『道後の夜「点」』さるをさんの日記

観光案内所でもらった西郷港近隣の飲食店マップを見ながら、宿から近い居酒屋さんを選んで突撃！
悩むほどお店があるわけじゃないので、近くの店からのぞいていく作戦にしました。

そこで選んだのが「点」というお店（食べログには未掲載）
その昔、私がまだ２０代の元気モリモリやった頃に会社の近所に同名のお店がありました。
安くておいしい居酒屋で、よく上司や先輩のいいちこボトルを勝手に飲んでは酔っぱらっていたのがいい思い出。

というわけで店の名前にひかれたのもありますが…マップにはお店の名前しか書いてません。
電話番号や営業時間も書いてません。
道路というよりは路地という方がぴったりくる場所にお店はあります。
いざお店の前まで行ってみると「点」とわかりやすい暖簾と提灯が。

のぞいてみるとカウンターと小さいテーブルがあるだけのこじんまりした店。
奥におじさんがいたので「いいですか？」と声をかけるとうなずいたのでカウンターに座ります。
すぐに奥さんが帰ってきたので付き出しや飲み物を用意してくれましたが、どうもオトーサンの方は中から出てこないみたいです。

奥さんがその日の仕入れた魚を見せてくれます。イワシやサバのほかにも沖メバルに灘メバル（釣れた場所の違いか？）
それにあまり見かけたことのない魚もいます（すいません覚えてません）

大ぶりではじけそうにパンパンなウルメイワシを刺身で、あとイカの刺身も。
新鮮で美味しいのは間違いなし！

奥さんのオススメのサバ寿司は小ぶりで一切れが一口サイズ。
こちらもサバが美味しいから間違いない。
オススメだけあってチョーうまい！これなんぼでも食べれる！

お酒は隠岐酒造の日本酒のみ。
高正宗の一升瓶が逆さまにセットされている・・・名称がわからないけど日本酒サーバー？熱燗マシーン？
とりあえず暑いし、冷の生酒をもらいます。
地元の食べ物には地元のお酒がよく合います＾＾

ほんとにこじんまりしたお店ですが、店に入ったときにはすでにテーブルとカウンターの一角にはおしぼりがセットされていて、すでにほとんどの席が確保されていました。
少したってから地元のサラリーマン風なおじさんたちがやってきて、確保された席で飲み始めました。
電場番号不詳だったけど、常連さんのみ知りうる情報があるんでしょうね。
もともと観光客はあんまり来ない店だったのかもしれません。

あと、このあたりで人気の居酒屋で「あんづ」という店があります。
地元の人曰く、予約しないと入れないらしいです。
実際に電話してみましたがすでにいっぱい「夜９時以降でも席が空くかどうか…」ってことでした。
８時半ごろに行ってみましたが、店の中はタバコの煙がモウモウとしてたので空いてても入りたくない感じでした。
まぁほぼ満席だったようですが。

隠岐の美味しい魚介とお酒に酔いしれる夜なのでした。