8回
2025/08 訪問
丁寧な仕事光るはる。
2025/09/08 更新
2025/03 訪問
一つ一つ丁寧に。
3月の御成門はるは、ひな祭りを感じさせてくれる蛤と蕗の蒸し寿司から。
合わせる蛤のお椀は、トロみと甘味のある白酒で円やかな味わいで美味。
スペシャリテの胡麻和えは、相変わらず素晴らしい香りと共に静岡のシャキシャキ春キャベツとしらすの組み合わせ。
酢の代わりに柚子果汁を使った貝の酢味噌和えはまろやかな味わい。上に飾られた塩揉み柚子でキリッとアクセントを。これ好きです。
丁寧な仕事の芋茎吉野煮に盛り沢山の八寸。
火傷注意の河豚白子は、土佐酢がいい塩梅です。
見た目も美しい鯛の松皮造りに、厚めに切ったアオリイカ美味。
車海老たっぷりの飛竜頭は、甲殻類好きとしては悶絶の一品。鹿児島産の筍付きでした。
お気に入りの鮪突先に、ご飯は三種。
焼いた苺のぜんざいまでいただいて、しみじみ美味しいディナーでした。
【お品書き】
・蛤と蕗の蒸し寿司
・蛤と白酒椀
・春キャベツとしらすの胡麻和え
・赤貝、平貝、帆立貝、うるいの酢味噌和え 柚子果汁 塩揉み
・芋茎の吉野煮
・海鼠とこのこ
・タラの芽天土佐酢 河豚白子焼き
・うすい豆 姫サザエ肝和え 菜の花 唐墨 蕗の薹おから和え 春子鯛 サヨリ 百合根（白銀）白味噌和え 黒豆黒糖黒胡麻揚げ
・鯛の松皮造り アオリイカ
・筍と車海老の飛竜頭
・サワラの塩焼き 新玉ねぎ土佐酢
・鮪突先
・香の物
・土鍋ご飯 おにぎり
・牡蠣芹ご飯
・蛍烏賊ご飯
・苺ぜんざい
2025/03/13 更新
2024/10 訪問
丁寧な仕事が光る珍味盛り合わせ。
10月の御成門はるは、白甘鯛の出汁に黒舞茸の旨みたっぷりのお椀から。
スペシャリテの胡麻和えは柿ときゅうりのなます。
甘く炊いてから揚げた海老芋にペーストにした優しい味わいの丹波黒豆と
馬糞雲丹、松茸はフライにトロけるのどぐろ焼き。
そして、一番印象に残ったは珍味の盛り合わせ。
一つ一つ丁寧な仕事で特にウテナ（茄子のヘタ）の黒胡椒焼きは甘辛で最高のお酒のお供でした。
【お品書き】
・黒舞茸と白甘鯛出汁椀
・柿なますの胡麻和え
・雲子焼き
・海老芋フライ（徳島）
・馬糞雲丹と丹波黒豆
・赤芋茎吉野煮
・松茸フライ
・珍味盛り合わせ（カマス寿し・黒川茸甘煮・福岡産黒無花果・子持ち鮎炊き揚げ・むかご・千両茄子・ウテナ黒胡麻炊き・蛸あずき煮・牛蒡・南瓜含め煮・おおまさりクリームチーズ・菊明太酢・銀杏）
・鯛と甘鯛鱗チップ
・鰹
・冬瓜しじみ出汁
・のどぐろ焼き
・なめこお浸し
・土鍋ご飯
・鮪突先 ピーマン
・香の物
・鮭いくらご飯
2024/10/22 更新
2024/06 訪問
胡麻の香りは…はる。
6月の御成門はる。
胡麻に水を含ませて煎って…広がる芳ばしい香り。もはや、これなしでは御成門はるに来た気がしない。
そんなスペシャリテの胡麻和えは、新蓮根。
この日の胡麻は海を超えてグアテマラより。
何だか凄いです。
いつもながら丁寧な仕事の品々。
鮎は、開いて風干し。頭、骨、内臓で出汁をとり昆布と鰹…濃厚で奥深いスープは煮麺仕立て。
コチは、お造りと骨は煮凝りにして紫雲丹との組み合わせ。
焼きホワイトアスパラは、ホワイトアスパラでとった甘みのある出汁と共に。
玉蜀黍ご飯は、カルピスバター入り。お気に入りの鮪突先もたっぷりいただいてさすがのはるでした。
（お品書き）
・鮎煮麺
・熊本新蓮根胡麻和え
・コチの煮こごり 紫雲丹
・穴じゃことアスパラ揚げ
・白芋茎吉野煮
・八寸 新生姜 トコブシ煮梅肉 佐渡島鰯寿司自家製柚子胡椒 バチコ 新丸十 あいこ酢漬け 銚子鰯しそ巻き 白うり
・お造り コチ 蛸茶ふり 佐渡島鮪
・ホワイトアスパラ
・鳥貝炙り
・京都丸茄子とオクラ炊き合わせ
・鮪突先
・土鍋ご飯
・赤出汁
・玉蜀黍ご飯
・青梅 葛きり
2024/08/06 更新
2024/03 訪問
人柄溢れる丁寧な和食
御成門はる。
胡麻の炒る香りは、はるの匂い。
今回の胡麻和えは、甘くてシャキッと感のある春キャベツとふっくら仕上がったしらす・・・美味しすぎます。
３月は、蛤に河豚白子、山菜に鹿児島産たけのこ、牡蠣は土佐酢に潜らせ、渡り蟹はわらびとの面白い組み合わせ。
〆は土鍋で炊いた白米をまずは小さなおにぎりで、お気に入りの鮪突先と共にいただくのも格別です。
小川さんの人柄溢れる丁寧な料理、素晴らしかったです。
【お品書き】
・白酒蛤椀
・春キャベツとしらすの胡麻和え
・河豚白子焼きタラとうどの芽天麩羅
・蛍烏賊の沖漬け
・根芋吉野煮
・赤貝とアスパラの酢味噌和え
・八寸（うすい豆・唐墨・菜の花など）
・お造り鯛・アオリイカ
・鹿児島産たけのこ
・松島産牡蠣土佐酢 蕗の薹
・渡り蟹うちこみそ醤油漬け
・土鍋ご飯・おにぎり
・鮪突先
・香の物
・赤出汁
・蛍烏賊ご飯
・甘味
2024/04/09 更新
2023/02 訪問
御成門はる。
春らしい献立は、出汁引き立つ
赤貝真丈椀から。
スペシャリテの胡麻和えは、柔らかい春キャベツ。
河豚白子とタラの芽には、絶妙な酸味の出汁。これ大好きです。
小鍋も河豚。
炙ったヒレ入りは正にヒレ酒のような贅沢な味わい。
〆にいただく、鮪突先。
今回は瑞々しさ引き立つ美味しさでした。
2023/03/29 更新
2020/06 訪問
鮎の新しい食べ方〜若鮎の揚げ出し〜
6月の御成門はる。
席数を絞って営業中。
鮎の新しい食べ方、若鮎と万願寺唐辛子の揚げ出しは、ワタがいいアクセントになって万願寺との対比が面白い。丁寧な仕事を感じる出汁を纏い、骨まで美味しい。
有明海産の穴ジャコは香ばしく、ホワイトアスパラの吉野煮は、京味のスペシャリテ芋茎吉野煮のアレンジバージョン。出汁にもホワイトを使い優しさ味わい。
グリーンアスパラと旨みが凝縮した平貝の天ぷら、ぐじの小鍋は雑炊で二種の味わい。
トウモロコシご飯と獅子唐ジャコご飯。
デザートは、宮崎マンゴー太陽のたまごかき氷。
美味しいものをいただきながら、お酒を飲む。
幸せを感じる。
2020/06/15 更新
2019/03 訪問
丁寧な仕事に喜びを感じる新店！～御成門はる～
京味で修行し、くろぎを支えてきた小川晴行さんが独立し、くろぎにほど近い場所に店を構えた。
”御成門はる”がオープンしたのは、2019年3月22日。
以前は、”懐石 桝ざき”というお店があったところだという。
伺ったのは、3月末。
4人でカウンター、最初は1組にしているとのことで貸し切りです。
オープン間もない店内には、小川さんおひとり。
今日は、手伝いの方が急に来られなくなったらしい。
最初にいただいたのは、空豆と無添加北海道雲丹。
キンキの骨をカリカリに焼いてとった出汁がたっぷり。
雲丹は甘くて、空豆は瑞々しく、出汁がしみじみ旨い。
丁寧な仕事を感じるこの一皿で、心をがっつり掴まれてしまいました。
今季最後の・・・と出せてくださったのは、何と！？
大きなズワイガニ！
しかも、活きている！
「どうやって食べますか？お好きなように」と。
ここにいるのは、私たち4人だけ。
「全部食べちゃってよいってことですか！？」
「もちろんです。でも、ちょっと時間が掛かっちゃうかもしれませんが」と。
待ちます。待ちますとも。
丁寧な仕事には、時間が掛かりますもんね♪
蟹さんは、スタンバイ入り。
カウンターで胡麻を煎って、すり鉢で・・・。
胡麻の香りが半端ない。
胡麻を煎る前に、水を加えるのがポイントとのこと。
どのくらい加えるのか尋ねると、「この量で、36ｃｃです」と即答。
まじめなお人柄を垣間見れました。
そんな胡麻は、菜の花と交わり春の装い。
胡麻のふっくら感が堪りません。
素晴らしいです。
八寸は、桜をあしらった美しい曲げわっぱ。
薄い豆、和歌山の稚鮎釜揚げ、おから、ごり甘露煮、スダチ酢トマト、子持ちヤリイカ、赤貝手毬寿司、厚焼き玉子など。
特に赤貝手毬寿司は食感良く、酢飯とのバランスも絶妙で美味。
京味直伝の吉野煮は、うるいとホッキ貝。
白みそベースだという、小碗には、蛤、下仁田ネギに田芹。
この自家性ブレンドの味噌だれが旨い。
これを竹につけて炙る・・・それだけでもかなりお酒が飲めそうだ。
今後、いろいろな組み合わせを考えているとのこと。
目の前でグツグツと味覚も嗅覚も刺激する看板メニューになるかもしれない。
そして、お待ちかねの蟹は、蒸し、焼き、しゃぶしゃぶ、丸めて蟹団子のあんかけなど・・・。
甲羅も焼いてミソまでいただき、〆は蟹雑炊。
幸せ過ぎるほどズワイガニを堪能させていただきました。
小川さんの引き出しの多さ、これからも楽しみです。
豪華メイン食材以外にも、新じゃがのじゃがバターや、蕨の湯葉巻きなどほっこりする料理があるのもうれしい。
貴重で大好きな鯛の白子、キンキ焼きなど、日本酒が進むラインナップ。
しかも、太らない気が・・・は、気のせいかな（笑）
活ズワイガニを食べつくすという初体験。
楽しすぎました。
小川さんの丁寧な仕事とまじめな人柄を体感できる”御成門はる”。
また、すぐ行きたいな。
店舗情報）
コース15,000円〜、サービス料10パーセント
店内は、カウンター7席と、テーブル4名個室。
掘りごたつの和室もあるが、今のところ使用しない予定とのこと。
2019/04/03 更新
ランキングと口コミで探せるグルメサイト
グルメキュレーションサイト
毎日の外食が楽しくなるグルメ情報
8月の御成門はるは、出汁が美味い鱧椀から。
スペシャリテの胡麻和えは蓮根。
一つ一つ手の込んだ八寸。
特に秋刀魚寿しは絶品。大根おろし、裏ごしした肝、すだち…
一塩して炙った秋刀魚にしゃり。素晴らしいバランス。
お浸し、茄子のヘタ・ウテナなどお酒が進みます。
脂の乗ったマナガツオ塩焼き、定番の鮪突先にいくら、とうもろこしご飯まで。
更にパワーアップした美味しさでした。
【お品書き】
・鱧椀
・蓮根胡麻和え
・佐渡産鮑 石川小芋 インゲン 新生姜と肝和え
・芋茎吉野煮
・無花果ふろふき
・秋刀魚炙り寿し 新生姜ガリ 紫菊明太子和え 銀杏 むかご 春菊と菊花のお浸し 新丸十唐揚げ ウテナ黒胡麻揚げ煮 おおまさりクリームチーズ白味噌 オクラお浸し だだちゃ豆白和え かぼちゃ煮 甘酢トマト
・お造り 蛸 鱧
・冬瓜煮
・マナガツオ塩焼き
・茄子含め煮
・鮪突先 いくら
・とうもろこしご飯
・甘味