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前菜盛合せ
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前菜盛合せ(オプション)
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スプマンテと白ワイン
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渡り蟹のリングイネ
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和牛テール肉のリガトーニ
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グァンチャーレと地養卵のカルボナーラ
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ほろほろ鶏の赤ビール煮込み
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みちのく鶏と海老のインボルチーニ
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牛頬肉の赤ワインとドライトマト煮込み
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赤ワイン(モンタルチーノ/2002年)
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デザート盛合せ
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カプチーノ
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赤ワイン(モンタルチーノ/2002年)
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フレンチのシェ・ケンがここから移転したあとを、オーナーシェフが居抜きで買って始めたイタリアン、タベルネッタ。今や千葉駅前でもかなりの人気店になっている。狭い店なので余計な心配をしていたが、人気店になって本当に良かった。この近辺はパルコ側斜向かいの吉田ビルの地下で、30年以上前に千葉初の本格フレンチ、ローザンヌがオープンし、当時から良く通った場所であり、自宅からも近い思い出の場所なので、タベルネッタにもオープン時から何回かお邪魔している。オーナーシェフはイタリアのウンブリア州で修行したとのこと。山に囲まれた内陸部でジビエとオリーブオイルとワインが、意外と有名な田舎の州となっている。最後にお邪魔したのは2年前。最近はおいしいフレンチやイタリアンも増え、以前はなかったワインを楽しむ店も多く、ちょっと足が遠のいた。ジビエをオリーブオイルと塩で濃い目に味をつけていることと、にも拘らず千葉の郷土色を取り入れて鮮魚料理を合わせることも多いため、人によっては口に合わないこともあって、あまり来なくなったせいもある。昨夜は久しぶりにワインよりビール好きな長男を連れ、ウサギやキジ、鮮魚中心のあの濃い味イタリアンがどう進化したかを、うきうきと楽しみにお邪魔してみた。7時の予約で伺うと、カウンターに女性1名、2階のテーブルは女性3名と、若いカップルの2組。電話では、7時に予約が集中しているので、コースが決まっていれば先に言って欲しいと、待たすことを懸念してくれていたが、料理を待たされることは全くなく快適な状況だった。ワインリストを見るとイタリア、オンリー。イタリアは良く分からないのでお勧めを聞くと、まずコースと料理を選んでくださとのこと。そうですか、すみません。おいしいワインを飲みたくて、料理はそれに合わせてお任せしたいのですが。しかしこのお店の流儀は違うそうです。店の流儀には逆らえません。店では待たせることを心配してくれて、さかんに全員一致の3900円か、5800円のコースを勧めますが、前菜からしてもう鮮魚ばかり、メインの肉と魚も好みが難しい。申し訳なかったが、プリフィクスコースお願いすることに。前菜は盛合せがお得とのことだったが、全員一致なので鮮魚が多く無理。すると、嫌いな人の分だけ、鮮魚を他のものに代えますとのこと。ありがたい。結局、プリモは秋田県産渡り蟹の煮込みソース、リングイネ、セコンドをフランス産ほろほろ鶏の赤ビール煮込みのコース(4600円)と、プリモは茨城県産和牛テール肉のバチナーラ風煮込み、リガトーニ、セコンドを宮城県産みちのく鶏と海老のインボルチーニ、ポルチーニと海老風味のソースのコース(4300円)。プリモをグァンチャーレと地養卵を使ったローマ風カルボナーラ、太いスパゲッティー、セコンドはオーストラリア産牛頬肉の赤ワインとドライトマト煮込み、モッツェレラチーズ添えのコース(4200円)の3コースを注文することに。まずはグラスのハウススプマンテ(520円)からスタート。ちなみに息子はアサヒビール小瓶(580円)。魚介に合わせた軽くて飲みやすいスプマンテ。冷やし具合も丁度良い感じになっている。続いて白ワインもグラスでハウスワイン(600円)を。イタリアの普通の柑橘系フレッシュタイプ。ちょっとフルーティで、色合いからして軽めの何でも合うタイプ。メインの赤ワインは食事に合わせて欲しいと、お勧めをお願い。トスカーナ州のサルヴィオーニ社、ロッソ・ディ・モンタルティーノ2002年(9600円)。これなら和牛にも、鶏と海老、ポルチーニにも合いますとのこと。ようは軽く飲みやすいということだろうか。サルヴィオーニ社のブルネッロ・ディ・モンタルチーノは有名で、酒屋でも15000円は下らない。セカンドラベルのこのワインは酒屋で4000円程度。2002年のトスカーナやサルビオーニは出来が悪く、セカンドにも良い葡萄が回されたのでお奨めですよとオーナーシェフは言うが。経験上はセカンドラベルでも、できの良い年の方が美味しいのは間違いないように思うが。ワインの原価率は4割程度と思われ、この辺りのイタリアンと比べて安くはないように感じる。本当はシェフの料理にはウンブリア州のワイン(15000円)を奨めたいのですが、特徴あるタイプなので料理もお任せで事前に予約して頂き、暇な時に来てくれるといいのですがとのこと。それは分かるが、シェフがフル回転でやっているので大変そうでもあり、なかなか難しい予約方法ではないだろうか。料理の味付けは2年前とほとんど変わらず、オリーブオイルと塩が効いたイタリア伝統の濃い味系で、イタメシ全盛以後のあっさり系で和を取り入れたイタリアンとは対極にある。流行のヌーベルキュイジーヌ系フレンチ好きの人には難しいかもしれない。ワインもイタリアのみでは限界を感じる。サービス担当が2階に誰もいないという時間が長く、自分でワインや水をグラスに注がないといけないのは、ワインを楽しみたい人にはかなりの違和感があると思われる。1階、2階を行ったり来たりのサービスが大変そう。会計をお願いするにも1階まで降りなくてはならない。なおJCB以外のカードは使える、カード利用の場合は5%のサービス料が別途掛かるシステム。帰り際、オーナーシェフがわざわざ2階まで来てくれて、タクシーまで会社を確認して呼んでくれた。1階、2階に分かれてさえいなければ、素晴らしいレストランになるかもしれない。本当に惜しいところではある。早くフラットで広い店舗が見つかることを願っている。しかしオーナーシェフは以前よりも更に明るく社交的になっていた。自信を持って熱く語る好きなタイプ。人見知りの人には最も苦手とするタイプだと思うので、ある意味、客を選ぶ店なのかもしれないと感じた。