この季節、各地の酒造があちこちで蔵開きのイベントを開催しています。
大阪の地下鉄の駅に置いてあったチラシで、阪神西宮駅周辺の蔵開き情報がわかったので行ってみました。
阪神の西宮駅周辺には有名どころだと日本盛や白鹿の工場があり、お酒造りに大切な「宮水」の取水地もあるのです。
海からも近く、街中の阪神高速がすぐそこに走っているような場所に水が涌いてるなんてとっても不思議。
今回は「白鷹」さんの蔵開きに行ってきました。
最初は白鷹って知らんなぁ~って思ってたんですが、記憶をたどると伊勢神宮にあるおかげ横丁のお店に行ったことがありました!
白鷹さんは伊勢神宮御料酒なんですよね。
その時はてっきり伊勢の地酒なんだと思ってお店に入ったんですよ。
お店と言っても酒屋さんで、試飲でおちょこに1杯って感じで飲ませてもらえるだけですけど。
ちなみにその時に飲んだお酒の感想は「マズイ」でした(汗)
11時スタートで、現地に着いたのが10時45分くらい。
すでに工場の周りを半周する勢いの行列ができています。
スゴイ・・・お酒イベントってだいたいどこもこんな感じやけど(笑)
でも10分前には開場されてどんどん人が流れていきます。
なんせ初めてなので勝手がわからず、行列の先がどうなってるのかもわからない。
工場内に入るとオジサンが拡声器で説明をしてます。
「この行列の先は蔵出し新酒の試飲です。瓶での販売は奥でやってるので並ばずに進んでください」とのこと。
試飲と言っても有料なので、どうせ買うなら瓶で買って飲めってことですね。
試飲は小さいプラカップに蔵出し新酒が200円、大吟醸が300円。
テーブルや立ち飲み用のスタンドが用意され、ステージでは有志のバンドのジャズ演奏が始まってます。
スタンドの一角をお借りして、早速試飲スタート。
お味はというと、昔感じたような「マズイ」ってことはないですが、やっぱりちょっと後味の苦味が気になるところ。
食べ物のブースもあります。
たこ焼きと出汁巻玉子は行列になってたので、あきらめておでんと湯豆腐をあてにお酒を飲みます。
小さいプラカップはすぐに終わってしまうので次は「宮水の郷」ワンカップで。
やっぱりそんなに「美味しい!」って感じじゃないねんな。
ググってみたら、この宮水はミネラルの多い中硬水だということ。
そういや、個人的には「灘の男酒」より「伏見の女酒」の方が味的には好きな気がする。
お水で言えば軟水が好きで、外国製のミネラルウオーターは得意ではない。
特にぬるいエビアンはまずくて飲めない。
・・・結論は灘のお酒が好きではないと感じるのは、そもそもの仕込み水が好きではないからだったのか(゜Д゜;)
このあと、近くにある白鹿さんの資料館へ。
神戸市灘区魚崎あたりにある酒蔵を巡ったときは、ほとんどの資料館は入場無料で試飲もあるタイプだったけど、こちらはめずらしく有料。
ちゃんとした展示施設だったのでそんなもんかと思ったら、酒蔵館の入口で記念品をもらいました。
白鹿のお酒(180㏄)!これもらえるなら400円の入場料も高くないね。
ちょっと酔いが醒めてきたところで、西宮神社へお参りしてきました。
満足し団子(みたらし)を食べて、節分を過ぎたことやしおみくじをひいてみると「大吉」でした\(^o^)/
おみくじにはいろいろ良いことが書いてましたが、「縁組-旅行等支障ない」って。
いや「縁組」項目に「旅行」ってなんやねん。なんのアドバイスやねん?
旅行大好きなのでまぁ良しとして「縁組」に「ご縁・良縁」的なお告げがないということだけ理解しておきます。