本文がいっぱいになったんで過去のれびゅ~を移動でやんす。
<26年2月 再訪 >
【あちき的オススメ】
・ホロホロ鶏の胸肉
【お会計】
・料理 ・・・ @4800円 (ランチコース ×2人)
・飲物 ・・・ @7800円 (5デギュスタシオン ×2人)
・合計 ・・・ 27720円 (2人分:サーヴィス料10%含む)
【内容】
<より道>
・ブラッドオレンジ、たらば蟹、雲丹、菜の花を2口で (共通)
・鱈の白子と子ジャガイモのフリット、燻製ブランダードのピュレとビマンデスブレット、唐墨と香りの葉
・丸ごと火入れした蕪とイタリアンパセリのエミュルション、バスク黒豚のジャンボンセック&ブリオッシュ (共通)
・アップルパイの様に#12~
帆立貝のムース&空豆、フロマージュ・ド・テット・ド・コション、手長海老、フォアグラ、山えのき、
金柑のブールブランソース、時季のサラダ
・ヘーゼルナッツショコラのムースと南瓜の寒天とクルスティアン、本味醂のアイスクリームとリンゴのコンフィ
・おしゃべりのひととき (共通)
・パン2種 小フランスパン、ライ麦パン (共通)
・カフェ (共通)
<山に>
・セップ茸とジャガイモの軽いスープ、鯖のグリエ、山岳チーズ”クワルク”、リ・ド・ヴォー、百合根、ネビテッラの葉
・石黒さんからいただいたホロホロ鶏胸肉を炭火で、そのジュと牛蒡のピュレ、法蓮草、ジロール茸、むかご、柚子の香り
・栗のブリュレのかけら、ラムレーズンアイスクリーム、山ぶどうのジュレ、オリーブオイルの蒸しパン
・CHAMPAGNE DRAPPIER BRUT NATURE ROSE PINOT NOIR ZERO DUSAGE (共通)
・Alsace Grand Cru Wineck Schlossberg 2009 (相方)
・SAVIGNY PREMIER CRU Aux Clous 2010 DOMAINE D'ARDHUY (あちき)
・VAL DE LOIRE CHINON Rochette Beatrice & Pascal Lambert シュナンブラン (共通)
・ALMA MATER ガメ、確り(相方)
・GEVREY-CHAMBERTIN 2010 (あちき)
・Montlouis Loire Safran 2009 (相方)
・TAYLOR'S 20YEAR OLD TAWNY PORT (あちき)
【詳細】
最初に訪れたのが23年11月。
思えばあれから2年以上が経過・・・
ステキなお友達と出逢った「思ひ出」のお店☆
今一度、原点に立ち返った気持ちで行ってみたいと思ってましたぁ~
そしたら昨年、相方が何とシェフの饗宴という素晴らしいイベントにお誘いを受け訪問・・・
素晴らしかったぁ!
だなんて言われちゃぁ~余計行きたくなりますよねぇ~~~
ってな訳で紆余曲折の末にとある休日のランチを予約☆
指折り数えたその日は・・・
何と・・・
お江戸が数十年振りの大雪に見舞われた翌日という日・・・
ありゃりゃぁ・・・
あちき達は大雪当日に予定があり、たまたま都内泊。
ホテルからなら何とか行けますが、お友達は大変!
お友達に何かあったら大変なんで、ここはあちきと相方で事前の訪問を決行でやんすよ~
と、前置きが長くなりましたが、雪解け道のぬかるみの中、何とかオープン時間前に到着(ホッ)
暫くウェイティングルームで気持ちを落ち着け、いざお席へ!
今回は半個室席でやんすよ。
ゆったりとした配置と中庭からの陽光が何とも落ち着きまする☆
あちき達がチョイスしたのは@4800円のランチコース「山に」、「より道」の2種。
色々喰いたいっすからねぇ~
そしてソムリエさんと検討の末、飲み物は皿に合わせたデギュスタシオンに☆
まずは「CHAMPAGNE DRAPPIER BRUT NATURE ROSE PINOT NOIR ZERO DUSAGE」で乾杯♪
最初の皿、「ブラッドオレンジ、たらば蟹、雲丹、菜の花を2口で」に合わせた綺麗なロゼ☆
スッキリと喉越しのいい辛口の泡は旨い!
料理は愛媛のブラッドオレンジの泡が何とも美しい一皿。
北海道産タラバ蟹に雲丹、菜の花とブラッドオレンジの果肉・酸味のバランスが素晴らしい。
黒ビールが隠し味になっているそう・・・
続いては別々の皿に合わせたワインと共に。
あちきの料理は「セップ茸とジャガイモの軽いスープ」。
この料理の為に作った「クワルク」という山岳チーズ、リ・ド・ヴォー、百合根に鯖のグリエが添えられる。
深みあるセップ茸のスープはまったりとした舌触りで美味。
チーズや鯖の塩っ気に百合根、リ・ド・ヴォーの食感がナイスバランス。
それに合せるワインは「SAVIGNY PREMIER CRU Aux Clous 2010 DOMAINE D'ARDHUY」、果実味のあるピノ。
セップ茸に合いますねぇ~
相方は「鱈の白子と子ジャガイモのフリット」。
北海道産の鱈、千葉産インカのめざめ、ハーブがたっぷりと添えられる。
鱈のソースにスペインの唐辛子だそう。
フワッと濃厚な白子と鱈のソースは当然のことながらピッタシ!
ワインは「Alsace Grand Cru Wineck Schlossberg 2009」、微発泡の白。
リースリングだそうだが、っぽくない味わいは微発泡ゆえですかねぇ~
さてお次はスペシャリテ「丸ごと火入れした蕪」の登場。
イタリアンパセリ、バスク黒豚が敷かれた上にドーンと・・・
すぅ~っとナイフが入る蕪は自然の甘みが口の中に広がりまする☆
これにはシェフが大好きなシュナンブラン「VAL DE LOIRE CHINON Rochette Beatrice & Pascal Lambert」。
まろやかな甘みが感じるワインは蕪との相性もバッチリっすね。
さてメインタイムの前にお好みのナイフをチョイス☆
これだけのラギオールの中から選ぶのはワクワクしますねぇ~
あちきは珍しいデザインのナイフ、相方は宝石のように輝くナイフを。
あちきのは建築デザイナーがデザインしたそうで、軽く持ちやすい。
で、あちきのメインは「ホロホロ鶏」!
牛蒡のピュレ、法蓮草、ジロール茸、むかごが添えられる。
備長炭で焼かれたホロホロ鶏が非常に柔らかくジューシーで滋味深い味わいなんですよぉ~~~
牛蒡独特の味を活かしたピュレがまたその旨味を引き立てまする☆
本日の逸品!
これにはタンニンと酸のバランスがいい「GEVREY-CHAMBERTIN 2010」が合わされる。
確りとしたピノがホロホロ鶏と良く合いまするよ~
ほのかな甘みある香りが心地いいっすね。
相方のメインは前回同様、「アップルパイの様に#12~」。
今回は「帆立貝のムース&空豆」に手長海老、フォアグラ、山えのきの一体感。
金柑のブールブランソースが爽やかなアクセントっすね。
そして何と50種類もの有機野菜が添えられるのも嬉しい☆
様々な食材の混然一体とした旨味と味が楽しいっすよ~
これにはガメの「ALMA MATER 2011」、確りとした味わいでやんすね。
デザートもそれぞれ、見た目が先鋭的で斬新!
あちきは「栗のブリュレのかけら、ラムレーズンアイスクリーム、山ぶどうのジュレ、オリーブオイルの蒸しパン」。
栗のペーストにカカオパウダーで黒い板状に。
デザートにもお酒を合わせて頂き、あちきには「TAYLOR'S 20YEAR OLD TAWNY PORT」を。
20年物のポートワインは深い甘みが旨い。
相方には「ヘーゼルナッツショコラのムースと南瓜の寒天とクルスティアン、本味醂のアイスクリームとリンゴのコンフィ」。
本味醂をフレンチに使うってのが面白いっすが、コクが出ますねぇ~
これには貴腐ワインの「Montlouis Loire Safran 2009」を。
上品な風味と甘みがいいっすね。
そしてもうひとつの定番は「おしゃべりのひととき」のチュッパチャプス(笑)
最初は特に感じませんでしたが、噛むほどに・・・おぉ!
他にも八つ橋風干し柿、黒糖バナナの入るマカロン、林檎、薔薇ゼリーなど趣向を凝らした品々。
カフェはあちきがエスプレッソダブル、相方はカプチーノで。
パンも小フランスパンとライ麦パンの美味しい2種類を泡の模様を描いたバターで。
大雪の影響もありキャンセルも出たようですが、この時とばかり予約も入ったそう。
その甲斐もあり店内はほぼ満席状態。
サーヴィスも行き届いており素晴らしいっすね☆
最後には生江シェフにもご挨拶頂きやしたぁ~
ワインの値付けは結構なもんですが、こうして皿に合わせてお任せする方が結果的に満足感は高い!
色々と呑めるし、料理に合わせて楽しめますからねぇ~
〆て2人で27720円也ぃ~
結局毎度のことながら酒代の方が高くなってしまいましたが(汗)
ワインで料理も一層引き立ちまするよ。
でも、ランチ自体は2種類からチョイス出来るんで、色々な味を愉しめますからお得ですよね!
改めて感じますが、レベル感の高い料理と素晴らしいサーヴィスはさすが。
シェフ、ソムリエ、スタッフと全ての人がいいっすねぇ!
大満足のひと時でやんしたぁ~~~
さて、そろそろ・・・
お店にタクシーをお願い。
昨晩の大雪時はスタッフ総出でタクシーを捕まえたそうで・・・(涙)
今回もスタッフさんが表通り迄呼びに行ってくれたようで感謝・感激☆
本来はここで終了・・・
でも今回はここからが(笑)
原宿迄お願いしたタクシーの運転手さんが最高に面白い!!!
終始笑顔であちき達との掛け合い話しで楽しいドライブに!
昨日からの美味しい料理と旨い酒の記憶を一瞬で消し去る程☆
とっても幸せな気分になりんしたぁ~
改めて人との出逢いに感謝☆
思ひ出のレフェルはまたの機会にね♪