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地鶏胸肉となすの御椀
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ねぎま
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せせりに粒マスタード
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地鶏のたたき
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ズッキーニにパルミジャーノ・レッジャーノ
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舞茸の茶碗蒸し
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砂肝
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鬼ころし（箸休めのいぶりがっこと大根）
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しいたけ
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うずら
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手羽先にカンボジアの胡椒
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ハツ
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つくね
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ブリオッシュにレバーパテ
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追加のソリレス
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キーマカレー
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味噌汁
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新政アース
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鳳凰美田
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田酒
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神蔵
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都内で3店舗しか取り扱っていない鳥取県のブランド鶏の鹿野地鶏を取り扱っているということで伺いました。
場所は、東京メトロ千代田線湯島駅A４出口から徒歩1分という立地の良さ。
7,700円のコース1本のようなので、こちらを予約して19時に訪問。予約時間は18時と19時だけのようです。スタートの時間はこの2つのみの選択になりますが、2回転ということではなさそう。
店に入り、取り合えずの赤星の中瓶(880円)があったのでこちらを注文。
そしてコースは以下のとおり。
【お椀】
地鶏胸肉となす、ピーマン、おくらになります。
出汁が効いていて美味しいのはもちろんですが、地鶏を焼いてからお椀に入れているので、その地鶏の出汁もしっかり出ていて美味しい。
【ねぎま】
皮がパリッとしていて、適度な噛み応えとジューシーさで美味しい。
名古屋コーチンや軍鶏と違い、弾力はありますが、適度な弾力でそして脂が上品で全く重くないのでいくらでもいけそう。
これだけで鹿野地鶏のクオリティの高さを感じます。
【せせり】
適度な脂に程よい弾力。噛めば噛むほど美味しい。そして、この粒マスタードが良い仕事をしています。
【地鶏のたたき】
胸肉ともも肉のたたきです。
皮がパリッとしているのはもちろんですが、胸肉はしっとりしていて旨味を凝縮しています。また、もも肉はジューシーで美味しい。自家製の山椒が良いアクセントです。
【ズッキーニ】
ズッキーニに十八カ月熟成のパルミジャーノレッジャーノを振りかけています。チーズだけでも美味しいのですが、火入れしているズッキーニとの相性抜群です。
【茶碗蒸し】
網で舞茸を炙ってそれを茶碗蒸しの上に乗せての提供ですが、舞茸を炙っているので、香ばしくて美味しいのはもちろんですが、スープは白湯系で濃厚で深みを感じる。底には少量のご飯が入っています。この茶碗蒸しは美味しい。
【砂肝】
プリプリで噛むとシャキシャキという感じで噛むほど美味しい・
そして、ブラックペッパーが効いていてこれも合いますね。
【鬼ころし】
荒めの大根おろしにいぶりがっこが乗っているのが嬉しい。
【しいたけ】
東京の東久留米市のしいたけで、肉厚でプリプリですが、噛むとジューシーで旨味たっぷりで、しいたけ美味しいなと改めて感じられます。
【うずら】
うすらは想像通りの味ですが、半熟な感じで火入れが抜群でした。
【フライドチキン（手羽先）】
手羽先を素揚げしているものになりますが、皮がパリッパリで、そして身の歯ごたえもちょうどよく美味しい。
カンボジアの黒コショウもまた良きです。
【ハツ】
管がついている大ぶりのハツです。
黒コショウが結構聞いていますが、プリっプリで美味しい。ハツ食べてるっていう満足感を感じます。
薫香も良いです。
【つくね】
もも肉をじっくり焼いていて、軟骨が入っていないタイプになります。
まずは、そのまま食べますが、旨味がかなりあって美味しい。
そして、黄身は口の中に入れて、そこにつくねを食べて、口の中でマリアージュを楽しんでくださいとのことで、その通り口の中でプチっと黄身を割ると、黄身の濃厚さはもちろんですが、それに負けないつくねでこれも美味しい。
【ブリオッシュ】
ブリオッシュにレバーパテと胡椒を練りこんだクリームチーズを乗せています。
突然赤ワインがほしくなる感じですが、レバーの臭みなど皆無でブリオッシュもサクサクで美味しい。
【追加のソリレス】
追加でソリレスをお願いします。
皮がぱりぱりなのはもちろんですが、こちらも旨味と程よい弾力は申し分なしです。
【キーマカレー】
〆は、そぼろご飯、キーマカレー、卵かけごはんから選べるのですが、私はキーマカレーをチョイス。
中央には黄身が鎮座しており、キーマカレーもピリッとしたスパイスで美味しい。レモン汁を掛けるとこれまた味が変わってサッパリと。
【赤だし】
〆は赤だしになります。
こちらも出汁がしっかり効いていて、〆にちょうど良かったです。
以上を堪能しながら、新政アース(値段不明)、鳳凰美田(1,200円)、田酒(1,300円)、神蔵(値段不明)を頂きました。
日本酒はグラスでの提供で、100mlぐらいでしょうか。
同店は、兄弟でやられているようで、店主が焼き場メインで、お姉さんが主にホール担当のようです。
店主はもともと日本料理出身ですが、焼鳥に魅せられ、神保町になる鳥アロマ等で修業をされて去年同店をオープンしたようです。
日本料理出身ということで、そりゃー出汁の取り方は素晴らしいなと納得です。
退店するのが最後になったので、店主と少しお話をさせて頂きましたが、鶏肉（もも肉、胸肉、手羽）の皮は、冷蔵庫で冷やしつつ、扇風機でじっくり脱水しているとのこと。その手間がパリッパリの食感を実現しているようです。特に手羽は3日間脱水させてるとのこと。やはり手間を掛けている分、この美味しさを実現しているのですね。
鹿野地鶏は初めて食べましたが、非常にクオリテの高い地鶏で大満足でした。
コース料金は7,700円とかなりコスパの良い値段設定ですが、ドリンクが高めなので、お酒を飲んでしまうとそれなりの金額になりますが、それでも通う価値ありですね。
いやー、美味しかった。