bottanさんが投稿した京懐石 吉泉(京都/出町柳)の口コミ詳細

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bottanの食べ歩き

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京懐石 吉泉出町柳、元田中/日本料理

1

  • 昼の点数:4.7

    • ¥20,000~¥29,999 / 1人
      • 料理・味 4.8
      • |サービス 4.2
      • |雰囲気 5.0
      • |CP 4.1
      • |酒・ドリンク 4.0
1回目

2015/04 訪問

  • 昼の点数:4.7

    • [ 料理・味4.8
    • | サービス4.2
    • | 雰囲気5.0
    • | CP4.1
    • | 酒・ドリンク4.0
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

驚いた、驚いた、凄いところでした

2015/04          34枚の写真 (2015/04) を追加しました

3年ぶりの訪問となりました。
前回はお座敷で頂きましたので、今日はカウンター席で。

お座敷では女将さんやお弟子さん達とのふれあいがありますが、カウンター席では、ご主人の谷河吉巳さんとのふれあいが楽しめます。

一見、怖そうですが、優しく、親しみのある気さくなご主人でしたから、大いに食事を楽しめました。

まずは、「桜湯」で一息。

そして、可愛い器に入った八寸が。

「八寸」・・・・・甘く炊いた柚子のまさご揚げしじみ と 山椒 の炊きもの、大きめの器には、百合根飯蛸子持ち昆布玉子を塗した小芋レモンと一緒に炊いたさつま芋空豆が。

やはり、これには日本酒ですね、「菊姫 にごり」をお願い、結果、もう1本追加(笑)。

引き続き、「菊姫 山廃純米」を、、、、、終わりまでこれにしましたが、何本飲んだかは記憶がありません(笑)。

「淡路の新玉葱のすり流し」
「あぶらめ(アイナメ) と 紀州の梅 のお椀 柚子の花添え」

この2品、なんと優しい味なんでしょう、京都では当たり前なんでしょうけど、東京でこの味を出すことの出来るお店は少ないですね。

「お造り」・・・・・大分県の トリ貝、高知県の 昆布〆金目鯛の炙り、淡路の のれそれ 酢味噌で、 山葵醤油や雲丹をのせたりして、アオリ烏賊、滅茶苦茶に美味しかった 鮪 トロ
お酒がすすんじゃって困ります(笑)。

「鯛の桜寿司」・・・・・”生姜” や ”海老のちりめん” と一緒に。

「京都山城の筍の若竹煮 能登の若布」
「鮎の塩焼き」
京都に来て良かったぁ~と思わせる二品でした。

「鯛ご飯」・・・・・わぁ~、豪華ですね。
「香の物」

「三宝柑のゼリー オレンジリキュールをかけて」
「トンプソン・シードレス 葡萄 と 苺」

「お菓子」・・・・・草団子蓬餅
「お薄」

「お干菓子」・・・・・おかき

前回も素晴らしい料理の数々でしたが、今回も凄い料理でした。
ご主人のお人柄も良かったし、そのお話も愉しく、お座敷とは一味違った寛ぎ感がありました。

ありがとうございました、また、伺います。

ーーーーーーーーーーーーーー
2012/06

昨晩、「未在」のあと、家内は、翌朝から用事が出来、新幹線で東京に帰って行きました。
それで、京都に来ている大親友を誘って、昼、「吉泉」へ。

11時30分にホテルロビーで待ち合わせ。
大親友は私の顔を見るやいなや、
「吉泉の前に、京都御所へ行こう」
「はぁ~?」
「寛仁親王のご記帳だよ」
「あっ、そう、いいよ」

聞くと、昔、大親友は寛仁親王に、ご自宅でカレーをご馳走になったそうで、、、、まぁ、私も知らないこともないから。

ホテル前からタクシーで京都御所の宮内庁事務所へ。
無事、記帳を済まし、また、タクシーで「吉泉」へ向かいました。

「吉泉」の前に着くと、将来の名料理人になるだろうと思われる若い方がお出迎い。
門をくぐり、手入れの行き届いた庭を通り、玄関へ。

扉を開けると、また、将来の名料理人が半身を出して座っております。
「おい、ここ、緊張するな!」と小声で一言(笑)。

部屋に案内されると、これがまた素敵な個室。
部屋の前には、まるで原生林のような、「下鴨神社」の森が広がります。
最高の庭ですね(笑)。

二人っきりになると、大親友が、
「お前、幾らのを頼んだの、八千円から三万まであるけど」
「忘れた」
「忘れたって、予約した時に、そんな話をしただろう」
「したと思うけど、忘れた」

品の良い女将さんがご挨拶にみえました。
その仕草を見ていると、値段のことが不安となる、ひょっとしたら三万円のを頼んだのかもしれないと(笑)。

<<<<<     本日の昼の料理     >>>>>

梅酒
歓迎の一杯

先付
鯛の子・・・・・葵の葉がのっています。私、鯛の子の炊いたものが大好きなんです、しかも生姜味が。
帆立の有馬煮・・・・・ホオズキの中に入ってます。オクラと帆立と粒山椒の煮物です、、、、良いですね、有馬煮って。
鮎 うるか・・・・・青竹の中に入ってます。この”うるか”も大好物なんです、大好物が不味いわけないでしょう(笑)。
バイ貝と大根の煮物・・・・・これも美味しかったなぁ~。
稚鮎の山椒煮・・・・・うぉ~、堪りませんね。
梅寒天・・・・・金粉がかけてあります、中には蓮の実が入ってます。

この先付、堪りません、昼で良かったです、夜だったら、日本酒を何杯飲んでいたのでしょう、想像できません。
えっ、飲まなかったって、そんな訳ないでしょう、こんな素晴らしい先付が出て、、、、富山県の”立山”を頂きましたよ。

お椀
鱧真薯です。牛蒡と柚子の皮が添えてます、一口、汁を飲んだあとに、柚子を落とします、その瞬間、柚子の香りがホワァ~んと立ちます。

お造り
メイタ鰈、車海老、剣先烏賊です。メイタ鰈のちり酢(大根おろし)、ちり酢、山葵醤油かで頂きます。

鱧の湯引き
山葵をといた二杯酢で。勿論、この鱧の湯引きは美味しいかったですが、添えてある胡瓜が美味しかったなぁ~(笑)。

鮎寿司
甘目の蓼酢で頂きましたが、これ無茶苦茶に美味しかったです、最高です、こんな鮎寿司、初めてです。川海苔の炊いたものが添えてあります。

八竹と鰹の煮物
京都大原の八竹です。唯一、普通でした。

塩焼 鮎
ふふふっ、美味しです、、、、これっきゃ言えません。

鼈の雑炊
葱の下に半熟玉子、横にはお餅。
疑問の一品、、、、美味しい鼈のスープ雑炊、これは旨い。
半熟玉子を崩すと、黄身と、その味が広がり、繊細な鼈スープと混ざります。これが、良いのか、悪いのか、分かりません、、、、、これは、これで良いのかなぁ~?。

デザート
小夏のゼリー・・・・・オレンジのリキュール、コアントローがかけてあります。
果物・・・・・サクランボ、ライチ、ホオズキ
小菓子・・・・・山帰来餅(山帰来の若葉を使った、柏餅みたいなもの)と塩餅。
冷し桃・・・・・炊いた桃を冷したもの。抹茶を頂いたあと、サービスですと出されました(笑)。

お薄・・・・・抹茶です。

なんの下調べをせずに伺いましたが、驚きました、こんなに素晴らしいとは。
料理も、雰囲気も、最上級です。
これは、ゆっくりと夜に伺わないとダメですね、最初の「先付」でノックアウトでしたから。

あっ、そうそう、ここコースの値段のことですがね。
”鱧の湯引き”あたりで、私が大親友に、
「あぁ~、大丈夫だよ、12,000円から15,000円ぐらいだよ」と言うと、
「あぁ~、そうだね、大丈夫だ」と応えました。

二人は、食べてみて、どのくらいの値段だか分かるのです(笑)。
結局、コース料理は1万5千円でした。

  • 八寸 (2015/04)

  • 淡路の新玉葱のすり流し (2015/04)

  • あぶらめ(アイナメ) と 紀州の梅 のお椀 柚子の花添え (2015/04)

  • お造り (鮪 トロ) (2015/04)

  • 鯛の桜寿司 (2015/04)

  • 鮎の塩焼き (2015/04)

  • 桜湯 (2015/04)

  • 可愛い器の八寸 (2015/04)

  • 八寸 (甘く炊いた柚子のまさご揚げ) (2015/04)

  • 八寸 (しじみ と 山椒 の炊きもの) (2015/04)

  • 八寸 (百合根、飯蛸、子持ち昆布、玉子を塗した小芋、レモンと一緒に炊いたさつま芋、空豆) (2015/04)

  • お造り (2015/04)

  • お造り (大分県 トリ貝) (2015/04)

  • お造り (高知県 昆布〆金目鯛の炙り) (2015/04)

  • お造り (淡路 のれそれ 酢味噌) (2015/04)

  • お造り (鯛 雲丹のせ) (2015/04)

  • お造り (アオリ烏賊) (2015/04)

  • 海老のちりめん (2015/04)

  • 京都山城の筍の若竹煮 能登の若布 (2015/04)

  • 鯛ご飯 (2015/04)

  • 鯛ご飯 (2015/04)

  • 香の物 (2015/04)

  • 三宝柑のゼリー オレンジリキュールをかけて (2015/04)

  • トンプソン・シードレス 葡萄 と 苺 (2015/04)

  • 苺 (2015/04)

  • お菓子 (草団子) (2015/04)

  • お菓子 (蓬餅) (2015/04)

  • お干菓子 (おかき) (2015/04)

  • お薄 (2015/04)

  • 菊姫 にごり (2015/04)

  • 菊姫 にごり (2015/04)

  • まぁ~、一杯、どうぞ (2015/04)

  • おごそかですね (2015/04)

  • カウンター席 (2015/04)

  • 梅酒

  • 先付  蓋いを取ると

  • 先付  わぁ~ぉ

  • 先付 (鯛の子)

  • 先付 (ホオズキの中身は?)

  • 先付 (帆立の有馬煮)

  • 先付 (青竹の中身は?)

  • 先付 (鮎 うるか)

  • 先付 (バイ貝と大根の煮物)

  • 先付 (稚鮎の山椒煮)

  • 先付 (梅寒天)

  • お椀 (鱧真薯)

  • お造り

  • お造り (メイタ鰈、車海老、剣先烏賊)

  • 左から、メタイ鰈とちり酢、ちり酢、山葵醤油

  • 鱧の湯引き

  • 鱧の湯引きのアップ

  • 山葵をといた二杯酢

  • 鮎寿司

  • 鮎寿司のアップ

  • 川海苔

  • 八竹と鰹の煮物

  • 何だ、何だ、何が入ってる?

  • 塩焼 鮎

  • 塩焼 鮎

  • 蓼酢

  • 鼈の雑炊

  • 香の物

  • 小夏

  • 小夏ゼリー

  • 果物

  • ナヌ??

  • 小菓子

  • お薄

  • おっ!、サービスでっか!

  • 冷し桃

  • 将来の名料理人になるだろう若い方のお出迎い。

  • ありゃ~、素晴らしい

  • おぉ~、なんと素敵な雰囲気

  • 良いね、良いね

  • これは飾りです、禁煙です

2015/05/17 更新

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