『国産養殖鰻(各ブランド品)の相場と専門店の価格相場』SG325さんの日記

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中国深圳 ミッション・ヒルズGC オラサバルコース 15番

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日記詳細

 三河一色産をはじめ、日本全国の名の通ったブランド鰻の市場相場と
専門店の価格を比較して、その専門店が安いか高いかの判断規準について
まとめてみました。

 焼津共水のような独自ルートを持つブランドは別として、
どこのブランドもだいたい相場は同じような価格帯だそうです。

 平成27年夏、6~8月の市場相場を馴染みの専門店数軒で聞き取った結果
が以下の通りです。(もちろん日によって多少の変動ありますが・・・)

<三河一色産 活鰻>
 5Pサイズ(5匹で1㎏)1匹  1200円
 4Pサイズ(4匹で1㎏)1匹  1500円

<専門店の最安値価格相場>鰻丼(上)の場合
 5Pサイズ1匹使い  2400円
 4Pサイズ1匹使い  3000円
※ ほとんど儲けあるかないかのボーダーライン

 もうお気づきかと思いますが、仕入れ価格の倍の値段が商品提供価格
ボーダーというのが相場だそうです。
 炭代もけっこう高いそうです。人件費や光熱費、鰻以外の原材料費を
含めると、この価格での儲けはほとんど無いとのことでした。

 4Pを使う専門店は、高級店の一部なので、一般的な専門店がよく
使用する鰻は5Pサイズです。
 5Pとして1匹使いであればこの2400円からどれだけ付加されるかが
判断の目安となります。まとめると

 2/3使いが多い並丼だと・・・1600円
 1匹使い(たいていは上丼) 2400円
 1半特上で・・・・・・・・・・・・・・・・・3600円   がボーダーライン

 ブランド品として市場に出回らない4P以上で皮の固い鰻が
2400円といのは、それより小さい4Pサイズ3000円を大幅に下回ります。

 もしこれが本当にブランド鰻使用であれば、売れば売れるだけ
赤字が増すことになります。 
 故に、2400円特大鰻丼の鰻は、ブランド鰻では無いということになります。

 但し、鰻専門店でない料理・居酒屋がサービスメニューとして鰻の
長焼きを提供することがありますが、これは赤字覚悟の提供なので
こういう鰻を狙うのも一つの手です。

 喜安なんかは典型、5P1匹長焼きを2000円で提供
しています。これは、儲け無し。他の料理で利益を上げています。

 

 
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