27回
2017/11 訪問
たち変り 月重なりて逢はねども さね忘らえず面影にして ~鮨 竜介~
2017.11. 鮟肝
2017.11. 鮃
2017.11. 白甘鯛の焼物
2017.11. 鰤
2017.11. セイコガニ
2017.11. ナガスクジラの尾の身
2017.11. 白子の茶碗蒸し
2017.11. 鰹
2017.11. 松茸のフライ
2017.11. 真鯛
2017.11. 喉黒
2017.11. 墨烏賊
2017.11. 赤身漬け
2017.11. 中トロ
2017.11. 大トロ
2017.11. 小鰭
2017.11. 紫海胆
2017.11. 煮蛤
2017.11. 鯵
2017.11. 車海老
2017.11. 穴子
2017.11. 玉
2017.11. 皮剥
2017.11. 大トロ炙り
2017.11. 赤貝
2017.11. 小柱
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2017/12/14 更新
2017/09 訪問
たち変り 月重なりて逢はねども さね忘らえず面影にして ~鮨 竜介~
2017.9.
「あまり来ないから、忘れているかと思いましたよ」という山根親方のお茶目な挨拶を受け、「私も久々過ぎて、今日で合っているのかと思ってました」と返した後、親方の目の前に座らせてもらい、「鮨 竜介」の夜が始まります。
本日の献立
もずく酢
意外と好きなんです。もずく酢。
鮃
名物のトリュフ乗せ。周りにあるトリュフ塩と共にいただきます。たっぷりとトリュフが削られるので、香りがすごい。
穴子白焼き ♡
こちらにはキャビアが乗せてあります。鮨店とは思えないこの遊び心が、「鮨竜介」の摘みの妙。このキャビアの塩気がよく合います。穴子も脂があって、白焼きでも実に美味しい。
鰤 ♡
鮪よりも素晴らしい脂。コッテリとして、実に美味しい。山葵よりもオススメの辛味大根がよく合います。
鮑と蛸
どちらもスッと歯が入るくらいに柔らかい。噛み締める度に旨味が溢れてきますが、蛸の方が強かったかな。
〆鯖
小ぶりですが、インパクト大の脂。〆方も絶妙です。
海胆の茶碗蒸し
贅沢にも紫海胆をどーんと乗っけた茶碗蒸し。海胆の甘味とコクが茶碗蒸しとよく合います。
鰹 ♡
分厚く切りつけられた鰹は、薫香が鼻を擽り、脂が一気に迸ります。
カニクリームコロッケ
揚げ物が供される鮨屋をあまり知りませんが、素晴らしく美味しい。事前に言えばやってくれるかもしれないですが、大きな俵型で食べたいです。
秋には『松茸のフライ』を供しているらしく、タイミングが合えば食べてみたい品です。
握り
真鯛
モチモチ食感の中から生まれる甘さ。
喉黒 ♡
いきなりフィナーレがやってくる!フワフワとした身から生まれる絶対的な口福感。
墨烏賊
サクサク食感と塩と酢橘の爽やかさで、喉黒で興奮した身体をクールダウン(笑)
赤身
大間産。鼻を抜ける香りが素晴らしく、程よく脂もあって美味しい。
中トロ ♡
三厩産。
大トロ ♡
同じ魚体の三厩産。中トロ、大トロとも素晴らしい口溶けですが、どちらも後味はサラリとしています。
小鰭 ♡
2枚付けで、美しい模様を見せる鮨の芸術品。中には朧をかましており、これがクラシックな握りでありながらも美味しい。
紫海胆 ♡
「鮨 竜介」の夜と言えばの代名詞的な存在。今回のは、本日のセリ札1番!親方の信頼と矜持の一貫です。
口に広がる濃厚さもさることながら、香りが素晴らしい。禁漁になるので、暫くは出会えないかな。
煮蛤 ♡
近年になって、進化した煮蛤。蛤の出汁をストレートに余すところなく味わえます。握りというよりは、一品料理のような感じ。
鯵
肉厚な身を綺麗な鞍懸で、上には薬味。程よく脱水されていて身はモチッとしており、甘みもあります。
筋子
あえて筋子のまま漬けこんでおり、薄皮も気にならないほどなので◎
車海老
絶妙な火入れと温度は、いつもブレがなくて美味しい。
穴子 ♡
いつもは塩と煮つめで供されますが、今回は煮つめだけで。煮つめの場合は腹の部位なので、舌に絡みつくようなネットリ感がいつも素晴らしい。
椀物
大きな浅利の味噌汁。毎日、こんな味噌汁を出されたら、惚れますね。
皮剥(追加) ♡
本日の食べていないと種から追加。上に乗せられた肝のソースが、この皮剥を絶品に美味しい鮨に変化させます。
秋刀魚(追加) ♡
格子状に入れられた身に煮切りが入り込み、なんともフォトジェニックな鮨に。サラリとした脂は口に入れると、身と共に溶け合い、すぐになくなります。
北寄貝
最近、裏返して握るようになったそうで、甘みがよりダイレクトに伝わってきます。貝はこの独特の食感と甘さが、命ですね。
玉
フワフワとしたカステラのような玉で、キリッとした甘さ。
本日も堪能〜。3貫追加して、日本酒を1.5合で、30000円とは素晴らしいCPではないでしょうか。『はだての紫海胆』だけでもx000円はするんですよ?
「鮨 竜介」といえば、クラシックな『赤身漬け』も名物の一つだと思うのですが、近々また作られるらしく、次回には出会えそうです。
今回もご馳走様でした。今年中には、もう一度伺いたいと思います。
2017.9. もずく酢
2017.9. 鮃
2017.9. 穴子白焼き
2017.9. 鰤
2017.9. 鮑と蛸
2017.9. 〆鯖
2017.9. 海胆の茶碗蒸し
2017.9. 鰹
2017.9. カニクリームコロッケ
2017.9. 握り始まり
2017.9. 真鯛
2017.9. 喉黒
2017.9. 墨烏賊
2017.9. 赤身
2017.9. 中トロ
2017.9. 大トロ
2017.9. 小鰭
2017.9. 本日のセリ札1番!
2017.9. 紫海胆
2017.9. 煮蛤
2017.9. 鯵
2017.9. 筋子
2017.9. 車海老
2017.9. 穴子
2017.9. 浅利の味噌汁
2017.9. 皮剥
2017.9. 秋刀魚
2017.9. 北寄貝
2017.9. 玉
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2017/11/07 更新
2017/07 訪問
たち変り 月重なりて逢はねども さね忘らえず面影にして ~鮨 竜介~
2017.7.
鮨店の定期訪問。今回は銀座にある「鮨 竜介」です。正統派の握りは昼でも楽しめますが、遊び心のある肴は夜のお楽しみ。私はさほどお酒を飲まないので、肴のある夜よりも、握りだけの昼の方がいいのですが、このお店は夜の方が面白い。
本日の献立
ただちゃ豆
夏の定番のただちゃ豆(枝豆)ですが、実はあまり好きでなかったりします。
真子鰈 サマートリュフかけ ♡
「鮨 竜介」の名物となりました。山根親方の遊び心のある肴。供されるとサマートリュフの香りが駆け抜け、周りのトリュフ塩と食べれば、真子鰈の甘さが際立ちます。
時鮭 焼物
魚の甘さも感じられる塩加減で、お酒の肴としては最良の味わい。
鶏魚と金目鯛 ♡
夏の始まりを告げる魚の鶏魚は爽やかな甘さがあり、対してそろそろ旬の終わりになる金目鯛は極濃厚な脂を楽しめます。食べ比べできる刺身はいいですね。
鮑と蛸の柔らか煮 ♡♡
鮑には肝ソースがかけられており、むっちりとした歯応えの中で、磯の香りも楽しめます。蛸は甘く焚いており、非常に柔らかく美味しい。
鰯 ♡♡
ガリ、大葉、浅葱とともに海苔で巻いたもの。濃厚な鰯の脂を爽やかな薬味と一緒に食べるので、後味も爽やか。
鱧の茶碗蒸し
梅肉が上にちょこんと乗っており、夏の茶碗蒸しらしい。
鰹
軽く燻されており、その薫香と薬味の爽やかさの中で、鰹のむっちとした食感が美味しい。
コーンクリームコロッケ
鮨店で?と思われるかもしれないですが、私はここのコロッケは好き♡
握り
甘鯛 昆布締め
口に入れると、甘みと昆布の香りが華やぎます。
喉黒 ♡
炙られているので、大きく切りつけられた身はふわふわで脂がジュワリ。不味いわけがない。
泥障烏賊
格子状に入れられた包丁がとても綺麗で、口溶けもよく、甘さも映える。
赤身
佐渡の定着。夏の鮪らしく、とてもライトな感じ。
中トロ
岩手県山田町産の定着網。比較的にライトですが、香りがとてもいい。
大トロ ♡
中トロと同じ魚体。やはりこちらは濃厚な脂ですが、後味は夏の鮪らしい。好みもあるでしょうが、夏の鮨は少し物足りない。
小鰭
間におぼろをはましてあるクラシックな小鰭。ほのかに甘いおぼろが、酢〆してある小鰭とシャリの仲を取り持ついい仕事をしています。
紫海胆 ♡♡♡
「鮨 竜介」といえば…この海胆。今回は「はだて水産」のセリ札1番のもの。濃厚でありながらも、香りがあるのは紫海胆の楽しみです。
石垣貝 ♡
ちょっと珍しい貝。生なので独特の香りがありますが、甘くてシャキシャキとした食感が私は好き。
鯵
肉厚な身を綺麗な鞍掛けで。程よい脂があり、口の中で鯵が暴れます(笑)
車海老
好みの人肌温度。甘さと香ばしさが楽しめるのは、車海老ならではですね。
穴子 ♡
塩と煮つめの久兵衛スタイル。穴子もそろそろよくなってきたそうで、確りと蕩けます。
玉
追加
蛸 ♡
摘みに出た蛸の柔らか煮を握って、煮つめをつけてもらいました。美味しい。
夏の鮨らしく、握りに関しては爽やかでライトな味わいのものが多く、存分に季節を感じられました。今回は肴の方が好みのものが多かった気がします。今回は山根親方の目の前に座らせてもらったので、握りの綺麗な所作も間近で見れて、満足。
次回は初秋。今夜もご馳走様でした。
2017.7. ただちゃ豆
2017.7. 真子鰈 サマートリュフかけ
2017.7. 時鮭 焼物
2017.7. 鶏魚と金目鯛
2017.7. 鮑と蛸の柔らか煮
2017.7. 鰯
2017.7. 鱧の茶碗蒸し
2017.7. 鰹
2017.7. コーンクリームコロッケ
2017.7. 甘鯛 昆布締め
2017.7. 喉黒
2017.7. 泥障烏賊
2017.7. 赤身
2017.7. 中トロ
2017.7. 大トロ.
2017.7. 小鰭
2017.7. 紫海胆
今回は「はだて水産」のセリ札1番
2017.7. 石垣貝
2017.7. 鯵
2017.7. 車海老
2017.7. 穴子
2017.7. 玉
2017.7. 蛸
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2017/08/06 更新
2017/02 訪問
たち変り 月重なりて逢はねども さね忘らえず面影にして ~鮨 竜介~
2017.2.
いつも友達と一緒だったので、昼鮨ばかりでしたが、今回は一人なので久しぶりに夜の「鮨 竜介」です。このお店の夜の魅力は、何と言っても山根親方の「遊び心のある肴」でしよう。個人的には夜の方が総合的に考えると、CPは高いと思っています。
本日の献立
蛍烏賊なめろう
最初に飲むお酒にピッタリ。
鮃トリュフかけ ♡
「鮨竜介」の名物。甘みと脂が乗った鮃をトリュフ塩とチーズ削りでたっぷりと削ったトリュフをかけていただきます。
桜鱒の幽庵焼き ♡
摘みなので切りつけは薄めですが、桜鱒自体の脂は凄く、実に美味しい。この幽庵焼きの定食があったら、間違えなく注文しています。
金目鯛
銚子産。美味しい。口に入れた瞬間に溶けて、脂と甘さが広がります。
平貝の磯辺巻き
磯香りとサクサクとした食感の平貝が心地よい。
ツブ貝
独特の歯応えを楽しんだ後に広がる甘みと香り。だから貝は大好きです。
北紫海胆の茶碗蒸し ♡
北紫海胆の香りが素晴らしい。食べているうちに温度の変化で、海胆の味も変わるのがポイントな料理。
鰹 ♡♡
上に玉葱醤油をかけて。実に美味しい。程よい脱水と口に入れると藁の薫香、噛みしめると濃縮した味がほとばしります。
帆立のクリームコロッケ ♡
昼よりもちょっと大きい。割ると、ほぼ帆立!これも定食で食べたいなぁ。
握りスタート
鯛
甘みもあり、脂も美味しい。
喉黒 ♡♡
いきなりのクライマックス?笑脂があるので、身はフワフワ。
墨烏賊
身は厚く、それでも歯切りはサックサック。
赤身漬け
那智勝浦産。「久兵衛」譲りのクラシックな漬けで、シャリとの間に柚子を忍ばせた握り。薫りがたまらない。
血合いぎし ♡♡
那智勝浦産。香りが秀逸。特に後味の香りが素晴らしい。
蛇腹 ♡♡♡
気仙産。見ただけでも美味しいのは分かりますが、食べると…やっぱり美味しいっ♡
小鰭
中にかましたおぼろの甘さが、上の小鰭の味を引き立ててます。
紫海胆 ♡♡♡
「鮨 竜介」の名物的存在になってきました羽立水産のもの。房も大きく、味も濃い。
鳥貝
少々小ぶりですが、ワタの美味しさを前面に出した鮨。
白海老
昆布締めで。口に入れると、昆布の香りがふわりとして、シャリと共にほどけながら、甘さが広がります。
車海老 ♡
人肌温度の車海老は甘く、香ばしい。そして、口の中でシャリが海老味噌と混ざると更に美味しい。
穴子
久兵衛スタイルの塩と煮詰め。やはり穴子はいい時期に買い、固めている(冷凍している)らしい。この時期の穴子は良くないですからね。
玉
鮨店らしい王道の玉です。
椀物
蜆汁。味噌汁は日本人のDNAを掻き立てる味わいですね。
痛風軍艦(追加) ♡♡♡
中身は塩漬けしたイバラガニの内子とウズラの卵、芽ネギ。これが大好きな常連さんの為にストックしているという種。塩漬けしたイバラガニの塩気をウズラのの卵黄で円やかにしています。これは美味しい。
煮蛤♡♡
昔は漬け込んでいて、シャリも赤酢のもので握りでした。が、いつの間にか小丼の雑炊風になっていました。蛤の出汁を活かした鮨です。
穴子♡♡♡
前々から思っていたことをついに実行。久兵衛スタイルではなくて、煮詰めで丸々一貫。煮詰めにするのは、脂の乗った腹の部位なので、激ウマです。
肴は鮨店であまり見かけないトリュフやクリームコロッケなどの洋風なものもありますが、握りは真っ向勝負の正統派。種の引き出しも多いので、一通り食べ終わってから「他に何かある?」と聞くのがちょっとした楽しみ。今回も実に美味しかったです。ご馳走様!
2017.2. 蛍烏賊なめろう
2017.2. 鮃トリュフかけ
2017.2. 桜鱒の幽庵焼き
2017.2. 金目鯛
2017.2. ツブ貝
2017.2. 北紫海胆の茶碗蒸し
2017.2. 鰹
2017.2. 帆立のクリームコロッケ
2017.2. 鯛
2017.2. 喉黒
2017.2. 墨烏賊
2017.2. 赤身漬け
2017.2. 血合いぎし
2017.2. 蛇腹
2017.. 小鰭
2017.2. 紫海胆
2017.2. 鳥貝
2017.2. 白海老
2017.2. 車海老
2017.2. 穴子
2017.2. 玉
2017.2. 椀物
2017.2. 痛風軍艦
2017.2. 煮蛤
2017.2. 穴子
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2017/05/14 更新
2017/02 訪問
たち変り 月重なりて逢はねども さね忘らえず面影にして ~鮨 竜介~
2017.2.
定期的な鮨訪問。今年初の常連店である「鮨 竜介」です。
本日の献立
白魚の桜蒸し
食べると、ふわりと桜の香りが。まだまだ寒いですが、春の息吹を感じる品。
鮃
真鯛♡
モチモチとして、噛みしめる度に甘味が広がります。
鰆♡
最近のお気に入りの種。塩と酢で〆られており、程よく脱水されていて、旨味が凝縮してます。
喉黒♡
白身のフィナーレ。溢れる脂は赤酢のシャリによく合います。
墨烏賊♡
かなりの肉厚に切りつけられており、それでもサクサクとした食感はさすが。
赤身漬け♡♡
中トロ♡♡
大トロ♡♡♡
今回の鮪は千葉の勝浦産。中トロと大トロのとろけぐらいは格別で、中でも赤身を食べ終えた後に残る香りは、凄かったなぁ。
カラスミの茶碗蒸し♡
蓋を開けると、いい香り。香りから美味しい。
小鰭
蝦夷馬糞海胆
赤貝♡
ヌメッとした中で、独特の香りが映えます。実は貝の中でも好きな貝なんです。
蟹クリームコロッケ♡
「鮨 竜介」の昼鮨での本気のお遊び。大好きです。
平貝
メジマグロ♡
上には玉葱醤油。これが絶妙な味わいを醸し出し、香りもいい。
車海老♡
人肌の温度の中で甘さが広がります。
紫海胆(追加)♡♡♡
「鮨 竜介」の夜海胆。今回は築地での2番目のもの。値段は一箱X万円!で、一貫が原価でもX000円‼︎これを聞いてしまうと、夜のコースもいかにリーズナブルなのかが分かります。
穴子♡♡
塩と煮ツメ。特に煮ツメでの穴子は、口に入れた途端になくなります。
玉
鮨店らしく、キリッとした味わいです。
今回は最初からバタバタとしてしまい、山根親方たちに御迷惑をかけてしまいました。申し訳ありません。
次回は久しぶりに一人での夜。まったりと鮨を楽しみたいです。
2017.2. 白魚の桜蒸し
2017.2. 鮃
2017.2. 真鯛
2017.2. 鰆
2017.2. 喉黒
217.2. 墨烏賊
2017.2. 赤身漬け
207.2. 中トロ
2017.2. 大トロ
2017.2. カラスミの茶碗蒸し
2017.2. 小鰭
2017.2. 蝦夷馬糞海胆
2017.2. 赤貝
2017.2. 蟹クリームコロッケ
2017.2. 平貝
2017.2. メジマグロ
2017.2. 車海老
2017.2. 紫海胆
2017.2. 穴子
2017.2. 玉
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2017/03/01 更新
2016/12 訪問
たち変り 月重なりて逢はねども さね忘らえず面影にして ~鮨 竜介~
2016.12.
定期的な鮨店訪問。今回は銀座にある「鮨 竜介」です。本当は夜で遊び心のある摘みを食べたりしたかったのですが、私にしては珍しく友達と一緒なので、昼鮨です。
ガラリと戸を開けると、某鮨店の親方が客としていらしてビックリ。折角なので、色々お話したかったのですが、お互いに一人ではないので挨拶をして、ちょっと驚くことを話していただきました。
今回の献立
白子の湯引き
絶妙な温度で、甘さも際立ちます。冬はいいなぁと思う一品です。
鮃
白川
金目鯛
喉黒♡
鰆の幽庵焼き
鰆ってパサパサしてるイメージがあるので、あまり好きではないのですが、コレは美味しかったです。
墨烏賊
赤身ヅケ♡
近年では即席的なヅケが多い中で、「鮨竜介」ではクラシックなタイプ。ふわりと柚子が香り、美味しい。
小鰭
中にかましてあるおぼろが、いい感じに甘さを感じさせます。
背トロ♡♡♡
実はたまたま銀座の某鮨店の親方がいらして、「鮪にうるさい方が来るから」ってことで、入荷を早めたらしい。そのお陰でありつけた背トロ♡口に入れた瞬間に消えます。
血合いぎし♡♡
本日入荷の分。まだ香りのフレッシュさもありながら、十分にとろけます。
赤貝
馬糞海胆
カニクリームコロッケ♡
昼コースでもこういう一品を出してくれるのが、このお店の好きなとこ。小さいながらも、カニがたっぷりです。
紫海胆♡♡♡
隣の親方達が食べてらしたので、便乗。黄色い札は、築地の1番の証。今回もちゃんとついてました。
鯖♡
薄く3枚に切りつけてから握っているので、しっかりととろけます。
車海老
鰹
藁の薫香がたまらない。
穴子
玉
追加
大トロ♡
コレも勿論、とろけます。しかしながら、背トロの方が上でした。
小柱♡
貝類が食べたかったので、追加。一つ一つの粒が大きくて存在感もしっかりと楽しめます。
やはり夜の良さを知ってしまうと、昼鮨ではどこか物足りない。握りに関しては満足感を得られていますが、山根親方の遊び心のある摘みが心残り。まあ、一人ではないので、仕方ないです。ですが、ほぼ便乗的に食べられた背トロは、良かったなぁ♡
2016.12. 白子の湯引き
201.12. 鮃
2016.12. 白川
2016.12. 金目鯛
2016.12. 喉黒
2016.12. 鰆の幽庵焼き
2016.12. 墨烏賊
2016.12. 赤身漬け
2016.12. 小鰭
2016.12. 背トロ
2016.12. 血合いぎし
2016.12. 赤貝
2016.12. 蝦夷馬糞海胆
2016.12. カニクリームコロッケ
2016.12. 紫海胆
2016.12. 鯖
2016.12. 車海老
2016.12. 鰹
2016.12. 穴子
2016.12. 玉
2016.12. 大トロ
2016.12. 小柱
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2017/01/12 更新
2016/10 訪問
たち変り 月重なりて逢はねども さね忘らえず面影にして ~鮨 竜介~
2016.10.
初となる「鮨 竜介」の夜に訪問。多くの方から「夜は昼よりもワンランク上の素材で、特に海胆が凄いので、楽しまれて下さい」と言われてきたので、かなりの期待を持って、引き戸を開きます。山根親方と挨拶を交わして、今夜の舞台の幕が上がります。
今夜の献立
焼き野菜
先付けは、焼いた野菜を出し汁に漬けたもの。
鮃
トスカーナ産白トリュフをチーズを削る器具でたっぷりとかけ、周りにあるトリュフ塩でいただきます。噂の「鮨 竜介」のお遊びの一品。トリュフがフワリと香り、美味しい!
魳の焼物
鰤
辛味大根の鬼おろしでいただきます。鰤の味が凝縮した味わい。
蒸し鮑 ♡♡
肝ペーストを供されたので、勿論コレで。大きな鮑は熱々で、香りも良く、クニュっとした食感がたまりません。
秋刀魚の炙り ♡♡
食べなくても、見ただけで美味しい!口に入れた途端に、溶けちゃう。
フォワグラとトリュフの茶碗蒸し
鰹 ♡
厚切りなので、モチモチとした食感を存分に味わえ、実に美味しい。
カニクリームコロッケ ♡
小さいながらも、しっかりと感じる蟹の存在感。意外にも山葵が、実によく合う。
握りスタート
白川
程よい脱水加減で、甘みと味が濃縮してます。
喉黒 ♡
軽く炙られているので、口に入れた瞬間にとろけます。
墨烏賊 ♡
かなりの肉厚に切りつけられているので、サクサク感が一段と素晴らしい。
赤身 ♡
大間産105キロ。口に入れると、とろけながら、鮪の香りがフワリと香りますか。
中トロ
大トロ ♡♡♡
赤身と同じ大間産105キロのもの。ああっ!素晴らしいですね。
小鰭
しっかりとした〆方なので、口の中がすっきりとします。
紫海胆 ♡♡♡
箱についてる黄色の札を見れば、分かる!築地で1番のもの。大きな房のものを4つ纏めて握るので、シャリよりも海胆が多い。海胆が口いっぱいに溢れ、爽やかな甘さが広がります。
赤貝
白海老の昆布〆
少しクセのある白海老ですが、口の中で昆布の旨味のみが広がります。
細魚
唐津産 赤海胆 ♡♡♡
この赤海胆は、先ほどの紫海胆に比べると、格段に濃厚。そして、後味は少しほろ苦い。ああっ!美味しい。
海松貝 ♡
厚い!食感がいい!甘い!
車海老
絶妙な半生感。香ばしさと甘さがいい。
鯵
穴子
玉
もっと摘みは遊び心というか、創作的な料理が多いのかと思っていましたが、そんなことなかったですね。情報通り、素晴らしいと思う料理の数々で大満足。握りは赤と白のシャリを種によって使い分け、素材の良さも合わさって、唸るものも多かったです。
昼鮨はリーズナブルで利用しやすいですが、この「鮨 竜介」に関して言えば、夜の方が断然いい。スタッフも多いので、サービスも安定していて、安心して楽しめる雰囲気があります。12月くらいから夜は2部制になるそうで、予約が取れやすくなるかもしれないですね。
お忙しい中、外までお見送りしていただき、ありがとうございました。是非、また伺います。
2016.8.
銀座にある「鮨 竜介」で、定番の昼鮨。今回で3回目なのですが、山根親方は私のことをよく覚えてらして、顔を見ただけで席に案内されました。よく行っている鮨店でも、やはり最初は背筋が伸びるような感覚があるのですが、このお店は何となくそれがありません。リラックスして、15貫をいただきましょう。
実食
だだ茶豆
平目
真鯛
縞鰺
喉黒 ♡
障泥烏賊 ♡
塩とスダチで。墨烏賊に比べると、ねっとりしているのだろうなと思っていましたが、サクサクとした歯切れの良さ。
鱧と梅肉の茶碗蒸し
赤身 ♡♡
鮪は大間産107キロのものだそう。赤身は香りもよく、中トロ・大トロの口溶けは恍惚です。
中トロ ♡♡
大トロ ♡♡♡
小鰭
海胆
石垣貝
鰺 ♡
中心部しか使っていないので、凄く肉厚で、脂が素晴らしい。
濃厚いくら丼 ♡♡
いくらを盛った後、いくらを潰して作ったソースをかけて仕上げます。美味しい。
鰹
穴子 ♡
非常に濃厚で美味しい。
浅利の味噌汁
玉
追加
秋刀魚 ♡♡♡
旬の魚が不味いわけがない!
車海老
今回もテンポ良く握っていただき、ありがとうございます。白と赤のシャリを使い分けて供される握りは、通う度にその完成度が増していっている気がします。
次回の予約は、初となる夜。「鮨 竜介」の握りはご覧通り極々正統派ですが、夜に出される摘みは『白身のトリュフかけ』などの遊び心ある変化球が多いそうで、親方も「なんだ?こんなもん!とか言わないで下さいね?」と茶目っ気たっぷり。緩急自在な親方の仕事に酔いしれたいと思います。
2016.6.
とりあえず、鮨食べ歩きも随分と定着してきて、今回は「鮨 竜介」に訪問です。2回目の訪問ですが、親方の山根 竜介さんは私のことを覚えてらして、フランクな挨拶を交わして、昼鮨15貫でお願いしました。昼は基本的に握りのみですが、おつまみを食べてから握りへという形もできるので、重宝するお店です。
本日の献立
真鯛
程よい食感がありながらも、甘さがはえる。
真子鰈
喉黒 ♡♡
軽く炙られているので、脂が溶け出していて美味しい。
障泥烏賊
ねっとりとしているので、食感は墨烏賊に劣りますが、スダチの爽やかにの中にある甘さは秀逸。
鮪づけ
昔ながらの湯霜づくりのスタイルが、この「鮨 竜介」のづけ。夏らしい爽やかな鮪で、忍ばせた柚子が更に爽快感を加速させます。
中トロ ♡♡♡
この時期の鮪はさほど期待していませんが、この『中トロ』は素晴らしい。
大トロ ♡
おつまみ① 紫海胆と毛蟹の茶碗蒸し ♡
銀座の昼鮨で、温かいおつまみをコースに取り入れているのは、ここくらいではないでしょうか。大粒の紫海胆は生なので、溶かすとコクが出て美味しい。毛蟹はどこをスプーンで掬っても当たるくらいにたっぷりと入っています。
小鰭 ♡
脂がのった小鰭は、程よい〆方で美味しい。種とシャリの間には、おぼろを咬ますところは昔ながらの技ですね。
紫海胆 ♡
大粒のものを軍艦にこれでもかというくらいに詰めて、供されます。海苔も香りが高く、海胆と同じ速度でとろけます。
鰹
生と藁で燻した部分との味がしっかりと味わえ、上にちょこんと乗っている薬味が鮮烈。
春子
おぼろを咬ましていて、柔らかな〆方なので、口に入れるとすぐにとろけます。
おつまみ② 帆立のクリームコロッケ ♡
焼魚と思っていたら、揚げ物でした。嬉しい誤算。ちゃんと帆立を感じる美味しさ。
平貝
鰯 ♡♡♡
だいぶ良くなっていたとのこと。とろける美味しさは、悶絶ですね。
桜海老
シャリと共に生の桜海老を蒸したもの。香り高く、美味しい。
椀物
今回は浅利の味噌汁。
穴子 ♡
塩と煮詰めのスタイル。大好きな腹の部分だったので、程よいとろけ方でした。
蒸し鮑♡♡ 追加
隣のお客さんがおつまみで食べていたので、便乗。鮑にもちゃんと味が残っていて、素晴らしく柔らか。
縞鯵 追加
天然のものだそうで、固いかな?と思いましたが、全然そんなことはなくて程よい脂に締まった身質は美味しい。
鳥貝 追加
生のもので、供する前に親方が指でポンとするとうねり返します。
玉
甘さ控えめで、ちゃんと魚っぽい鮨店の玉子焼きです。
3か月ぶりの訪問でしたが、素晴らしくレベルが上がっていると感じました。いつもながらに、赤と白のシャリを使い分けて供される鮨は、ハズレがなくてどれも美味しいの一言に尽きます。親方は所作も綺麗で、とても楽しい方なので、一見でも十分に楽しめると思います。お店の施工会社も同じで、オープン時期も1か月しか違わない銀座にある某店よりも、私はこちらの方が好き。
次回は夏。初となる夏の「鮨 竜介」、楽しみです。
2016.3.
「時間を気にせず、ゆったりと食べて、楽しんで欲しい」
僅か7つの席に込めた親方の思いだ。
鮨店がひしめく銀座7丁目に、2015年7月にオープンした「鮨 竜介」に初訪問。親方は「銀座 久兵衛」「銀座 鮨一」で研鑽を積まれた山根竜介さん。近年、新しくお店を出し、注目を集めている親方の多くはとてもお若くて、同世代くらいの私としてはとても気になる存在なのです。ちゃんとお店の事を知ったのは某TV番組ですが、オンエア前から予約を入れており、今回の初訪問となりました。
小さなビルの地下にあり、階段を降りて行くと、新しい白木の扉が現れます。
「鮨 竜介」
戸を開けると、「ご予約のnao.さんですね?どうぞ、こちらへ」と親方の目の前の席に案内していただきました。これといったメニューはありませんが、10000円コースがあることを知っていたので、今回はそれでお願いしました。
本日の献立
先付蛍烏賊
平目
真鯛
桜鱒の幽庵焼き
よい火入れで、しっとり感としっかりとした脂も味わえます。下に敷かれた『ユキノシタ』という葉が、親方との会話にきっかけになりました。
金目鯛
喉黒
対馬産のブランド『紅瞳』という喉黒。炙ることで、身はふわりとして、更に脂が滴ります。
墨烏賊
サクサクとした食感の中で、シャリが飛散するのを口の中で楽しめます。
赤身のづけ
近年は即席のづけが多い中で、昔ながらの仕事をしたもの。フレッシュ感の香りは薄いですが、旨味はぐっときます。
中トロ
大トロ
霜降り部分。常温にしてから、握っているので、口溶けは素晴らしい。
小鰭
程よい〆方の中、間におぼろを入れることで、より丸くなっています。
海胆
フォワグラとトリュフ入り茶碗蒸し
「握りだけじゃなく、温かいものも食べたい」という親方の思いがあります。握りは直球に対して、一品料理は変化球が多いようです。
水松貝
食感も楽しいですが、口に広がる甘さが秀逸。活きが良すぎて、握って供された後に水松貝が逃げました(笑)
ツブ貝
貝類はとにかくフレッシュ。貝好きにはたまりません。
鯵
車海老
レアな火入れは、修行先の「銀座久兵衛」の仕事。甘さがよく映えます。
穴子
塩とツメで供するのも、久兵衛スタイル。舌に絡みつくようなねっとりとした穴子。
玉
どうしてもいい写真が撮れなかったorz魚の味がちゃんとする鮨店ならではのデザートです。
追加
赤貝
青物のような香りもよく、食感もいい。
鳥貝
生の鳥貝はクセも感じられず、鮮度の良さに自信を感じさせます。
煮蛤
柔らかく、まだ瑞々しいです。
ランチコースで摘みを提供しているのは珍しく、親方に聞いてみると「自分だったら、食べたいから」とお客を楽しませてくれる心意気を感じます。また摘みではあまり鮨店で使わないトリュフなどを遊び心を取り入れており、それとは引き換え、握りでは『赤身のづけ』のような老舗で培った確かな仕事が光ります。シャリはすっきりとした米酢の白いものと旨味の強い赤酢のものを使い分けており、種の温度も素晴らしく、握りのバランスはとてもいい。
隣では夜に提供しているコースを食べてらした方がいましたが、型にはまったコースではなく、私が貝類を追加した際にも「美味しそうですね。こっちも頂戴」とかなり自由な感じで注文できるようです。仕込まれている種数も多いので、供される料理を黙々と食べるより、ずっと楽しいですね。
そして、CP。「え?これでいいの?」と聞き返したくらいに、凄い。同業者の方にも「これでやっていけるの?」と言われますと親方が仰ってましたが、こちらが心配になるくらいのCPの良さです。
初めてにしては居心地も良く、かなり先の予約まで取っていただいたので、再訪決定です。山根親方、ご丁寧に名刺とお見送りまでしていただき、ありがとうございました。
ご馳走様でした。
2016.10. 焼き野菜
2016.10. 鮃
2016.10. 魳の焼物
2016.10. 鰤
2016.10. 蒸し鮑
2016.10. 秋刀魚の炙り
2016.10. フォワグラとトリュフの茶碗蒸し
2016.10. 鰹
2016.10. カニクリームコロッケ
2016.10. 白川
2016.10. 喉黒
2016.10. 墨烏賊
2016.10. 赤身
2016.10. 中トロ
2016.10. 大トロ
2016.10. 小鰭
2016.10. 紫海胆
2016.10. 赤貝
2016.10. 白海老の昆布〆
2016.10. 細魚
2016.10. 唐津産 赤海胆
2016.10. 海松貝
2016.10. 車海老
2016.10. 鯵
2016.10. 穴子
2016.10. 玉
2016.8. だだちゃ豆
2016.8. 鮃
2016.8. 真鯛
2016.8. 縞鰺
2016.8. 喉黒
2016.8. 障泥烏賊
2016.8. 鱧と梅肉の茶碗蒸し
2016.8. 赤身
2016.8. 中トロ
2016.8. 大トロ
2016.8. 小鰭
2016.8. 海胆
2016.8. 石垣貝
2016.8. 鯵
2016.8. 濃厚いくら丼
2016.8. 鰹
2016.8. 穴子
2016.8. 浅利の味噌汁
2016.8. 玉
2016.8. 秋刀魚
2016.8. 車海老
2016.6. 真鯛
2016.6. 真子鰈
2016.6. 喉黒
2016.6. 障泥烏賊
2016.6. 赤身づけ
2016.6. 中トロ
2016.6. 大トロ
2016.6. 紫海胆と毛蟹の茶碗蒸し
2016.6. 小鰭
2016.6. 紫海胆
2016.6. 鰹
2016.6. 春子
2016.6. 帆立のクリームコロッケ
2016.6. 平貝
2016.6. 鯵
2016.6. 桜海老
2016.6. 椀物
2016.6. 穴子
2016.6. 蒸し鮑
2016.6. 縞鯵
2016.6. 鳥貝
2016.6. 玉
2016.3. 平目
2016.3. 真鯛
2016.3. 桜鱒の幽庵焼き
2016.3. 金目鯛
2016.3. 喉黒
2016.3. 墨烏賊
2016.3. 赤身のづけ
2016.3. 中トロ
2016.3. 大トロ
2016.3. 小鰭
2016.3. 海胆
2016.3. フォワグラとトリュフ入り茶碗蒸し
2016.3. 水松貝
2016.3. ツブ貝
2016.3. 鯵
2016.3. 車海老
2016.3. 穴子
2016.3. 赤貝
2016.3. 鳥貝
2016.3. 煮蛤
記事URL:http://lovehappydays.blog54.fc2.com/blog-entry-1809.html
2016/10/24 更新
2017.11.
ちょっと早いですが、今年最後の訪問となる銀座の「鮨 竜介」に再訪。今夜の7席の特等席は勿論、満席です。まずは「珍しいですね」と供される熱燗で、今夜の肴をいただきます。
今夜の献立
鮟肝
甘く炊かれており、山葵との相性もよく美味しい。
鮃 ♡
「鮨 竜介」の名物の肴。今夜は旬のアルバ産白トリュフを「お会計、覚悟して下さいね」と、たっぷりとかけて。量と香りがすごい。
白甘鯛の焼物 ♡
銀座でここまでの厚さの白甘鯛に出逢えるだろうか。しっとりとした身に、適度な脂が実に上品。白身の女王です。
鰤 ♡
今回も出逢えた濃厚な鰤。独特のクセもなく、濃厚さだけが際立ちます。
セイコガニ
きっとあると思っていました。プチプチとした食感が楽しく、蟹の味わいも秀逸。
ナガスクジラの尾の身 ♡
牛肉と似て非なる味わい。ゆっくりと溶けてゆく身からは、甘く濃厚な脂が素晴らしい。
白子の茶碗蒸し
優しい味わいの茶碗蒸しの卵に、濃厚な白子がよく合います。
鰹
クセなどは微塵もなく、身はモチモチとして、皮目には薫香を感じ、程よい脂が心地よい。
松茸のフライ ♡
きた!前回の訪問時にあればと頼んでおいた?松茸のフライ。オススメの中濃ソースでいただきます。かぶりつくと、松茸の香りがブワっと香り、意外にもソースがよく合う。
握り
真鯛
まずは白身の上品な甘さで、握りモードに切り替えます。
喉黒 ♡
2貫目で、この種が出てくるってこのお店だけではないでしょうか。フワフワ食感の身とじゅわりと脂が滴る皮目がたまりません。
墨烏賊
塩と酢橘で、サクサク食感と爽やさの中にある墨烏賊の甘さがいい。
赤身漬け ♡
久しぶりの漬け。このお店では即席の漬けではなく、クラシックなタイプなのです。間にかましてある柚子がいい仕事をして、香りが高く、実に美味しい。
中トロ ♡
青森県尻屋産 定置。素晴らしいの一言しかないです。食べ終えた後の鼻を抜ける香りもご馳走。
大トロ ♡
青森県三厩産。圧倒的な濃厚な脂と口溶け。
小鰭
これもクラシックな握りで、間に芝海老の朧を入れることで生まれる甘さの優しさが素晴らしい。
紫海胆
今夜はいつものアレがなかったのは、ちょっと残念。
煮蛤
開店当初から進化した煮蛤。蛤の出汁も味わえる一品料理としての完成度があります。
鯵
確りと脂をコントロールしてあり、肉厚でありながらも爽やかな一貫。
車海老
いつもブレのない温度と甘みは、さすがです。
穴子 ♡
通常は塩と煮つめなのですが、煮つめの方が好きなのでお願いして、切らずに煮つめのみです。
玉
皮剥
夏の魚と思われがちですが、産地を変えれば、長く楽しむことができます。上に乗せた肝が、この握りの命です。
大トロ炙り ♡
以前、出来ると聞いていたので注文。これはヤバい美味しさです。生よりも当然のごとく、脂の口溶けがすごい。
赤貝 ♡
ヒモの部位も一緒に握っており、一貫で丸々1個の赤貝を楽しむことができます。身も大きく、香りも素晴らしかった。
小柱
大粒の大星と呼ばれるものだけを使って、握られています。小柱の食感と香り、海苔の口溶けと香りが◎。
親方が「今夜は、はだてがなくて…」と残念なことを言っていましたが、肴から今夜は凄かった。このお店の念願だった『松茸のフライ』も食べることができたので、2017年度は満足です。これから本格的に鮪が美味しくなる時期なので、『大トロ炙り』は今シーズン中にもう一度くらいは食べておきたい握りでした。
また来年も宜しくお願い致します。今夜もご馳走様でした。