葡萄党幹事長さんが投稿した神保町 傳(東京/神保町)の口コミ詳細

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葡萄党幹事長 (60代後半・男性・東京都) 認証済

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移転神保町 傳神保町、九段下、竹橋/創作料理

1

  • 夜の点数:5.0

    • ¥15,000~¥19,999 / 1人
      • 料理・味 5.0
      • |サービス 5.0
      • |雰囲気 4.0
      • |CP 5.0
      • |酒・ドリンク 5.0
1回目

2013/11 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気4.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク5.0
    ¥15,000~¥19,999
    / 1人

神保町に慈愛の日本料理

客への愛、素材への愛、料理そのものへの深い愛情。心優しい大将や美人若女将をはじめとしたスタッフ全員が、客を心から慈しむ愛を持っている店。季節の素材に強くこだわり、客が食事を楽しむことに全力を傾ける。その素材の選択はもとより、素材を最も活かす方法をじっくり考え、徹底して手間を掛けている。その手間を惜しまぬ弛まぬ研究と努力は、同時にサービスの形となって現れ、自然と客に伝わって、世界中からやって来る客全員を一瞬にして虜にしてしまう。

今回は北海道産の黒毛和牛。腿肉は先付で一口カツ風に仕上げられている。こんな甘みのある牛肉は食べたことがない。野菜を使った出汁に、たっぷり手間隙かけて漬けた腿肉の甘みが素晴らしい。ロース肉は〆の土鍋で炊込みご飯となる。やはり甘みのあるサーロインが、ご飯全体を仄かな甘さに引き立て、文句のない美味しさを実現している。

鰤大根と言う名の造りは新潟県佐渡産の寒鰤。3日間熟成させた鰤の旨みは最高の状態に凝縮され、食べる端から頬が蕩ける。乗せられた金色に輝く飛び子と深緑のトンブリが、柔らかく厚みのある鰤と食感のハーモニーを奏でる。ブロッコリーのスプラウトがビジュアルの楽しさだけではなく、さっぱりとした味わいで箸休めに丁度良い。

芋の熟成は難しい。しかしこの熟成海老芋の芋とは思えぬ甘さは絶品。焼かれた山口県産の鰆の火入れも、そのふわふわの柔らかさが全体に均等であることに驚きを覚える。海苔のソースと柔らかな鰆の組合せも素晴らしい。添えられた3種類のキャベツも甘さが秀でている。この店の野菜は畑での作りから丁寧さが違う。生産者と料理人の素材を慈しむ気持ちが、皿の上に溢れていて感動的。

この店の料理は常に素材の選択が季節にストレートで気持ち良い。春なら新筍、夏の鱧、鮎、玉蜀黍、秋の松茸。旬の定番をこれでもかと旬の野菜、魚に合わせてくる。しかし押し付けがましさは微塵も感じない。全ての素材があたりまえのように皿の中に存在する。手の込んだ料理も、その苦労を表に出さず、水面下で水をかくスタッフたちに伝わる技の凄みが垣間見える。

流行りの薄味も、しっかりとした素材本来の味わい、白魚の繊細さ、鱧の肉の味、玉蜀黍のそこはかとない甘みなどを損なうことなく表現している。最近の健康的な料理の典型。塩や脂をほとんど感じない日本料理。素材本来の味わいとは正にこのこと。話題の低糖質も初めから実現されていた。

大将の楽しい演出は、素晴らしいスタッフに支えられている。若く美しい女将の気遣い。大将の料理を脇で支える、やる気満々の料理人たち。ミシュラン店を目指して来る外国人観光客に、ネイティブな英語で対応するスタッフ。この店には成長に必要な心の余裕が満ち溢れている。

各皿に合わせる日本酒のセレクションも信頼が置ける。日本全国の拘りの銘酒を探し出していて、大将の日本酒好きは相当のレベル。値段に関係なく、ひたすら良い造りを目指す蔵元が揃っていて驚く。素材を追い求めて、食べる人の驚きと喜びを追求する大将は、その料理に合わせる日本酒にも驚きと楽しみを忘れない。料理と日本酒の組合せには、伝統への限りない愛を感じる。

今回は和歌山県産の純米吟醸無濾過生原酒シリーズに感動した。紀土は外国人を意識してKIDと読ませる。口当たりの良い、アルコール度の高い生酒。同じ紀州の南方は熊楠を意識した日本酒の原点に迫る日本酒。こんな楽しい飲み比べは早々出来ない。石川県の花さかゆうほや、静岡県の雅の粋など、今日来るであろう客をイメージして大将やスタッフが予め選んでいた日本酒に、この日の世界中から集まったゲストたちも感動を隠さない。

場所は地下鉄神保町の駅から出てすぐ。コンビニエンスストアの角を路地に入った先、左手。寿司屋の手前の一戸建。ごく普通の住宅にも見える落ち着いた店構え。敷地に入ると道路からは控えめに隠れた、塀の裏側がエントランス。真新しいインテリアは、今人気の日本料理店らしいクリアなウッディ感。シンプルで飾り気のない空間は、料理とお酒、サービスを楽しめる雰囲気を感じる。

トータルのパフォーマンスが非常に高い店。どの客も料理に、日本酒に、サービスに心を打たれ、大将のエンターテイメントに笑いを堪えることができない。そして会計をするとさらなる驚きが待っている。こんなに買い得価格で良いのだろうか。間違っているとしか思えない。スタッフ全員がここまで客のことを思い、客と素材と料理そのものに限りない愛を注ぎ込む店は、そうはなかなかないだろう。

≪今回の料理≫
お任せコース 大将お任せの日本酒と共に 16000円/人

一口カツ 出汁と野菜に漬けた北海道産黒毛和牛の腿肉
甘い熟成海老芋 湯葉掛け 柚子の出汁と共に
デンタッキー 黒米入り

熟成させた佐渡産寒鰤 ブロッコリーのスプラウトと卸し大根 飛び子とトンブリ
山口県産鰆焼き 海苔のソースで 縮みキャベツ 黒キャベツ 芽キャベツと共に
お姉さんの作る彩り野菜

蕪と芝海老の椀物
北海道産黒毛和牛サーロインの土鍋炊込みご飯
日向夏とクリームチーズ

≪今回のワイン≫
NM FRANCIACORTA BRUT '61 BERLUCCHI

≪今回の日本酒≫
紀土 純米吟醸 無濾過中取り原酒 Shibata's KID be fresh 平和酒造 和歌山県
南方 純米吟醸 無濾過生原酒 しぼりたて 世界一統 和歌山県
遊穂 純米吟醸 花さかゆうほ 生原酒 うすにごり 御祖酒造 石川県
国香 雅の粋 特別純米酒 国香酒造 静岡県

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≪過去のレビュー≫
今回はいつものフォアグラ最中が秋らしい栗きんとん風。そして焼き芋風の海老芋。トリュフとロックフォールの茶碗蒸しと、芋栗茸の秋尽くし。そして甲殻類好きな妻のためには毛蟹が用意されている。季節を大切にしながら、1人1人の客のために手間を惜しまないメニュー構成。感動的ですらある。

朴葉味噌焼き風の鴨のつくねも、血の滴る鯨肉の煮付けも、抜群の火入れや出汁の旨みが素晴らしい。しかし今回はいつもの西東京市で大将の姉が作る野菜が印象的だった。妻のためにピンクや紫の野菜が彩りも可愛らしく盛り付けられ、野菜ごとに違う温度で火入れされたり、揚げられたり、冷やされたりしている。手法は完全にモダンフレンチ。極めつけに人の顔をしたポテトの目がハート型になっている。

今回の日本酒はあまりの品揃えに絶句した。黒龍酒造の最上位酒、低温で長期間寝かせ自家の屋号を付けた純米大吟醸、蔵のフラッグシップとも言える石田屋を中心に、貴重な酒米、亀の尾で造る石巻の阿部勘、その純米吟醸。秋田新政が白麹で造った特別純米酒。仕上げは山形の出羽燦々を究極の22%まで精米した、まさに名前通りの穀潰し。北陸一の日本酒に続いて、東北3大日本酒と思えてしまう力の入れように驚く。

≪過去の料理≫
お任せコース 大将お任せのお酒と共に 16000円/人

最中のようなフォアグラ 胡瓜の柴漬け 栗きんとん風
海老芋の焼き芋風
トリュフの茶碗蒸し 茸スープと共に
毛蟹 出汁のジェレ掛け 蟹味噌乗せ
氷見産鰹タタキの漬け
鴨つくね  朴葉味噌焼き風 銀杏と蕎麦の松葉
西東京市でお姉さんが作る野菜のサラダ
血の滴る鯨肉の煮付け 葱と豆腐の椀物
デザート ラフランスの蜜漬け クリームチーズ ラム酒とコアントローのジュレ
秋刀魚炊き込みご飯のお握り 昔のヨーグルト風プリン

≪過去のワイン≫
NV BRUT PRIMA CUVEE MONTE ROSSA

≪過去の日本酒≫
いちのくら すず音 発泡清酒 一ノ蔵 宮城県
石田屋 大吟醸純米酒 低温長期熟成 黒龍酒造 福井県
阿部勘 純米吟醸 亀の尾 阿部勘酒造店 宮城県
亜麻猫 白麹仕込み 特別純米酒 新政酒造 秋田県
くどき上手 穀潰し 純米大吟醸 出羽燦々22%精米 亀の井酒造 山形県

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≪過去のレビュー≫
日本料理は大将とのやり取りを楽しめるカウンターが一番。特に最近評判の店の多くがこのスタイル。中でもこの店のエンターテイメント性は飛び抜けて高い。季節の素材をストレートに用いながら、丁寧に手を入れ、とことんその素材の特徴を引き出す術も心憎い。その料理、一つ一つに笑いを伴う大将や女将、スタッフ全員による仲の良い演出が楽しめる。

今回は夏の名残バージョン。いつもの傳タッキーもスパイシー。アワビを肝と海苔で合わせると、最高の気分で夏を見送れる。海葡萄も名残惜しさに拍車を掛ける。北海道産のミスジは、焼肉の夏の終わりに相応しい。ビーツソースが鮮血のごとく、モダン絵画のごとく飛び散っている。大将曰く、店のフランス研修旅行でルーブルの影響を受けてしまったせいとのこと。笑いがカウンターに広がった。そして〆の土鍋炊き込みご飯は、待ちに待った松茸。この店の松茸で、秋を迎える幸せを感じることができる。

今回も1年振りに、手取川、別誂、神保町傳に再会できた。最高の造り手が、この店のためだけのために誂える純米大吟醸、石川県の銘酒。次に会えるのは来年の晩夏となるのか。秋の次回来店まで残っていてくれると嬉しい。ワインはイタリアが好きなようだが、日本料理とイタリアワインの組合せは、個人的には難しいと思う。最近はスプマンテ以外、出なくなったのは自分だけか。

≪過去の料理≫
お任せコース 大将お任せのお酒と共に 16000円/人

無花果とチーズの豆腐
クリームコロッケ
傳タッキー 夏のスパイシーバージョン
蒸しアワビの肝と海苔のソース 海葡萄乗せ
北海道産のミスジと赤蒟蒻 ビーツのソース
西東京市でお姉さんが作る野菜のサラダ
穴子と茄子の湯葉綴じ
松茸の炊き込みご飯
香の物 赤出汁
甘味 梨と葡萄のジュレ掛け

≪過去のワイン≫
NV BRUT PRIMA CUVEE MONTE ROSSA

≪過去の日本酒≫
宝剣 限定純米吟醸 湧水仕込 宝剣酒造 広島県
豊盃 純米吟醸 豊盃米仕込 三浦酒造 青森県
阿部勘 秋あがり 純米吟醸原酒 阿部勘酒造 宮城県
白岳仙 ひやおろし 純米原酒 安本酒造 福井県
手取川 別誂 神保町傳 純米大吟醸 吉田酒造店 石川県

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≪過去のレビュー≫
スタッフ全員が、イタリア、フランスの研修旅行から帰ってきたばかり。長期休暇から店を再開させた翌日だった。この日の客全員に、土産が振舞われるところがこの店の真骨頂。36ヶ月熟成のトリュフ入りコンテが素晴らしい。サーディンやトマトまでイタリア帰りで嬉しいサプライズ。真夏といえばこの店の玉蜀黍の炊き込みご飯が頭から離れない。甘い玉蜀黍が釜の隅々まで染込んで、まさに夢にまで見る美味しさ。今回はホタテと玉蜀黍の二重奏。なんとも言えぬ極上のハーモニー。

前菜では、ジュンサイ、パッションフルーツ、バジルシード、海葡萄、プリプリ食感のオンパレードを蓮の葉の上下に、出汁のゼリーで寄せている。出汁のゼリーを溶くのは酢。夏真っ盛りに夏祭りのような皿。素晴らし過ぎる。焼き物は、鮎と鮎の肝の組合せ。これこそ日本酒の最良の伴侶。淡い苦味が半日干されて熟成感に変わり、軽く焦げた皮の香りが広がる。肝のパテとパンに合わせると、どんな日本酒でも進んでしまう。

今回の驚きは、福島県の銘醸、飛露喜。その年に1度の山田穂。日本全国に16本しか卸さない幻の名酒。誰もが喉から手が出るほど欲しい日本酒を、いとも簡単にポンと出してくる。大将の人徳から来る人脈は、恐るべきものがある。

≪過去の料理≫
お任せコース 大将お任せのお酒と共に 16000円/人

鱧カツのフィッシュ&チップス 小腹レスキューPringlesうすしお味ケース入り
神戸の知人から仕入れたジュンサイ 出汁と酢のゼリー パッションフルーツ バジルシード 海葡萄と共に
今日の夕方しめた鱸 梅肉と紫蘇の葉
半日干して焼いた鮎 鮎の肝のパテ 鮎の肝を練りこんだパンと共に
西東京市でお姉さんが作る野菜のサラダ
鰯のつみれとトマトの出汁汁 イタリア土産のサーディンとトマト
フランスみやげの36ヶ月熟成コンテ トリュフ入り
ホタテと玉蜀黍の炊き込みご飯
特製玉子焼き 香の物 赤出汁
デザートに変えて デザートワイン風自家製カクテル ウォッカに漬けた柚子で熟成させた白ワイン

≪過去のワイン≫
NV BRUT PRIMA CUVEE MONTE ROSSA

≪過去の日本酒≫
吟醸 日高見 夏吟50 氷温貯蔵 平孝酒造 宮城県
生酒 羽根屋 夏吟 富美菊酒造 富山県
吟醸 黒龍 吟十八号 黒龍酒造 福井県
純米吟醸 飛露喜 山田穂 廣木酒造 福島県
白岳泉 吟生 安本酒造 福井県

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≪過去のレビュー≫
春は大浅利、白魚に新筍が嬉しい。旬の盛りには、走りと名残を散りばめる。今回は鰆の生と火入れの食べ比べが素晴らしかった。うっすらと火入れされた炙りの鰆が海苔のこってりしたソースに絡み、絶妙なレア感。じっくり火入れした鰆には、菜の花や桜の春野菜が雑魚味噌と共にたっぷり乗せられている。時間をかけて丁寧に火入れした鰆は、ふっわふわに仕上がり、レアとは一味違う雑みの無いストレートな美味しさ。

≪過去の料理≫
お任せコース 大将お任せのお酒と共に 15000円/人

浜に打ち上げられた大浅利 湯葉のソース 海苔と菜の花
白魚と友人が取る富士山麓の沢の芹の掻揚げ 
デンタッキー 古代米と古代人参のサムゲタン風 松の実とクコの実入り
鰆の炙り 海苔のソース
鰆焼き 菜の花や桜の春野菜 雑魚味噌
畑のようす お姉さんが中野で作る春野菜
食事 稲庭うどん 新筍と若布
デザート 日向夏とラムのジュレ

≪過去のワイン≫
NV FRANCIACORTA '61 BRUT DOCG BERLUCCHI

≪過去の日本酒≫
東鶴 特別純米 山田錦 荒走り生 東鶴酒造 佐賀県
A Brewring Abekan 阿部勘酒造店 宮城県
小左衛門 純米吟醸 信濃美山錦 おりがらみ生 中島醸造 岐阜県
刈穂 山廃純米 生原酒 番外品 刈穂酒造 秋田県

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≪過去のレビュー≫
夏の終わりなら、鮎、鱧、桃、ピュアホワイトなど、夏の名残の素材をこれでもかと散りばめ、松茸、秋茄子、新秋刀魚など秋の走りを徹底的に使う。まるで秋祭りのような心が躍る構成に、唖然とするほどの感動が伴う。

最近のトピックは大将待望のオリジナル酒の完成。2年間に及ぶ蔵元とのやり取りにより、大将にとっても客にとっても嬉しい別誂えが届いた。その名は、「特注酒 神保町 傳 別誂 大吟醸 酒魂 手取川」。石川県の銘醸、吉田酒造が品評会用に特別に造る大吟醸酒の一部を、この店のためだけに別誂えしたもの。この料理にこの酒、そしてこのサービス。天下無双の店になった。

≪過去の料理≫
お任せコース お任せのお酒とともに 14000円/人

秋茄子と穴子の餡かけ
オクラの蕾と低温で熟成させたインカの目覚めの揚げ物
北海道産新秋刀魚のジェンガ仕立て
ピュアホワイト白味噌焼き 無花果 鴨 胡麻豆腐 トースト
畑のようす 3種のビーツ トマト オクラ ルッコラ 人参 ジャガイモの似顔絵と名前のアルファベット
鮎のワタのパテ
山口県産の松茸と淡路島産の鱧のお椀
群馬の鶏そぼろご飯
デザート 白桃とマンゴーのコンポート ラム酒のジュレ

≪過去のワイン≫
NV FRANCIACORTA '61 BRUT DOCG BERLUCCH

≪過去の日本酒≫
特注酒 神保町 傳 別誂 大吟醸 酒魂 手取川 吉田酒造 石川県
陸奥八仙 特別純米 ひやおろし 八戸酒造 青森県
純米吟醸 豊盃 三浦酒造 青森県
正雪 純米吟醸 山田錦 神沢川酒造 静岡県

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≪過去のレビュー≫
例えば夏なら鱧。丁寧に仕上げてから揚げる。しかも「ハムカツ」を出してから、「鱧カツ」を出す洒落の効いた一手間。「スタッフが間違えました」と言う大将のジョークに、カウンターから笑いが絶えないこの店の神髄が伺える。入口の外の植木にスコップを刺し、コケ育成中と看板が。その日の締めはスコップに乗せ、苔に見立てたデザート。卵を乗せる朱鷺の巣に見立てた皿には、話題の朱鷺のヒナの人形が。

最近のトピックは2012年ミシュランで星を2つに増やしたこと。また直近では食べログランキンク東京総合1位となっている。

≪過去の料理≫
お任せコース お任せのお酒とともに 14800円/人

ホワイトアスパラの寄せ豆腐 卵黄と共に
枝豆豆腐 ウニと生湯葉乗せ 可愛らしい枝豆と共に
芝海老のおくらの花包み揚げ
平目と甘海老の梅肉和え
干し鮎とタデのパン 鮎のワタのパテと共に
大穴子の山椒ソース 牛蒡乗せ
畑の様子 西東京市で大将のお姉さんが作る野菜
イワシのつみれ汁 冬瓜とジュンサイ入り
大穴子の土鍋ご飯 香の物 味噌汁
朱鷺の巣に見立てた杏仁豆腐

≪過去のワイン≫
NV FRANCIACORTA '61 BRUT DOCG BERLUCCH

≪過去の日本酒≫
純米吟醸 阿部勘 石巻産 ひより 阿部勘酒造 宮城県
酒未来 純米吟醸 写楽 宮泉銘醸 福島県
特別純米 小左衛門 信濃美山錦 中島醸造 岐阜県
山形正宗 純米吟醸 雄町 斗瓶囲い 水戸部酒造 山形県
大吟醸 而今 斗瓶取り 木屋正酒造 三重県
元禄仕込 純蜜薫酒 勝山 元 大吟醸 勝山酒造 宮城県

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≪過去の料理≫
お任せコースとお酒のお任せ 15000円/1人
(カッコ内は大将のジョーク)

(最中!) フォアグラ いぶりがっこ 大将のお爺さんが作る甘夏のジャム
先付 ジュンサイの酢ゼリーがけ(新食感宣言) ジュンサイ バジルの種 柚子でといたトマト 玉子豆腐 トビッコ
小皿 鱧カツ(ハムカツ) 初めは本当にハムカツ!後から改めて鱧のカツ
凌ぎ 雲丹ご飯(料理長の頭) 紫雲丹と山葵
造里 本日の鮮魚 かます 甘海老 あさつきと茗荷 カボス
焼物 鮎トースト(アンパンマン) 鮎とパン 皮付きヤングコーン
中皿 畑の様子 西東京市で大将のお姉さんが作る野菜
煮物 大浅利の酒煮(浅利ちゃん) 三重の大浅利 日本酒と昆布出汁
食事 とうもろこしご飯(ピラフ) 3時間半火入れした宮崎牛のとも三角 とうもろこし 新玉葱
香の物
デザート ハーブとスパイスの水羊羹 バジル ミント

≪過去のワイン≫
NV Franciacorta DOCG PRIMA CUVEE BRUT MONTE ROSSA
2000 BALGERA Valtellina Superiore RISERVA Sassella

≪過去の日本酒≫
寶剱 限定涼香吟醸 宝剣酒造 広島県
陸奥 八仙 ISARIBI 特別純米無濾過生詰 八戸酒造 青森県
和らぎ水 山水 麒麟山酒造 新潟県
純米吟醸 山本 瓶燗火入れ 急速冷却 低温瓶貯蔵 山本合名 秋田県

  • 山口県産鰆焼き 海苔のソースで 縮みキャベツ 黒キャベツ 芽キャベツと共に

  • 一口カツ 出汁と野菜に漬けた北海道産黒毛和牛の腿肉

  • 甘い熟成海老芋 湯葉掛け 柚子の出汁と共に

  • 熟成させた佐渡産寒鰤 ブロッコリーのスプラウトと卸し大根 飛び子とトンブリ

  • 鴨つくね  朴葉味噌焼き風 銀杏と蕎麦の松葉

  • 毛蟹 出汁のジェレ掛け 蟹味噌乗せ

  • 血の滴る鯨肉の煮付け 葱と豆腐の椀物

  • 石田屋 黒龍酒造 福井県

  • 北海道産のミスジと赤蒟蒻  ビーツのソース

  • 傳タッキー 夏のスパイシーバージョン

  • 蒸しアワビの肝と海苔のソース 海葡萄乗せ

  • 穴子と茄子の湯葉綴じ

  • 半日干して焼いた鮎 鮎の肝のパテ 鮎の肝を練りこんだパンと共に

  • 神戸の知人から仕入れたジュンサイ 出汁と酢のゼリー パンションフルーツ バジルシード 海葡萄と共に

  • 鰯のつみれとトマトの出汁汁 イタリア土産のサーディンとトマト

  • ホタテと玉蜀黍の炊き込みご飯

  • 浜に打ち上げられた大浅利 湯葉のソース 海苔と菜の花

  • 白魚と友人が取る富士山麓の沢の芹の掻揚げ

  • 鰆の炙り 海苔のソース

  • 鰆焼き 菜の花や桜の春野菜 雑魚味噌

  • 特注酒 神保町 傳 別誂 大吟醸 酒魂 手取川 吉田酒造 石川県

  • 秋茄子と穴子の餡かけ

  • NV FRANCIACORTA '61 BRUT DOCG BERLUCCHI

  • 秋茄子と穴子の餡かけ

  • オクラの蕾と低温で熟成させたインカの目覚めの揚げ物

  • 特注酒 神保町 傳 別誂 大吟醸 酒魂 手取川 吉田酒造 石川県

  • 北海道産新秋刀魚のジェンガ仕立て

  • 陸奥八仙 特別純米 ひやおろし 八戸酒造 青森県

  • ピュアホワイト白味噌焼き 無花果 鴨 胡麻豆腐 トースト

  • ピュアホワイト白味噌焼き 無花果 鴨 胡麻豆腐

  • トースト

  • 純米吟醸 豊盃 三浦酒造 青森県

  • 畑のようす 3種のビーツ トマト オクラ ルッコラ 人参 ジャガイモの似顔絵と名前のアルファベット

  • 正雪 純米吟醸 山田錦 神沢川酒造 静岡県

  • 鮎のワタのパテ

  • 山口県産の松茸と淡路島産の鱧のお椀

  • 山口県産の松茸と淡路島産の鱧のお椀

  • 群馬の鶏そぼろご飯

  • 群馬の鶏そぼろご飯

  • デザート 白桃とマンゴーのコンポート ラム酒のジュレ

  • エントランスボード

  • ホワイトアスパラの寄せ豆腐 朱鷺の巣に見立てた卵黄と共に

  • NV FRANCIACORTA '61 BRUT DOCG BERLUCCHI

  • ホワイトアスパラの寄せ豆腐 卵黄と共に

  • 枝豆豆腐 ウニと生湯葉乗せ 可愛らしい枝豆と共に

  • 可愛らしい枝豆

  • 純米吟醸 阿部勘 石巻産 ひより 阿部勘酒造 宮城県

  • 芝海老のおくらの花包み揚げ

  • 酒未来 純米吟醸 写楽 宮泉銘醸 福島県

  • 平目と甘海老の梅肉和え

  • 干し鮎とタデのパン 鮎のワタのパテと共に

  • 特別純米 小左衛門 信濃美山錦 中島醸造 岐阜県

  • 大穴子の山椒ソース 牛蒡乗せ

  • 超辛純米 陸奥男山 八戸酒造 青森県

  • 畑の様子

  • 山形正宗 純米吟醸 雄町 斗瓶囲い 水戸部酒造 山形県

  • 畑の様子に似顔芋

  • 大吟醸 而今 斗瓶取り 木屋正酒造 三重県

  • イワシのつみれ汁 冬瓜とジュンサイ入り

  • 大穴子の土鍋ご飯

  • 大穴子の土鍋ご飯 ひつまぶし風

  • 香の物

  • 味噌汁

  • 元禄仕込 純蜜薫酒 勝山 元 大吟醸 勝山酒造 宮城県

  • 朱鷺の巣に見立てた杏仁豆腐のココナッツミルク

  • 杏仁豆腐 マンゴー乗せ ココナッツミルク

  • NV Franciacorta DOCG PRIMA CUVEE BRUT MONTE ROSSA

  • 最中 フォアグラ いぶりがっこ 大将のお爺さんが作る甘夏のジャム

  • 最中 フォアグラ いぶりがっこ 大将のお爺さんが作る甘夏のジャム

  • 寶剱 限定涼香吟醸 宝剣酒造 広島県

  • 最中 フォアグラ いぶりがっこ 大将のお爺さんが作る甘夏のジャム

  • 先付 新食感宣言(ジュンサイの酢ゼリーがけ) ジュンサイ バジルの種 柚子でといたトマト 玉子豆腐 トビッコ

  • 先付 新食感宣言(ジュンサイの酢ゼリーがけ) ジュンサイ バジルの種 柚子でといたトマト 玉子豆腐 トビッコ

  • 小皿 ハムカツ(鱧カツ) 初めは本当にハムカツ!

  • 小皿 ハムカツ(鱧カツ) 初めは本当にハムカツ!

  • 小皿 ハムカツ(鱧カツ) 後から改めて鱧のカツ

  • 小皿 ハムカツ(鱧カツ) 後から改めて鱧のカツ

  • 小皿 ハムカツ(鱧カツ) 後から改めて鱧のカツ

  • 陸奥 八仙 ISARIBI 特別純米無濾過生詰 八戸酒造 青森県

  • 凌ぎ 料理長の頭(雲丹ご飯) 紫雲丹と山葵

  • 凌ぎ 料理長の頭(雲丹ご飯) 紫雲丹と山葵

  • 造里 本日の鮮魚 かます 甘海老 あさつきと茗荷 カボス

  • 造里 本日の鮮魚 かます 甘海老 あさつきと茗荷 カボス

  • 和らぎ水 山水 麒麟山酒造 新潟県

  • 焼物 アンパンマン(鮎トースト) 鮎とパン 皮付きヤングコーン

  • 焼物 アンパンマン(鮎トースト) 鮎とパン 皮付きヤングコーン

  • 2000 BALGERA Valtellina Superiore RISERVA Sassella

  • 中皿 畑の様子 西東京市で大将のお姉さんが作る野菜

  • 中皿 畑の様子 西東京市で大将のお姉さんが作る野菜

  • 純米吟醸 山本 瓶燗火入れ 急速冷却 低温瓶貯蔵 山本合名 秋田県

  • 煮物 浅利ちゃん(大浅利の酒煮) 三重の大浅利 日本酒と昆布出汁

  • 煮物 浅利ちゃん(大浅利の酒煮) 三重の大浅利 日本酒と昆布出汁

  • 食事 ピラフ(とうもろこしご飯) 3時間半火入れした宮崎牛のとも三角 とうもろこし 新玉葱

  • 食事 ピラフ(とうもろこしご飯) 3時間半火入れした宮崎牛のとも三角 とうもろこし 新玉葱

  • 食事 ピラフ(とうもろこしご飯) 3時間半火入れした宮崎牛のとも三角 とうもろこし 新玉葱

  • 食事 香の物

  • デザート ハーブとスパイスの水羊羹 バジル ミント

  • オープンカウンター

  • エントランス

  • ファサード

2014/02/22 更新

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