1回
2016/07 訪問
伝統のポールボキューズでスペシャリテの数々を堪能
10名は入れる個室
食前酒 ロゼスパークリング
アミューズ ブーシュ
アミューズ ブーシュ
バターはECHIRE
シェフおすすめの前菜
シェフおすすめの前菜
シェフおすすめの前菜(鱧)
鮑のカルパッチョ仕立て 夏トリュフと共に
1975 年にエリゼ宮にて V.G.E.に捧げたトリュフのスープ
1975 年にエリゼ宮にて V.G.E.に捧げたトリュフのスープ
イトヨリのポワレ ジャガイモのクリスティアン ウロコ仕立て
和牛のローストとフォアグラのソテー “ロッシーニ風” 季節野菜のエチュベ トリュフの香るペリゴールソース
チーズのワゴンサービス
誕生日の特別ケーキ
ピーチメルバ ”メゾン・ポールボキューズ”風
お子様プレート(メインは顔を模している。べびーリーフが目、絹さやで口を表現)
お子様プレート(デザート)
お子様プレート(デザート)
お子様プレート(デザート)
2016/08/09 更新
毎年恒例、嫁のバースデーはフレンチです
そしてこれも毎年恒例ですが、ディナータイムに小さい子供を受け入れてくれるフレンチレストランを探すのが一苦労
毎年2カ月以上前から時間を見つけて探しだしますが
個室があるレストランを見つけて交渉しても、なかなかOKがでません
そんなフレンチレストランの中で、子供に対して寛容なのが”ヒラマツ”です
その中でも以前から行ってみたかったのがポールボキューズ
当店はいくつかお店がありますが、代官山店が本店ということで、ここにアタック
電話で交渉してみると、予約はOK。個室も利用させてもらえるし、子供用のプレートもあるとのことでこれはうれしい
ポールボキューズと言えば、数々のスペシャリテが有名
せっかくだからそれらを味わってみたい
コースをいろいろ探すと、有名なトリュフのスープ、魚料理が含まれたコースがあったので事前にオーダー
スズキのパイ皮包みも食べたいところですが、こちらは含まれていないとのこと
含めるとなると、肉料理を変更することになるので、今回はあきらめました。
18時の予約時間の少し前に到着
個室をお願いしていたので、入り口からすぐのウエイティングバーに近い大きな個室に案内されます
たぶん10人でも問題なく使える広さで、家族4人には広すぎますね
ゴージャスな内装にはキッズ軍団もしばし沈黙していましたが、壁際全面にあるソファーにも興味津々です
結局はこのソファーで寝落ちしてしまうんですが・・・・
注文は予約時に済ませてあります。キッズ軍団にもキッズコース×2です
まずは食前酒
こちらは、お店からのサービスです
とあるルートで予約をしたので、そちらさんに対しての計らいでしょう。ありがたくいただきます
本当はキリット冷えたキレのあるシャンパンで乾杯といきたかったですが、ロゼのスパークリングワインでした
キッズ軍団はオレンジジュースです
今回は大好きな折り紙を持参、飽きたら折り紙を折って遊んでもらう作戦です
これで大人がフルコースを食べる時間を我慢できるかどうか・・・
子供用プレートのメインは、チキンのクリームソースとでもいうべき一皿
よく見ると、トッピングの野菜で顔を模してあります。パンダでしょうか?
目がベビーリーフ、口が絹さやを割ったものでちょうど歯の様に見えますね
キッズ軍団には伝わらなかったようですが、大人の目にはよくわかりました。芸が細かいです
味は、大人が食べても美味しい。チキンは柔らかくて適度な脂分があり、ソースとよくマッチします
パンと一緒に食べても美味しいです
ちなみに子供用プレートは、この一皿とデザートがついています
ここからは大人の領域
アミューズで食欲を高めたあとは
前菜の「鱧」
火を通した鱧にきゅうりのソースでいただく夏らしい一皿
きゅうりのソースとは、青臭い味を想像してしまいますが、キュウリの青臭さをわずかに残しつつ
鱧の淡泊な味を引き立てるような工夫があります
「鮑のカルパッチョ仕立て 夏トリュフと共に」
とても柔らかく調理された鮑、仕上げにサマートリュフを振りかけてくれます
トリュフの鮮烈な香りがしますね
鮑は中華の干し鮑の味が一番美味しいと思っていますが
このようなフレンチの流儀も悪くないと思いました
当店のスペシャリテ 「1975年にエリゼ宮にて V.G.Eに捧げたトリュフのスープ」
これは一度味わってみたかった
スープさらに覆いかぶさったパイ生地を外して、スープを味わう・・・
トリュフの香りがすごい。そしてなんとも複雑な味のスープですがとても美味しい
パイ皮をすこしちぎってスープを浸して食べると、今度はマイルドな味に変わります
いいですね、これは満足です
魚料理は「イトヨリのポワレ ジャガイモのクリスティアン ウロコ仕立て」
まずは、見た目が美しい。魚のうろこを模したソースです
魚は自体はあっさりとソテーしてありますが、このソースの魔法でとてもユニークな一品に変身します
クリーム系で適度な甘さがあり、ソテーした魚の香ばしさによくマッチしてます
見ためにも楽しめる、流石といえる一皿です
肉料理は、「和牛のローストフォアグラのソテー ”ロッシーニ風” 季節野菜のエチュベ トリュフの香るぺリゴールソース」
これもスペシャリテだそうです
こちらはよくあるような肉料理ですが、色とりどりの野菜を美しく飾り付けてあります
フレンチの流儀でレアに焼かれた牛は柔らくてとても繊細
肉の味がよく、ソースなしでも問題なしですが、ソースの味が加わると、さらに美味しく楽しめます
この日は家内のバースデーなので、あらかじめ頼んでおいたケーキが一本のロウソクとともに運ばれました
こういうのはキッズ軍団は大好き。ロウソクの火を消すのはなぜか兄の役目になっているので、兄に消してもらいます
ケーキはそのまま持ち帰りにして、包んでもらいました
デザートは「ピーチメルバ ”メゾン・ポールボキューズ”風」
ワインは、魚料理で白を2杯、肉料理で赤を2杯をグラスでオーダー。スタッフに好みを伝えて選んでもらいました
支払いは総額7万とちょっと。レストランの空間と非日常の料理の数々に、不思議と高いと感じさせないマジックがあります
目にも舌にも楽しませてもらいました。ごちそうさまでした
総合 4.7 スペシャリテは味わうだけの価値がある。美しくてとても美味しい
料理・味 4.5 スペシャリテのトリュフのスープはさすがに絶品。外せない一品です。お子様プレートのメインも美味しかった
サービス 5.0 さすがに手馴れていらっしゃる。スタッフさんは子供達にも大変優しいです
雰囲気 5.0 ヒラマツ的洗練はされていないがゴージャス感を演出した店内。ちょっとやり過ぎ感はありますが、非日常なのでこれはこれでOK
CP 4.5 思ったよりもリーズナブルかな、店内には高級感もあり全体的に納得できるものでした
酒 4.0 当然ですが多種なお酒が豊富にラインナップされています