5回
2019/06 訪問
水無月も悶絶
魚が少ないとご主人は嘆く。
たしかにネタケースに並ぶそれらは少なめだけど、いやいやどうして、そんな事は大したことはない。
それくらい旨い鮨を出される。
最近東京の鮨屋はだんだん味が濃くなってきて、途中から飽きてくるのだけど、こちらの握りは食べ進むうちに食欲が増してくる。
燻し銀、そんな色が似合う店。
大好きです。
大将、女将、いつまでもお元気で。
次は初秋の頃にお会い出来る事を楽しみに。
ご馳走さまでした。
2019/06/30 更新
2019/04 訪問
卯月のはしぐちさんは香りがいい
久しぶりに訪問。
しかしながら、こちらも予約が取れなくなってまいりました。
以前なら10日前でも入れたものが最近では2か月先まで埋まってます。
さて、この晩も、いつメントリオで。
ご主人にご挨拶をしたら、ビールをいただき、握り一本でお願いするいつもながらの、です。
平目昆布締め、、悶絶。
シャリの美味さがハンパない、、、
続く赤身ヅケ、中とろ、砂ずりの大トロなど素晴らしいシャリとの合わせです。
それからこの晩は嬉しい嬉しい貝祭り‼︎
とりがい、赤貝、青柳、みる貝、貝柱、とめくるめく貝オンパレード。
それぞれの香りが華やかに、そして甘み、食感の違いをここまで楽しめるのはなんという幸せ。
あまりにも幸せすぎて漏らしそうです。
ああ、品のない事、失礼致しました。
鯵、鰯、もベストコンディション!
それから春日鯛‼︎
シメ加減、朧のかませ方にトリオ昇天です。
さっきから「うまい…」しか発してないけどね、私たち。
ついつい日本酒が進む極上なる握り。
はしぐちさん、大好きです。
次は梅雨の時期に。
今から楽しみです!
ご馳走さまでした。
2019/04/19 更新
2018/06 訪問
やっぱり好き
今年はよく通わせていただいております。
今回は5人で。
内1人は風邪ひいて声が出ないにもかかわらず、食欲はあるという、、静かでよろし。
前回は京都でもお会いしこちらでもお会いした憧れの女優さんご夫婦とお話しさせていただくという夢のようなひと時。
今回は定例メンバーと愉しく鮨ナイト。
橋口さんの大きな手でふんわりと握られた繊細な鮨。
一同悶絶。。。
終わりだと思っていた青柳があり、興奮!
香りは多少落ちるけどやっぱり素晴らしい。
ネタを食べ尽くす勢いだったのにお会計済ませて外に出てみれば、まだまだ食べれる余白あり。
幸せなる美味を肴にワインを飲みに風邪引き1人を残して我々は西麻布に繰り出すのでした。
今宵も酔い夜、ご馳走さまでした!
2018/06/24 更新
2016/11 訪問
大っきな手から繰り出される限りなく繊細な握り
再訪 2016.11
私がベンチマークにしている二店のうちのひとつがこちら。
大好きな鮨屋です。
この晩は、久しぶりのおひとりさま。
大将の真ん前、カウンターど真ん中、、、汗
えーと、心臓に毛が生えてる私でもちょっと流石に緊張しますわー。
でもビール頂き、日本酒に移行し、4カン目をいただく頃にはすっかりリラックス。
おひとりさまの特権?大将独占してゆっくりあれやこれやお話しできました。^^
プライベートな事までいろいろ楽しく。
そして美味い握り。
この晩もラッキーなことに大好きな北海道のアオヤギが入ってました。
華やかな香りは赤貝の比ではなく。。
ああ、悶絶…
ほっておくと全部カラにしてしまうから、と冗談を言って、お代わりはアオヤギ含む貝ばかり4カン、、
あ、絶品だった鯖も頂いたんだった!
なんだか、とてもほっこり幸せな夜。
ホカホカした気持ちを抱えながらの帰り道。
珍しく寄り道もせず、真っ直ぐ帰りました^^
ご馳走様でした。
私にとっては一生通い続けたい大好きなお店です。
次は1月に。
再訪 2015.4
定期的に訪問していますが、レビュー忘れていたようです。(´・_・`)
沈む鮨を堪能するためと、そしてすっかり仲良くなった女将さんと大将のお顔を見に訪問(^-^)
今回は2カ月ぶり。
お二人とも変わらず。→当たり前ですよね。苦笑
今夜は、握りでお願いしました。
計19カン。
来る前には、あまりお腹空いてないなぁ〜と思っていたのに、どーいうことーっ⁉︎
というくらい、こちらのシャリは軽く、また塩梅が良く、ついつい入ってしまうのです。
シャリの良さだけでなく、ネタとの一体感?もうなんと説明したらよいのか。
シャリが口中でほぐれ、ネタと合わさった後に生まれる甘み?たまらんっです。
こう書いている間に食べたい。
ああ、やはり月1で行こうと。
私には、こちらの握りが最高です!
ご馳走様でした(^-^)
再訪 2014.8
旨いっ美味いっ馬すぎる!
間違えました。
しかしながら本当にこちらの鮨には唸ります。
この日感動したのはコハダ、鰯のしめ方。
食べた後、口中に甘さの余韻が残るんです。
なんて美味しいのだろう、最高です。
今回は一生に一度の贅沢、昼に「さいとう」夜は「はしぐち」とWヘッダー。
どちらも超絶。
しかしながら、やはりスタイルは違うので昼夜でも全く飽きることなく楽しめました。
こちらも私の鮨屋ルーティンリスト入りです。
ごちそう様でした。
再訪 2014.7
いつ来ても素晴らしい鮨。
この晩もつまみから。
飴色のカレイの昆布締めはこれ以上ない旨味に満ち溢れている。
鮑、鯵のたたき、続く握り、全て完璧な美味しさ!
この日の握りは、鰯が特に良かった。
ついついお代わりしたくなる鮨は、はしぐちさんの鮨くらいです。
本当に素晴らしいです。
孤高の超絶江戸前鮨、これはクセになります。
ご馳走様でした。
次は来月末に。
再訪 2014.5.30
2度ほど仕事で予約をキャンセルし、ようやくの再訪です。
この晩は二組の友人夫妻と私。
お酒は友人夫妻が一升瓶3本持ち込み、という素晴らしいおまけ付きでした。
つまみからの始まり。
久々に会う友人達と話題は尽きませんが、握りが始まると一同シーン…
あまりにも美味し過ぎるのです。
友人達もかなりの鮨通で三谷、さわ田、さいとう、青空、都、は常連。
ながらも、やはりここはそのどれとも違う。
もちろん、上記鮨屋が似てるわけではないですが…
なんだろ。
本当に特別なんです。
沈む、とよく言われ、まさにネタの重さで沈むのですが、それはさいとうでも同じ。
シャリの独特な空気感、軽さ、塩気と仄かな甘みのバランス、そしてネタの仕込み。
最高です!
最後、友人が上手い事を言っておりました。
「まさに孤高の鮨」
さすがです。
ご馳走様でした。
以下前レビュー
鮨もいろいろ、そして好みもいろいろです。
私の場合、赤坂の鮨さいとうが好みですので、新規で行く場合自然とさいとうとの比較になってしまいます。
(もちろん、価格面などで相応のお店との対比ですけど、、、、)
はしぐち、は、友人の鮨好きさんから再三お勧め頂いてはいたものの、何となくつまみが少なく握りのイメージが強かったため
これまで行く機会を逃していました。
春になり、大好きな貝類や春のお魚などが出てきたこともあり、そろそろお邪魔してみようと思い立ち連絡を。
訪問日の5日前で夜の20時半に取れました。
春一番が吹いた翌日、日中の気温は18度とまさに春!
赤坂見附から青山通りを上がり、豊川稲荷さんを左手に曲がり、坂を下ったあたりにあります。
先日の「ます田」といい今月は新規店2店目。
いつも同じ店ばかりの私にしては何と珍しいこと!!
品の良い新茶色の暖簾が掲げられた引き戸を引き中に入ると右手に待合いが。
面白いなぁ。
さて、こちらは撮影NGです。
今宵は写真のことは忘れて多いに堪能しませんと^^
いかにも職人といった風情のご主人にごあいさつ。
(こういったら失礼かもしれませんがご主人、真鯛に似ていらっしゃる、、、、)
瓶ビールを頂き、ご主人お任せのつまみから始めて頂くことにしました。
まずは鮃の昆布締め。
飴色の身は、まさに良い塩梅でしめられていることをその身が教えてくれています。
一口、、、、、
おお~っなんという旨み!!!!
その一切れで完全にノックアウト。
なんなんだ、この旨み。
最高です。
添えられたえんがわは少し軽め。
食感を楽しくさせるための工夫ですね。美味しいです。
この時期にしては十分脂がのった鯵のたたきも少量の薬味との調和が絶妙。
もうパクパクつまみを食べ進めてしまいました。
帆立の磯部は海苔の上質さがしっかりと伝わってきますし、にきりの甘辛さがこれまた最高。
ミル貝はあまりつまみでは頂かないのですが、こちらのはしっかりとした歯ごたえと独特の甘みが豊富で
あっという間に胃の中へ(笑)
握りに関しても完璧でした。
まさに私好み。
口の中ではらりと崩れる軽やかさと酢の塩梅が柔らかい。
ネタを最大に生かすいい塩梅です。
中トロ、大トロ、赤貝、こはだ、鯖、穴子、墨烏賊、鮃昆布締め、雲丹、鱚、煮蛤、どれも完璧でした。
とりわけ感心したのがこはだと墨烏賊。
特に墨烏賊は、あのさくっとした食感が好みなのはもちろんですが、その食感を残しながらもぎりぎり寝かせており
旨みが凝縮されているところ。
さいとうでのネタの処理も大いに感心させられますが、こちらのも素晴らしい。
一貫一貫ほおばる度に「美味しいっ」と感嘆の声を上げておりましたら、ご主人が苦笑されていました。
本当に素晴らしいお鮨屋さんです。
今の私にとっては、「さいとう」と「はしぐち」以外はいらないくらい。
今後はこの2店を定期的に行かせていただくことになりそうです。
良いお店をご紹介頂いた友人Hさんには感謝(^^)
ご馳走様でした。
2016/11/27 更新
私の定番です。
もはや心の拠り所的安定安心のこちら。
握りはシャリが口の中でほろりとほぐれ、胃に落ちた後、口内に僅かな甘味の余韻をもたらす。
寡黙なご主人ですが、毎回我々のしょうもない話しにお付き合いいただき恐縮。
この晩は、ご主人の郷里、鹿児島でたまたま縄に引っかかり上がった300キロ越す春鮪の行方について、皆であーだこーだ邪推交えた雑談も楽しく、至福の時間は瞬く間に。
また近々に。
やはりこの場所は最高。