tuppinさんのマイ★ベストレストラン 2012

何処の何の写真で見たのか？幻の写真でした。
イケ麺蕎麦に合いたくて随分捜したお店。
ついに出会える事が出来ました。

国道158号は乗鞍・上高地に向かう車で今日もノロノロ行列。
相変わらず大型車とのすれ違いは怖い〜！
紅葉も終りはじめていますが、快晴が迎えてくれています。

もう何度お店の前を通った事でしょうか。
営業を確認出来るのは、入口の看板だけです。
いつもお店の前の駐車場には2〜3台が停まっています。
何のお店かも不明なままお邪魔しました。

店内に入ると、外観とは違い手入れの行き届いたJAZZの流れる落ち着いた空間。
奥に進むと、「禁煙席ですが良いですか？」と案内され、喫煙の出来る入口付近のテーブル席にします。
メニューを頂き眺めると、「粗挽きざる蕎麦」がトップメニュー！
別のメニュー表にはステーキやカレー等が...

お蕎麦のメニューから「お蕎麦と甘味のコース」タルトタタンを注文しました。
上高地に向かう車の流れを眺めながら待つ事10分程。
お蕎麦が運ばれて来ます。
一瞬目を見張りました。
あの写真と同じ透明感のあるつぶつぶお蕎麦。
4〜5本をつまんで頂きます。
標高1,200〜1,300mで栽培される奈川小粒の在来種の石臼手挽き。
風味、甘味、コシ良いですね〜！
盛り汁は、溜まりを思わせる様なトロ〜っとした辛口。
チョン付けで頂くと蕎麦と絶妙です。
しかし量が少ない！あっと言う間に完食。

そして、タルトタタンが運ばれて来ました。
ゼリー状の生地の中に紅玉。
酸味と甘味のバランスが絶妙！

近日中の再訪ありですね。

「お蕎麦と甘味のコース」　1,500円
ごちそうさまでした。

「山の実」さんにお邪魔しました。
山ノ内町竜王スキー場のゲレンデ内にあります。
お店の入口の「手打そば」の看板がなければ、お洒落なゲレンデ食堂ですね。

入店したのは、14時少し過ぎ。
店内に入ると、ピッツァ用の石窯が目に飛び込んで来ます。
お昼の時間を過ぎていたせいか、店内は空いています。

一番奥の窓際のテーブル席に案内され、手挽きそばがき・生粉打蕎麦・そばピッツァがセットになった「山の実」を注文。
直にお通しが出されます。
浸し豆、こごみ、カタクリのおひたしの季節を感じるお通しです。

浸し豆は、程好い味付け。
旬のこごみは茹で過ぎずシャキシャキ。
カタクリのおひたしは珍しいですね。細い茎や葉、花まで美味しく頂けます。

さて、手挽きそばがきが運ばれて来ました。
丸抜きのブツブツがそのまま入ったような粗挽きのそばがきです。
添えられているのは、ほんの少しの塩と山葵だけ。
早速頂いてみます。
ツルツルの食感にツブツブのお蕎麦。
風味と甘さがふぁ〜と広がり美味しい！

生粉打のお蕎麦が運ばれて来ました。
薬味は山葵だけ、塩も添えられています。
細いお蕎麦は、まるで新そばの様に緑がかっていますよ。
風味・甘味・腰のある美味しいお蕎麦です。

最後に須賀川そばピッツァが来ました。
一人用は１/４サイズ　可愛らしいですね。
丸抜きの蕎麦ものっています。
優しい味噌味のピッツァは、ネギとチーズも美味しく〆には丁度良いです。

落ち着いた店内でゆっくりと頂けました。

山の実　2,000円
ごちそうさまでした。

上越市の「あごすけ」さんにお邪魔しました。
久しぶりに早く帰る事が出来たので、そのまま「あごすけ」さんに直行。
20時頃に到着し、駐車場に車を停めてお邪魔しましたが、20人程の待ち客が有りました。
行列に折れそうな気持ちを抑えつつ、最後尾に列び待つ事30分程。
カウンター席にご案内されました。

待っている間にトップメニューの「塩らーめん」＋「餃子」の注文を済ませています。
10分程して先に「餃子」が出て来ました。
餃子を戴いていると、直に「塩ラーメン」の登場。
焦しネギの浮いたスープに白髪ネギ、炙り鶏肉叉焼としめじのシンプルなトッピング。

スープを一口啜ります。
アゴ節の香りとサッパリとしていながら奥行きのある美味しいスープです。
縮れ中太麺は、塩らーめん専用でしょうか、モッチリとしていて、スープの絡みも良く塩スープとベストマッチ。
（他のメニューの麺はストレート麺でした。）
炙り鶏肉叉焼は柔らかさと弾力も程好く、芳ばしくてこれまた美味しい。

餃子は、タップリと肉が詰められ控えめのニンニクが味を引き締め美味しいです。
特製の餃子のタレが更に旨さを引き出します。

スープまで飲み干し完食。

「塩らーめん」　780円
「餃子」　250円
ごちそうさまでした。

郡山「あなざわ」さんにお邪魔しました。
福島県で気になっていたお店です。

静御前堂の祠の隣。
お店の前には、プランターに植えられた蕎麦が花を咲かせていました。

暖簾を潜り店内に入ると、女将さんが２人掛けのテーブルに案内してくれました。
大きくとられた窓、明るい店内は気持ちが良いです。
また、玄関を望むカウンターやテーブルの配置も良い感じです。

トップメニューは、「極上蕎麦切り」。
数量限定ですが、まだ有るとの事でしたのでこちらを注文。
お通しのきゅうりの浅漬け、そば茶を頂きながら待ちます。
きゅうりの浅漬けは醤油がピッタリ合います。

７分程して運ばれて来ました。
大きなざるに、細く白い蕎麦が綺麗に盛られています。
３〜４本を手繰ってみます。
この時期ですが、上品な甘味があり程好い腰、水切りも良いです。

盛り汁は、出汁の香りの良いスッキリした盛り汁。
繊細な極上蕎麦を引き立てます。

丁寧な仕事をされていますね。
美味しかったです。

「極上蕎麦切り」　1,260円
ごちそうさまでした。

大型連休後半。
長岡市の「いち井」さんにお邪魔しました。

到着したのは、午後1時20分。
人気のお店なので、時間をずらしたつもりが大行列！
お店の裏にもズラリ。並びましょ...

小雨の降る中、１時間程待ちようやく順番です。
入口の券売機で、塩＋味玉を買い店員さんに渡し、カウンター席に案内されました。
カウンター席と2〜4人掛けのテーブル席の店内は、広く落ち着きのある空間です。

カウンター席も隣との間隔もあるので、隣を意識する必要も有りませんし、ホールの方もテキパキと動き、気持ちいいです。

５分程して、塩＋味玉が運ばれて来ました。
小さめの丼に、チャーシュー、木耳、メンマや白髪ネギなどが綺麗にトッピングされています。
味玉は、食べ易い様に半分にカットされています。

スープは、動物系出汁と焼きアゴ出汁は臭みもなくバランスも良いですね。
塩は角がなくまろやかで美味しい。

中太のストレート麺は腰が有り、ツルツルの喉越し。
スープの絡みもよく、スルスルッと食べれます。

途中で太めのメンマ、柔らかいチャーシューをいただきながら完食。

行列にめげず並んで良かった！

塩　800円
味玉　100円
ごちそうさまでした。

バードラインを戸隠に向かう度に気になっていたお店。
長野県自治研修センターの右カーブを過ぎ、看板が目に飛び込んで来た時にはいつも通り過ぎてしまうんです。

バードラインに面した駐車場に車を停め、階段を上ります。
店内は天井も高く、大きく採られた窓から柔らかな光が差し込む落ち着いた空間です。
床の板張りも気持ちが良いですね。

左手の窓際のテーブルに着き、看板にあった手作りケーキの中から「洋梨のチーズケーキとコーヒーセット」を注文。
BOSEのスピーカーからはクラシックが流れ、窓の外の緑を眺めていると時間が気になりません。
５分程して「洋梨のチーズケーキとコーヒーセット」が運ばれて来ました。

「洋梨のチーズケーキ」は洋梨の香りを大切にした濃過ぎないチーズの絶妙なバランス。
コーヒーを戴きながら、癒し空間を満喫出来ます。

「洋梨のチーズケーキとコーヒーセット」　800円
ごちそうさまでした。

信濃町にある小さなお蕎麦屋さん「若月」にお邪魔しました。
信濃町は、黒い火山灰土の土地で栽培される、霧下蕎麦の玄蕎麦の産地として有名。
でも、何故か蕎麦屋さんは少ないんですね。
そんな信濃町で、自宅の隣でお店を営む「若月」さん。
旧柏原小学校の西隣の住宅街に有ります。

住宅の前の駐車場に車を停め、暖簾を潜ります。
テーブル席と小上りの店内は、街の食堂のようです。

テーブル席に着き、「大ざるそば」をお願いしました。
お通しの「きゅうりの漬物」、「昆布と桜えびの煮物」とテーブルに置かれた延命茶をいただきながら待ちます。
窓の外には、トウモロコシの畑が見えます。

10分程して、蕎麦が運ばれて来ます。
先ずはお蕎麦を2〜3本手繰ります。
甘味が強く、つるつるのお蕎麦です。
盛り汁は甘めですが、出汁の効いた実にスッキリとした盛り汁で、甘みや風味を引き立てます。
大盛りのお蕎麦は、普通盛りの倍位の量でしょうか結構な量が有ります。
お通しの「昆布の煮物」、「きゅうりの漬物」も美味しくいただき完食。

女将の一子さんが打つ蕎麦は、熱湯捏ねの独特のお蕎麦。
その日の朝挽いた蕎麦粉を打って提供しています。
「この時期が一番打ち難いんだよね、でも美味しいお蕎麦を食べてもらいたいから」と和やかに話します。
基本は十割そばですが、この時期だけは2キロ玉で150g程の繫を使うとの事です。

「大ざるそば」　1,300円
ごちそうさまでした。

長野から山形は遠いです。
高速道路をフルに使っても片道4時間の弾丸ツアー。
そろそろ帰路に着かないと...

と、その前に奥羽本線鶴岡駅前の「青森屋」さんにお邪魔しました。
１階は普通〜に果物屋さん。
中二階のドアを開け店内に。
左手のケースに並ぶタルトの中から、「黄金桃」をチョイス。コロンビアのホットとのセットを注文しました。

アンティーク調にデザインされた店内には、グリーンカーテン通して溺れる優しい光が何とも気持ちが良いですね。
５分程して、「黄金桃のタルト」＋「コロンビア」が運ばれて来ました。
サクサクのタルト生地に甘さを押さえたクリーム、僅かに酸味のある黄金桃とのコラボ。サッパリと頂けます。
マイルドなコロンビアコーヒーも良いですね。

美味しく頂いた後は,カップルために早く席を空けましょ！

「タルト」＋「コーヒー」セット　780円
ごちそうさまでした。

冬が来る前に...
もう一度チャレンジ！
山形ラーメン弾丸ツアーです。
長野〜鶴岡は高速道路を使っても５時間前後。

目指すは、一度は訪れてみたい「琴平荘」さん。
前回は閉店期間中でした（涙）
お店到着は、開店時間30分前の10時30分。
お店の前の駐車場は既に満車。
裏の入江脇の駐車場に車を停め、行列の最後尾に列びます。
暫くすると、番号札を配って来ました。
「12番」ゲット！これで開店と同時の入店決定！
次の予定もあるので、これは嬉しい。

開店時間を早めて頂いたのでしょうか。
10時45分に入店出来ました。
お店の中を奥に進み、通されたのは４人掛けの座卓が列ぶ大広間。
民宿の朝食の風景そのままですね。

注文は最もシンプルにしたい。
そこで「中華そば（あっさり）」を注文。
注文順に提供されるのを眺めながら待つ事10分程。
「中華そば（あっさり）」が運ばれて来ました。
香りは、鶏、豚に加えてアゴの香りがほのかに香ってきます。
まずはスープを一口頂きます。
奥行きのある濃いめのスープはアッサリですが美味しい。

自家製の中太縮れ麺は、モチモチで濃いめのスープとの相性のいい太さ。
喉越しも良くスープを絡めてこれまた美味しい。
期待を裏切らない美味しい「中華そば」でした。

民宿が有るので通年営業でないのは残念ですね。

「中華そば（あっさり）」　680円
ごちそうさまでした。

国道158号を上高地に向かいます。
細い道路、大型バスがフロントを突き出してカーブを曲がって来ます。怖い〜（汗）

奈川渡ダムを過ぎ、「前川渡」の信号機を左折。
乗鞍高原に向かいます。

「そば処いがや」さんにお邪魔しました。
お店の横には水車小屋。その奥には乗鞍の山。
長閑な山村の原風景が広がります。

お店の前の駐車に車を停め暖簾を潜ります。
テーブル席と小上りの明るい店内。
テーブル席に着座して、「ざるそば」を注文。
お店の真ん中に置かれたセルフのお茶を戴きながら待ちます。

10分程して運ばれて来ました。
色白の新蕎麦です。
先ずは、4〜5本を戴いてみます。
新蕎麦ですね〜、ふぁ〜っと香りが立ちます。
新そばらしい柔らかめの繋がり感で美味しい。
返しが強目の盛り汁は、出汁の香りも良くそばと合います。
野沢菜漬けも頂き完食。
乗鞍のお母さんの優しさが伝わる美味しいお蕎麦。

「ざるそば」　800円
ごちそうさまでした。