KKohadaさんが投稿した寿司處 糸賀(東京/新橋)の口コミ詳細

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寿司處 糸賀新橋、内幸町、汐留/寿司

1

  • 夜の点数:4.2

    • ¥15,000~¥19,999 / 1人
      • 料理・味 4.6
      • |サービス 4.0
      • |雰囲気 4.1
      • |CP 4.3
      • |酒・ドリンク 4.0
1回目

2011/08 訪問

  • 夜の点数:4.2

    • [ 料理・味4.6
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.1
    • | CP4.3
    • | 酒・ドリンク4.0
    ¥15,000~¥19,999
    / 1人

江戸前鮨の隠れた名店@新橋

八月に入り新子のハイシーズンとなりましたね。
今回は銀座の一流店にも負けない腕前の寿司處糸賀さんへ行ってきました。
こちらのご主人は銀座、新橋、四谷、赤坂で舌の肥えたお客さん達を相手に修業を積んだ後、
有名寿司店の立ち並ぶこの地で開業されたのです。

大好きな恵比寿麦酒は小瓶です。小瓶の方が美味しく感じるのはなぜなのでしょう。
中身が違うのではないかという噂までたったくらいの謎なのです。

丸のまま漬けたガリが美味しくて何度もおかわりしてしまいました。

豆鰺の南蛮漬けです。ビールの進むおつまみですね。

最初の白身は真鯛でした。素晴らしい美味しさです。
春の桜鯛が一番美味しいというのは迷信としか思えません。それとも竹岡が特別なのでしょうか。

赤貝は九州です。剥きたては香りが良いので、名産地のものでなくても美味しく頂けます。

白バイの剥いたのを出してもらったのは初めてです。
苦労しているお客さんが多いので剥いて出すようにしたのだそうです。
店主の思いやりを感じるひと品でした。

北海道のサンマは今が最高ですね。
南下し始めると奇妙に脂が乗ってしまうのでまるっきり生で食べたいなら今のうちだと思います。
脂が乗り過ぎたのは炙って食べたり、塩焼きにしたりが宜しいかと思います。

小柱のみぞれ和えは、小柱自体がかなりしっかりしているので大根おろしに負けていません。
非常に美味しく頂きました。

北寄貝は生でももちろん美味しいのですが、炙った方があてにはいいですね。

ここで冷酒にチェンジです。最初の二合は浦霞の純米酒で、後半戦は伯楽星と八海山を頂きました。

白海老と海鼠腸を和えたものです。どうにもお酒が止まらなくなってしまいます。

平貝の磯辺巻きですが、肝心なものが見えていませんでしたね。悪しからず。

そして、自家製塩辛がお酒のペースに拍車をかけます。

鮪のトロを炙ったものです。

とうもろこしのかき揚は日本酒にはミスマッチですが、
これ自体が非常に美味しいのでもう一つ食べたいくらいでした。

鯨ベーコンは相当な極上ものだろうと思います。とてつもない美味しさでした。

ここで指向が変わって平目の昆布締めです。
昆布締めと言っても昆布臭くなるほどの〆方ではありませんので、
白身本来の美味しさが感じられます。

きゅうりは小型のもので普通に美味しいのですが、味噌が爆発的な美味しさでした。
残念ながら名前を聞きそびれてしまいました。

舞阪の新子です。あまりに小さすぎるものよりはこのくらいの方が食べては美味しいかと思います。
この新子はことのほか塩梅がよく、
食べた瞬間に生きていて良かったなと素直に感じさせられるほどの完成度でした。
食べ物は秒単位で味が変化しますのでこのたびは最高の瞬間に遭遇することが出来たのかもしれません。

鮪の赤身はづけになっています。予め仕込んでおいたづけではなく、切り付けてから即席でやったものですが、
赤身の香りが生きていて実に美味しく感じます。
ヘモグロビンの多い魚は醤油との相性が格別ですのでづけにして食べるのに向いているのでしょう。

次の白身は失念しました。縞鰺だったような気がします。脂の乗った鰯にはおろし生姜とねぎの相性が抜群です。
非常に脂っこいのにさわやかな口当たりでした。

島らっきょうを刻んだものとおかかを和えて醤油で味を付けたものです。
お酒にぴったりのなかなか気の利いたあてだと思います。
この大根の漬け物は『香り大根』と言うものだそうです。さわやかで良い箸休めになります。

白烏賊は安定した美味しさです。生姜醤油で頂きました。

大将が突然奥から枠を出して来て、サンマの押し寿司をやってくれました。
薬味を刻んで入れたシャリは大変さわやかでサンマのしつこさを洗い流してくれるかのようでした。

夏の穴子はやっぱり美味しいですね。
こちらの大将の炊き方は銀座の超高級店と感じが似ているような気がします。
一貫を半分ずつで塩と煮詰めで頂きました。

旬先取りの松茸です。北朝鮮のものは香りが豊かです。
国産だと返って香りがきつすぎるのでこのくらいが丁度良いように思います。

子持ち昆布は連れのリクエストでしたが私も頂きました。

海老のすり身がほのかに香る寿司屋の玉(ギョク)です。
お寿司屋さんでは出汁巻きではなく寿司屋の玉が嬉しく思います。

アベック巻は鮪の剝き身とお新香です。〆はおいしい海苔巻でした。

よく飲んで、よく食べました。
新子を始め、素晴らしいお寿司とおつまみを心行くまで堪能させていただきました。

  • ガリ

  • 豆鰺南蛮漬

  • 真鯛

  • 赤貝

  • 白バイの中身

  • 秋刀魚

  • 大根卸し入り醤油

  • 小柱みぞれ和え

  • 北寄貝炙り

  • 冷酒

  • シラエビのコノワタ和え

  • 平貝磯辺焼

  • 自家製烏賊の塩辛

  • 中トロ炙り

  • 玉蜀黍かき揚げ

  • 鯨ベーコン

  • 平目昆布締め

  • 胡瓜と味噌

  • 舞阪の新子

  • 鮪赤身づけ

  • 縞鰺?かな?

  • 島らっきょうオカカ和え

  • 香り大根

  • 白烏賊

  • 秋刀魚の押し寿司

  • 穴子(煮詰め・塩)

  • 松茸

  • 子持昆布

  • 玉(海老入り)

  • アベック巻(鮪剝き身・お新香)

  • 干瓢巻

2014/07/31 更新

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