4回
2017/12 訪問
花街の香り
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2018/01/29 更新
2017/10 訪問
花街の香り
2017.10.
ここのオムライスには、ソースの類がかけられていません。私的にはソース・タマゴ・ライスの奏でる三重奏が好きなので、ソースがないこの「レストラン香味屋」の『オムライス』は、あまり…と思っていました。
久しぶりに食べてみると、その考えはガラリと変わりました。大きく切られたチキン・玉葱・マッシュルーム・グリンピースと具はいたって普通ですが、その完成度は実に素晴らしい。ケチャップの甘味と酸味が絶妙なバランスで、確りとタマゴの甘さやコクも楽しめる。そんな繊細な『オムライス』。
「折角、デミグラスソースが美味しいのだから、オムライスにかければいいのに」と思われるかもしれませんが、このチキンライスがきっと台無しになってしまうでしょう。(頼めば、デミグラスソースもポットで持ってきてくれるとのネット情報もありますが)この『オムライス』は、この形が一番美味しい。美味しいチキンライスには、タマゴのドレスだけで素晴らしいという感じでしょうか。
デザートには、洋食店にはたいていあら『カスタードプディング』です。初めて注文しましたが、想像通りのものが供されて、満足。
確りとした固さのあるプリンで、スプーンで掬うと、ドッシリとした重さを感じられます。甘さは控えめで、カラメルもさほど主張せずに、お淑やかな大和撫子といった感じ。最後に相応しいデザートでした。
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2017/10/30 更新
2017/10 訪問
花街の香り
2017.10.
上野駅から一駅で、街の風景は一変します。
「入谷」
まさに古き良き時代の下町という感じで、住むとしたらこういう場所の方が落ち着くのかもしれません。私がこの街に来る理由は、(今のところ)ただ一つ。美味しい洋食があるからです。
柳がそよそよと風に揺れる。そんな通りにある「レストラン 香味屋」が、今回の目的地。
創業大正14年。紛れもなく、東京を代表する老舗の一つで、いつ来ても通常メニューが食べられ、どれも間違えなく美味しいという私にとっては使い勝手のいいお店。有名なのは、なんといっても3度挽いて仕上げる『メンチカツ』ですが、今回の目的はそれではありません。
真っ白なテーブルクロスが印象的な店内では、下町といえどもきちんとした接客があり、食べる側もピッと背筋を伸ばす雰囲気があります。メニューを見ると、食べたい料理が載っておらず、スタッフに聞いてみると「ございます」とのこと。
実食
私が食べたかった料理は、『テールシチュー』。お店の命でもある漆黒のデミグラスソースは、軽やかな酸味と抑えられた苦味があり、あとは深海の如く奥深い。このソースがあれば、たとえコンビニで買ったコロッケでさえも、魔法をかけられたシンデレラ如く、素敵な逸品になるのではないでしょうか。そのくらいに美味しい。
そして、お皿の中央に鎮座している主役のテール。ナイフなどは必要がないくらいに、肉とゼラチン質がホロホロ。口に入れれば、まったりと舌に絡みつきます。たっぷりと添えられたソースと共に味わうならば、是非スプーンで食べるのがオススメです。
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2017/10/27 更新
2014/10 訪問
花街の香り
2014.10.
「オムライスが食べたい」
たまにそんな衝動に駆られます。でもファミレスなどのオムライスでは、満足できない。個人的には「グリルグランド」「資生堂パーラー」「小川軒」「ルー・ド・メール」などのオムライスが好き。新規開拓を!と思いますが、これらを超えるオムライスにはなかなか出会いません。さて、どこに行こうと迷っていると、あの老舗洋食店が30年ぶりに新メニューを追加して、その中にオムライスもあるという。なら、行こうとやってきたのが入谷にある大正14年創業の老舗洋食店「香味屋」です。
「香味屋」の『オムライス』は既食していて、ソースのないスタイルはどうも好きになれずにいました。それでも名物の『メンチカツ』や王道の『ビーフシチュー』などの心惹かれるメニューも多々あり、また行きたいと考えていたお店の一つでもありました。そんなお店が30年ぶりに追加した新メニューの一つが『オマール海老のオムライス』。10月末までの期間限定メニューです。
実食
まずは名物の『メンチカツ』を。丁寧に二度挽きされた肉はとても滑らかであり、ナイフやフォークを入れるだけで、肉汁が溢れます。『メンチカツ』だけでも肉の甘さを感じられ、お店の命とも言えるデミグラスソースを絡めて食べれば、納得の美味しさです。
そして、いよいよ『オマール海老のオムライス』が登場。ピカピカに輝くタマゴのドレスの中には、王道の具材のマッシュルーム・タマネギが入った薄味のケチャップライス。そして、かなり大ぶりなオマール海老がゴロリと入っています。かけられているソースは、アメリケーヌソースを彷彿とさせるトマトソース。実に、美味しい❤︎久しぶりに↑↑なオムライスに出会いました。人気が出たら、通常メニューとして残る可能性もあるそうで、是非とも期待したいです。
デザートは『カスタードプディング』。しっかりとした固さで、卵の味わいとかすかにほろ苦いカラメルソースが美味しい。最近はコンビにスイーツもレベルが上がってきて、とろける系のものをよく食べますが、王道のものもいいですね。
もっと寒くなったら、『テールシチュー』を食べに行きたいと思っています。今年もシチュー巡りを検討中で、中でも『テールシチュー』に注目しています。今冬中に再訪予定です。
2010.10.
「東京スカイツリー」の後、錦糸町で映画を見て、そろそろ夕飯です。近くに行きたい有名洋食店もあったのですが、今回は根岸にある大正14年創業の老舗洋食店「香味屋」に行きました。
鶯谷駅から「ホントにこっちなの?」という友達の不安そうな声を聞き流しながら、真っ暗な通りを歩いてくと、ぼんやりと浮かぶ白い看板。はい、着きました「香味屋」です。「ち、ちょっと、ここ?」と友達がビビるような洋食店とは思えないほどの店造り。真っ白なテーブルクロスに、カーネーションの一輪挿し と高級感いっぱいの店内と接客サービスは、さすが老舗という感じ。
「香味屋」といえば…『ハヤシライス』『メンチカツ』など看板料理がありますが、「また来たいし」と思い、オーダーしたのが『タンシチュー』と『オムライス』。『オムライス』に関しては、よく書いてますが、実は去年くらいからシチュー(ビーフ、タンなど)も積極的に食べているのです。
さて、味わいは…漆黒のデミグラスソースは強烈なインパクトはありませんが、ビターな苦味や酸味もあまり感じず、ただ奥深く、余韻を感じます。そしてタンはとても厚く、それでいてプルプルの食感。値段は3500円ですが、それ以上の価値がある一品で、ホントにおいしいっ。
さて、オムライス。オムライスは大きく分けると、ライスを卵で巻いた正統的なスタイルと、卵をフワトロにしたトロトロスタイルがあります。近年はトロトロスタイルが多くなっているようですが、この「香味屋」では、老舗らしく正統派スタイルでした。
運ばれたオムライスは、「作り物じゃないの?」って思うほどキレイで、卵に焦げ一つありません。卵の表面はきっちりと焼かれ、ライスに接する側はトロッとしています。巻かれたライスは、とても具が大きいチキンライスで、卵の甘みとチキンライスのほのかな酸味が絶妙のオムライスでした。ただ何故か、ソースがない。ネットで見るとデミグラスソースが別にくるという話もあるし、ソースがないという話もある。確かになくてもおいしいけど、「香味屋」のデミグラスソースをかけて味わいたかったな。
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2014/10/06 更新
2017.12.
冬のご馳走を食べにやってきたのは、入谷にある「レストラン香味屋」。今回の目的料理は『タンシチュー』と『海老入り米飯グラタン』で、どちらも冬が似合う料理だと思います。週末だったので、夕飯には早い時間帯でも予約客でいっぱい。それでも何とか1席用意してもらい、入店です。
メニューは見るまでもないのですが、お薦め料理で『カツカレー』があり、ちょっと気になるところ。でもさすがに『タンシチュー』と一緒は食べられないので、予定通りの注文です。
実食
タンシチュー
苦味を抑えた甘さの感じるデミグラスソースに分厚いタンが鎮座しており、そのタンは真ん中の部位のみを使っているのだそう。だからナイフで切るという感じではなく、ナイフで解くイメージ。そのくらいに柔らかく煮込まれていて、美味しい。食べ終えた後もタン本来の味とデミグラスソースの余韻が長く続く味わいです。付け合わせのマッシュポテトも表面を軽く焼かれており、手抜きのない仕事ぶりに頭が下がります。
海老入り米飯グラタン
チーズの焦げ目も実に美しいドリアです。濃厚なベシャメルソースを受け止めるのは、軽い酸味のあるケチャップライス。プリプリとした海老の存在感も確りとあります。これが古くからの「レストラン香味屋」の伝統らしい。想像以上ではないけど、想像通りの味わいで、満足。
チーズケーキ
たっぷりとチーズが使われている酸味のあるベイクドチーズケーキ。でも食感はスフレのようなシュワっとしたフワフワ感があります。個人的には、前回食べた『カスタードプディング』の方が好み。
ベシャメルソースは想像通りの美味しさだったので、『海老コキーユ』『海老マカロニグラタン』の方が好みかも?しかしながら『カツカレー』が気になるので、なくならないうちに再訪したいと密かに思っております。