しばいぬ喜遊曲 feat. しろくま食堂さんが投稿したLa vida(千葉/新検見川)の口コミ詳細

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しばいぬとしろくま の 「くるっと千葉」

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しばいぬ喜遊曲 feat. しろくま食堂 (50代前半・男性・千葉県) 認証済

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掲載保留La vida新検見川、検見川/イタリアン

1

  • 夜の点数:4.7

    • ¥6,000~¥7,999 / 1人
      • 料理・味 5.0
      • |サービス 4.5
      • |雰囲気 4.5
      • |CP 5.0
      • |酒・ドリンク -
1回目

2013/05 訪問

  • 夜の点数:4.7

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.5
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク-
    ¥6,000~¥7,999
    / 1人

千葉市花見川区訪問 イタリアン編 Part 3

訪問日 : 2013年5月XX日 (X曜日) ディナータイム  同伴者 : しろくま  お会計 : ¥14,300 (チャージ料込み)

オーダーメニューとコメント 

おまかせディナーコース ¥14,300 ((¥5,500+¥500)×2+¥800+¥700+¥800)
<構成>
スパークリングワイン ¥800 ※1 
サン・ペレグリーノ ¥700 ※2
アミューズⅠ (4種の一口アミューズ)
 ・タラの芽のフリット 抹茶塩で
 ・ハムと豚足、自家製ピクルスのゼリー寄せ
 ・リンゴのコンポートとゴルゴンゾーラチーズのムースのタルト 紅玉チップ添え  
 ・サーモンのタルタルとリコッタチーズのタルト ディルとピンクペッパー添え
アミューズⅡ (新タマネギのパンナコッタ マーシュ、枝豆、ピーナッツオイルパウダーを添えて) 
自家製パン
 ・ブリオッシュ生地のパン (おかわり可) 
 ・全粒粉を使用したカンパーニュ (おかわり可)
前菜 (カダイフをまとわせたイトヨリのオーブン焼き 香川県産ホワイト&グリーンアスパラのオランデーズソース ナツメグのエスプーマ)
パスタ (マグロほほ肉のプッタネスカ ディルの香り タリアテッレ) 
お口直し (グレープフルーツのグラニテ)
メイン (鹿児島県産黒豚のロースト 黒ニンニクソース ナスのピューレ ターサイ、空豆の炭のコロモのフリット、ペコロスのグリル添え)
チーズ盛り合わせ ¥800 ※3 
 ・ミモレット 18ヵ月熟成
 ・コンテ
 ・ゴルゴンゾーラ  
 ・ブリー
 ・エポワス  
デザート (クレームブリュレ ヘーゼルナッツジェラートを添えて)
ドリンク (アールグレイ プロヴァンス) ※1
ドリンク (エスプレッソ インド) ※2
プティフール 
 ・自家製マドレーヌ
 ・自家製カヌレ
 ・自家製生チョコレート  
 ・フルーツほおずき
 ・ペタセタキャンディー

 ※1は、しばいぬのオーダー
 ※2は、しろくまのオーダー
 ※3は、デザートの前の単品追加注文

  
しばいぬの独り言・・・
 お店は、JR新検見川駅から徒歩で行けるところ。専用駐車場はないが、クレジットカード使用可、完全禁煙。店内は、スポットを当てたテーブル以外の照明を落としてあり、静かで落ち着いた、ラグジュアリーな空間を演出している。こちらのお店については2回目の訪問だが、初訪問は何年前だろう? その時は何が理由だったのか、自分の体調が非常に悪い日に当たってしまい、ずいぶん、しろくまに迷惑をかけたようで、いまだに、しろくまにいろいろ言われっぱなしである。そのリベンジというわけではないが、今回はしっかり体調を整えて、この日を迎えた。昨年まで使用していたカウンター席を廃し、個室1組、テーブル席3組のみの限られた席数で、完全予約制を敷き、シェフとソムリエの2人(ご夫婦)で、おまかせコース(¥6,000(チャージ含む))のみを提供するというカタチにシフトチェンジ。前回訪問時、こちらのお店のリゾットを食し、しろくまが「お米もパスタなんだね」という名言を引き出したお店として記憶に残っている。結論から言ってしまえば、こちらのお店の選択は間違いであるはずがない。ハイセンス、ハイクオリティな料理をしっかり堪能できることは、もはや、この価格設定となると疑う余地がない。以前の、¥4,200のコースでは、シェフがお皿に込めたかった思いに制限があったのではないだろうか? 腕が立つシェフであることは、前回の訪問で不調ながらも身に覚えはあった。ただ、なかなか訪問できずに足が遠のいていた理由は、やはり、料理がおまかせのお店となると、NG食材が多い自分たちには不向き・・・お店がイヤな顔をせずに受け止めてくれるか? 例えイエスだとしても恐縮せざるを得ない。客席を制限している以上、多少なりのリスクというか、負担がかかってしまうのは紛れもない事実。それでも、最近公開になったお店のホームページには、そんな不安や遠慮をかき消してくれるありがたい案内が・・・「当店はお客様ごとにおまかせのコースを御用意しております。何かお苦手なものなどがあるようでしたら、ご来店頂く前日までにご連絡下さい」・・・お店からアナウンスしてくれるのは非常に有難い、お言葉に甘えさせていただきたい、こうした気遣いで足かせを外すことができたので・・・まぁ、好き嫌いのないひとには、何のこっちゃかもしれないけど・・・そんなわけで、予約時の電話はシェフが対応してくださり、苦手な食材の確認を丁寧にしていただけて、予約日の前日に再確認、訪問日に再々確認で、行き違いは完全に解消・・・何が出てくるかわからない、妙なドキドキ感に苛まれることなく、安心してコース料理を楽しむことが出来るってわけ。電話の応対とはまた一味違うクールなシェフのキレキレの料理もさることながら、笑顔の似合うスレンダーなマダムのサーブも気品があり、落ち着いていて、コース料理の説明もそつがない。素材、盛り付け、調理法、味付け、食器、テンポ、接客、空間、雰囲気、すべてがハイレベル・・・もうため息しか出てこない・・・失敗しないお店の代名詞的な存在・・・千葉で営業されていることが奇跡なくらい。もはや、季節ごとに必ず訪れたいお店に名を連ねてしまった・・・。ちなみに、お店のホームページをよく拝見すると、コースは1種類のみではなく、¥8,000や¥10,000のコースも用意していただけるらしい・・・となると、いつかは、この¥10,000のコース、是非、拝ませていただきたいぞと・・・。

しろくまのつぶやき・・・
 お料理は、2つのアミューズからスタートします。まず、4種の一口アミューズは、本当に一口ですが、4種類それぞれに、手を抜かない、細かい仕事をされていて、どれも美味しかったです。とりわけ、塩味と甘味で振り分けたタルトが秀逸です。この後の料理への期待が膨らみますね。新タマネギのパンナコッタ マーシュ、枝豆、ピーナッツオイルパウダーを添えては、前菜でも十分に通用するような・・・こちらの料理がアミューズだなんて、すごいなぁと思いました。新タマネギの甘味が凝縮したパンナコッタに、新しい(珍しい)技術で、水分を飛ばして抽出したというパウダー状のピーナッツオイルが風味を与えていて、先進的な技術を取り入れるシェフの姿勢に感心してしまいました。自分が豆好きということもあり、美味しすぎて、唸ってしまうばかりでした。自家製パンは、イタリア産のオリーブオイル、無塩バター、有塩バターの3種類でいただきます。こちらのお店の定番の、外側が香ばしく、弾力のあるキューブ状のブリオッシュ生地のパンがかなりイイ感じの仕上がり・・・自家製パンも美味しく焼けるなんて・・・う~ん、腕が立ちます・・・おかわりせずにはいられませんでした。カダイフをまとわせたイトヨリのオーブン焼き 香川県産ホワイト&グリーンアスパラのオランデーズソース ナツメグのエスプーマは、通常はホタテを使用されるそうですが、ご配慮いただきました。捌きたての身がしっかり、ふっくらしたイトヨリが、濃密、かつ、ジューシー感あり、細かいカダイフがサクサクの食感も与えていて、非常に美味しいです。付け合わせのホワイトアスパラもこれまたフレッシュなジューシー感あり、濃厚かと思いきや、上品で優しい、卵黄のオランデーズソースの仕上がりに、こういうものかと再認識してしまいました。また、個人的に初エスプーマということで、感慨ひとしお。ウズラの卵も添えてあって、「取り込み感」にセンスを感じます。マグロほほ肉のプッタネスカ ディルの香り タリアテッレは、マグロのほほ肉でプッタネスカ? って思ったのですが、潮風を感じるマグロの柔らかいほほ肉がサイコロ状になっていて、かなり風味の強いオリーブとアンチョビも大胆に使っていて、オトナ味に仕上げてあります。この濃厚なソースをしっかり受け止めている、手打ちのタリアテッレの出来も素晴らしいです。プッタネスカも個人的に好みの料理なので、嬉しいですね。正直、大盛りで食べたかった・・・。事前にお伝えしていないのに、これだけピンポイントで好みの料理が出てくるとテンションがあがります。グレープフルーツのグラニテは、お口直しですが、柑橘類好きなので、もう少し食べたかったな・・・かき氷タイプで食べてもいいくらい・・・失礼しました。鹿児島県産黒豚のロースト 黒ニンニクソース ナスのピューレ ターサイ、空豆の炭のコロモのフリット、ペコロスのグリル添えは、じっくり2時間かけて(休み休み)火入れした肉厚の黒豚が旨味が凝縮していて美味しいですね。ニンニクくさくない黒ニンニクのソースともベストマッチです。そのまま黒胡椒でいただいてもまたよし。付け合わせも創作感がありますね。チーズ盛り合わせは、好みでチョイスしてくださるそうですが、個人的にブルーチーズ好きとはいえ、バラエティに富んだカタチでお願いすることにしました。ハード2種、ウォッシュ、白カビ、青カビ、いずれのチーズも美味しくいただきました。コンテにはいちじくのジャム、ゴルゴンゾーラにはハチミツと黒胡椒といったカタチのマリアージュなど(ドライフルーツのジャムやドライチェリーも)提案してくださいました。やはり、ミモレット(18ヵ月熟成)とブリーは美味しいな・・・。ウォッシュタイプのエポワスは、初体験でした。クレームブリュレ ヘーゼルナッツジェラートを添えては、濃厚なジェラートがイタリアンジェラートらしい仕上がりで、ブリュレの表面の焦がした部分も薄く仕上げてあり、その下もカスタード感があって美味しいのですが、器の底も深いわけではないとはいえ、いずれも甘味がやや強いので、個人的にはもう少しサイズ的に小さくてもいいかなと思いました。アールグレイ プロヴァンスは、「マリアージュ フレール」の3種類から選べる紅茶から、ラベンダー風味のこちらを選択、エスプレッソ インドは、16種類から選べるコーヒーから、エスプレッソ好きということで、ストレートのフルボディタイプのこちらを選択しました。いずれも美味しいですね。プティフールは、自家製の小菓子を中心に、スペインの口の中ではじける懐かしいキャンディーも添えてあって、茶目っ気がありますね。とりわけ、カヌレが美味しかったです。さて、こちらのお店、正直に言ってしまうと、また行きたいです・・・余裕があれば・・・。オーソドックス(ベーシック)の中にも、洗練された進化(変化)を与えて、さらに、先進的な技術も取り入れて、1品1品が本当に楽しめる仕上がりになっています・・・うん、いいお店ですね。 

  • マグロほほ肉のプッタネスカ ディルの香り タリアテッレ

  • 新タマネギのパンナコッタ マーシュ、枝豆、ピーナッツオイルパウダーを添えて

  • カダイフをまとわせたイトヨリのオーブン焼き 香川県産ホワイト&グリーンアスパラのオランデーズソース ナツメグのエスプーマ

  • 鹿児島県産黒豚のロースト 黒ニンニクソース ナスのピューレ ターサイ、空豆の炭のコロモのフリット、ペコロスのグリル添え

  • 4種の一口アミューズ

  • グレープフルーツのグラニテ

  • クレームブリュレ ヘーゼルナッツジェラートを添えて

  • プティフール

  • ブリオッシュ生地のパン

  • 全粒粉を使用したカンパーニュ

  • エスプレッソ インド

  • アールグレイ プロヴァンス

  • チーズ盛り合わせ

2018/12/26 更新

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