しばいぬ喜遊曲 feat. しろくま食堂さんが投稿したオリゾンテ(千葉/東金)の口コミ詳細

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しばいぬとしろくま の 「くるっと千葉」

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しばいぬ喜遊曲 feat. しろくま食堂 (50代前半・男性・千葉県) 認証済

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移転オリゾンテ東金/イタリアン、パスタ、ピザ

1

  • 夜の点数:4.5

    • ¥3,000~¥3,999 / 1人
      • 料理・味 4.0
      • |サービス 4.5
      • |雰囲気 4.5
      • |CP 5.0
      • |酒・ドリンク -
1回目

2015/03 訪問

  • 夜の点数:4.5

    • [ 料理・味4.0
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.5
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク-
    ¥3,000~¥3,999
    / 1人

山武郡九十九里町訪問 イタリアン編 Part 1 【有終の美 追憶の地平線】

訪問日 : 2015年3月XX日 (X曜日) ディナータイム  同伴者 : しろくま  お会計 : ¥7,700

オーダーメニューとコメント 

しばいぬ

お薦めコース ¥4,150 (¥3,550+¥600)
<構成>
前菜 (自家製トリュフ入りサルシッチャのグリル 温泉卵添え) ★ オッティモ!
自家製パン
 ・くるみのパン
 ・チャバタ
パスタ (ポモドーロ) 
メイン (シャラン産 ビュルゴー家 鴨のロースト トリュフソース) ※1 ★ オッティモ!
デザート (リコッタチーズのタルト ヨーグルトジェラート添え)
ドリンク (アイスストレートティー) 

しばいぬの独り言・・・
 お店は、県道75号線を九十九里方面に向かい、「下貝塚」交差点を右折すると、右側に見えてくるだろう。駐車スペースあり、完全禁煙、クレジットカード使用可は素晴らしい! さて、とある理由で、こちらの地域への遠征を決めていて、訪問先の選択を検討していたところ、かねてより訪問の機会を窺っていたこちらのお店が2015年3月をもって閉店することがHPで告知されていたため、急遽、訪問先に組み込んだ。店内はわりとゆったりした空間で、テーブル席(基本4人席)を配し、個室も完備、天井も高く、ガラス張りのため、日中は採光もいいだろう。ホールは、物腰の非常に柔らかい男性チーフマネージャーと笑顔が全く嫌味ではない女性数名がインカムでやりとり。この男性とは電話予約のやりとりをさせてもらったが、しっかりこちらの要望に応えていただけたり、女性スタッフも含めて、テーブルの様子に目を配りつつ、自然なサーブ等、非常に居心地のいい空間作りに徹していたりと、スタッフが一体となってホスピタリティを上げている印象を受ける(非常に教育が行き届いていると言ってもいいだろうか?)。厨房の様子も垣間見えなくはないが、男性シェフが数名と薪窯でピザを焼く女性ピッツァイオーロを配している様子。この日はコースを注文したため、わりと種類も豊富な、薪窯で焼くピザを味わうことができなかったのは心残りかもしれない。ディナーは非常にリーズナブルな「お薦めコース」(プリフィクス)が目玉であろうが(選択肢もわりと多い)、それ以上の値段設定の予約制コース料理も用意してあり、こちらも次回があったら是非注文したかったところ・・・というか、ひととおりコースの食事を終えて、正直、もう少し早く訪問していればと思ったのも事実・・・「九十九里町でイタリアンなんて」と思っていたが、この地にお店を構えて15年、九十九里町唯一の本格イタリアンとして地域に貢献してきた老舗のお店であったことが十分に理解できたし、県内のイタリアンでこれだけ総合力のあるお店も多くはないはず・・・。ブログやホームページの閉店の挨拶に込められたオーナーシェフの思いに、お店を後にして、なお一層切なさを感じるとともに、スタッフが新天地へ散っても、こちらのお店で培われたスピリットが受け継がれることが望まれて止まない。「もったいない」という言葉は陳腐だが、溜息はつかざるを得ず、この日のディナーが記憶に残るディナーとなることは間違いない。


しろくま

お薦めコース ¥3,550
<構成>
前菜 (アスパラガスの温製サラダ ゴルゴンゾーラのムース添え) ★ オッティモ!
自家製パン
 ・くるみのパン
 ・チャバタ
パスタ (フンギ) 
メイン (宮崎県産六白黒豚のグリル ブラックオリーヴソース) ★ オッティモ! 
デザート (ボネ アーモンドセミフレッド添え) ★ オッティモ!
ドリンク (エスプレッソ) 

しろくまのつぶやき・・・
 自家製トリュフ入りサルシッチャのグリル 温泉卵添えは、グリルされたサルシッチャが、トリュフの香りもまとって、運ばれた瞬間から鼻腔を刺激します。前菜というわりに、メインとして提供されても遜色ないボリューミーな仕上がりで、これは注文して正解でした。アスパラガスの温製サラダ ゴルゴンゾーラのムース添えは、アスパラガスにバルサミコ、パルミジャーノ、温泉卵を組み合わせて、重なり合う複数の味わいを演出しています。このスタンダードな組み合わせで終わることなく、ゴルゴンゾーラのムースを添えてくるところにオリジナリティを感じます。自家製パンは、2種類・・・くるみのパンもチャバタもレベルの高い仕上がりです。ポモドーロは、水牛モッツァレラが溶け込んでトマトクリームベースな味わいで、ちょっと面白いというか、珍しい感じですね。フレッシュトマトの香りはするのですが、酸味がまろやかになるほどモッツァレラをふんだんに使用している感じ。フンギは、オリーブオイル(ペペロンチーノ)ベースですが、焼きシイタケが肉厚ジューシーで美味しいですね・・・ルッコラの緑も映えるし、シェフのこだわりを感じます。パスタはいずれも乾麺(スパゲッティ)で、麺の硬さや味つけもよかったと思います。シャラン産 ビュルゴー家 鴨のロースト トリュフソースは、非常に肉厚ジューシーで柔らかい鴨肉の断面のロゼも美しく、トリュフをまとった甘めの赤ワインソースとの鉄板の組み合わせで磐石の味わい・・・追加料金が加算されても全く惜しくない完璧な美味しさでした。宮崎県産六白黒豚のグリル ブラックオリーヴソースは、脂身が美味しいですね・・・脂身を美味しく食べさせる技術というのもあると思います。爽やかに味を引き締めるブラックオリーヴソースを合わせてくるところに計算された味わいを感じます。いずれのメインも付け合わせにレンコンチップ、チンゲンサイ、マッシュポテトを合わせてあります。リコッタチーズのタルト ヨーグルトジェラート添えは、リコッタチーズのタルト生地の上にイチゴとヨーグルトジェラートをのせ、チュイールでフタをしてあります。見た目にも美しいデザートですね。ボネ アーモンドセミフレッド添えは、カカオプリンに甘さ控えめのアーモンドセミフレッドが絶妙なマッチングで非常に美味しかったです。さて、こちらのお店、レベルの高い料理が堪能できましたが、今月で閉店とのこと・・・とても惜しい気がしますが、長い間、お疲れ様でした、と送りたいと思います。

  • シャラン産 ビュルゴー家 鴨のロースト トリュフソース

  • 宮崎県産六白黒豚のグリル ブラックオリーヴソース

  • フンギ

  • ポモドーロ

  • 自家製トリュフ入りサルシッチャのグリル 温泉卵添え

  • アスパラガスの温製サラダ ゴルゴンゾーラのムース添え

  • ボネ アーモンドセミフレッド添え

  • リコッタチーズのタルト ヨーグルトジェラート添え

  • くるみのパン

  • チャバタ

2018/12/24 更新

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