3回
2018/11 訪問
リーズナブル、ハズレ無しの安定感、リオス
少し前の記事です。
最近は大概一人で飲みに行く事が多く、家族とは家で食事をする事が多いですが、この日はたまたま元町で食事をしようということで、出かけました。
丁度ハロウィンも終わり、クリスマスシーズンに向けて模様替えをした元町…
この時期にガラッと冬のイルミネーションに変わります。
この時期、夜の元町を通ると「ああ、もう今年もあと2ヶ月足らずか…」という印象も強くなります。
そんな元町ショッピングストリートを真ん中あたりまで来て、前田橋方面へ、さらに川沿いに川岸通りをしばらく行くとこちらのお店が。
店頭にはおなじみの真っ赤なベスパが止まっています。
店内は比較的混んでいて、既にほぼ埋まっている状況。勿論予約の方ばかりというか、予約がないといい時間には入れない、そんな人気のお店。訪問してもいい時間ならほぼ断られてしまいますが、元町はお客さんが掃けるのが早いため、20時とか21時前とかなら上手く滑り込めるかもしれません。
Openは2014年の夏のようですが、私が最初に行ったのは2015年の夏ごろ、それ以降レビュー記載を滞っていた時を含めて何度か訪問しています。大概は混んでいて、予約で一杯になっています。
前菜盛り合わせ
グリル野菜とトミーノチーズのオーブン焼き
ローマ風トリッパ落とし卵のオーブン焼き
カルボナーラのトリフのトッピング追加
怒りの辛トマトソース ペンネ
に
グリッシーニ、フォカッチャが付いている感じ。
スパークリング&赤ワインという感じで行きました。
前菜盛り合わせですが、これだけでもかなりのボリューム感で、クリームチーズ、サラミ&生ハム、タコのマリネ、しいたけやナスのグリル、テリーヌなど充実しまくっています。
これをつまみにスパークリングで料理を待ちます。テリーヌ、チーズもトロッとしていて旨いし、良く焼きあがったナスやしいたけもいい味わいっぷりでスパークリングが非常に進みます。
しかし私も食べるのがそんなに早くないので、料理がどんどんと出ています。
スパークリングが既になくなったので、赤グラス(プリミティーヴォ)へ。
スパークリングの爽やかさから、一転してグッと来るタンニンとその深いアルコールの香り等にかわり、飲む側としても気合を入れるタイミングとなりました。
緑を中心とした野菜がたくさんのグリル野菜は、バルサミコがいい感じの上品さで、加えて濃い目のチーズが絡み合うとまた印象が違って来て引きしまる味。
トリッパのオーブンは、トマトベースのソースの中に、チーズと玉子が入っていて、トリッパ(ハチノス)に円やかさが加わったという印象。
そしてカルボナーラ、ここに大量のトリュフが投入され、高級感が引き立ってくる感じになります。玉子も効いていてこってりしているそれは、非常に味わい深く後味までが楽しめる味でした。
最後はペンネ。パスタが2種続きましたが、カジュアルに肉よりもパスタがいいなということでこの選択へ。見た目真っ赤なそれは、味も同じく熱く辛くて後半でも尚食欲をかき立てられるそんな辛さ。やや固めのペンネも、柔らかいよりかは断然よい感じでした。
そんな感じでひさびさにボングスタイオの夜を堪能して満足でした。
行ってから暫くたちましたが、書いているだけでもお腹一杯になってくる充実さです。
2018/12/27 更新
2015/10 訪問
リーズナブルな充実のランチコース
15/10/12
少し前ですが、夜も訪問しました。夜はコースではなくバルっぽい感じになるのがまたいいです。
注文はフレッシュトマトのブルスケッタ、ピオトジーニの生ハム、季節のグリル野菜とトミーノチーズのせ、ポルチーニとあさりのパスタ。ワインはオズヴァルト(メルロー)にて。
生ハムは手切りで小さいながらも味わい深い熟成度でいい感じ、グリル野菜はトミーノチーズという、カマンベールの様なチーズが中央に乗っており、いい具合にとろけて野菜とともに頂くと非常にマッチしてる感じが出ました。
パスタは大量のポルチーニ茸とあさりが入っており、ポルチーニ独特のあの香りが満喫出来て手が止まらない程に美味。大盛りにして非常に量が多かったですが、美味しく頂きました。
夜の評価も新規でつけさせて頂くとともに、写真も追加しました。
15/07/25
先日誕生日だったので、その祝いも兼ねてこちらに行く事にしました。あまり肩肘張らず、手軽過ぎず…みたいな感じでイタリアンと何となく選択して…
以前SALONEに行った時に、こちらのお店がOPENする直前である事を知り、家からも程近いため以前から行ってみたいと思っていたお店の一つ。運よく予約を取る事が出来たので、早速ランチで訪問してみました。
ランチはコースのみで、しかも1種類。もちろんそれぐらいにしようと思っていたので、こちらとしてはそれはそれで好都合。特に迷う事はありませんでした。
コースは冷製スープから始まり、前菜4種、フォアグラのコンポート、パスタ、アクアパッツア、肉、スパゲティ、ドルチェと充実のラインナップで3,500円とかなりリーズナブル。元町「裏価格」と言った感じでしょうか、場所が川岸通り沿いにあるので、人通りが激しいわけでもないので、ゆっくりと食べることが出来るという点ではメリットあると思います。
という感じで、行ってきました。
まずはイタリア産ビールのモレッティで。イタリアのビールとしては定番の一本ですが、暑い夏にはさっぱりしていい感じの1本。こちらと冷製スープでまずは行きます。
冷製スープは、バターナッツとカボチャにリコッタチーズが。リコッタを徐々に混ぜながら濃厚なカボチャが入ったスープは、最初の1品目に非常にインパクトがありました。
そして前菜、ホタテとなす+バルサミコ、たこのカルパッチョ、テリーヌ、ジャガイモの付け合せ。凝縮されたテリーヌとジャガイモが比較的インパクトあって、この時に2杯目に行った重い赤ワインが進みました。
そしてフォアグラのコンフォート。柔らかいフォアグラのまわりにパンが刺さっていて、それとともに頂くフォアグラは非常に柔らかく、パンにつけて美味しく頂ける一品でした。
さらにパスタ。こちらはニョッキにしましたがジャガイモの味がしっかりしていて、更にソースもクリーミーでパンが凄く欲する一品。
そしてアクアパッツア。しなっとなっているトマト、そしてハマグリと見間違えるぐらいの大ぶりのあさり、そしてしっかりとした、ナイフでないと食べることが出来ないぐらい分厚い白身とインパクトがありました。
そして肉。仔牛のスカロピーネ。ボルチーニ茸のインパクトが強く、またそこにも入っていたと思われるソースが濃厚。そして仔牛は牛というよりもやや豚っぽい味でどちらかというと親しみさえ感じる味でした。
料理最後はスパゲティ。量を選ぶことが出来ましたが、一番多い80gにすることに。チーズたっぷりのトマトソースのシンプルなパスタですが、小さな豚肉が所々に入っていて、締めにはいい感じでした。
そしてドルチェ。ティラミスとオレンジシャーベットでしたが、シャーベットは非常にさっぱりしている一方で、ティラミスは非常に甘くこってり系と対照的でした。これらとともにエスプレッソを。お茶菓子も美味しかったです。
ワインは前菜のあとと、ニョッキの時で赤をグラスで2杯。1杯目はサリチェサレンティーノ、2杯目はサンジョベーゼ。重いのをお願いしたのですが、1杯目はずっしりと来るタンニン多めな感じ、2杯目はプラムっぽい香りとともに、最初はやや重ながらも後味は比較的さらっとしている感じだったと思います。
こんな感じで料理を楽しみましたが、元町の河岸通り沿いという事で昼をメインに、夜はむしろカジュアルなバルっぽくなっている感じがしました。夜行っていないのでなんともその雰囲気を断定できないですが、夜は夜で面白そうな感じがしますね。
2015/11/24 更新
元町の人気店、リオスですが久しぶりに夜予約をして訪問しました。さっき昼間もお店の前通りましたが、ランチでも混雑していて引き続きの人気店。この日も基本席だけで、行って色々と頼む感じです。子どもの帰りを待ちこちらのお店へ。お店に入ったら全席埋まっていたので、予約しておいてよかったという感じ。前日か当日予約することもありますが、この時は来週行こうと決めていたので、早い目の予約で席を確保。
イタリアンで手軽ながらもしっかりと行くとき、どこ行くとなると、ここか石川町のリストランテレガ、馬車道のラテンダロッサ、中々入れないので持ち帰りが中心ですが日本大通りのシシリヤ、大体こんな感じが候補で出てきます。
昼は予約なしで石川町のオイノスやラッゾォ、クォヴァディス行くけど入れなかったり、みなとみらいのbondolfi boncaffē行こかになったり、そんな感じです。
注文は鮭のカルパッチョ、前菜盛り合わせ、トマト系パスタ、そらまめのニョッキ、リゾット…などなどを赤白のハウスワインとともに頂きます。
先付けにはバーニャカウダーに加え、この日は季節がらか、ホタルイカがいました。また前菜盛り合わせは大概注文しますが、おなじみの野菜煮や生ハム、そしてクリームチーズなど。カルパッチョには国産のブリなんかも参戦してる様子です。
サーモンは前菜が食べられない息子がほぼ平らげていくという感じ。育ち盛りには少々贅沢ですが、お腹を空かしているので仕方ない所もあり、譲ってあげます。
パスタ、米系が素敵で、特にクリーミーなそら豆のニョッキは、クリーミーなホワイトソースの中にあるもちもちしたニョッキが、ベーコンのアクセントとともにいい味出しています。リゾットもクリーミーさがありますが、こちらはコペリーノチーズなのでこってりな味わい。
赤白ワイン2杯と、料理これぐらいで充分で、リーズナブルな感じに満足しつつ、お馴染みの赤のベスパの前を通って家路につきました。