2回
2014/09 訪問
寛ぎの空間になり、サービスも充実。是非再訪したいと思えるお店になりました。
【訪問3回目】'14.9
今回初めて4人での訪問。
いつも二人でテーブル席を利用していますが、4人でも特に支障のない広さでした。
今日もおなじみのソムリエの方から貴重な話が聞けて、ご満悦。
料理は相変わらず、チャレンジング。
鳩のレバーなどを使ったラビオリなど、好みの分かれる料理を攻めます。
かなり濃厚でしたが、臭みは少なく、個人的にはありでした。
定番の山羊のミルクのババロアは今回が一番美味しく感じました。
また、いつものライ麦パンに加え、バケットが出てきました。
丸くてボール状の小ぶりサイズ。
まず焼き加減が抜群。
中の生地がふんわりとしていてしっとりとした口当たり。
うまみたっぷりで気に入りました。
次回は初のランチを予約してみました。
【訪問2回目】'14.7
前回訪問時にキャンセル待ちをお願いしていたら、たまたまキャンセルが出て
2ヶ月振りの再訪です。
<雰囲気>
やはり個人的に待合スペースのシャンデリア?のセンスが微妙に感じてしまいます。
普通のダブルクリップで留めてるのもどうかな~って感じです。
<注文>
・お任せディナー・・・19,440円×2
・グラスシャンパン・・・2,160円
・グラス白ワイン・・・1,944円
・ジンジャエール・・・864円×2
・サービス料・・・10%
<味>
■ゴマサバのサブレ
とてもいい香りが漂ってきます。
肉厚で脂が乗ったゴマサバに黒トリュフがたっぷり振りかけられています。
黒トリュフの時期ではないですが、フランス人がオーストラリアで栽培した黒トリュフとのこと。
いい滑り出し。
■緑トマトの冷たいスープ
ソルベ状になっています。
酸味が特徴の緑トマトですが、とても甘みがあって、爽やか。
季節感を感じる一品。
■山羊のミルクのババロア
定番中の定番。
塩とオリーブオイルの味を楽しむため、というコンセプトを聞くと、
なるほど~、とは思いますが、やはり好みではありません。
■穴子とサフランスープ
香り豊かな一品。
新鮮でとても淡白な味わいの穴子。
ふんわりとした食感で表面が軽く炙られていて、香ばしいです。
サフランスープに浸かったエスニックな味わいでしたが、
とてもバランスが良かったです。
■フォアグラのパンケーキ
フォアグラの旨みを封じ込めるためにパンケーキにしたんだとか。
ただ、逆にくどくて重たく感じてしまいます。
■オニオコゼのフリット
これは美味しい。
揚げ加減が絶妙。
サクサクとした衣と新鮮で淡白な味わいのオコゼがいいです。
■伊豆下田の金目鯛のロースト
火入れの技術を堪能できる一品。
旨みを封じ込め、中心にレア感のある他では味わえない食感。
ただ、旨みというよりは食感を楽しむだけ、好みではないです。
■子牛のロースト
銘柄は忘れましたが、とても肉厚で脂身がほぼありません。
それもそのはず、余分な脂や肉を削ぎ落とし、
焼いては冷まし、焼いては冷ましを23回も繰り返し、最後また外側の肉を削ぎ落とした上で、
側面を軽く炙るという、なんとも贅沢で手間暇をかけた逸品。
表面は淡いピンク色。側面はこんがりと焼き色がついています。
厚みは半端ないんですが、柔らかく、新鮮。
モチモチとしていて、歯応え十分。
しなやかな舌触り。
なかなか美味しいです。
■焼き茄子のソルベ
焼き茄子をソルベにするとは、仰天の発想。
ただ、味は微妙。
程よい甘みでデザートっぽいんですが、
後味が完全に焼き茄子で、ちょっとデザートとしてはきつい。
■サヴァランのキャラメリゼ
普通。
■失念。
これもソルベ。
こちらは爽やかでまずまずでした。
■メレンゲのアイスクリーム
こちらも定番中の定番。
今回は下にパッションフルーツが敷かれていました。
ただ、このパッションフルーツがかなり邪魔な感じ。
アイスクリーム自体もこれまでのインパクトのある食感が
やや減退。
たまたまでしょうか。
■茶菓子
ケシの実に包まれた生チョコ。
手堅い美味しさ。
■カフェラテ
驚くほどまずい。
砂糖を入れてもちょっと残念な感じ。
ソフトドリンクにもこだわって欲しいところです。
■Coupe Champagne JURANCONS CANOPEE
甘みがあって、飲みやすく、後味もすっきりとしたシャンパン。
一方で、しっかりと重みがあります。
■Verre Blanc 1800
バスク地方の白ワイン。
ほんのりフルーティーでクリアな味わい。
こちらは更にずっしり重みがありました。
<トイレ>
エントランスホールに女性専用と男女共用が1つずつあります。
広くて清潔感のあるトイレ。
<接客>
物語口調のスタッフさんがいてちょっと吹いてしまいました。
接客していないときは、結構硬い表情の方が多いですが、
接客中は、皆さんとても感じがよく、説明も丁寧。
色々勉強になります。
相変わらず、ソムリエの市村さんの接客は素晴らしい。
シェフもタクシーが出発するまで最後までお見送り。
この姿勢は本当に頭が下がります。
かなりボリュームがあるので、ポーション小さ目でも十分そうです。
個人的には、味が完璧にはまる訳ではないのですが、
そうは言いつつ、ついつい次回の予約も取ってしまいました(笑)
不思議な魅力のあるお店です。
【初訪問】
移転後初の訪問です。
1年8ヶ月振りです。
この日はカンテサンスがお気に入りの彼女の誕生日だったので、
2ヶ月前に気合を入れて電話をし、自力で予約を取りました(笑)
品川駅から徒歩だとちょっときついので、タクシーを利用。
タクシー代は片道1,000円未満。
<雰囲気>
駅前の喧騒を離れたとても落ち着いた立地。
お店はガーデンシティ品川御殿山というまだかなり新しいビルの1階に入っています。
エントランスは独立していて、ビルの外側にあります。
木目調の落ち着いた外観。
2重扉を開けて店内へ。
ウエイティングスペースも落ち着いています。
どうもシャンデリア?の趣味は好みではありませんが。
ダイニングスペースはとても広くてゆったりとしています。
天井も高め。
なかなかいい感じ。
個室?がやたらに騒々しかったですが。
<注文>
・おまかせコース・・・19,440円×2
・シャンパン(ヴィレ・クレッセ06)・・・2,160円×2
・白ワイン(ブラン・ド・ブラン)・・・1,944円
・アプリコットのジュース・・・1,080円
・サービス料・・・10%
<味>
一品一品、ソースもありとあらゆる素材を駆使しており、
全くもって覚えきれないので、いくつかピックアップ。
■パン
変わらずメゾンカイザーのパンです。
ここで食べると何故か美味しく感じます(笑)
焼立てで外側はサクサク。
内側はもっちりとした食感。
冷めると少し酸味が強く感じます。
料理に合うというよりは、単品で楽しむタイプ。
■山羊のミルクのババロア
スペシャリテの一つ。
山羊のミルクが一番美味しい時期。
ババロアは濃厚で弾力があり、しなやかな口当たりはとてもいいです。
ただ、ババロアが淡白な一方で塩分が強く、バランスが悪く感じてしまいます。
やはり、やや口に合わず。
■のどぐろ
定番料理ですが、初めて頂きました。
これはうなる美味しさ。
火入れが抜群。
中央はレアで仕上がっていますが、口の中でとろけてしまいます。
あおさなど海苔を使ったソースもよく合います。
■鳩のロースト
こちらも火入れが好み。
しっかりめに焼き上がっていて、旨味が凝縮。
鳩が苦手な彼女も満足してました。
■アイスクリーム
スペシャリテの一つ。
これはほんと大好きです。
他のお店では味わえない繊細でいてふんわりとした食感がたまりません。
■シャンパン(ヴィレ・クレッセ06)
シャンパーニュ地方の有名な産地で作られた特級のシャンパンとのこと。
確かに群を抜いて美味しいです。
ドライでしっかりとしたボディ。
すっきり締まりつつ、フルーティさも広がります。
■白ワイン(ブラン・ド・ブラン)
銘柄は忘れましたが、口当たりがよく、フルーティなものとオーダーして出してもらいました。
最近白ワインを飲む機会が増えたんですが、これまた抜群に美味しいです。
オーダーの通り口当たりがよく、フルーティー。
バランスがよく華やか。
<接客>
人数の割に料理が出てくるペースがやや遅く感じますが、
接客はさらに充実したと思います。
全てのスタッフ応対・身のこなしが素晴らしかったです。
説明も丁寧。
愛想も良く、笑顔もいいです。
とても快適に食事・会話を楽しめました。
もちろん、帰りはシェフ自らお見送り。
快く記念撮影に応じてくれました。
スタッフさんもタクシーまで見送ってくれました。
<支払>
テーブル会計。
明朗会計です。
2015/05/04 更新
【訪問5回目】
某カード会社主催のコレボレーションディナーに妻と参加。
岸田シェフにとっての初コラボは「アストランス」時代の朋友で、シンガポール「アンドレ」のアンドレ・チャンシェフ。
「アンドレ」のシェフソムリエは日本人の方で、「カンテサンス」のシェフソムリエ市村氏とも旧知の仲とご本人から伺いました。
様々な縁を感じる貴重な時間を共有でき、とても光栄でした。
アンドレシェフはテーマから入り、盛り付け全体のイメージ・魅せ方にこだわりを見せるんですね。
両シェフの異なる個性が競い合うとても楽しいひとときでした。