nao...さんが投稿した小石川 中勢以(東京/茗荷谷)の口コミ詳細

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Delicious Days!~孤高の食べ歩き~

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nao... (神奈川県) 認証済

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小石川 中勢以茗荷谷、江戸川橋/ステーキ、ハンバーグ、焼肉

2

  • 夜の点数:4.7

    • ¥10,000~¥14,999 / 1人
      • 料理・味 4.7
      • |サービス 3.7
      • |雰囲気 3.6
      • |CP 4.5
      • |酒・ドリンク -
  • 昼の点数:4.7

    • ¥20,000~¥29,999 / 1人
      • 料理・味 4.7
      • |サービス 3.7
      • |雰囲気 3.6
      • |CP 4.5
      • |酒・ドリンク -
2回目

2017/11 訪問

  • 昼の点数:4.7

    • [ 料理・味4.7
    • | サービス3.7
    • | 雰囲気3.6
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク-
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

部位と量を選ぶという贅沢

2017.11.
茗荷谷駅を降りて、春日通りを後楽園方面に歩いていくと、播磨坂の並木道が現れます。その坂を下っていくと、程なくしてたどり着くのが「中勢以 内店」です。熟成肉の名店「中勢以」が「食べられる中勢以」として2013年にオープンした精肉店を併設したレストランです。

今回で3回目の訪問となります。しばらく行ってなかった間に、ランチタイムでも好きな部位を選ぶことができるようになったようなので、今回は初のランチタイムでの利用です。レストランのオープンは11:30ですが、精肉店はもうオープンしていたのでショーケースを眺めさせていただきました。並んでいる多くの熟成肉の部位の塊はとても綺麗で、どれも美味しそう。時間になり、店内に案内されます。レストランは精肉店の奥にあり、余計な飾りのないシンプルな店内は変わらないみたい。

実食

自家製ピクルス
肉が焼きあがるまでの箸休めとしてオーダー。想像よりも多くの種類の野菜があり、どれも美味しい。

ビーフシチュー
新しくランチタイムでも提供するようになったそうで、オーダー。供されると、まず肉が凄く大きいので、ファーストインプレッションで驚きます。肉は2種使っており、手前には霜降りの部位で、奥には赤身の部位があります。どちらも柔らかいですが、個人的にやはり赤身肉のビーフシチュー好きではない。ビーフシチューとしての完成度はそれほどでもなく、デミグラスソースは薄く、脂っこく、更に言うならば肉との一体感が感じられません。霜降りの部位だけを言えば、肉としては美味しかったです。

シャトーブリアン
店頭にはあまり並ばないという部位だそうですが、事前に頼んであったので、無事に出逢うことができました。ステーキは精肉店での1.3倍の値段で食べることができ、グリルor鉄板焼きを選ぶことができます。昔と変わらずに、グリルがオススメとのことで、グリルでミディアムレアにしてもらいました。
別料金で醤油などもあるのですが、肉本来の味を楽しみたかったので、そのままで。ナイフを入れるとサクッと切れるシャトーブリアンを口に入れれば、表面の香ばしい香りを楽しんだ後、噛み締める度に肉の甘味と旨味がじわじわと溢れ出してきます。味付けはごく少量の塩のみなので、肉の風味を存分に感じることができ、後味も軽くて、実に美味しかった♡

有名精肉店なので、肉は抜群に美味しく、おそらくは街場のステーキ店よりはずっとリーズナブルだと思います。思い切ったことをするならば、好きな部位を好きな量だけステーキにして、ご飯と味噌汁で食べるってことも出来ちゃいます。ただレストランとして考えると、肉のレベルが高いので、他の一品料理とのクオリティの差が感じられるかもしれません。肉以外にも完璧な味の料理を求める方にはここは向かないかと思いますが、私は気取らずに好きな部位を好きな量だけ食べることができるので、大好きなお店です。次回は霜降り肉と赤身肉の食べ比べか、余計な料理を注文せずに好きな部位だけをガッツリと食べようかと思います。

  • 2017.11. 自家製ピクルス

  • 2017.11. ビーフシチュー

  • 2017.11. シャトーブリアン 200g

  • 2017.11. シャトーブリアン

  • 2017.11. シャトーブリアンの断面♪

2017/11/19 更新

1回目

2013/09 訪問

  • 夜の点数:4.7

    • [ 料理・味4.7
    • | サービス3.7
    • | 雰囲気3.6
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク-
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

部位と量を選ぶという贅沢 ②

2013.9.
「中勢以内店」に、再訪。ここは、熟成肉のパイオニア的な存在である「中勢以」が営むお店で、精肉店を兼ねた造りになっており、お店で食べることができる肉は、店内のショーケースにある値段の1.3倍で食べることができます。

まず、ここは一般的なステーキ店ではないことを念頭に置いておかないといけません。肉に関しては、きっと誰もが満足する味のはずです。でもサイドディシュなどは、肉の存在感に対して、十分なメニューはありません。そして、雰囲気も打ちっ放しのコンクリートむき出しに、裸電球のようなシンプルな照明なので、ロマンチックな感じではないです。だから肉以外を期待して行くと、ガッカリする方も多いとでは?と思います。それでも、行きたいと思うのは、「焼肉店で、何で肉以外を食べなきゃいけないの?」という考えと「サイドディシュは、肉が焼き上がるまでの繋ぎ」としか思っていないので、私にとっては素晴らしいお店の一つなのです。

開店前、精肉店の店内には人が溢れており、皆、今夜の主役を眺めています。前回は、初めてということもあり、他と比べやすい部位である『サーロイン』と熟成肉といえば赤身肉なので、『シンシン』をいただきました。そして、今回は、以前から『中勢以』がオススメの部位とうたっている『ラムシン』をチョイス。そして、量は200gにしました。ある程度の厚みがないと楽しめないので、お店でも200g以上を勧めており、大きい部位によってはそれ以上を勧めています。なので、グループで来店して、色々な部位をシェアして食べるというのが、このお店の本来の使い方なのだと思います。

『ラムシン』が焼きあがるまでは、前菜の『本日のお肉と葉やさいのからし和え』を食べ、間を繋ぎます。『本日のお肉と葉やさいのからし和え』の内容は、蓮根とモロヘイヤとコールドビーフ。軽く一杯飲むには、十分な量で、味もいい。が!想像よりもコールドビーフの量が多くて、ビックリ。蓮根とモロヘイヤをコールドビーフで合えてあるって感じ。最後は、肉だけになってしまいました(笑)

焼きあがった『ラムシン』。あまり聞き慣れないこの『ラムシン』という部位は、どこなのかというと、お尻の中心部分です。他にお尻の部分というと、『イチボ』や『ランプ』と呼ばれる部分もありますが、この『ラムシン』はフィレのような形をしていて、1頭につき2kgくらいしか取れない希少部位の一つなのです。

実食。
元々、この部位は小さい部位なので、200gでもかなりの厚みがあって、見た目からインパクトがあります。ナイフを入れると、スーッと切れ、肉汁がドバッと溢れます。口に入れれば、サーロインのように溶ける感じではなく、ゆっくりとほどけるような柔らかさ。とてもきめ細やかで、しっとりとした肉質で、後味もさっぱりとしていて、美味しい。

まだまだ食べてみたい部位も多く、見慣れぬ部位、そして肉の部位や挽き方、焼き方などを自分で決めることが出来るオーダーハンバーグも食べてみたいところ。またしばらくしたら、再訪したいと思います。


2013.5.
熟成肉。主に赤身の肉を乾燥熟成させることで、その旨みを凝縮させる方法で、今や肉の新しいジャンルと言ってもいいほどに人気となっています。専門の焼肉店などもでき、比較的に食べやすくなってきました。この熟成肉を語る上で、避けて通れないお店があります。それが、熟成肉のパイオニアとも言うべきお店、「中勢以」。田園調布に本店を構える精肉店で、都内の有名店でも使用しているお店が多くあるのではないかと思います。そんな精肉店が今年1月に待望のレストランを併設したお店をオープンさせました。それが、今回訪れてきた茗荷谷にある「中勢以内店」です。

地下鉄丸ノ内線の茗荷谷駅から、10分もかからない閑静な通りにあり、コンクリート打ちっ放しの店内は、どこかオシャレ。店内は熟成肉が部位ごとに並び、絵になる美しさがあります。レストランはそんな精肉店の中にあり、予約の旨を伝えると奥を通してくれます。オープンまでちょっと時間があったので、店員さんと肉を見ながら、メニューを決めます。2名からだとコースも利用できますが(1人でも今回はいいと言われました)、好きな部位を選び、好きなグラムで食べたかったので、アラカルトにしました。本来、熟成肉は赤身の部位が適しており、食べるべき部位なのですが、霜降りも食べてみたい。なので、両方を食べ比べという形にしました。で、オーダーしたのが、『サーロイン』と『シンシン』です。

時間になったので、店内へ。打ちっ放しのコンクリート、木を感じるウッド調のテーブルたち、剥き出しのライトと飾りっ気のない店内は、シンプルに肉を焼くというコンセプトにピッタリ。選んだ肉は表面のトリミングをし、焼く前に血統書のコピーと共にテーブルへ運んでくれます。そして、常温に戻してから、溶岩炭でグリル。30分以上かかるそうなので、それまでの間、熟成ジャガイモを使った『マッシュポテト』をオーダーして、食べることに。

実食。

『マッシュポテト』
取り分け皿に移す為にスプーンを入れると、甘ーい香りが立ち上ります。口にすると、滑らかで、とても甘い。肉と共に野菜にも力を入れており、かなりの数の農家さんと契約しているそうです。日曜日には店頭で、野菜マルシェを出して販売しているらしい。ちなみに、このジャガイモは北海道のもので、約7ヶ月熟成したジャガイモを使用しているそうです。肉に負けない強い味わいです。

『シンシン100g』
部位としては、赤身の内股。
ヒレと同じくらいの柔らかさで、口に入れるとジュワッと溢れる脂は、あっさりとしています。

『サーロイン200g』
言わずと知れた、まさにステーキの代名詞。長期熟成の条件という骨のそばの部位である為に、最長12週の熟成が可能だそうです。
ナイフを入れると、スーッと切れ、一口噛むだけで肉汁の波に飲まれてしまいそう。素晴らしく、美味しいです。シンプルな塩と胡椒だけなので、肉の旨味も脂の甘さもストレートに味わえます。久々に感動できる味に出逢いました。

常時10種くらいがショーケースに並び、店頭に出していない部位もあるそう。店頭の1.3倍の価格で食べれるので、「中勢以」のステーキとしては、とてもリーズナブル。色々な部位を食べ比べてみたので、必ず再訪します。

  • 2013.9. ラムシン 焼き上がり

  • 2013.9. ラムシンの断面

  • 2013.9. ラムシン 200g

  • 2013.9. 本日のお肉と葉やさいのからし和え

  • 2013.9. 今回、戴いた牛の血統書

  • 2013.9. 今夜の主役たち

  • 2013.5.サーロイン 焼き上がり

  • 2013.5.シンシン 焼き上がり

  • かっこいいロゴです

  • 店内

  • 2013.5.血統書のコピー

  • 2013.5.シンシン 100g

  • 2013.5.サーロイン 200g

  • 2013.5.マッシュポテト

2013/09/11 更新

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