美しい

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1

  • 夜の点数:5.0

      • 料理・味 5.0
      • |サービス 5.0
      • |雰囲気 5.0
      • |CP 5.0
      • |酒・ドリンク 5.0
1回目

2013/08 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク5.0

美味しい物は美しい、非日常を味わう束の間の贅沢

家内の誕生日&結婚記念日。今年はロブションにしてみました
ベビは実家に預けて、久々に二人きりのおデートです
ベビには申し訳ないけど、今日は祖母孝行してもらいます

ロブションの美しすぎる料理をどう切り取るか、今回の訪問のテーマのひとつ

高級フレンチはどこも照明を落としているので、料理撮影には厳しい環境
ISO感度を上げればノイズが増えるし、反対に下げると手ぶれの危険性が・・
さらに特殊な照明をつかっていることも多く、ホワイトバランスもオートでは厳しい
しかしせっかくのロブション、やれるだけのことはやってみよう
よい思い出を写真に残そうと張り切って訪問です

予約どおり6時半に訪問
やはり3星フレンチ、かどうかはわかりませんが、入り口で名前を告げなくても、「○○様ですね?、お待ちしておりました」と迎えてくれます
2Fまで階段で上がると、店内には妖しげな風格が漂っていますね
席は1/3ほどうまっています。出足は早いですようです

一番の奥のテーブルに通されました
テーブルにはスワロフスキーの小さな石が飾られていたり、いろいろ驚かせてくれます
まずはグラスシャンパンで乾杯。シャンパンはヴーヴークリコのイエローラベルです


注文は3種類のコースからですが、折角なのでDEGUSTATIONにしました
フレンチの懐石風コース、各皿のポーションは少なめですが、総勢10皿で楽しませてくれるものです

パンは大きなワゴンで運ばれてきます。手作りで種類も豊富
フレンチの場合、パンを食べ過ぎると早々に満腹になるので、いつも注意しているつもりなんですが、
これだけいろいろな種類があると、ついつい食べ過ぎてしまいます
バターも大きな塊からバラの花びらのように削り出してくれます


◆ロブションブランドのキャビア缶
定番の一皿
実はキャビアはあまりいい印象がないのですが、このキャビアはこれまでのキャビアにはない美味しさ
缶の下にはズワイガニなどが敷き詰められており、やはり一筋縄ではいかない仕事をしてますね
キャビアの塩気をカニの味がうまく抑えている、ちょっと美味しい一皿です

*店内は暗いので、スマホだとキャビアが真っ黒に写ります。スマホよりはセンサーが大きなS95では、キャビアの色がきれいにでます。
キャビアの下のカニも含めて美味しそうに撮りたかった一枚。


◆特選生ウニ3変化
・コーヒーの香るロブション風ピュレと共に
・ウニのブランマンジェとフヌイユのヴルーテ
・自家製海藻塩でマリネしてからキュウリと大根のロールにのせて

コーヒーの香りがウニにあうかどうかは好みの問題ですが、これは変化球。特にコーヒーがウニを引き立てるということでもないので、お遊び的な一皿でしょう
キュウリと大根ロールにのせたウニもウニの味がよくわからなくなってしまった
ウニのブランマンジェはウニのこってりとした濃厚な味わいがしていて、これぞウニという感じ
三品ともにウニの使い方が違っていて面白い

*ウニのブランマンジェのように深いグラスに盛られた料理は撮影しにくい。ウニは表面のザラザラ感をうまく写したいところ


◆とうもろこしのなめらかなヴルーテ仕立てカレー風味のオイルをまとわせて
これ、美味しかった。砂糖をまったく使っていないのに、トウモロコシだけでとても甘いスープ
そしてほのかだけどはっきりと香るカレーの味が、いいアクセントになってます。カレーが勝ちすぎると途端に庶民的になってしまうけど、
これはそのギリギリで勝負しているって感じ
クルトンのかわりにポップコーンといのは遊び心かな。コーンで統一しているということでしょう

*スープ系の撮影は難しい。平板なのであまり美味しく見えない。当店は立体的に見せるのが上手、スプーンを皿のうえに置くことで高さをだしています


◆旬の甲殻類3変化
スパイスとフレッシュハーブの香る 甲殻類のブイヨンに浮かべて
タラバ蟹 ミントと共にブリック揚げ、グリーンカレーのソースと 
ラングスティーヌポロ葱のエテュベとシトロネルの香りのクレームを添えて

夏らしくカニ、海老を使った一皿。こちらは三品ともにエスニック風にアレンジしてます
甲殻類はエスニック風の味付けが意外にマッチしたりするから不思議
グリーンカレーのソースは、辛さが後からきます

*写真はちょっと赤っぽくなっています。RAWを補正して元の色を再現できました。どうもJPEGでは難しいようです


◆アオリイカ ミ・キュイにポアレし、こくのあるイカスミのジュとクルジェットのコディモン、黒胡椒とミントのエアーを添えて
このアオリイカ、細かく飾り包丁を入れて、ポアレしてあります。このイカが香りもよく実に美味しかった
黒いソースはイカスミを使った物、イカ自体が雄々しいのでソースがなくても十分いける味でした。

*盛りつけもきれい、アオリイカの飾り包丁がきれい、見えるかな?


◆フランス産フォワグラ プランチャで焼きブラックチェリーのジュビレとアーモンド添え
フォワグラです。2センチ四方の大きさくらい。鴨のフォアグラだからなのか、独特の濃厚な味では無く、
しつこくない味です。もちろんフォワグラの味はしっかりします

*フォワグラのソテーの美味しさは、表面の焼き具合と、しっとりした素材のバランス、そしてソースの味


◆ゴルゴンゾーラピカンテ 温かいエスプーマに仕上げ 赤ワインのエッセンスとプラムのコンポート、オーガニックシリアルを添えて
クセの強いチーズはいささか苦手ですが、チーズ独特のくさみをすこしだけ残しつつうまく消しています。
このあたりは憎い料理だな

*これもスープ系、やはり立体的ではないので、写真は難しい。


◆ドーバーソール アーモンドパウダーをまとわせて骨付きでロースト レモンの香るブリオッシュのムースリーヌとケイパーのクーリ
ドーバー産の舌平目。かなり肉厚で、骨は敢えてとらずにそのまま料理したもの。舌平目の骨って意外にぶっといのにビックリ
舌平目は香ばしくローストされ、これだけでも美味しい。ソースはバジルのエアソース。

*香ばしくローストされた舌平目の色を撮りたかった。かかっているソースは泡状。最近は泡というかエアーのソースが流行っていますね


◆特選和牛 グリエしアーティチョークのバリグール風ピュレとタプナードで仕上げたジュと共に
レアに焼かれた牛肉、脂が特に多いということはなく、割とすっきりしています。しかし赤身の味が凄い
美味しい牛肉だと感心しました

*レアに焼かれている和牛、赤い部分と外周のグラデーションが美しい


◆旬の野菜達 小さなココットでエチュベに、トピナンブールのチップを散らして

単なる蒸し野菜と思う無かれ、蒸し野菜の下にはバター風味の甘めのあるソースが敷かれており、
これが蒸し野菜によくマッチします

*なんといってもこのお皿が刺激的。水滴のように見えますが、皿の模様です、面白い
野菜の鮮やかな色合い。そして野菜の下の美味しいソースが撮れればいいな


◆グレープフルーツ カンパリのグラニテとマンダリンのジュレと共に
グレープフルーツの甘さと酸っぱさとカンパリの苦さがうまくマッチしています。好きだなあ

*グラスにのった料理は、グラスの縁が邪魔になって、なかなかいい感じには撮れません。


◆ダリア ライム風味のチーズケーキ、フリュイ・ルージュのクーリとバジルのグラス
真ん中のピンク色はダリアに見立てたものだそうです。
バジルのアイスクリームがいいですね。甘くなりすぎずさわやかです

*ダリアの細かい模様を撮りたかったんですが、ノイズまみれです


◆カフェとミニャルディーズ
フレンチの最後をしめくくる濃いめのコーヒー

*濃いめのクレマ、コーヒーの香ばしい香りが感じられるかな


ワインは、すべてグラスで白、赤2杯

2010 CHASSAGNE-MONTRACHET 1ER GRANDES RUCHOTTES

2006 NUITS-SAINT-GEORGE "LES PLATEAUX"
2002 CHATEAU SAINT-PIERRE


支払いは10万を超えました。ワインをボトルで行ってたら20万までいくかも
しかしたまには贅沢もいいや、と思わせる何かがあるのがマジックですね
ブランドイメージとは恐ろしいものです


***
ISO: AUTO(暗めの店内で光線も複雑、AUTOだとマックス1600ですが、シャッタースピードは遅めで手ぶれも多かった)
WB: AUTO(ただし後からソフト補正することを前提にJPEG+RAWで撮影。予想通りですがJPEGではWBは外しまくりでした)
露出補正:+2/3
やはり暗い店内での撮影は難しい。S95は高感度が弱いので、ちょっとノイズが多め。高感度に強い最新型コンデジか一眼でも持ち出さないとダメかなあ。
しかしロブションで一眼かついでるお客がいたら、ドン引きされるよね
***


総合★ 5.0 さすがに三つ星の気品とプライド。どれも美しく美味しい料理ばかり。文句ありません

料理・味 5.0 盛りつけの美しさ、プレゼンテーションの巧みさ、そして味、どれも文句ありません
サービス 5.0 ホールの接客も素晴らしい、始終お客の状況とテーブルの上に気を配ってくれています
雰囲気 5.0 三つ星レストランの雰囲気ではありますが、気楽に食事を楽しめる雰囲気。おしつけがましくないところがいいです
CP 5.0 ここが評価がわかれるところでしょう。3.6万のコースに12%のサービス料。めちゃくちゃ高いんだけど、なんとなく満足させてしまうところが凄い
酒 5.0 ボトルでは頼めないので、グラスワインにしましたが、普通に美味しい。家内が飲めるようになったらボトルにします


  • 外見はモノクロで

  • 外見はモノクロで

  • 店内

  • 店内

  • テーブルのスタンドも美しい

  • テーブル上のスワロフスキー

  • きれいだったので写した

  • 削り出したバターです

  • 大量の自家製パン

  • 乾杯のシャンパン

  • ロブション名物のキャビア缶

  • ロブション名物のキャビア缶

  • ロブション名物のキャビア缶。中はカニが敷かれています

  • グラスワイン(白)

  • ウニ三変化

  • ウニ三変化

  • ウニ三変化

  • ウニ三変化

  • とうもろこしのなめらかなヴルーテ仕立て

  • とうもろこしのなめらかなヴルーテ仕立て

  • 甲殻類三変化

  • 甲殻類三変化

  • 甲殻類三変化、カレーソース

  • 甲殻類三変化

  • 甲殻類三変化

  • 甲殻類三変化

  • 甲殻類三変化

  • アオリイカ ミ・キュイにポアレ

  • アオリイカ ミ・キュイにポアレ

  • アオリイカ ミ・キュイにポアレ

  • フランス産フォワグラ プランチャで焼きブラックチェリーのジュビレとアーモンド添え

  • フランス産フォワグラ プランチャで焼きブラックチェリーのジュビレとアーモンド添え

  • ゴルゴンゾーラピカンテ 温かいエスプーマに仕上げ

  • ゴルゴンゾーラピカンテ 温かいエスプーマに仕上げ

  • 赤ワイン

  • ドーバーソール アーモンドパウダーをまとわせて骨付きでロースト

  • ドーバーソール アーモンドパウダーをまとわせて骨付きでロースト

  • 特選和牛 グリエしアーティチョークのバリグール風ピュレとタプナードで仕上げたジュと共に

  • 特選和牛 グリエしアーティチョークのバリグール風ピュレとタプナードで仕上げたジュと共に

  • 旬の野菜達 小さなココットでエチュベに、トピナンブールのチップを散らして

  • 旬の野菜達 小さなココットでエチュベに、トピナンブールのチップを散らして

  • 旬の野菜達 小さなココットでエチュベに、トピナンブールのチップを散らして

  • グレープフルーツ カンパリのグラニテとマンダリンのジュレと共に

  • ダリア ライム風味のチーズケーキ、フリュイ・ルージュのクーリとバジルのグラス

  • ダリア ライム風味のチーズケーキ、フリュイ・ルージュのクーリとバジルのグラス

  • カフェとミニャルディーズ

  • カフェとミニャルディーズ

  • カフェとミニャルディーズ

  • カフェとミニャルディーズ

  • メルシ

2013/08/12 更新

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