ラーメソマンさんが投稿した太平寿し(石川/野々市工大前)の口コミ詳細

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家は洩らぬ程、食事は飢えぬ程にて、足る事なり

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閉店太平寿し馬替、額住宅前、野々市工大前/寿司

1

  • 夜の点数:4.2

    • ¥15,000~¥19,999 / 1人
      • 料理・味 4.2
      • |サービス 4.4
      • |雰囲気 4.4
      • |CP 4.1
      • |酒・ドリンク 4.1
1回目

2017/05 訪問

  • 夜の点数:4.2

    • [ 料理・味4.2
    • | サービス4.4
    • | 雰囲気4.4
    • | CP4.1
    • | 酒・ドリンク4.1
    ¥15,000~¥19,999
    / 1人

金沢の至宝

弾丸金沢寿司旅行!
初日夜の部は石川県の食べログNo1太平寿し!
当然、おまかせで予約しました。

1972年から続く太平寿しは、もう少しで半世紀を迎える人気店で、近所の常連だけでなく遠方や海外からのお客さんも来られるそうです。
実は、元々お兄さんがされていたお店でした。高谷大将は、東京で10年修行されたお兄さんの元で5年修行し、お兄さんは別の店をオープンさせたのだとか。

小生の伺った日のカウンターも、関東からのお客さんばかりでした(笑)。
新幹線1本で行けるようになったことが大きな要因なのだろうと思います。


つきだし(黒もずく、バイ貝)をお共に、いきなり天狗舞 大吟醸を注文し、ちびちび飲みました。
あまり体調が良くなかったので、お酒はこれだけにしました。
天狗舞もそうですが、日本酒は地酒を主軸に揃えられていました。ワインはケンゾーエステイトなど有名どころが置いてありました。

最初はつまみから。
平目のエンガワ、赤西貝、ナメラ、他1種(鯛?)。
1つ聞き取れませんでした(笑)。聞いたことのない何とか鯛だっと思います。
さぁ、食欲増して行くぞー!という感じのあっさりした布陣。
とりあえず気合いを入れ直しました(笑)。

氷見の燻製鮪(メジマグロ)
2品目から急に脂がのりはじめました。
藁のいい香りと表面の香ばしさととろけるような脂の風味が一体になって、眼を大きく見開くばかり。
からしが全体を引き締めて美味。こんな至福の時を、刺身と握りで!

春鯖
まてしても刺身と握り。
鯖といえば秋が美味。春もなかなかどうして。
脂ののり具合がちょうどよく、酢の酸味も文句なし。

能登の鮟肝
石川県でも鮟鱇が穫れるとは知りませんでした。
あんこう鍋のように身を使うことはあまりなく、主に肝を食べるそうです。
時期的なものかもしれませんが、小生の居住地のものとと比較すると、あっさりした鮟肝でした。

真河豚の白子の蒸し寿司
チーズかけたの!?と思うくらい溶けた白子の蒸し寿司。
柚子の爽やかさと濃厚な白子の風味が鼻へ突き抜けました。
これを食べるためだけに金沢に来てもいいくらい美味。

蛍烏賊 ミディアムレアで
定番の蛍烏賊です。いつもと違うのは火加減!
少しレア気味にいただくことで、烏賊の刺身のような味わいがありました。

白海老
次も定番。ねっとりと舌にまとわりつく食感がたまりません。
富山湾の宝石と言われるだけのことはあります。

細魚
「石川さよりと吉永さよりの2種類あります。」と笑顔でボケる大将(笑)。
若い人には通用しないボケになりつつあります・・・昔は鉄板だったはずw
大葉と混ざって、濃厚路線からあっさり路線に引き戻されました。

車海老
かなり大きなタネでした。
形よし、甘みよし。

大トロ
さっぱりめの大トロ。
脂が口腔温でとろけて、小生爆死。

蒸し鮑
やわらかく蒸された鮑、苦味とコクのある肝とあわせて。
美味い以外の要素なし。

喉黒の酒蒸寿司
太平寿しを代表する逸品。
これを目当てに来店する人もいるくらいの名品でした。
喉黒といえば、生か炙りで出されることがほとんどだと思います。太平寿しでは酒蒸にして出されるため、身はやわらかく、脂は適度に落とされ、さわやかな表情の喉黒に変身していました。
寿司でありながら、スプーンでいただくのもまた乙。


ここで、つまみから握りにシフト。
甘海老 甘海老の身・卵・味噌が一体に!身の甘みだけでは出せないまろやかさと食感。
平貝 平貝も美味しいですが、海苔旨すぎ!
穴胡 胡瓜臭さがまったくない穴胡でした。

蛸 山椒の葉とあわせて、また一つまみ。

馬糞海栗の昆布蒸 昆布〆ではなく昆布蒸。いっしょに蒸された雲丹は、自身の甘みと昆布の旨味を均等に備えていました。
穴子 2匹目の穴子。宴の終焉を予感させるやさしいやさしい味。焦げた部分の苦味も良い。
玉 出汁巻きの握り。お決まりの〆にしました。

蛤の味噌汁 胃をいたわる蛤エキス。翌日も続く寿司に備えられそう(笑)。


2時間30分ほど食べ続けて2万円前後。お得ですね〜。
料理も然ることながら、太平寿しの人気はその雰囲気にあるでしょう。
大将の人柄が素晴らしく、お弟子さんたちも終始笑顔で接客されていました。高級店にあるような凛とした空気感はなく、リラックスできるお店でした。再訪したくなるのも当然と思えました。

また1つ通いたいお店が増えてしまいました!
次の金沢旅行でも伺うことでしょう。

  • つきだし(黒もずく、バイ貝)

  • 平目のエンガワ、赤西貝、ナメラ、他1種

  • 氷見の燻製鮪(メジマグロ)

  • 春鯖

  • 能登の鮟肝

  • 真河豚の白子の蒸し寿司

  • 真河豚の白子の蒸し寿司

  • 蛍烏賊 ミディアムレアで

  • 白海老

  • 細魚

  • 車海老

  • 大トロ

  • 蒸し鮑

  • 喉黒の酒蒸寿司

  • 喉黒の酒蒸寿司

  • 甘海老

  • 平貝

  • 穴胡

  • 馬糞海栗の昆布蒸

  • 穴子

  • 穴子

  • 蛤の味噌汁

  • 天狗舞 大吟醸

  • 看板

2017/09/15 更新

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