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閉店幸楽第一通り、新浜松、遠州病院/とんかつ、コロッケ
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昼の点数:4.5
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¥2,000~¥2,999 / 1人
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料理・味 5.0
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|サービス 4.0
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|雰囲気 4.0
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|CP -
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|酒・ドリンク -
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[ 料理・味5.0
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| サービス4.0
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| 雰囲気4.0
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| CP-
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| 酒・ドリンク- ]
味は超良し、こじんまりした雰囲気も良し…幸楽はすばらしいの一言です。
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幸楽外観
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2007/11/24 更新
浜松にある話題のとんかつやさん、幸楽にお邪魔しました。
探すのにも苦労したぐらい見た目は超地味で、カウンターだけで6席しかないお店で、夫婦でやられている感じです。休日の昼過ぎに行きましたが、運よく簡単に座ることが出来ました。
この日はヒレカツの松を注文。松竹梅の3種があるのですが、松竹は量の違い、梅はランクが落ちる肉を使っているとのこと。この日一度も食事していなかったので松を注文。
注文してからカウンター越しに大将の料理っぷりを拝見させて頂いた。何度も何度も揚げ具合を確認している様子。丁度良い揚げ具合というのがあるのだろうか…と思いながら見ていること約20分、ようやくヒレカツが出来上がった。
ヒレカツは切られて出てきたが、中を見てみると脂の部分と肉の部分がバランスよくという感じ。見た目、脂:ヒレ=4:6~3:7で、脂が結構のっている部位を上手く使っている様であった。どんな味がするのか興味津々だったため、まずはソースをかけずにそのまま味わってみることにしました。
食べてみるとその食感の良いことと言ったら…揚げ具合は当然タイミングを見計らっていただけあって、カラっと上がっていて、油も汚れていない、綺麗な、そして上品なものを使っている様子でさくさく感がたまらない。カウンター越しに見ると、食パンらしきものが置いてあるのを見たので、これを使用しているのだろうか、通常のパン粉と違うさくさく感はここから出ていたのであろうか…
また先ほどの20分という比較的長い時間をかけて揚げていたのは、当然といえば当然、やっぱり訳があったのか…絶妙な揚げ加減と脂の温度を経験と勘で身についている大将のワザここにあり…と、この食べ始め時に感じる。
そして肉の部分。脂がトロっとしていて、まるでとろける様で…ヒレの部分と良いバランスをかもし出している。上手く表現は出来ないが「これはカツというものなのだろうか…」というのが食べたときの驚きの第一印象。先のさくさく感も合わさって、ご飯の進み具合も半端ではないぐらい進む。
最後の方に差し掛かるにつれ多少冷めても、揚げたてのさくさく感が全く変わらないのがかなり不思議に感じた。
付け合せのポテトサラダ、漬物、味噌汁も当然手を抜いていない。こちらは女将さんが担当している様であった。ちなみに大将と女将さんは互いに協力をするかの様に常に良い雰囲気をかもし出しながら黙々と料理を作っていて、見ていて良い感じでした。大将も味にはトコトンこだわる感じはありますが、頑固オヤジという感じは微塵も無く、常に穏やかそうな感じがにじみ出ていました。
食に関してはまだまだ素人の域を脱していない小生ではありますが、こんなさくさくとして、更に脂が絶妙にのっているカツはこれまで食べたことが無いかもしれません。少々大げさかもしれませんが、食べた後も数時間はその余韻が口の中に広がっていて、感覚が抜けませんでした。たぶんここで食べたら他でお金を払って食べるのが如何にバカらしいかを感じるかも…100回超のレビューをしているが、初めて味で★×5をつけさせて頂きました。
わざわざ浜松まで行って食べた甲斐があったというものでした。今後は新幹線途中下車してでも行きそうです。
幸楽は07年11月24日現在で、総合25位、とんかつ部門で全国2位、本当に恐れ入りましたという感じです。