車大好きさんのマイ★ベストレストラン 2014

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車が大好きな町奉行の飲兵衛放浪記

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マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

マイ★ベストレストラン

1位

青華こばやし (六本木、乃木坂、六本木一丁目 / 日本料理)

1回

  • 夜の点数: 4.9

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 4.9
    • | 雰囲気 4.9
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク 4.9 ]
  • 昼の点数: 4.9

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 4.9
    • | 雰囲気 4.9
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク 4.9 ]
  • 使った金額(1人)
    - -

2016/01訪問 2016/01/01

最高の 素材を活かす 腕・器

<27年12月 再訪 & 28年お正月の御節 > (写真はいっぱいなんで日記にアップしやした)

【内容】
・御節 三段重

・前菜3種 牡蠣時雨煮、セイコ蟹、イクラ
・穴子椀 茗荷
・鯛刺身
・氷見寒鰤 辛味大根
・鰆塩焼き
・白子ポン酢
・牛肉と玉子 すき焼き風
・御飯
・ルレクチェ

・プレミアムモルツ
・東洋美人
・船中八策

【詳細】
27年12月の訪問と28年お正月の御節をアップ☆

12月は初訪問の若き同僚をお誘いし3人で。
まずはプレモルで乾杯しスタート☆

前菜3種は「牡蠣時雨煮、セイコ蟹、イクラ」。
濃厚な味わいの牡蠣、繊細は風味のセイコ蟹、食感が絶妙なイクラ。

お酒は「東洋美人」。

素敵な塗椀で供される御椀は「穴子椀」、茗荷と柚子がトッピング。
まずは汁をひと口・・・
ん~~~~~こばちゃんの出汁は最高に美味い!
そして絶品だったのが穴子でやんす☆
ふわっふわな食感の穴子は口の中で蕩けまする。
香ばしさが口に広がりまするね。

そして大将の真骨頂、分厚い「鯛刺身」。
もう何も言えませぬわいなぁ~

続いては「氷見寒鰤 辛味大根と山葵」。
脂ののった寒鰤はたっぷりな辛味大根で中和されてさっぱりと頂けまする。
美味い・・・

お酒は「船中八策」に。

今日の焼き肴は「鰆塩焼き」。
身は締まらずにふわっとした食感に焼き上げられる・・・
適度な脂が上品な味わいでやんす☆
流石の仕上がりでやんすねぇ~

今回の中で最高だったのが鱈の「白子ポン酢」。
舌の上で蕩けまする☆
もう言葉になりませぬわいなぁ~

珍しく御飯のお供に出されたのが「牛肉」でやんす!
玉子と共にすき焼き風に・・・
これがまた上品な味付で御飯が進む君でやんすよぉ~~~
「御飯」は勿論大将のご実家、北条米。
今回の鬼怒川決壊で影響を受けたそうで・・・
危機を免れた貴重な白米は美味しいっす☆

デザートは希少な洋梨「ルレクチェ」。
濃密な味は素晴らしいっすね。

そして大将から衝撃のコメントが!!!
何と1月後半で今のお店を閉めて、移転するそう!!!
移転先は???
何と!
荒木町☆☆☆
2月後半に新装オープン予定だそうっすよ!
今よりお店は広くなるようですが、客数はそう増やさないみたい。
こりゃ愉しみでやんすねぇ~~~

移転もあって大将も少々お疲れ気味・・・
御節の準備もあるしね。

そしてそのお節☆
もう素晴らしい内容でやんしたぁ~~~
自宅でこばちゃん渾身の料理が味わえる幸せ☆
どれを喰ってもイチイチ美味い・・・
いい正月でやんすよ!!!
こばちゃん有難う☆

さて新しいお店がどんなんだか、めっちゃ気になりんすぇ~
今年もヨロピクでやんすよ!

・・・

<27年10月 再訪 >

【内容】
・前菜3種 牡蠣時雨煮、筋子、塩辛
・焼き穴子椀
・真鯛造り
・鰹タタキ
・カマス塩焼き
・鱈白子 ポン酢
・山形親芋 餡かけ
・真鯛酒蒸し
・北条米御飯
・釜揚シラス
・葡萄、無花果

【詳細】
この日は初めて訪問とお友達と一緒。
その緊張感を察したのか、いつも以上に大将は饒舌に盛り上げてくれましたぁ~

「前菜3種」は牡蠣時雨煮、筋子、塩辛。
中でも塩辛は初めてっす。
こりゃ酒が進みますよねぇ~~~
・・・ってこの日は残念ながらあちきは禁酒中(涙)
相方とお友達がお酒を呑む中、あちきは隣で涙を飲む・・・

「焼き穴子椀」、大将の出汁は素晴らしい☆
フワッとした食感の大振りな穴子は口の中で蕩ける程・・・

「真鯛造り」、何も言う事はありませぬわいなぁ~

「鰹タタキ」、いつもながらたっぷりの茗荷と葱がたっぷりと。
適度な脂が薬味と醤油でまろやかに。

「カマス塩焼き」、築地でい~いカマスが手に入ったと喜んでる大将。
絶妙な焼き加減で皮目はパリッと、身厚の白身はふっくらと☆
カマスって干物でしか喰った事が無い位でやんす・・・
でもこうして塩焼きで喰うとその旨味がストレートに伝わりまするね!

「鱈白子 ポン酢」、ん~~~このまったり感は最高っすよ。

「山形親芋煮」、京芋に似ているという山形の芋は親芋だそう。
上品な味わいの餡がかかる芋は歯の力が要らない程の柔らかさっす。
何だかホッコリしますねぇ~

「真鯛酒蒸し」、呑めないあちきには美味しい腹の部分をと大将の粋な計らい☆
いつものカマとは違う鯛の旨味が味わえましたぁ!
勿論出汁の昆布も全て頂きまする。
この汁がまた最高なんですよぉ~

そして御飯は大将の実家で収穫された「北条米」。
これに「釜揚シラス」が添えられる。
仄かな塩っ気が甘い白飯と相俟って、シンプルながら贅沢な一品に!

先日の鬼怒川氾濫で大将のご実家も被害もあったそう・・・(涙)
でも、米は奇跡的に無事でホッ。
そんな困難を乗り越えたお米の味はまた感慨深く格別っすよ。

デザートは「葡萄、無花果」。

お友達も大満足して頂いたようで何より☆
やっぱ大将の魚は素晴らしいっすね!
ではまた。

・・・

<27年2月 再訪 >

【内容】
・のれそれ
・白バイ貝
・鮟肝 生海苔
・天然白子椀 菜の花、柚子
・鯛 造り
・河豚ブツ
・マナガツオ塩焼き
・ズワイガニ黄味酢
・鯛アラ酒蒸し
・鯛雑炊
・バンペイユ生姜煮

・プレミアムモルツ
・大七
・水尾 辛口
・田酒

【概略】
1月分は内容のみ記載で・・・あしからず(汗)
2月はお友達ご夫婦と4人で訪問。
今回は前菜が一皿ずつ供される。
「のれそれ」、丁度いい塩梅の出汁酢にプリップリののれそれ。
ちゅるっと・・・

圧巻だったのが「白バイ貝」でやんす。
何と殻が綺麗に肝まで剥かれてまするよぉ~
肉厚の身は食べ応え十分で美味いっす!

そして「鮟肝」、これはもう最高っす☆
まったりとした鮟肝に生海苔の味が絶妙にマッチ。
あぁ酒が進みまするよぉ~

季節は「河豚」、続いて登場した焼いた白子椀が秀逸!
半分はそのまま喰って、残りは汁に溶いて・・・
あぁ、幸せ☆

大将の真骨頂「鯛」は厚切りのお造りで。
歯ごたえが素晴らしいっすね。

おぉ、「河豚ブツ」でやんすよぉ~~~
薄造りの河豚よりは断然美味い!
ガッツリと分厚いブツを沢山の浅葱と共に・・・
至福☆

「マナガツオ塩焼き」、フワッとした白身はほんのりとした甘みが素晴らしい☆
パリッとした皮目と共に・・・
あぁ超美味っす!

「ズワイガニ黄味酢」、何とも贅沢な一品。

「鯛カマ酒蒸し」、鯛本来の旨味がストレートに味わえまする。

「鯛雑炊」、鯛の旨味が御飯に染み込んで・・・

「バンペイユ生姜煮」、初めて喰いましたがさっぱりとしてまする。

小林さんの魚を喰ったらもう・・・
早くまた来たいっすよぉ~

・・・

<27年1月 再訪 >

【内容】
・セイコ蟹  外子土佐酢煮
・筋子
・前菜盛合せ
 穴子昆布巻き、子持ち昆布、白バイガイ、牛肉燻製、黒豆生姜煮
・唐墨餅の椀 菜花、寿の昆布 古い輪島塗椀で
・鯛の造り
・氷見寒鰤 辛味大根、山葵
・マナガツオ塩焼き
・鯛酒蒸し
・鯛雑炊
・苺、せとか

・プレミアムムルツ
・開運
・磯自慢
・田酒

・・・

<26年11月 再訪 & 27年1月 お節 >

【お節】
・3段重 (お赤飯、日本酒開運付き)

【内容】(26年11月)
・蒸し鮑
・前菜3種 蟹黄味酢、牡蠣、筋子
・白子みぞれ椀
・鯛造り
・メジマグロタタキ
・鰆塩焼き
・鯛酒蒸し
・メジマグロ丼
・ラフランス

・宗玄
・磯自慢
・出羽櫻

【概略】
26年11月、この日はお友達と3人で昼に訪問。
絶品の柔らかな「蒸し鮑」からスタート!

そして前菜3種は「蟹・牡蠣・筋子」、どれも美味く酒が進みまする。

椀は「白子みぞれ」、とろみある汁が濃厚な白子に絡んで・・・
至福の喜びでやんす☆

造りは身厚の「鯛」、堪りませぬ・・・

「メジマのたたき」、惜しげも無い程の浅葱と茗荷は大将の真骨頂!
上品な脂がのったメジマに浅葱・茗荷をたっぷり絡めて・・・

焼き魚は「鰆」、酢橘を搾って。
これまた身厚の鰆はふっくらと焼き上げられる。
ストレートな塩焼きは一番魚の美味さを惹き立てますねぇ~

「鯛のカマ酒蒸し」、刺身とは違う鯛の醍醐味でやんす。
確りとした身は口の中でふわぁっと旨味が広がりまする・・・
昆布の出汁だけでも最高の汁でやんすねぇ~

御飯は「メジマグロ丼」、さっとヅケにされたメジマの赤身と白飯!
もう何も言えませぬわいなぁ~

水菓子は「ラフランス」、しっとり・・・
今回も素晴らしい料理にステキな器を堪能☆

☆☆☆【お節】☆☆☆

そして平成27年、新年に頂くお節はこちらにお願いしやしたぁ~
昨年末にお店へ取に伺うと・・・
戦場の後のような店内にお節バッグが並ぶ・・・
忙しい中、大将ひとりで仕上げる姿が目に浮かびまする・・・
思わず感謝の気持ちが湧きあがりまするよぉ~
大将曰く「自分が好きなものしか入れません!」。
普段お店で頂く美味しい料理の他、味わった事の無い煮物も!
内容の詳細は割愛させて頂きまする。
ただ一言、どれもこれもイチイチ美味い☆
今年もヨロシクでやんすよぉ~

・・・

<26年9月 再訪 >

【内容】
・前菜3種 松茸と法蓮草のお浸し、筋子、沖縄もずく
・椀 イチゴ煮
・マコガレイ 肝醤油掛け
・石垣貝
・天然鰻白焼き
・鯛酒蒸し
・半生ジャコ御飯
・ピオーネ

・プレミアムモルツ 
・黒牛 純米酒
・出羽桜 純米酒
・日高見 超辛口純米酒

【詳細】
3か月振りの再訪でやんす☆
諸事情があり、前回6月のレビュ~はアップせずに写真のみで・・・

今回もお友達と3人で訪問。
まずはプレモルで乾杯!

前菜3種は「松茸と法蓮草のお浸し、筋子、沖縄もずく」。
どれも各々味わいの違う素晴らしい出汁でやんす。

酒はあちきの大好きな「黒牛 純米酒」。
今回は銅製の徳利2本ずつで・・・
旨い☆

本日の椀は「イチゴ煮」でやんすよぉ~
昨年のこの時期にも頂いたイチゴ煮でやんすが、今回のはまた凄い!
大きな鮑はすぅ~っと歯で噛み切れる程の柔らかさ。
そして海水雲丹の甘みが際立ちまするよぉ☆
ほんのりとろみある汁がまた上品な味わいでやんす・・・
塗椀もまた素晴らしい。

お造りは「マコガレイ 肝醤油掛け」。
何と言う分厚いマコガレイでやんしょ!!!
それが何と4切れも。
スッゴイ歯ごたえは満足度120%でやんすよぉ~~~
そして肝醤油がまた超美味!
舐めたい程・・・
鯰のお皿がまたいいっすねぇ~

お酒は「出羽桜 純米酒」に。

大将がひとつずつ丁寧に捌くのは貝・・・
いったいいくつ捌くんでやんしょ???
そして目の前に登場したのが「石垣貝」、しかもまだピクピクと動いてまするよぉ~~~
山葵をのっけて醤油をちょいとつけてひと口で・・・
おぉぉぉぉぉぉ、何とも言えない甘みと磯の香りが口中に広がりまするよぉ~~~~~~
牡蠣のような風味で適度な歯ごたえが心地よい。
あぁ幸せでやんすぅ~
これまたステキな扇子を模した皿でやんすよ。

炭火で丁寧に焼いているのは「鰻」!
「天然鰻白焼き」、これは相方が大将にリクエストしたひと品でやんす。
やっぱこばやしの鰻が喰いたいからねぇ~
カリッと焼かれた香ばしい鰻は適度な脂の旨味が十分に感じられまする☆
ちょいと山葵だけをのっけて・・・
ん~~~んまい。

酒は「日高見 超辛口純米酒」、今回は徳利1本。

次なる料理は昆布が敷かれた「鯛酒蒸し」。
おぉ、随分と身厚な鯛でやんすねぇ~
ではひと口・・・
皮目はカリッと、白身はフワッと、そしてジューシー。
酒蒸しというよりは焼いた鯛に旨い出し汁が掛かっている感じっすよぉ~
鯛の甘みが際立ちまする。
そして昆布がまた美味。
それらの旨味が滲み出た汁がホントにい~い味わいっす。

御飯は土鍋で炊いた白米に自家製半生ジャコをたっぷりのせて登場。
白米の風味と上品な甘みにジャコの柔らかい味わいが絶妙にマッチ!
舌に感じる山椒の刺激がまたいいっすねぇ~
幸せを感じまする☆

デザートは種無しの「ピオーネ」、いつもながらストレート。

もうここで魚を喰ったら他では喰えないと思う程でやんすよぉ~
満足感は半端じゃないっすね。
顔に似合わず(あ、失礼)、上品で繊細な出汁の数々。
食材の良さをフルに活かした料理はホントに素晴らしい☆

今回訪問する数日前にとあるテレビの情報番組に一瞬登場した小林さん。
その時の話も聞かせて頂き、楽しく美味しい時を過ごさせて頂きやしたぁ☆
ではまた来ますね。

・・・

<26年3月 再訪 >

【内容】
・前菜3種 のれそれ、ズワイ蟹黄味酢、蒸し雲丹
・焼き河豚白子椀
・朝〆真鯛造り
・河豚ブツ 浅葱、ポン酢
・マナガツオ塩焼き
・河豚唐揚げ
・黒ムツ酒蒸し
・赤飯
・苺

・東洋美人 本生酒 槽垂れ25BY
・くどき上手 純米吟醸
・出羽桜 純米酒
・船中八策 純米超辛口

【詳細】
お友達と3人で3月に訪問。
この時期は河豚☆
河豚白子って大きいんですねぇ~
しかも断面がハート型♡
トロッとフワッとした焼き河豚白子を絶品の汁仕立てで・・・
もう最高☆

そして極め付けが河豚ブツ!!!!!!
通常は薄造りですよねぇ???
それをたまに大人喰いと称してガブッといきますが、今回のはブツですからそれ以上っすよ☆☆☆
たっぷりの浅葱にポン酢が嬉しい。
河豚のブツは歯ごたえが堪りませぬわいなぁ~
河豚の甘みと香りが口の中に広がりまするよぉ!
幸せ・・・

もう、この2品で今回伺った甲斐がありんしたぁ☆
勿論、その他の品々も相変わらず素晴らしい!

前菜の「のれそれ」、「ズワイ蟹黄味酢」、「蒸し雲丹」からして唸るのみ・・・

「朝〆真鯛お造り」、分厚く切られた真鯛が贅沢にドーンと!
一切れで普通のお店の造り以上のボリュームっすよね。
真鯛の食感の醍醐味が存分に味わえまする。

「マナガツオ塩焼き」、パリッとした皮目としっとりした上品な白身が絶妙な美味さ☆

「河豚唐揚げ」、もう何も言う事ないっすよねぇ~

「黒ムツ酒蒸し」、昆布の濃いエキスが全体に染みわたった黒ムツは程よい脂分が甘みを引き立てまする。
シンプル・イズ・ベスト・・・
昆布まで全て頂きやしたぁ!

御飯は大将の地元筑波のもち米とささげで作った「赤飯」。
これが超絶品!
こんなに美味い赤飯って初めて喰いましたよぉ~
思わずお代わり・・・

デザートはシンプルに「苺」、濃厚な甘みが何とも☆

いつもながら大満足の昼の宴になりんしたぁ☆
いつも以上に饒舌だった大将とのやり取りもまた楽しいっすね!
季節毎に旬の美味い魚を喰ひたひ・・・

・・・

<25年12月 再訪 >

【内容】
・前菜3種 蒸し雲丹(北海道蝦夷バフン雲丹)、いくら、鮟肝と海苔 織部の皿
・白子ポン酢
・焼き穴子椀
・氷見寒ブリ 辛味大根、山葵 古九谷の器
・香箱蟹 酢橘
・鰆塩焼き 酢橘
・海老芋
・唐墨御飯
・新潟洋梨 ルレクチェ

・瓶ビール
・くどき上手
・黒牛
・新政
・田酒
・船中八策

【詳細】
今回は3人でカウンター。
兎に角、この日の内容は最高に素晴らしい☆
唸ってばかりでやんしたぁ!

まずは瓶ビールで乾杯しスタート。
前菜からノックアウト・・・
「北海道蝦夷バフンの蒸し雲丹、塩をちょいと付けて頂くとまったりした濃厚な甘みが・・・
小粒な「いくら」は繊細な味わい・・・
そして絶品が「鮟肝」、蕩けるような舌触りの鮟肝はこれまで喰った中で一番の味わい☆
一味がちょいと乗った海苔とのコラボは初めてでやんしたが、これがまた丁度いい塩っ気となり最高の取合せっすよ!
極自然に織部の皿で供されるなんて。

すぐさま酒を日本酒へ。
最初は「くどき上手」、さっぱりとした後味がいい。

続いての料理は「白子ポン酢」、新鮮そのものの白子は超まったり☆
自家製ポン酢との相性もピッタシで豊富な葱が嬉しい。
この器がまた素晴らしい龍の図柄、あちきの干支だと言うと大将も!
ひと回り違いなんですねぇ~

酒は大好きな「黒牛」に・・・
これはお猪口一杯ずつ。

お椀は「焼き穴子」、ステキな輪島塗は目出度い松と鶴。
真薯???
と間違える程のふわっふわで柔らかな食感の焼き穴子は初めての味わいで感動!
焼いた香ばしさに柚子と茗荷が風味が相俟って絶妙な出汁でやんすよ☆

酒は「新政」、すっきりと呑み易い。

「氷見寒ブリ」にはたっぷりの辛味大根と山葵が盛られる。
そこにまたたっぷりの醤油を掛けて混ぜて喰う・・・
一見しょっぱそうなイメージでやんすが、これがまた驚きの美味さなんですよ~
鰤の脂っこさが大根と山葵の辛味と醤油によってさっぱりとしたまろやかな甘みに変化!
古九谷の器でさりげなく加賀尽くしに・・・

酒は「田酒」、香り豊か。

「香箱蟹」、酢橘を添えて。
内子に外子もたっぷりと!
綺麗に何も残らず喰えるってのは大将の丁寧な下拵えの賜物でやんすねぇ~

そして圧巻は「鰆塩焼き」、ボリューム感たっぷりの身厚で登場!
酢橘を搾ってひと口・・・
おぉぉぉぉぉぉ、何というホクホク加減でやんしょ!!!
皮目はパリッと食感ながら、身も締まっておらず柔らかで旨味と甘みが際立ちまするよ~~~
こんな鰆は初めてでやんす・・・
大きいにも係らずペロッと完食してしまいやしたぁ☆
大将に聞くと5キロ級の鰆しか使わないとのこと・・・

最後の酒は「船中八策」、キリッと辛口ながら後味に甘みも感じる・・・旨い。

料理は「海老芋」、素揚げされ熱っつあつで供される。
上品な味わいの出汁餡が掛けられ、柚子の香りが爽やか☆
抵抗感無くすぅ~っと口の中で蕩ける程の柔らかさで、海老芋の風味が口の中に広がりまする。
素直に美味しい・・・

御飯はシンプルに白米の上に自家製唐墨がトッピングされた「唐墨御飯」。
夜は大体白米でお出しするそう。
大将の故郷である北条米は香り良く甘みも申し分ない・・・
そこに適度な塩っ気の分厚い自家製唐墨がナイスバランスでやんすよ☆

デザートは「新潟洋梨 ルレクチェ」、きめ細かい舌触りで味が濃厚☆
調べると大変貴重な洋梨・・・どうりで美味い訳だ・・・

今回の小林さんは凄いの一言☆
これまでも感じましたが、それ以上に最高の「素材、器、腕そして技」の素晴らしさを痛感!
珍しく箸置きに遊び心が(笑)
何とサンタクロース!
素晴らしい器だけでなく、さりげないこうした小物や大将との掛け合いの楽しさも魅力っすね。

ここの良さはやはりカウンターで大将と向き合ってやり取りする醍醐味。
これからもカウンターでストレートな美味しさを愉しませてくださいねぇ~
感謝☆

・・・

<2013年9月 再訪 >

【内容】
・前菜3種
 甘海老、松茸お浸し、茶豆
・椀 イチゴ煮 赤雲丹、蒸し鮑 葛
・造り 淡路鯛 2日間熟成
・鮪タタキ 茗荷、葱
・島根天然鰻 白焼き
・鯛アラ酒蒸し
・鯛出汁雑炊
・葡萄

・瓶ビール
・南部美人 純米吟醸 ×2
・水尾 辛口 ×2
・天狗舞 山卸廃止酛仕込 純米酒
・舟中八策

【詳細】
今回はお友達5人での訪問。
カウンターでは無く掘り炬燵のテーブル席は初めてでやんすよ。
さて、全員揃ってこの日の宴がスタート!

まずは前菜3種、「甘海老、松茸お浸し、茶豆」ともう秋の食材でやんすねぇ~
甘海老はねっとりとした甘さ、茶豆は確りとした歯ごたえの旨味。
そしてはしりの松茸は優しくいい味のお浸しに。

「椀」はまたまた素晴らしい塗り椀でやんすねぇ~
蓋を開けると一面の雲丹☆
そう、今回はイチゴ煮でやんしたぁ!
赤雲丹の甘みと柔らかい蒸し鮑の食感がもう何とも言えない美味☆
汁は葛でとろみがかっており、その味わいは絶品。
ん~~~幸せ♡

「造り」は2日間熟成させた淡路鯛。
確りとした身厚の歯ごたえは食べ応え十分でやんすよ~
贅沢の極み☆

「鮪タタキ」にはいつもながら茗荷と葱がたっぷりと。

そして本日のメイン(?)は「島根天然鰻」でやんすよ☆
お店に到着した際に大将が捌いていた貴重な天然の鰻!
それをじっくりと焼き上げて白焼きで登場。
皮目はパリッと、身はふっくら、適度な脂が何とも言えない風味と味わいでやんすよ~~~
中々鰻が喰えなくなるんでせうかねぇ・・・
しかも天然なんてね・・・
ひと口ひと口そんな思いを噛み締めながら大事に、いやガブッと頂きやしたぁ☆

続いて「鯛のアラ」を酒蒸しで。
あちきは頭の部分、相方はエラの部分、どちらも旨味が凝縮している部分ですよねぇ~
あちきは目の周りのキトキトをじゅるっと吸うのが好きなんですよぉ~~~
昆布と酒と至ってシンプルな作りは魚の味を引き立てますよねぇ。
新鮮でいい素材だからこその料理。

御飯は鯛で出汁を取った「雑炊」。
ひと口喰うと思わず目を瞑ってしまう程、身体に染みていく味わいでありんす☆
あぁ、美味しい・・・

デザートは「葡萄」。

そんな美味しい料理に合わせた酒は勿論日本酒。
今回も呑兵衛揃いなもんで、果てさてどれだけ嗜むんでやんすかねぇ(笑)
あちき達4人は「瓶ビール」、お友達は最初っから日本酒で乾杯!

「南部美人 純米吟醸」はアッという間に・・・
続いての「水尾 辛口」は長野のお酒で初めてでしたが、旨いっすねぇ。
良く呑むんでか(?)次の「天狗舞 山卸廃止酛仕込 純米酒」は四合瓶ごと(笑)
蓋は既に開いてましたが、かなり残ってましたよ~
これが一番自分好みで旨かったぁ☆
そして止めに「舟中八策」、さすがに2本では無く1本だけでしたが・・・
やはり日本酒は和食にピッタシでやんすよねぇ!

あぁ、美味しかったぁ~
直球勝負、素材重視の料理を活かす大将の腕と素晴らしい器。
いつもながら感服でやんすよ☆
何故か料金も直球(?)
ではまた!

・・・

<2013年7月 再訪 >

【内容】
・淡路の鮑煮
・前菜3種
 もずく、鱧の卵 塩煮、温泉卵ととんぶり
・椀 天草鱧 おくらすり流し
・マコガレイ 肝醤油、醤油で
・京都メジ鮪のタタキ 茗荷、葱
・長良川天然鮎 塩焼き 酢橘
・沖縄冬瓜煮 
・メジ鮪タタキずけの山かけ
・山梨桃

・瓶ビール
・黒牛 純米酒 和歌山
・東洋美人 山口
・田酒 特別純米酒 秋田

【詳細】
大将の人柄と味が大好きになったお店。
7月にお友達と3人で昼に再訪しやしたぁ~
相変わらずの直球勝負は潔く、素直に美味い☆

カウンターに腰を落ち着けると相変わらずの熱っついおしぼりが供される・・・
そしてまずは瓶ビールで喉の渇きを癒し、昼の宴がスタートでやんすよ~

「淡路の鮑煮」、肝も入る身厚な鮑は何とも言えない味わいで煮られる。
しかも噛むとすぅ~っと歯が通る程の柔らかさ☆
しあわせ・・・

前菜3種は「もずく」、「鱧の卵 塩煮」、「温泉卵ととんぶり」
中でも鱧の卵は初めてでやんしたが、きめ細かい舌触りで美味しいんですねぇ☆
聞くと新鮮な鱧でなければ使わないとのこと!
感動・・・
温泉卵は出汁がい~い味、もずくも酢と出汁の塩梅がいい。

大好きな椀は「天草鱧 おくらすり流し」、素敵な塗椀で供される。
まずは汁をひと口・・・
ん~~~、奥深いいい味でやんすねぇ~~~
鱧の骨を焼いて出汁をしたそうで、香ばしさが残りますねぇ☆
至福・・・

「マコガレイ」、肝醤油、醤油で。
マコガレイのコリコリ感もさることながら、この肝醤油が絶品!
思わず全て舐め尽くしやしたぁ~

「京都メジ鮪」、皮目を炙ってタタキ仕立てにし茗荷、葱がタップリと。
おぉ、この脂身が適度にのったメジ鮪は美味い。

「長良川天然鮎」、塩焼きに酢橘を搾って。
頭からガブッと・・・丁度いい大きさで骨迄抵抗無く喰えますねぇ~

「沖縄冬瓜煮」、昆布出汁で煮られた冬瓜は綺麗な翡翠色。
箸がすぅ~っと通り、口の中で蕩けまする。
出汁と塩のみの優しい味わいに何だかホッとしますねぇ~

 そして御飯は先ほどの「メジ鮪タタキ」のずけが山かけで登場。
全てを混ぜてずずっと口の中へかっこむ・・・
山芋のねっとり感とズケにしたメジ鮪の味わいが相まってもう最高っすよ!

「山梨桃」、上品な甘さ。

これら美味しい料理に合わせる酒は最初のビールの次はやっぱ日本酒☆
初めに出して頂いたのは大好きな和歌山の「黒牛」
あちきが関西に転勤した際に良く行った和歌山で出逢ったスッキリと旨味のある酒。
続いて山口の「東洋美人」、香り豊かでやんすねぇ~
最後は「田酒」、深い味わい。
注しつ注されつ呑む冷酒は料理と良く合いまするよ☆

相変わらず楽しい大将との掛け合いで素晴らしいひと時でやんしたぁ~
魚の美味さを存分に、しかもシンプルに引き出す大将は凄いっすよ!
魚の上身と下身の話し等、笑う話だけでなくちゃんと勉強になる話しも聞けたしね☆

狭い厨房はカウンターの直ぐ目の前、一層の臨場感がありんす。
ただ、3人が限界なんですよねぇ・・・
4人以上だと掘り炬燵となっているテーブル席。
しかしそこも多くても5人かなぁ?

あぁ、旨かったぁ。
では大将、また来ますねぇ!

・・・

<25年5月>

「GW後半ツアー」緊急れびゅ~アップの巻きぃ~

【あちき的オススメ】
・揚げたアイナメとこごみのお椀

【あちき的シチュエーション】
・最高な素材の旨さを存分に引き出す料理を楽しく心行くまでゆったりと堪能したいとき

【詳細】
「GW後半ツアー」は芝パークホテルを拠点に活動でやんす。
初日分は後日として、今回は二日目を緊急れびゅ~アップ致しやすぅ~
ツアースケジュールはサポート担当相方殿のお役目。
二日目の昼は以前から気になっていたというこちらでやんす☆

昼は一組、夜は二組のみで一見さんお断りとの情報がある、敷居の高そうなお店(愕)
それを知らずに、相方が事前に電話したら・・・
何とその日は予約可能との事!
うわぁ~めっちゃラッキ~☆

ってな訳で喜び勇んでその日の朝を迎えたんでやんすよ。
さて、早いがぼちぼち出かけますかな・・・
どうせなら東京ミッドタウンとやらの見学でもしてぇ~
と、準備万端状態の部屋のテレビには良く観る「○○の王国」が流れる・・・
その日はもち米特集でやんしたが、最後に何とこちらのお店がご紹介!!!
うわぁ~~~何というナイスタイミング!
でも、大将ちょいと強面って感じ(汗)

ってな訳で今日の話題が出来た喜びを胸に一路六本木へ・・・
東京ミッドタウンとやらは大変な混みよう(愕)
こりゃちょいと早いが疲れる前にお店に向かいますかねぇ~
ぷらぷら歩く事数分、住宅街の中にお店はありんしたぁ!
恐る恐る店の中に入り早く着いた旨をお断り・・・

思いの他すんなりと招き入れて頂き、靴を脱いでカウンター席へ腰を落ち着ける。
店内はカウンター席に2~3人、テーブル席に5~6人という感じのこじんまりした空間。
目の前の厨房は結構狭い感じで、一人大将が立ち働く。
まずは今朝テレビで放映されたと話を振ると満面の笑みに!
大将、実は大変気さくで話し好きでやんしたぁ~
あぁ、一安心☆

前置きはそのっ位にして、ランチスタートでやんすよ~
こちらはお任せコース一本勝負!
大将一人で全てやるんで、大体8品、2か月毎にメニュー内容を変えてるそう・・・
今回の内容は次の通りでやんすよ~

・前菜3種 蝦蛄(酢出汁、浅葱、生姜)、蒸し雲丹(塩で)、鯛の子煮
・椀 揚げたアイナメとこごみ (輪島塗椀)
・造り 鯛
・イサキのタタキポン酢 たっぷりの浅葱と茗荷添え
・太刀魚の塩焼き
・若竹煮
・炙った地鶏と花山椒煮 分葱
・地鶏と花山椒煮の雑炊 北条米
・山形さくらんぼ

・プレミアムモルツ
・南部美人 純米吟醸
・東北泉 本醸造
・新政

以上、どちらかというと素材を最大限活かしたシンプルな料理内容でやんす。
でも、これがまたどれもこれも素晴らしく美味い☆

前菜の「蝦蛄」はたっぷりの浅葱に隠れ、酢の効いた出汁との相性も抜群。
「蒸し雲丹」はお好みで塩を振りかけて・・・
確りとした粒は見事に甘~い☆
「鯛の子」は非常にいい出汁の味で煮られ優しい味わいに!
この前菜3品で早々にノックアウト状態でやんすよ~

続いてあちきの大好きなお椀。
輪島塗の椀で出された具材は「揚げたアイナメとこごみ」というシンプルさ。
まずは汁を頂く・・・
うわぁ~~~滅茶苦茶深みのある何ともい~い出汁でやんすよ~~~
思わず目を瞑りその余韻を味わってしまいやしたぁ☆
身厚のアイナメの表面はサクッと揚げられ、身はふっくらしてて美味い!
出汁に使う昆布も普通の倍はするという最高の品・・・
繊細で絶品の味わい☆

お造りは「鯛」、正しく直球勝負!
分厚く切られた鯛が4切れ・・・
その食べ応えは十二分でやんすよ~
これほど迄に純粋に鯛の美味さをこれでもかと堪能したのは初めてかも???
鯛本来が持つ味と甘みがちょっとの醤油で口の中に広がりまする。

「イサキのタタキポン酢」には贅沢にも浅葱と茗荷がたっぷり添えられる。
炙られたイサキは自家製ポン酢でさっぱりと。
このポン酢がまた非常に美味い☆
酒が進みますねぇ~

そして焼き魚は「太刀魚の塩焼き」、というこれまたストレートなまでの一皿でやんす!
これが最高にビックリする程の美味さでやんすよ~~~
箸で抵抗感無く取れる柔らかい身は脂がのってまする。
口の中にふわぁ~っと広がる太刀魚の旨味と香り☆
太刀魚ってこんなに美味しかったんでやんすかぁ???
という程の驚きの逸品でやんしたぁ!

「若竹煮」は若芽と共に煮込まれて登場。
適度に歯ごたえのある若竹は季節ものには欠かせませんねぇ~
何もいれずにそのまま煮込んであるそう・・・
エグミも無い筍のシャキシャキ感と味は絶妙!
出汁を吸ったワカメがまたいい。

次に運ばれたのが「炙り地鶏と花山椒煮」でやんす。
本日初めて出た唯一の肉がこの地鶏。
季節には必ず使うという花山椒と共に供される。
一見濃そうな出汁は地鶏の旨味が存分に出ているこれまた無茶苦茶いい味っすよ!
花山椒の香りともマッチして素晴らしい一品でやんすねぇ☆

御飯はその「地鶏と花山椒煮」の出汁を使った雑炊!
大将のご両親が作った地元、茨城北条米は旨味たっぷりの出汁を吸い、地鶏の卵でとじられる・・・
これまでかなりのボリューム感だったんで、少量でお願いしましたが、ペロッと完食!
ん~~~、素直に美味い☆

最後のデザートも直球勝負の大将らしく「山形さくらんぼ」。
予想通りのジューシーなさくらんぼのほんのりした甘みでやんす。

そんな美味しい料理に合わせる酒は、乾杯用のプレミアムモルツからスタート。
酒は色々な銘柄の中から常時3種類程取り揃えているそう。
この日は「南部美人 純米吟醸」、「東北泉 本醸造」、「新政」の東北3本というラインナップ☆
東北好きにゃ堪りませぬわいなぁ~
こりゃ順番に頂きますかねぇ!

竹を模した銅製の徳利で供される。
どれも旨く料理にも合いまするが、中でもあちき的には「東北泉」がドンピシャでやんしたぁ!

あくまでもいい素材の旨さを最大限に引き出す調理・・・
返って板前の腕と技、出汁の味や塩の塩梅が大きく影響しまする・・・
砂糖やみりんは使わないという・・・
それを難なくやり遂げる大将のレベルの高さに脱帽・・・
そしてその料理を惹き立てる見事な皿、器、椀の数々・・・
惜しげも無くいい作家物を使う度量にも感服・・・

18歳から銀座で修行し、早くからカウンターを任された大将の接客も心地いい。
大将曰く、レベルの高い銀座のお客さまに育てられた財産だと・・・
正にその通り、カウンターの良さと魅力を更に際立たせまする。

名だたる有名店の料理人も食べに来るというお店。
何を得ようとしているのか???
最初から最後迄、素敵な人柄の大将を独り占めして何となく分かる気がしましたぁ・・・
明らかにそうしたお店とは違う方向性っすね。
でも、大将の考え方は大変共感しまする。

調理、給仕、片付け、酒、サーヴィス、会計、予約対応・・・
全てを一人で行うには限界がありんす。
何を重視するか・・・
それは目の前のお客さま。
だからこそ昼は一組、夜は二組が限界・・・
そして昼と夜の違いも率直に教えて頂ける気安さ!
こりゃ、い~いお店に巡り合いましたぁ☆

魚中心で季節の食材を盛り込む。
値付け的には一見高いが、来て、見て、喰って、呑んで・・・
体感すれば納得の値段でやんす☆

次の予約もその場でお願い・・・
勿論カウンターで☆

大将の写真も快くOKを頂きやした。
姿が見えなくなるまでお見送り頂き、大満足のひと時でやんしたぁ~

  • 27年10月 カマス塩焼き
  • 27年10月 鱈白子
  • 27年10月 焼き穴子椀

もっと見る

2位

レストラン ラッセ (目黒、不動前 / イタリアン)

6回

  • 夜の点数: 4.9

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 4.9
    • | 雰囲気 4.9
    • | CP 4.9
    • | 酒・ドリンク 5.0 ]
  • 昼の点数: 4.9

    • [ 料理・味 4.9
    • | サービス 4.9
    • | 雰囲気 4.8
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク 4.9 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥15,000~¥19,999 ¥10,000~¥14,999

2020/03訪問 2020/04/05

素晴らしい 村山料理 流石なり

<2020年3月訪問分>

【内容】
・生ハム盛合せ
・カワハギフリット
・カワハギ肝
・唐墨パスタ
・チーズラヴィオリ
・鯛
・近江牛腿肉
・お祝いプレート
・小菓子
・クレープキャラメリゼ林檎アイス

・Bruno Paillard Brut Rose Premier Cuvee
・Pichler Krutzler Veltliner Ried Kellerberg
・日本酒 新潟久須美酒造
・Planeta ETNA Bianco 2018
・NOIR Pinot Nero Oltrepo Pavese DOC 2015
・Inama Vigneti di Carbonare Soave Classico 2017
・Cerbaiona Rosso V.D.T.
・CALABRIA THREE BRIDGES BOTRYTIS SEMILLON 2017

【詳細】
久しぶりの「ラッセ」☆
入口の看板が新しくなりましたね!

いつも通りワインはソムリエ齋藤さんにお任せ。
最初は泡から。
「Bruno Paillard Brut Rose Premier Cuvee」。
キリっと透明感ある爽やかな印象。

最初の料理は、「生ハム盛合せ」。
トスカーナチンタネーゼ豚、コッパ(肩ロース)、サラミ。
ジャガイモピュレが添えられる。
口に入れると蕩けてしまう生ハムは塩味も程よい。
ジャガイモピュレでまろやかな味わいに。

次のワインはオーストリアの白。
「Pichler Krutzler Veltliner Ried Kellerberg」。
落ち着いた果実味から甘みを感じまする。

料理は、「カワハギフリット」。
オリーブ、ケッパー、イタリアンパセリ
サックリなフリットに確り食感の白身。
サッパリしたソースで軽やかな味わい。

次は村山シェフの故郷にある新潟久須美酒造の貴重な日本酒。
残念ながら写真はありませんが・・・
サラッとした吞み口からコクと風味が広がる旨い酒。 

料理は、「カワハギ肝」。
肝はとろ~り濃厚なコクで、見た目は和食の雰囲気。
でもガルムで煮込んでるので味わいは正しく洋のテイスト!

次のワインはシチリアの白。
「Planeta ETNA Bianco 2018」。
ミネラル感があり程よい果実味も感じられます。

料理は、「唐墨パスタ」。
淡路シラスと共に。
嬉しい事にザルに盛られたシラスを追いがけ出来る趣向(笑)
程ほどに追加させて頂きましたぁ~
大好きなオイル系のパスタは唐墨の塩味にシラスの旨みあるピリ辛。
ん~~シンプルに美味しい☆

ワインはロンバルディアの赤。
「NOIR Pinot Nero Oltrepo Pavese DOC 2015」。
程よいタンニンも感じられ香りもいい。

料理はラッセのスペシャリテ、「チーズラヴィオリ」。
チーズのコクと赤が良く合い、すぅ~っと溶け込んでいきまする。

ワインはベネトの白。
「Inama Vigneti di Carbonare Soave Classico 2017 」。
キリっとした酸味と果実味と共に仄かな苦みも感じまする。
その後は甘みもある複雑な味わいが愉しい。

料理は「鯛」。
身厚な鯛は皮目がカリカリで身はふっくら。
トマト、アンチョビ、ガーリックのソースでサッパリ感。
菜花を添えて。

ワインはトスカーナの赤。
「Cerbaiona Rosso V.D.T.」。
2012年と2014年のヴィンテージをブレンドした赤ワイン。
香りが良く甘みから酸味とタンニンを感じまする。

料理は、「近江牛腿肉ウチヒラ」。
確りとした肉感あるウチヒラは噛む毎に味わいが広がります。
行者ニンニク、椎茸を添えて。
ジューシーで旨みある椎茸が美味しい。

嬉しいサプライズで26年の「お祝いプレート」まで!
プチシューを添えて。
感謝☆

小菓子は、「プチシュー、チョコ、フィナンシェ」の3種。
デザートは「クレープキャラメリゼ林檎アイス」。
カルバドス、林檎ソース。

デザートワインはオーストラリア貴腐。
「CALABRIA THREE BRIDGES BOTRYTIS SEMILLON 2017」。
濃厚な甘みと爽やかな酸味。

久しぶりのラッセは素晴らしい村山料理☆
素材重視でその良さを活かした料理は流石ですね。
齋藤さんのワインペアリングも心行くまで堪能しましたぁ~
<2019年4月訪問分>

【内容】
・淡路アマガレイ カルパッチョ
・淡路穴子 フリッタータ、サラダ仕立て
・プッタネスカ 唐墨
・チーズラヴィオリ
・淡路鰆ソテー バーニャカウダソース
・北海道帯広赤牛炭火焼
・木の芽サラダ
・レモンバーム 甘夏 清美オレンジ
・小菓子
・カフェ
・パン

・Bruno Paillard Dosage Zéro
・Lusco Albariño 2017
・Freeman Pinot Noir Sonoma Coast 2011
・Marramiero Altare Trebbiano d`Abruzzo 2015
・Livio Felluga Sauvignon 2017
・Masi Costasera Amarone Classico 2012

【詳細】
春のラッセ☆
久しぶりの訪問。

ワインは齋藤くんにお任せ。
「Bruno Paillard Dosage Zéro」、まずは貴重な泡から。
正しく辛口のキリっとした味わいで旨い!
この時期には特にピッタシですね。

料理は「淡路アマガレイ カルパッチョ」から。
歯応えの凄いアマガレイはケッパー、トマトと絶妙なイタリアンパセリソースで。
シンプルながらしみじみとした美味しさが広がりまする。

次のワインはスペインのアルバリーニョ、「Lusco Albariño 2017」。
フルーティーさと共にスッキリとしたコクも感じ、余韻が長いですね。

料理は「淡路穴子 フリッタータ、サラダ仕立て」。
出汁で焚かれたような味わいの穴子は蕩けるような柔らかさ。
下に敷かれるフリッタータとの間には蕗の薹ペーストが。
このホロ苦みがアクセントとなり、全体を引き締めていいバランス。
山葵菜、芥子菜、バルサミコと玉葱ドレッシングがまたサッパリ感。
齋藤くんによると蕗を挟むアイデアは皆さんで考えられたそう。
素晴らしいですねぇ~

次のワインは良く冷やしたカリフォルニアソノマの赤。
「Freeman Pinot Noir Sonoma Coast 2011」、確りとしたコクと果実味。

料理は「プッタネスカ 唐墨」。
トマトベースでオリーブ、ケッパーとシンプル。
ん~~~正統派の美味しさ!!!
唐墨の塩味と旨みがまたいいですねぇ。
流石です。

次のワインはイタリアの白。
「Marramiero Altare Trebbiano d`Abruzzo 2015」。
まろやかな酸味と甘みの中に独特な香りがありますね。

料理は村山シェフのスペシャリテ、「チーズラヴィオリ」。
絶妙な味わいのチーズのコクがしっとりしたラヴィオリを包み込む。
これは文句の無い逸品。

ワインはイタリアのソーヴィニヨン。
「Livio Felluga Sauvignon 2017」。
香り良くスッキリとしたフルーティーさの後に甘みも感じられまする。

料理は「淡路鰆ソテー バーニャカウダソース」。
程よい脂の鰆に優しい味わいのバーニャカウダソースが良く合いまするね。
酢橘のすりおろしが爽やかさを醸し出す。
そして甘み抜群の雪の下人参のペーストが味わいに変化を添えまする。
山菜のコゴミが嬉しい脇役。

メインのワインはイタリアベネトの赤。
「Masi Costasera Amarone Classico 2012」。
生産者自ら5つ星を付けたというアマローネ。
芳醇な香りと共にコクが広がり、余韻には甘みも感じまする。

そしてメインは「北海道帯広赤牛炭火焼」。
九州ではなく北海道にも赤牛がいるんですねぇ~
確りとした歯応えと共に肉の旨みが溢れ出てきまする!
肉も凄いが付け合わせがまた素晴らしい。
ホイル焼きした6年物の大きな百合根はバターでキャラメリゼ。
しっとりした舌触りに甘みが際立ちまする。
立派なグリーンアスパラはシャキッと。
そして何と言っても絶品なのが山菜の女王、コシアブラ。
普段食べるものとは格段に違う太さで、味わいが濃厚!
これだけでも感動物でやんすよぉ~~~

肉と共に添えられたのが「木の芽サラダ」。
シェフの地元では木の芽というとアケビの新芽だそう。
初めてでしたらが、シャキっとした食感でホロ苦みが何とも美味!
春の恵みを存分に味わえて感激☆

デザートは「レモンバーム 甘夏 清美オレンジ」。
テーブルでフレッシュパインソースを掛けて仕上げ。
爽やかなひと品。

小菓子は3種。
「キャラメルバナナタルト、マンゴ・フランボワーズソースチョコ、シュークリーム」。
シューの中身はブランデーが加わったカスタードだそうで、ひと味違う高級感。

その他「カフェ」、「パン」。
パンはもっちりした食感。

村山シェフの料理は流石の内容と味でやっぱ素晴らしい。
そして人が充実して安定感も出てきました。
齋藤くんも凛々しく頼もしい雰囲気で安心。
更なる飛躍が愉しみ☆
<2018年3月訪問分>

【内容】
・アマガレイ、ふぐ葱 サラダ、自家製ドレッシング
・淡路天然真鯛 トマト、バジルソース
・近江牛スパイシーボロネーゼ
・4種チーズのラヴィオリ
・淡路鱸ソテー ローズマリーソース
・15日熟成近江牛フィレ肉、茄子
・チョコテリーヌ、苺
・小菓子 チョコレート、アマレットクリーム、プチシュー
・カフェ

・ロゼシャンパン グラス
・Marc Colin et Fils Puligny-Montrachet 1er Cru Les Folatières 1999
・Domaine Faiveley Nuits - Saint - Georges 1er Cru Les Damodes 1999

【詳細】
この日は久しぶりにご一緒する友人との会食。
好きないいワインが呑みたという事でペアリングでは無くボトルで。

最初はロゼ泡グラスで乾杯!
その後は白ボトル。
「Marc Colin et Fils Puligny-Montrachet 1er Cru Les Folatières 1999」
ん~熟成感があってバランス良く旨い。

料理は「アマガレイ、ふぐ葱」と「サラダ、自家製ドレッシング」。
このスタートはあちきは初めて。
アマガレイはガルムで味付け。
歯応えが素晴らしく、ふぐ葱とガルムの味わいがとてもいい。
サラダには自家製ドレッシングをたっぷりと。
さっぱりとしたドレッシングに甘みの強いトマトがまた合いまする。

次の料理は「淡路天然真鯛 トマト、バジルソース」。
引き立ての真鯛はコリコリ。
甘いトマトとバジル風味、ケッパーのソースであっさりとした味わい。

続いては「近江牛スパイシーボロネーゼ」、世界各国のスパイスを使っているそう。
ボロネーゼなんで事前に抜栓して貰ってた赤を。
「Domaine Faiveley Nuits - Saint - Georges 1er Cru Les Damodes 1999」
ん~~~タンニンも感じる確りとした味わい。
ただ、この複雑味あるスパイシーなボロネーゼの味付けには白の方が合いまする。
口の中をまろやかに整えてくれまするねぇ~

次はスペシャリテ、「4種チーズのラヴィオリ」。
濃厚なチーズの風味が口に広がり、熱っつあつのラヴィオリが蕩けまする。
やっぱ美味しい☆

魚は「淡路鱸ソテー ローズマリーソース」。
レモンと溶かしバターの風味で、王道の味わい。
皮目カリッと、身はしっとりと絶用な火入れ。

メインの肉は「15日熟成近江牛フィレ肉、茄子」。
ん~~~んまい☆
肉に旨味がじゅわぁ~っと感じられまするね。
付け合わせはシンプルに茄子。
素材の良さがストレートに味わえまする。

デザートは濃厚な「チョコテリーヌ、苺」。
小菓子は「チョコレート、アマレットクリーム、プチシュー」。
そして「カフェ」で締め。

今回は友人のご厚意で普段はチョイス出来ないようなワインを堪能☆
村山シェフも些か緊張気味でしたかね???
今回の村っち料理はこれまでのスタイルとは異なる印象の料理も組み込む構成。
色々とチャレンジする姿勢は素晴らしいっすね。
今後とも進化する村っち料理が愉しみん!
<29年10月訪問分>

【内容】
・ボタンエビ グラッパ、白ワイン漬け 
・淡路メイタガレイ 身、エンガワ、肝、卵 魚醤、生姜
・白トリュフのタヤリン 
・チーズのラヴィオリ 
・サワラ ニンニクとアンチョビのバーニャカウダソース、蕪のソテー
・55日熟成近江牛ヒレ肉 ジュソース、茄子、ハタケシメジ
・小菓子
・フォンダンショコラ

・Bruno Paillard Brut Premier Cuvee NV
・Fermier El Mar Maceracion
・Casanova di Neri Cerretalto, Brunello di Montalcino 2000
・Montevertine Riserva 1997 Montevertine
・M. Marengo Dolcetto d'Alba 2015
・Pastourelle de Clerc Milon 2009 PAUILLAC
・新潟麦酒 エスプレッソ

【概略】
通常訪問分を永らくアップ出来ず(汗)
久しぶりにポイント絞ってご紹介!

この日最も印象深い料理が「ボタンエビ グラッパ、白ワイン漬け」☆
スパイスの効いたマリネ風の味わいに酔っぱらった濃厚なボタンエビ。
これを手掴みで豪快に!
スタートからやられましたぁ~~~

その余韻も冷めない内に運ばれたのが「淡路メイタガレイ」☆
「身、エンガワ、肝、卵」と余すことなく味わえる。
魚醤と生姜で味付けられたその身は凄い歯ごたえ。
そして中でもまったりした「肝」の風味が素晴らしい!

やはりこの時期は「白トリュフ」が主役☆
鰹節の如く削られる白トリュフは「タヤリン」との相性抜群!
全身に染み渡る香りで夢心地でやんすね。

このあと、スペシャリテである「チーズのラヴィオリ」。
少し大きくなったようですがコクとバランスが流石。

「サワラ」はニンニクとアンチョビのバーニャカウダソース、蕪のソテー。
身はしっとりとした絶妙な火入れ。

メインの肉は旨味の詰まった「55日熟成近江牛ヒレ肉」。
ジュソースに茄子、ハタケシメジ、奥伊勢洞窟茸が付け合わせ。

ワインは新潟のワイナリー産、「Fermier El Mar Maceracion」に驚き!
その他料理に合うワインペアリングに大満足。
デザートの「フォンダンショコラ」には新潟の「エスプレッソビール」。
変化球も愉しいっすね。

この日も村山シェフの料理に魅せられましたぁ~

<29年4月 アルド・コンテルノ×ラッセ バローロ・ナイト>

【内容】
・トマト
・日本の恵み 春の海より 踊りだす旬鮮魚たち
 かわはぎ、鯛、ほうぼう、鰆、黒むつ
・焼津より ゆっくり旨味を逃さず焼いた金目鯛 春の景色の中で
・栃木乳飲み仔牛のエキスで炊く魚沼産コシヒカリのリゾット サフラン、アスパラガス
・フランスブレス産鳩のロースト フレッシュハーブのサラダ仕立て
・滋賀より 職人が極める絶妙な55日熟成 近江牛フィレ
・新潟極寒の地で育ったパッションフルーツ 静岡の甘夏といちごの宝石箱

・Champagne Premier Cuvee Bruno Paillard
・Langhe Bianco Bussiador'13
・Barbera d'Alba Conca Tre Pile'13
・Barolo Colonnello'12
・Barolo Colonnello'06

【詳細】
この日はイタリアから生産者の方を招いての特別な一夜「バローロ・ナイト」。

アルド・コンテルノの父はピエモンテで5代続くワイナリー。
兄が跡を継いでアルドは1969年にモンテアルバにワイナリーを設立。
現在は3人の息子が中心になって運営しており、今回20年振りに来日。
そしてこの貴重なコラボが実現!
4種類のワインを持参したので各々のテロワールを感じて欲しいとの事・・・
期待が高まりまするねぇ~

さて最初は「Champagne Premier Cuvee Bruno Paillard」で喉の渇きを癒しまする。

料理は「トマト」、フルーツトマトとそのゼリーというシンプルなひと品から。
口の中が爽やかになりまする。

そしていよいよアルド・コンテルノのワインに。
まずは貴重な白、「Langhe Bianco Bussiador'13」から。
クリーミーな風味で甘みのあとに仄かな酸味が感じられまする。
そしてい~い香りが立ちまするねぇ~

料理は産直の「日本の恵み 春の海より 踊りだす旬鮮魚たち」。
写真左から、鰆、黒むつ、かわはぎ、ほうぼう、鯛の順。
「かわはぎ」、胡瓜とトマトがトッピング、爽やかな印象。
「鯛」、歯応えがいい。
「ほうぼう」、キャビアと共に贅沢に。
「鰆」、旨味が感じられまする。
「黒むつ」、確りとした味わい。

そして「焼津より ゆっくり旨味を逃さず焼いた金目鯛 春の景色の中で」。
しっとりジューシーな味わいの金目鯛、下には食感良い葱が敷かれその甘味がまたいい。

赤はピエモンテが主な産地のバルベーラ、「Barbera d'Alba Conca Tre Pile'13」から。
酸味と共にコクとまろやかな味わいが感じられまする。
とっても香りが立ちまするねぇ~

続く料理はイタリア家庭料理の定番とも言える村山シェフお得意のひと品。
「栃木乳飲み仔牛のエキスで炊く魚沼産コシヒカリのリゾット」。
仔牛エキスの出汁が十分に染み込んだ絶妙なお米の歯応えは流石!
チーズが控えめなんでたっぷりサフランの風味が際立ちまする。
具材のアスパラガスの食感もまたリゾットといいバランス。

さて赤は主役のバローロ、「Barolo Colonnello'12」に。
コロネッロとは畑の名前だそうで、粘土質と砂の畑は女性的でエレガントな味わいになると。
この12年は2年半から3年熟成させて仕上がりもエレガントに・・・
タンニンと酸味も強く感じられまする。

料理は「フランスブレス産鳩のロースト フレッシュハーブのサラダ仕立て」。
しっとりとしたピジョンから旨みが溢れだしまする。
そしてまったりとした濃厚な肝のソースが絶品の味わいでやんすよ☆
しっかり系の赤にピッタシ!

次の赤は年代の違うバローロ、「Barolo Colonnello'06」。
06年は寒い年でしっかりとした味わいに。
酸味も落ち着いてまろやかな感じになってまするよ☆
香りもフワァ~~っとした余韻がありんす。

メイン料理は「滋賀より 職人が極める絶妙な55日熟成 近江牛フィレ」。
熟成した旨味が閉じ込められた近江牛フィレ肉を絶妙な火入れでロースト・・・
柔らかなフィレ肉の中から凝縮された旨味がじゅわぁ~っと。
美味しい☆
添えられるコゴミはシェフの田舎から届いた天然もの。

そして更なるサプライズ・・・
何と生産者さんのご厚意で「Barolo Riserva Granbussia 2006」マグナムボトルが!!!
150本位しかない貴重な1本だそうで、トップクラスのバローロ☆
香りが素晴らしく、酸味のバランスもいいっすよ。

素晴らしいバローロを飲み比べ出来る今宵の経験はこの上も無い幸せでやんすよぉ~

デザートは「新潟極寒の地で育ったパッションフルーツ 静岡の甘夏といちごの宝石箱」。
その他カフェ、クルミと水を少なくしたという2種類のパン。

一夜限りの至福のイベント「バローロ・ナイト」。
夢のような宴のひと時・・・
村山シェフの極上料理とのコラボレーションを心行くまで堪能しやしたぁ~
またいつか夢が見られるかなぁ???
<28年10月 再訪 > 

【内容】
「10月 深まる秋の香り 素材のささやき」
・雲丹とかぶ キャビアを添えて
・相模湾より 手長海老の炭火焼き パンナアーチダを添えて 
・「布海苔」を練りこんだ 手打自家製麺 カッペリーニ 松茸 温かいアンチョビのスープ
・男爵イモでしか作れない こだわりのニョッキ 自家製バターで香ばしく焼き上げた さんま
・長崎 五島列島より くえ の ポシェ 焼き葱 レモンの香り
・鹿児島より 400年の歴史 薩摩豚のロースト 肉の旨味 ブランデー ソーテルヌを12時間煮込んだソース
・「情熱を込めて」作り立て パンナコッタ 佐渡島のいちじく”オキヴィオレ”シャンパーニュのジュレ
・シェフ村山がイタリア修行時代のマンマから受け継いだ味を「ラッセ」=「板」に乗せて
・特製バースデープレート
・カフェ

・CABOCHON MONTE ROSSA Franciacorta
・Collegione Privata 2012 Chardonnay TOSVANA
・純米吟醸 麗峰 佐賀
・BOURGOGNE LA GIBRYOTTE 2014
・Riviera Ligure di Ponente Pigato
・TORRACCIA DEL PIANTAVIGNA GATTINARA 2009 

【詳細】
この日は相方の誕生日祝いをサプライズで(笑)

ランチでご訪問☆
席につくと辻さんがこの日のスペシャリテ食材をテーブルに・・・
何とも大きなスキャンピに驚き!!!
おぉぉ、凄いっすねぇ~
指でちょいちょいしてたら、大きな鋏に指が・・・(愕)
アタタタタぁ(汗)
ゴメンちゃいねぇ~

気を取り直して「CABOCHON MONTE ROSSA Franciacorta」で乾杯!
キリッと喉越しのいい辛口の泡は旨い☆

最初の老りは「雲丹とかぶ キャビアを添えて」、濃厚な雲丹とスライスした蕪の甘さがキャビアで引き立ちまする!
ん~~~んまい・・・
贅沢なひとさらからスタートでやんすねぇ~

ワインはトスカーナの白「Collegione Privata 2012 Chardonnay TOSVANA」、樽感ある好きな味わい☆
これには先ほどあちきの指を挟んだスキャンピ君が(笑)
「相模湾より 手長海老の炭火焼き パンナアーチダを添えて」、ほぼレアーなスキャンピは艶めかしいっす!
弾力ある甘い身にパンナチアーダの酸味が心地いいっすね☆
ほんのりと炭火焼の香りがまた素晴らしい後味に・・・感動。
濃厚なミソがまったりとして絶品。
爪の身もちゃんと頂きましたよぉ~

続いては「純米吟醸 麗峰」、コクのある佐賀の酒。
これには「「布海苔」を練りこんだ 手打自家製麺 カッペリーニ 松茸 温かいアンチョビのスープ」が。
こちらでは初めて箸で頂きまするよぉ~
何ともイタリアンとは思えないビジュアルのひとさらはまるで松茸蕎麦(笑)
贅沢にも分厚い松茸は歯応えと香りが半端なく、鰯とアンチョビのダブルスープは上品な味わい・・・
布海苔が練りこまれたカッペリーニの食感が絶妙。
これは・・・
超絶の美味しさでやんすよぉ~~~
新潟津南の器が映えまするね!

次のワインは赤の「BOURGOGNE LA GIBRYOTTE 2014」、呑み易く旨い。
料理は「男爵イモでしか作れない こだわりのニョッキ 自家製バターで香ばしく焼き上げた さんま」。
見た目はほぼ焼き秋刀魚がのった煮物(笑)
澄ましバターの風味が効いた秋刀魚は表面がカリッと、身はしっとりで美味しい。
北海道のマッシュルームは大きく身厚でジューシー。
モチっととしたニョッキの食感と味わいがイタリアンである事を思い起こしまするね☆

魚には白の「Riviera Ligure di Ponente Pigato」、ミナラル感ある味にコクとスッキリ感も。
料理は「長崎五島列島より くえのポシェ 焼き葱 レモンの香り」、テーブルでスープを注ぐ・・・
レアー感ある身厚なクエはプリッとした弾力ある口当たりにしっとりした舌触り☆
下に敷かれるカリフラワームースとクエのアラスープを混ぜて・・・
ん~~~素晴らしく上品な風味でやんすよぉ~
感動・・・

メインには「TORRACCIA DEL PIANTAVIGNA GATTINARA 2009」、コクと渋み、酸味がナイスバランス。 
新潟マルナオの柄のナイフは美しい・・・
「鹿児島より 400年の歴史 薩摩豚のロースト 肉の旨味 ブランデー ソーテルヌを12時間煮込んだソース」。
厚と薄2種類の薩摩豚が味わえまするよ。
ピーマンと菊の花の2種類のペーストに十勝マッシュルームとインゲンが添えられる。
甘みある葱ソースが優しく肉を包み込んでくれまするね。
厚みある肉は柔らかな食感で肉を喰ってるって感じがしまする。
薄い肉は蕩けるような舌触りでより一層肉の味わいが際立ち、旨味が増しまするね!
あちき的にゃ薄い方が好き☆

デザートは「パンナコッタ 佐渡島のいちじく”オキヴィオレ”シャンパーニュのジュレ」、無花果が美味しい。
いつもの素晴らしい小菓子も愉しみ、最後に・・・
相方の「特製バースデープレート」が運ばれる☆
相方の驚いた顔が面白い(笑)
シェフとサーヴィスの皆さまに感謝!

・・・

<28年8月 新装ラッセ >

【内容】
「八月 来たる盛夏 旬の旨味 めぐりあい」
・イタリア産生ハム フレッシュな水茄子とともに
・金目鯛の炙りのカルパッチョ おかひじき 大根 プラムの酸味
・新潟より 大きな茄子 鱧のソテーと合わせて
・「布海苔」を練りこんだ手打自家製麺 カッペリーニ 広島よりムール貝のスープ仕立て
・男爵イモでしか作れない こだわりのニョッキ 今朝作り立ての自家製バターで焼き上げた琵琶湖の鮎
・スペシャリテ 4種チーズを包み込んだラビオリ
・滋賀より 赤味の旨味近江牛 うちひらのロースト 肉の旨味 ブランデー ソーテルヌを12時間煮込んだソース
・「情熱を込めて」 桃を包みこんだクレスペッレ 桃のカキ氷と
・シェフ村山がイタリア修行時代のマンマから受け継いだ味を「ラッセ」=「板」に乗せて

・桃のシャーベット・スパークリング (リニューアル記念サーヴィス)
・Vino di sasso Robola de Cephalonie 2013
・基峰鶴 純米吟醸 麗峰 佐賀
・Bourgogne Chardonnay Domaine Bernard Moreau et Fils 2014
・Gevery Chambertin 1er Cru 2012 La Gibryotte
・Bruno Paillard Blanc de Blancs Champagne

【詳細】
全面改装しリニューアルオープン☆
新装後漸くの初訪問でやんすよぉ~~~
前回れびゅ~以降も何度も訪問してまするが、今回は新装でもあり久しぶりのれびゅ~あっぷ!

階段を下りてまず目を引く「L'asse」の文字が光る重厚なプレートがお出迎え。
そして店内に入るとそこは落ち着いた大人の雰囲気の空間が広がりまする。
今までの白を基調とした明るい店内から、白樺やブナの木をイメージした深い色合いの壁紙が印象的。
更に素晴らしいお店に進化しましたね!

この日はお友達と共に5人で訪問。
リニューアル記念サーヴィスとして「桃のシャーベット・スパークリング」でスタート!
暑い季節には最高っすね。
「イタリア産生ハム フレッシュな水茄子とともに」、生の水茄子に丁度いい塩っ気の生ハムが絶妙。
丁度前日行っていた新潟県津南で購入し家で喰った生水茄子の感動が蘇りました!

「Vino di sasso Robola de Cephalonie 2013」、ギリシャの白は程よい甘みを感じまする。
これには「金目鯛の炙りのカルパッチョ おかひじき 大根 プラムの酸味」、ステキな木の皿とガラス器で供される。
絶妙に炙られた厚みある金目は甘みが引き立ち、爽やかな味わいのソースとの相性は抜群!

次は日本酒「基峰鶴 純米吟醸 麗峰 佐賀」、スッとしたコクと酸味を感じる旨い酒。
料理は「新潟より 大きな茄子 鱧のソテーと合わせて」、ベコニアの花が彩を添えまする。
バターソテーされた鱧は上品な味わいで、新潟の茄子と共に口の中で混じり合うと最高コラボ☆
アンチョビ、トマトソースは控えめで鱧と茄子の味を際立たせまするよ。
素直に美味・・・
日本酒との相性もピッタシ。

「Bourgogne Chardonnay Domaine Bernard Moreau et Fils 2014」、間違いない味わい。
料理は「布海苔」を練りこんだ手打自家製麺 カッペリーニ 広島よりムール貝のスープ仕立て・・・
おぉぉ、大好きな広島ムール貝の登場でやんすよぉ~~~
いつにも増して大振りなムール貝は姿に似合わず繊細は味わい。
その下に申し訳なさそうに隠れるカッペリーニはムール貝のスープで抜群の美味しさっす!

次は大好きな赤「Gevery Chambertin 1er Cru 2012 La Gibryotte」、旨いピノ。
料理は「男爵イモでしか作れない こだわりのニョッキ 今朝作り立ての自家製バターで焼き上げた琵琶湖の鮎」。
さっくりと焼き上げられた鮎は風味良いバターと合わさりとっても美味しい。
ニョッキのもっちり食感とソースが染み込んだマッシュルームと共に至福の瞬間・・・

スペシャリテである「4種チーズを包み込んだラビオリ」、ご厚意で1個だして頂き感謝☆
鉄板の美味しさでやんすね。

翼くんがメインの肉に合わせたのは赤ではなく「Bruno Paillard Blanc de Blancs Champagne」、さてどう合うかな?
「滋賀より 赤味の旨味近江牛 うちひらのロースト 肉の旨味 ブランデー ソーテルヌを12時間煮込んだソース」。
津南の器で供される肉の上には卵の黄身が鎮座!
見ただけで涎が垂れてきまするよぉ~~~
黄身を絡めて赤味肉を喰う・・・
ん~~~~~~肉の旨味と卵とソースのコク、ちょっとピリ辛なピーマンペーストと相俟って何とも美味・・・
舞茸・茗荷・胡瓜の付け合わせも美味しいっす。
深いコクのある泡は口の中をさっぱりとしてくれまするね。
成程、これは意外にもいい取り合わせっす。

デザートは「桃を包みこんだクレスペッレ 桃のカキ氷と」、口の中で蕩けまする。
定番の小菓子も嬉しいっすね。

変態度合が更にパワーアップした村っち料理☆
どれもこれも驚きと感動の味わいでやんしたぁ~
雰囲気もガラッと変わり、今後の一層の飛躍が愉しみでやんすね☆
お友達も皆さん大満足のご様子で良かったぁ!
ではまた。

・・・

<27年5月・1月 合わせて>

【内容】(27年5月)
・雪ノ下人参のジュース
・ウナギの炭火焼き
・ズワイガニとブッタネスタのスパゲッティ
・お肉を詰めたアニョーリ
・太刀魚のソテー レモンとローズマリーのソース
・石田めん羊牧場 仔羊の炭火ロースト 肉のジュのソース
・本日のデザート
・小菓子
・カフェ

・CHAMPAGNE Infinite Eight MILLESIME 2002
・SANCERRE La Grande Cote 2013
・Vigneto Tsasco Rossese CRENA
・Pouilly-Fuisse Vers Chanes 2011 Recolte
・CAMPORENZO VALPOLICELLA
・Boisrenard CHATEAUNEUF DU PAPE Demaine de BEAURENARD
・MALVIRA ROERO RISERVA MOMBELTRAMO 2006
・RENESIUM MALVIRA
・MALVIRA Vendemmia Tardiva


【内容】
・卵黄 ウニ キャビア 江戸切子にて 
・車海老 里芋 ネギ
・アンコウの肝 ウニ 椎茸 葱ソース
・タリオリーニ 毛ガニのソース 
・じゃがいものニョッキ ゴルゴンゾーラソース
・フランス産ハトの炭火ロースト フォアグラとトリュフのソース 
・スペシャリテ 4種チーズを包み込んだラビオリ
・パンナコッタ ベリーのソース  ティラミス
・小菓子
・エスプレッソ、カプチーノ
・胡桃パン

・泡
・Arancio DALILA (シチリア白、フルーティ、甘み)
・Terlan Pinot Bianco 2013 (北イタリアアルダジエ、ドイツぽいミネラル感ですっきり)
・Vigneto Tsasco Rossese 2012 (甘みから酸味への赤)
・KRATOS LUIGI MAFFINI (塩味と酸味のバランス、南イタリアカンパーニャ、モッツアエラを作る土地)
・Salva Terra Valpolicella 2009 (北イタリアベネト、甘みあり度数高め赤)
・Gualdo del Re 2010 (赤土、風の強い土地、葡萄が凝縮、トスカーナ)
・PINOT GRIGIO SANCT VALENTIN 2011  (樽感)

【概略】
最近中々アップが追いつかず(汗)
昨年11月以来、今年1月・5月に訪問した分を同時アップで・・・

1月の時に痛切に感じたのが「和テイスト」!
和食での修行経験ある村山シェフの繰り出す繊細で美しいイタリアン☆
塗盆の上に江戸切子で供される「雲丹・キャビア・卵黄」。
カリフラワームースの自然な甘みが全ての食材を優しく包み込む感じ。
そして竹皿に乗る「里芋・椎茸・車海老」はまるで鮨のよう。
蒸し揚げた「鮟肝」は酸味あるソースで新鮮な感覚。
「タリオリーニ毛蟹ソース」は香りたつ魚介風味と半生毛蟹が合わさり深みある味わい。
「ジャガイモニョッキ・ゴルゴンゾーラソース」は濃厚な味と絶妙な食感。
メインの「仏産ハト炭火ロースト」はジューシーな肉の味が美味☆
フォアグラとトリュフソースがハトの旨味を際立てまする。
定番の「ラビオリ」は安定した安心の味でやんすね。
それらに合わせる辻さんセレクトのワインが料理を惹きたてまするよぉ~

その感動をまた再び・・・
と、訪れたのが5月。
また違った雰囲気を味わえましたぁ~

自然な甘みが広がる「雪ノ下人参のジュース」。
肉厚の「ウナギの炭火焼き」は風味がふわぁ~っと広がり美味。
「ズワイガニとブッタネスタのスパゲッティ」、アンチョビ・オリーブ・ケッパーが入り納得の味わい。
「お肉を詰めたアニョーリ」、肉の旨味が出た濃厚なスープが素晴らしいっす。
短角牛のラビオリと相性ピッタシ。
「太刀魚のソテー レモンとローズマリーのソース」、季節ですねぇ~
そしてこの日最も秀逸だったのがメインの肉。
「石田めん羊牧場 仔羊の炭火ロースト 肉のジュのソース」。
臭みの無いジューシーな仔羊は何とも幸せな美味さっすよ☆
京都のとあるお店で初めて喰った石田めん羊牧場の仔羊・・・
あの時の感動が再び、いやそれ以上に蘇りまする!
この日も皿に合わせた選りすぐりのワインがまた素晴らしいっす。

いつもながらの村山シェフの感動料理。
ステキな辻さんのサーヴィスとワインセレクト。
丁寧で好感の持てる若きサーヴィスの皆さん。
その中で仲良くなった今村さんが卒業されるとのこと(涙)
彼女の大変素晴らしい笑顔とサーヴィスはここでは見れないのか・・・
一抹の淋しさはありんすが、更なる成長と飛躍のチャンス!
応援する気持ちで満面の笑みでお別れでやんすよぉ~
また来ますね☆

(本文がいっぱいになったんで最初のれびゅ~は日記へ移動)

・・・

<26年11月 お誕生日バージョン>

【内容】
・サラミマントヴァーナ 仔牛肉のトンナート カリフラワーのムース
・タラバガニ 酸味のきいた葱ソース
・ノドグロ 蓮根 カラスミ焼き
・タリオリーニ ムール貝と葱のソース
・インゲン豆とサフランのリゾット
 白トリュフをかけて(追加)
・新潟産 真鴨の炭火ロースト ヒラタケと肉のジュのソース
・じゃがいものニョッキ ゴルゴンゾーラソース
・ピパセネール サバイオーネソース
 お誕生日祝いのケーキ
・小菓子
・カプチーノ、エスプレッソ

・COSTARIPA BRUT 2006
・CORNAREA ROERO ARNEIS 2012
・Vigneto Tsasco Rossese 2012 Riviera Ligure di Ponente
・CASA FOSCA VERDICCHIO di MATELICA
・FREEMAN CHARDONNAY 2011 涼風
・Kye G.D. VAJRA 2009
・BAROLO 2010 GAGLIASSO
・la spinosa PRUNAIOLO

【概略】
村山シェフに「ノドグロ」をリクエストして、夜に訪問でやんす。
全体的に今回も和の要素、雰囲気が随所に☆
ワインも辻さんにお任せし素晴らしい流れを演出頂きやしたぁ~
まずはふくよかな風味のシュワシュワ感ある「COSTARIPA BRUT 2006」で乾杯!

「サラミマントヴァーナ 仔牛肉のトンナート」から。
仔牛肉のマユネーズベースが上に。
塩っ気あるサラミが真ん中に。
自然な甘みのカリフラワームースが下に、とサンドされた味わい。
クセの無い滑らかな舌触りの白と。

「タラバガニ 酸味のきいた葱ソース」、北海道産タラバは内子も一緒に。
そして贅沢にもキャビアが隠れてまする!
山葵菜、春菊、菊、マリゴールドと葱、唐辛子、酢のソースが軽めな口当たりに。
美味しい☆
リグーリアの赤と共に。

リクエストした「ノドグロ」は蓮根とカラスミを纏って炭火で!
蓮根が丁度鱗焼きのような食感でやんすよぉ~
そして何と福井の竹の朱塗り盆で供されるところがまた和テイスト。
身はホロッとジューシー☆
オリーブオイルでソテーされた肉厚の椎茸がまた甘みが引き立ち美味。
後味に酸味が感じられるさっぱりした白と一緒に。

続くパスタは「タリオリーニ ムール貝と葱のソース」。
相方が前回行った時に広島産ムール貝を喰ったと自慢してたもの・・・
その夢にまで見た宮島のムール貝を使ったパスタでやんすよぉ!
牡蠣とは別に育成されるというムール貝は常識を打ち破る程の味わい☆
柔らかな食感と弾けるようなジューシーさ、旨味が口中に広がりまする。
ねっとりした甘みの長葱との相性も抜群。
カリフォルニアのシャルドネ、「涼風」とも良く合いまする。

ここでシェフがニコニコ顔で箱を持ってテーブルに。
その箱にはなんと「アルバ産白トリュフ」が鎮座!
立ち上る香りで箱を開けずともわかるその素晴らしい匂ひ・・・
この希少な白トリュフをなんと鰹節の如く!!!
惜しげも無く目の前でスライスしてくれまする☆☆☆
もう何とも言えない芳醇は匂いで頭はクラクラでやんすよぉ~
「インゲン豆とサフランのリゾット」は贅沢な逸品に変身。
勿論白トリュフは追加料金でやんすが(汗)
これにはピエモンテの赤が合わされる。
濃厚な深みある香りが相俟って至福の喜び。

その上メインは「新潟産 真鴨の炭火ロースト」だなんて!
3時間火入れされた真鴨は旨味が凝縮され弾力ある身は力強い味わいでジューシー。
いつまでも口の中で噛み続けていたい衝動に駆られまする☆
そして脂身の美味さが際立ちまするね。
ヒラタケと肉のジュのソースがまた素晴らしい・・・
バローロとの相性もいいっすよ。

今回のスペシャリテは「じゃがいものニョッキ ゴルゴンゾーラソース」。
おぉ、舌の上で蕩けるようなニョッキ・・・
じゃがいもの自然な甘みとチーズが絡み合って、もう言葉になりませぬわいなぁ~
トスカーナの赤と共に。

と、そこにサプライズで「お誕生日祝いのケーキ」が!!!
感謝と感動で胸がいっぱいっす(涙)
その他デザートに「ピパセネール サバイオーネソース」。
シェフのお父様の柿が使われてるそう。
 
「小菓子」も相変わらずの充実感。
ダブルエスプレッソとカプチーノで締める。

立て続けのレビューとなりんしたが、思ひ出深いデナーだったんでご容赦を。
素晴らしい料理とワインのマリアージュに改めて感謝でやんすよ☆

・・・

<26年9月 再訪 >

【内容】
・子持ち鮎のバルサミコ煮 焼蓮根
・鱧の落とし 季節の野菜を添えて
・サワラとカラスミの炭火焼 焼き茄子、茸のソース
・鶏出汁で和えた冷製フィローネ スミイカ、キャビア
・鮑と松茸のリゾット
・フランス産 仔牛肉の炭火ロースト 辛味大根とガルムのソース
・ラッセ スペシャリテ”4種のチーズを包み込んだラビオリ”
・幸水梨 巨峰 ヨーグルトソース バニラのジェラート
・小菓子
・飲物

・UBERTI Francesco I FRANCIACORTA BRUT
・BIANCHELLO DEL METAURO La Ripe
・CASA FOSCA Sotto le Querce VERDICCHIO di MATELICA
・CASA D'AMBRA ISCHIA BIANCO LELLA 2012
・BRACCANO MARCHE ROSSO ENZO MECELLA
・IOPpA GHEMME 2000
・MONTESECONDO 2011 CHIANTI CLASSICO

【詳細】
9月中旬のこの日はお友達カップルと4人で夜ラッセ。
何だか新鮮な緊張感がありんす☆

まずは緊張を解すための泡からスタート!
今回もワインは辻さんにお任せでぇ~

料理は「子持ち鮎のバルサミコ煮 焼蓮根」、長良川の子持ち鮎。
和素材を巧く活かしてイタリアンに仕立てあげてまする。
焼いた蓮根の上に子持ち鮎、そして茗荷がトッピングされ美しい姿。

「鱧の落とし 季節の野菜を添えて」、鱧の出汁をテーブルで掛けて頂きまする。
こちらはまるで和食テイスト。
茄子、長葱と共に上品で優しい仕上がりでやんすよ。

「サワラとカラスミの炭火焼 焼き茄子、茸のソース」、火入れが見事なサワラ。
下に敷かれるのが絹皮茄子という種類の茄子だそうで、ジューシー。
カラスミの塩っ気と茸のソースが丁度サワラの味わいにマッチ。
これまた綺麗な一皿っすよ。

そして「鶏出汁で和えた冷製フィローネ スミイカ、キャビア」。
今回の中では秀逸の逸品!
手打ちパスタのフィローネは喉ごしも良く鶏出汁にも良く絡みまする。
大山鶏を贅沢に使った鶏出汁は旨味が凝縮してますねぇ~

2皿目のパスタとなる「鮑と松茸のリゾット」も素晴らしい出来栄え!
鮑と松茸の旨味を十分に吸った群馬産コシヒカリが奥深い味わい☆
肉厚で柔らかな鮑がもう・・・

メインは「フランス産 仔牛肉の炭火ロースト 辛味大根とガルムのソース」。
辛味大根、赤玉葱のピクルス、カリフラワーのピュレがソースに。
艶やかな仔牛はスゥ~ッとナイフが通る程・・・
素直に美味しい。

そしてラッセのスペシャリテ「4種のチーズを包み込んだラビオリ」。
好きな個数をお願い出来まするが、あちきはかなり満腹に近いんで2個で・・・
もうこれは何も言う事はありませぬ☆
名実共にスペシャリテ!

「パインのグラニテ」、「幸水梨 巨峰 ヨーグルトソース バニラのジェラート」。
相変わらずの充実したデザートは嬉しいっすねぇ~

〆て4人で72160円。
ワインも7種、どれも料理に合って旨かったっす☆
和食の名店で修行しただけあって、村山シェフの料理は和テイストが輝きまする。
やっぱラッセは美味しいなぁ~
お友達カップルも満足頂き嬉しいひとときになりんしたぁ!

・・・

<26年4月 再訪 >

【内容】
・プロシュット・ディ・チンタネーゼ 清見オレンジ
・大アサリの炙り サラダ仕立て
・スパゲッティ ズワイガニとシラス、春野菜
・ラヴィオリ
・キハタのソテー マテ貝のソース
・静岡さの萬ドライエイジングビーフ サーロイン ブランデーソース
・ペスカトーレ ラディアさん直伝のプリン
・小菓子8種
・パン
・カフェ

・METTEO CORREGGIA LANGHE BIANCO 2012
・Clivi Brazan 2001
・SAMPIETRANA 1952 BRINDISI D.O.C. RISERVA
・BASILE 2008 AD AGIO
・Marcarini BAROLO Brunate

【詳細】
久しぶりのランチ再訪。
超愉しみっすよぉ~~~
料理は+1000円で魚と肉、両方を頂けるんでそれでお願いしやしたぁ。
ワインはいつも通り皿に合わせてソムリエさんにお任せで・・・

最初の料理は「プロシュット・ディ・チンタネーゼ 清見オレンジ」。
ジューシーな清見オレンジを生ハムで巻いて。
酸味と塩っ気おバランスが素晴らしい。

ワインは北イタリアピエモンテの白から。
「METTEO CORREGGIA LANGHE BIANCO 2012」、ほんのり濁り系。
すっきりとした口あたりで呑み易く、日本向けに作られたそう。

そのワインに合わせるのが「大アサリの炙り サラダ仕立て」。
まったりとジューシーな大浅蜊に白マスの卵がアクセントに。
鰯の魚醤を使ったガルムにバルサミコを合わせたドレッシングは味わい深い。
静岡トマトの甘みに三つ葉、芥子菜、山葵菜が加わる。
薔薇の花びらが散って見た目も美しい仕上がり☆

次のワインは北イタリア「Clivi Brazan 2001」、深みある香りを味わい。
品のある甘みも感じまする。

料理は「スパゲッティ ズワイガニとシラス、春野菜」。
ん~~~これは素晴らしい☆
あちきの好きなオイル系でやんすが、ズワイガニとシラスの食感と塩っ気。
そして春菊のほろ苦みのバランスが絶品!

続いては樹齢60年の葡萄を完熟前に摘んで仕上げた赤。
「SAMPIETRANA 1952 BRINDISI D.O.C. RISERVA」、香りが良く甘みある余韻がナイス。

これにはスペシャリテの「ラヴィオリ」が合わされる。
濃厚なチーズの旨味と赤ワインの風味が口の中で一体となって至極の味わいに☆
ため息が出てしまいまするよぉ~

魚にはサンジョベーゼの「BASILE 2008 AD AGIO」。
ミネラル感ある芳醇な香りと味わいのワイン。

スープ仕立ての「キハタのソテー マテ貝のソース」、キハタの火入れは絶品☆
魚のしっとり感とマテ貝の食感が素晴らしい上、優しいスープの味が秀逸!
コゴミ、筍が添えられる。

肉にはコクと深みのある「Marcarini BAROLO Brunate」。

40日熟成の「静岡さの萬ドライエイジングビーフ」、サーロインのロースト。
肉のジュとブランデーソースは濃厚な味わいで、肉の魅力を引き立てまするね。
表面はカリッと、肉質は確りとした歯ごたえの中から旨味がジュワァ~っと滲み出まする。
蕗の薹、柚子胡椒、が添えられ、付け合せは椎茸、葱、茄子、牛蒡、ズッキーニ、蕪。
見た目シンプルな一皿だけに、熟成肉をストレートに味わえる仕上がりに☆
本来のコースでは津南ポークだが、シェフが変更してくれましたぁ~
感謝。

続くデザートも本来のティラミスから「プリン」に。
ペスカトーレのラディアさん直伝との事、甘さ控えめで舌触りがいいっすね。

エスプレッソにカプチーノで8種類の小菓子を愉しむ。
中でもチーズケーキが上品な風味と味で素晴らしかったぁ。

〆て2人で20000円也ぃ~
この内容でこの値段とは満足感めっちゃ高いっすよぉ!

村山シェフの美味しい料理に先﨑マネージャー兼ソムリエの流麗なサーヴィス。
そして辻ソムリエのワインセレクトとこちらはステキなチームでやんすね☆
しかもお友達が辻さんが以前いたお店からの懇意だったそうでご縁を感じまする。

笑顔のシェフのお見送りを頂きましたぁ~
あちきは夜の部に備え早々にホテルへ。
相方は目黒散策へと・・・
(評価アップ)

つづく。

・・・

<26年1月 再訪 初のでな~利用 >

【内容】
・人見人参のスープ チンタセネーゼとクロッカンテ
・マグロのタルタル 白マスの卵を添えて
・平スズキのヴァポラータ 香味野菜のサラダを添えて
・小蛤と菜の花のリゾット サフラン風味
・フィットチーネ 丹波のイノシシのラグー 黒トリュフの香り
・石田めん羊牧場 仔羊のロースト
・ラヴィオリ
・タルトタタン
・小菓子
・カフェ

・NERO DU MUNTI CORINTO NERO SALINA 2012
・GIACOMELLI BOBOLI VERMENTINO 
・CAPITEL CROCE ANSELMI 2011
・San Fabiano Calcimaia 2010 (キャンティクラシコ)
・ROSSOMBROSO SOLATIONE 2006
・L'ANGELICA 2006 (あちき)
・QUERCIOLAIA 2008 (相方)
・PASSITO FERROCINTO 2011

【詳細】
この日は大好きなお店シリーズ☆
昼は今一番好きな銀座の鮨屋(れびゅ~はあげてませぬ)。
で、夜は???
大好きなイタリアンながら、まだ夜の部には未訪・・・
こりゃ行かねばなりませぬわいなぁ~
ってんで目黒に宿泊して万全を期す(笑)

実は家にあったレストラン紹介の冊子にこちらが紹介されいたのを改めて発見!
そこに掲載されていた料理が無性に喰いたくなったって訳・・・
聞くと丁度この時期ならば大丈夫です、ってんで即実践☆

夜はまた雰囲気が変わり、ちょいとムーディーさが漂いまする。
奥のテーブルに案内され、泡の乾杯からいざ今宵の「でな~」がスタートでやんすよ!

最初は「人見人参のスープ チンタセネーゼとクロッカンテ」、千葉県八街浅野農園の人見人参は自然の甘みが凝縮。
トスカーナ黒豚の24か月熟成生ハムとパルメジャーノを焼き上げたクロッカンテが添えられる。
チーズのカリッとした塩梅と生ハムの塩っ気が人参の甘みと相俟って一層美味さを引き立てますねぇ~

次は「マグロのタルタル 白マスの卵を添えて」、セロリ、ジャガイモにバルサミコが添えられる。
鮪の味わいもさることながら白マスの卵が上品な舌触りで美味しいっすよ。
色合いもとっても綺麗。

鮪に合わせて「NERO DU MUNTI CORINTO NERO SALINA 2012」、サリーナ諸島の赤。
コリントって名前に相方が妙にほほ笑む☆

続いての魚は「平スズキのヴァポラータ 香味野菜のサラダを添えて」、これがまた超絶品っすよ☆
絶妙に蒸しあげられた火入れ加減の平スズキは弾力があり絶妙な食感!
思わず唸ってしまいやしたぁ~~~
ホワイトセロリ、ラディッシュ、松の実、アンチョビが添えられる。

これには「GIACOMELLI BOBOLI VERMENTINO」、ヴェルメンティーノ種と。
リグーリアとトスカーナの境で作られたフレッシュ感あるすっきりした味わい。
ミネラル感もあって魚に良く合いまする。

そして登場したのが今回リクエストした一品でやんすよぉ~
「小蛤と菜の花のリゾット サフラン風味」、旬の蛤と菜の花、そしてサフランリゾットの彩が美しい☆
出汁が効いた優しい味わいは幸せな気分にさせてくれまするよ!

ロンバルディアの「CAPITEL CROCE ANSELMI 2011」、ガルガネラ種とのこと。
まろやかでミネラル感があり、香りも豊かで甘みも感じる味わいっすね。
ソアベを脱退したという作り手の拘りと最近結婚された夫人の名前がソアベとの逸話が面白い☆

続いて「フィットチーネ 丹波のイノシシのラグー 黒トリュフの香り」。
イノシシ脛肉のラグーはスパイスと赤ワインで煮込まれ、肉の甘みもありんす。
フィットチーネも意外と細見。
黒トリュフの香りが何とも食欲をそそりますねぇ~

これには「San Fabiano Calcimaia 2010」を合せる。
キャンティ・クラシコ、果実味と深みある味わいはラグーにピッタシ!

さて、お肉の時間でやんすよぉ~
今回は何と、「石田めん羊牧場 仔羊のロースト」・・・
京都のとあるお店で石田綿羊牧場の仔羊を喰った時に羊肉の美味さに開眼!
それと同じ感動が味わえるのか、ちょいと不安も・・・
目の前に登場した仔羊はもう驚きでやんすよぉ~~~~~~
何と言う艶めかしくうっとりするような肉のロースト感☆
ひと口・・・
ん~~~~~~~~美味!
甘みあるソースに、スパーシーな味付けの蕗の薹ソースを絡めて喰うと、仔羊の旨味が口の中に充満・・・
添えられる舞茸も美味しい。
これは間違い無く逸品っすよぉ~

仔羊の余韻を「ROSSOMBROSO SOLATIONE 2006」で流し込む・・・
香り豊かで渋みと酸味のバランスが良く、まろやかな味わいが仔羊の味を引き立てまする。
幸せな瞬間☆

そしてスペシャリテの「ラヴィオリ」が登場。
お腹の具合で個数をチョイス出来まする。
これはもう、通常通りの3個でお願い・・・
4種チーズの複雑なハーモニーはさすがでやんすよ!
素晴らしいっす☆

これには「L'ANGELICA 2006(白)」と「QUERCIOLAIA 2008(赤)」をそれぞれ合わせるという趣向。
濃厚なチーズのバランスに樽っぽい白もいいっすが、グルナッシュ種の赤も良く合いますねぇ~

デザートは「ティラミス」、「林檎のタルトタタン&バニラアイス」を堪能。
エスプレッソダブル、カフェラテをチョイス。

やっぱ、最後にもう少し・・・ねぇ~
ってな訳で「PASSITO FERROCINTO 2011」、デザートとして甘口ワインで〆る。

小菓子は「メレンゲ、ビスコッティ、猫の舌、チュイール、キャラメルムース、金柑シロップ煮、チョコラプリン・・・」。
思わず嬉しくなってしまうような種類っすよぉ~
全部は喰えないんで包んで頂く・・・

そう、グリッシーニ、胡桃とクローバーの蜂蜜パン、フォカッチャも美味しかったぁ~

大満足の初でな~でやんした☆
やっぱ、美味しい!
〆て2人で35200円也ぃ~

笑顔のステキな村山シェフ、スマートでステキな先﨑マネージャー兼ソムリエさん。
今回の内容は絶品!
いつも素晴らしいひと時を演出頂き感謝っすよ☆
また、好きになってしまいやしたぁ~

・・・

<25年10月 再訪 >

本文がいっぱいなんで詳細は日記欄に移設

【内容】
・温かい玉葱のスープ パルミジャーノ・レッジャーノとクルミ
・才巻海老と茄子、里芋のジェノヴァ風 白マスの卵を添えて パンナ・アチーダ グラッパの香り
・タリオリーニ 白小蛤のジェノヴェーゼ
・スペシャリテ チーズのラヴィオリ 金時芋のトルテッリの盛り合わせ
・愛知県豊浜より ゆっくり火入れしたスズキのアクアパッツァ (あちき、お友達)
・カペッロ・ダ・プレーテ 牛すね肉の赤ワイン煮込み (相方)
・ふわっふわのティラミス
・小菓子
・カプチーノ (あちき、相方)
・ハーブティー (お友達)

・ミックスベリーシャーベットのプロセッコ割り (サーヴィス)
・At FRIULANO AQUILA DEL TORRE
・BIANCHELLO DEL METAURO La Ripe
・SAMPIETRANA 1952
・BRACCANO MARCHE ROSSO (あちき用)
・Tortale Adduca CASA MASCHITO (相方用)

・・・

<25年3月 再訪>

本文がいっぱいなんで内容のみ残して日記欄に移動しやした。

【内容】
・北海道産メイクーンのクリームスープ 天使の海老のソテー入り
・ノルウェー産オーロラ海老の燻製 タイムのマリネ
・聖護院大根と北海道産帆立のスパゲッテーニ
・スペシャリテ 4種チーズのラビオリ
 モッツァレラ、マスカルポーネ、パルミジャーノ、自家製リコッタ
・(あちき)岩手短角牛赤身のステーキ 玉葱と肉、赤ワイン・ブランデーのソース
・(相方)鹿児島産天然真鯛のムニエル バーニャカウダソース
・ティラミス
・小菓子
・パン
・カプチーノ

・MARSURE PROSECO 
・ROERO ARNEIS 2011 GIOVANNI ALMONDO 
・BOURGOGNE HAUTES COTES DE NUTS 2008 

  • 近江牛
  • カワハギフリット
  • カワハギ肝

もっと見る

3位

エクアトゥール (麻布十番、六本木、広尾 / イノベーティブ、フレンチ)

4回

  • 夜の点数: 4.9

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 4.9
    • | 雰囲気 4.9
    • | CP 4.9
    • | 酒・ドリンク 5.0 ]
  • 昼の点数: 4.9

    • [ 料理・味 4.9
    • | サービス 4.9
    • | 雰囲気 4.9
    • | CP 4.9
    • | 酒・ドリンク 4.9 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥40,000~¥49,999 ¥15,000~¥19,999

2020/02訪問 2020/03/28

願わくば 夢のつづきを またいつか

<2020年2月訪問分>

【内容】
・香住蟹
・蛤
・黒鮑と海老芋
・天然真鯛と筍
・オマール
・フォアグラ
・マナガツオ
・A5フィレ肉(あちき)
・蝦夷鹿(相方)
・パスタ
・苺(あちき)
・チョコレートケーキ(相方) 
・カフェ

・Champagne Vilmart & Cie Grande Réserve
・Paul Jaboulet Ainé Hermitage Le Chevalier de Sterimberg Blanc 1998
・VERGET CHABLIS GRAND CRU BOUGROS 1997
・Domaine des Comtes Lafon Volnay 2011
・CHATEAUNEUF DU PAPE 1999 Le Vieaux Donjon
・Patrick Javillier Meursault Les Clousots 2012
・Domaine du Vieux Telegraphe Chateauneuf-du-Pape La Crau 1998
・Egon Müller Scharzhofberger Riesling Spätlese

【詳細】
如月の「エクアトゥール」☆

いつも通りマダムにお任せワインペアリングで。
「Champagne Vilmart & Cie Grande Réserve」。
キリっとしてグイっといけてしまいまする。

料理は「香住蟹」、カリフラワーピュレ、コンソメジュレと共に。
オマールソースと蟹味噌玉子ソースを絡めると複雑で濃厚な旨みが広がる。
蟹の子がプチッとしてて心地いい。
花穂の香りが落ち着きまする。

次のワインは白。
残念ながらボトル写真撮り忘れ(汗)

料理は「蛤」と「スミイカフリット」。
ジューシーな蛤に味わい深い雲丹と蕗の薹ソース。
サックリスミイカは唐墨の塩っ気と爽やかなライム皮。
添えられるのはジャガイモエスプーマ。
爽やかな檸檬の香りもあり、見た目も味わいも何とも春らしい一皿。

次のワインは白。
「Paul Jaboulet Ainé Hermitage Le Chevalier de Sterimberg Blanc 1998」。
落ち着いた深い熟成感と甘みに酸味も感じられまする。

料理は「黒鮑と海老芋」。
フラン仕立てで濃厚鮑肝ソースと共に。
柔らかな黒鮑の旨みとネットリした海老芋の甘み。
身体に沁みるフラン。

ワインは白。
「VERGET CHABLIS GRAND CRU BOUGROS 1997」。
落ち着いた果実味の後に甘みが広がります。

料理は「天然真鯛と筍」、花山葵を添えて。
全体をトリュフが覆う豪華版。
真鯛の歯応えにビネグレットの酸味ソースがいい味わい。
そこに花山葵の風味がアクセント。

次のワインは赤。
「Domaine des Comtes Lafon Volnay 2011」。
落ち着いた酸味と共に程よい甘みがいい。
     
料理は「オマール」、ブリオッシュのバンズのハンバーガー仕立て!
フォンドヴォーとベアルネーズソースがい~い味わいで纏めてくれる。
トマトの赤がいい色味。

次のワインは赤。
「CHATEAUNEUF DU PAPE 1999 Le Vieaux Donjon」。
深みある落ち着いた果実味に甘みも感じられる。

料理は「フォアグラ」。
大根と共にスープ仕立てはまるでフォアグラ大根!
炭火焼したコクあるフォアグラとコンソメ炊きした蕩ける大根。
シンプルながら奥深い味わいで素晴らしい☆

次のワインは白。
「Patrick Javillier Meursault Les Clousots 2012」。
まろやかな味わい。

料理は「マナガツオ」、春菊、蛸、山クラゲのソースで。
身厚なマナガツオの旨みに春らしいソースの味わいが新鮮な印象。

メインのワインは赤。
「Domaine du Vieux Telegraphe Chateauneuf-du-Pape La Crau 1998」。
熟成感ある深い味わいに果実味も確りと。

肉はフィレと蝦夷鹿をチョイスして相方とシェア。
「A5フィレ肉」、柔らかな食感で旨みが溢れ出てきます。 
濃厚な黒トリュフと赤ワインソースで。

「蝦夷鹿」、しっとりとした食感で滋味深い味わい。
赤ワインソースで。

最後のパスタには白ワイン。
「Egon Müller Scharzhofberger Riesling Spätlese」。
キリっとしたコクと甘み。

「パスタ」は蕗の薹と鮟肝パウダーと共に。
春らしいホロ苦味が何ともいいですねぇ~

デザートは「苺」と「チョコレートケーキ」をチョイス。
「苺」はミルフィーユ仕立てで黒蜜、黒胡椒、トリュフと共に。
「チョコレートケーキ」はマンゴーソース、ヘーゼルナッツアイス、ピスタチオソース。
 
カフェは「カフェラテ」、「エスプレッソ」。

そこにマダムからサプライズの「お祝いプレート」!
感謝☆

今回の料理は正しくよっちゃんの魅力が存分に出てました。
様々な素材の組み合わせから生まれる驚きの味わい。
素晴らしかったです。
その料理を更に引き立てるマダムのワインペアリング。
極上ワインを心行くまで堪能しましたぁ~
<2019年2月訪問分>

【内容】
・トラフグ白子 タラバガニソース
・佐島真蛸、海老芋、花山葵
・オマール海老、黒鮑、早筍
・フォアグラポワレ
・蛤、雲丹、蕗 蛤のジュ
・スッポンつくね 
・甘鯛 牛蒡
・蝦夷鹿(あちき)
・信州鴨(相方)
・冷麺
・紅茶プリン(あちき)
・苺ティラミス(相方)
・お祝いプレート、カヌレ

・H. Billiot Fils Cuvée Tradition Brut
・Simon Bize & Fils Puligny Montrachet 1er Cru La Garenne 2005
・Domaine Simon Bize et Fils Les Marconnets, Savigny-les-Beaune Premier Cru 2003
・Albert Mann Riesling Schlossberg Alsace Grand Cru 1997
・Paul Jaboulet Cornas Domaine de St.Pierre 1997
・Maison Roche de Bellene Collection Bellenum Puligny Montrachet 1er Champ Gain 1994
・Chateau Leoville-Las Cases Clos du Marquis Saint-Julien 1995
・Fèlsina Berardenga Rancia Chianti Classico Riserva 1998

【詳細】
大好きなエクアトゥールの2月☆

まずは泡で乾杯!
「H. Billiot Fils Cuvée Tradition Brut 」、果実味あるキリっとしたシャープな吞み口。

料理は「トラフグ白子」。
たっぷりのタラバガニソースの葛餡掛けで供される。
和食のような優しい味わいですぅ~っと身体に沁みまするね。
蟹の旨みが充満するソースと白子の濃厚さが何とも美味。

次の料理は「佐島真蛸、海老芋、花山葵」。
見た目は和食の炊き合わせ。
柔らかく煮込まれた真蛸に、ホックり海老芋。
そこに黒七味の風味、花山葵の食感と苦味が絶妙にマッチ。
柚子皮の香りが心地いいいっすね。

次の料理に合わせるワインは白。
「Simon Bize & Fils Puligny Montrachet 1er Cru La Garenne 2005」。
クリーミーで程よい酸味。

料理は「オマール海老、黒鮑、早筍」。
身厚いオマールのソテーは食感がプリッと・
そこに黒鮑のコリっとした旨み、早筍の食感の変化が愉しい。
そして何よりもオランデーズソースとアメリケーネソースの2種利を味わえる歓び。
このソースが絶品な味わい☆
キャビアの塩味が丁度いい塩梅に。

次のワインは赤。
「Domaine Simon Bize et Fils Les Marconnets, Savigny-les-Beaune Premier Cru 2003」。
まろやかな味わいと熟成感に軽やかなタンニン。

料理は温かい前菜、「フォアグラポワレ」。 
赤ワインソースに黒トリュフが掛かり、まったりと濃厚な旨みが広がりまするね。

次はアルザスの白。
「Albert Mann Riesling Schlossberg Alsace Grand Cru 1997」。
深みのある甘さの後に、程よい酸味も感じられまする。

料理は冷たい前菜、「蛤、雲丹、蕗 蛤のジュ」。
蛤の旨みが凝縮したジュに雲丹の濃厚な甘みと蕗のホロ苦みが混然一体。
そこに穂紫蘇と菊花の風味が優しい。
ん~~~んまい☆

次は赤。
「Paul Jaboulet Cornas Domaine de St.Pierre 1997」。
まろやかな熟成感。

料理は何と、「スッポンつくね」!
卵黄を絡めて・・・
ジューシーな旨みが広がり、山椒がアクセントで絶品っすよぉ~~~
よっちゃんの遊び心溢れるひと品ですが、完成度も凄い!!!

魚料理には白。
「Maison Roche de Bellene Collection Bellenum Puligny Montrachet 1er Champ Gain 1994」。
品の良い甘みとコクに熟成された旨みが広がりまする。

料理は「甘鯛」。
牛蒡と白味噌ソースが甘鯛の味わいに甘みとコクをもたらしてくれまする。
菜の花と共に甘鯛の皮揚げがカリカリ食感で鱗焼きの印象に。
超絶なソースの味で素晴らしいバランス感!

メインの肉には赤。
「Chateau Leoville-Las Cases Clos du Marquis Saint-Julien 1995」。
力強くバランスの良い味わいで旨い。

肉は「仏産羊」、「A5和牛ザブトン」、「蝦夷鹿」、「信州鴨」の4種からチョイス。
あちきは「蝦夷鹿」、相方は「信州鴨」。
コクのある黒胡椒、赤ワインソースで。
しっとりとした舌触りで柔らかな「蝦夷鹿」は旨みが口の中に広がりまする。
滋味深い「信州鴨」は確りとした歯応えでジューシーな肉質。
甲乙付け難いっすねぇ~

お次はデザートと思いきや・・・
イタリアの赤ワインが。
「Fèlsina Berardenga Rancia Chianti Classico Riserva 1998」。
程よい酸味で重すぎず旨い。

で、運ばれてきたのが「冷麺」!
挽肉の味わいにと濃厚な白子ソースが絡まり、そこに辣油のピリ辛感が絶妙。
締めのパスタですねぇ~
満腹感でしたが、すぅ~っと食べられてしまいまするよ!

デザートも4種からチョイス。
あちきは「紅茶プリン」、林檎キャラメリゼ、カルダモンアイスと共に。
相方は「苺ティラミス」。

カフェと共に供されたのは「お祝いプレート」の「カヌレ」!
有難うございます!!!
感謝☆

やっぱ、よっちゃんの組み合わせ料理は凄い!
今回は特に秀逸☆
そしてマダム弘子さんの極上ワインセレクトを堪能。
次の夢が待ち遠しい・・・
<2018年2月訪問分>

【内容】
・ノレソレ、コゴミ、筍、フォアグラ、木の芽ソース 霰
・蛤とサフランのスープ  
・ザブトンタルタル 雲丹、キャビア、鮟肝スモーク、コンソメジュレ、春菊
・香住蟹のフラン 蟹味噌ソース、穂紫蘇、柚子
・海老芋と黒鮑 鮑肝ソース
・金目鯛炙り 白クラゲ、ちぢみホウレン草、独活マリネ、胡麻ソース 
・スッポンフリット トリュフソース
・雲丹とアオサ海苔のカッペリーニ
・A5牛ヒレ肉 フォンドボー、オニオン、生姜ソース (相方)
・ラカン鳩 内臓ソース (あちき)
・ピスタチオアイス バナナ (相方)
・苺 黒蜜 パンナコッタ (あちき)
・カフェ

・DELAMOTTE BRUT
・Bliard-Moriset La Belle Bleue Blanc de Blancs Grand Cru - Bliard-Moriset
・Domaine Prieure Roch Bourgogne 'Roses' Rose 2013
・Dom. de Chassorney Saint Romain Combe Bazin 2013
・Chassagne Montrachet 1er Cru Clos Saint Jean 2011
・Ch. Wantz Grand Cru Wiebelsberg Riesling 2003
・Meo-Camuzet Marsannay, Cote de Nuits 2005
・Domaine Michel Gaunoux Beaune 1999
・Dom. Charvin Châteauneuf du Pape 2008

【詳細】
エクアトゥールナイト☆
久しぶりのれびゅ~でやんす。

マダムにご挨拶し今宵の宴がスタート。
まずは「DELAMOTTE BRUT」で乾杯!

最初の料理は「ノレソレ、コゴミ、筍、フォアグラ、木の芽ソース」。
ノレソレと筍の食感にフォアグラ、木の芽のソースの風味がナイスマッチ。
霰がいいアクセントに。

泡が進み、あっという間に蒸発・・・
もう1杯泡を・・・
で、頂いたのがエクアトゥールのシャンパン、
「Bliard-Moriset La Belle Bleue Blanc de Blancs Grand Cru - Bliard-Moriset」。
確りした味わいでキリっと喉越しがいいっすよねぇ~

料理は「蛤とサフランのスープ」。
おぉぉ、大好きな味わいのスープでやんすよぉ~~~
蛤の旨味が十分に染み出た出汁にクリーミーな舌触り。
頬かなニンニクの香りが心地いい・・・
ん~~~んまい☆

次はロゼ、「Domaine Prieure Roch Bourgogne 'Roses' Rose 2013」。
料理は「ザブトンタルタル」。
そこに雲丹、キャビア、鮟肝スモーク、コンソメジュレ、春菊と盛り沢山。
まったりしたソースとコンソメの旨味にザブトンの旨味が混然一体に。
削った鮟肝のスモーキーな香りが食欲をそそりまするねぇ~
正しくバランスの妙☆

ワインは「Dom. de Chassorney Saint Romain Combe Bazin 2013」。
好きな味わい。
料理は鮮やかなブルーの器で供された、「香住蟹のフラン」。
風味豊かな蟹味噌ソースに優しい味わいの熱っつあつフラン。
唐だし染み入りまする。
香住蟹の贅沢な味わいが嬉しい・・・
穂紫蘇、柚子の香りがホッとしまするねぇ~

ワインは「Chassagne Montrachet 1er Cru Clos Saint Jean 2011」。
料理は「海老芋と黒鮑 鮑肝ソース」。
見た目はシンプルな料理ながら、手が込んでまする。
柔らかで旨味十分の黒鮑に濃厚な肝ソースが絡み合う・・・
そして蕩ける程の海老芋、これがまた良く合いまする。
ソースを全部舐めたい程(笑)
舐めるのはお下品なんで、パンで綺麗に拭いましたぁ~
素直に美味しい☆

ワインは「Ch. Wantz Grand Cru Wiebelsberg Riesling 2003」。
料理は「金目鯛炙り 白クラゲ」。
皮目を炙り身はほぼ生の金目は甘みが増しまするね。
柚子胡椒風味でピリッとした白クラゲのコリコリ食感に独活マリネの酸味が何とも美味。
そこに風味の良い胡麻のソースが全体を纏めてくれまする。

続くワインは「Meo-Camuzet Marsannay, Cote de Nuits 2005」。
料理は「スッポンフリット トリュフソース」。
トリュフの香りが鼻腔をくすぐりまするねぇ~
慎重にナイフで半分に・・・
スッポン、鶏軟骨、手羽などが同居するフリットは、食感の複雑さと旨みが凝縮!
何とも贅沢なひとさらでやんすねぇ~

次のワインは「Domaine Michel Gaunoux Beaune 1999」。
まろやかな味わいに酸味も感じられまする。
料理は「雲丹とアオサ海苔のカッペリーニ」。
冷製パスタとアオサの旨味のさっぱり風味、そこに濃厚な雲丹が絡み合って・・・
実に美味しい☆

メインのワインは「Dom. Charvin Châteauneuf du Pape 2008」。
確りとした果実味と深い香り、大好きな味わい。
そしてメインは4種からチョイス可能。
相方は「A5牛ヒレ肉 フォンドボー、オニオン、生姜ソース」。
生姜の風味とオニオンの甘みが何とも食欲を駆り立てまする。
ヒレ肉の旨味が溢れ出てきまするね。

そしてあちきは「ラカン鳩 内臓ソース」。
一転、濃厚な内臓ソースはラカン鳩のジューシーな旨味を引き立てまする。

どちらもシンプルに肉を喰うという感じの、満足度高いメインでやんすよ!

デザートも各々チョイス。
相方は「ピスタチオアイス バナナ」。
あちきは「苺 黒蜜 パンナコッタ」。

エスプレッソ、カフェラテで余韻に浸っていると・・・
マダムからステキなサプライズ祝い☆
翌日が24年目の結婚記念日なんですよぉ~
覚えていて頂き感激!
特に何もお伝えしていなかったんで、素直に嬉しかったぁ~

よっちゃんの料理も一部で少しスタイルが変化したような印象。
常に進化してますね!
引き出しの多さに感動しましたぁ~
マダムのワインセレクトも最高!!!
心の底から堪能。
そして、1月から入ったというスタッフ君もとっても心地いいサーヴィス。
貴重ですねぇ。
よっちゃん、マダムに感謝☆
次はいつ夢が見れるかなぁ、愉しみん。
<27年10月 再訪 >

もうすぐ本文が一杯に近いんで26年4月のレビュー以来更新せず・・・
その後何度か伺いましたが、久しぶりにアップ致しやすぅ~

7月から9月迄フレンチからイタリアンに挑戦していた小野シェフ。
その懐の深さと広さには正直脱帽でやんしたぁ!
そしてまた10月よりフレンチに回帰。
さてどんな小野料理が頂けるんでやんしょ???

ってな訳でお友達と相方のお誕生日祝いを兼ねてランチ訪問でやんすよ☆

まずは「CHAMPAGNE BLIARD-MORISET GRAND CRU」で乾杯!

「天然舞茸、フォアグラ炭火焼スープ仕立て 黒トリュフ・ヤップ茸」。
美しいフォルムの器に供されたスープ仕立てのフォアグラは炭火焼に!
天然舞茸の旨味も加わり優しく味わい深いひとさらでやんす。
黒トリュフとヤップ茸は乾燥して擦ったそうで仄かな香りがアクセント。

「三重和牛三角カルパッチョ仕立て 信州松茸、雲丹、銀杏ピューレ、柚子胡椒
フォンドボー、山椒」。
この日一番印象深かった料理でやんす。
軽く炙り口溶け柔らかな食感の和牛に濃厚な雲丹の甘みと松茸の風味・・・
そして柚子胡椒と山椒の香りが加わる至極のひとさら☆
ん~~~これぞ小野シェフの真骨頂、組合せの妙でやんすよぉ~~~

「MEURSAULT 2004」、好きな味わい☆

「オマールとモンサンミッシェルムール貝 魚介のフラン、スープドポワソンニンニクの泡」。
プリッとしたオマールの食感に濃厚なスープが絶妙にマッチ☆
魚介の旨味が凝縮する贅沢なひとさらでやんすねぇ~
好きな味・・・

「BOURGOGNE HAUTES COTES DE NUITS 2008」、大好きな味わい☆

「炭火焼鰻と帆立 牛蒡・チョリソピューレ」。
香ばしい匂いに食欲をそそられまする!
炭火でパリパリに焼かれた鰻としっとり食感の帆立のバランス。

「CHATEAU HAUT-MARBUZET 2007」、メルロー主体の確り系赤。

「鴨肉ロースト、仔羊炭火焼 赤ワインソース フウセンタケ」。
何と鴨と仔羊両方のいいとこ取りでやんすよぉ~~~
鴨はしっとりジューシーな味わい。
仔羊はクセが無く柔らかな食べ応えでこれまたジューシー。
コクのある赤ワインソースにバジルとパセリソースと合わせまする。
フウセンタケも食感が良くいいあじっすね。

「マンゴーとパッションフルーツ」、爽やかな気分。

「焼きモンブランとラムレーズンアイス ピスタチオ・チョコソース」。
熱い焼きモンブランと冷たいラムレーズンアイス・・・
温と冷の組合せは絶妙なバランスで美味いっすよ!

相方とお友達には「お誕生日バージョン小菓子」をデコレーション!
シェフがチョコでメッセージも描いてくれましたぁ☆

カフェで〆る。

久しぶりの小野フレンチは更に進化し飛躍した感がありんす。
最近は器にも凝っているらしく、料理にマッチするステキな器が心地いいっすよ。
マダムの優しく丁寧なサーヴィスにはいつもながらウットリ♡
帰りにはニコニコ顔の小野シェフともご挨拶ぅ~
感謝・感激でやんすよ☆

・・・

<26年4月 再訪ランチ > 

【内容】
・ホワイトアスパラのブランマンジェとミント風味グリーンピースのムース
・トリュフ入りミノ、トリッパ、豚足、豚スネ、豚耳の軽いスープ
・ハマグリのポシェ、マイクロオゼイユとアスパラのサラダ
・フォアグラキューブ、キャラメルポップコーンと5種類のエピスのクランブル
 ドライフルーツのコンポート添え
・リードヴォーとオマール海老のポアレ カリフラワーと柑橘類のコンフィ
・カサゴの直火焼き、ドライベルモットとサフランのソース
・青りんご
・岡山県産イノシシのエギュイット、トリュフとハーブの2種類のソース
・カカオ125%のショコラモワローとエスプレッソのムース
・ラベンダーでマリネしたオレンジとパイナップルのブリュレ、キルシュのアイス
・カフェ&マカロンローズ
・パン

・Champagne Pol Gesse BRUT (ランチ含む)
・HENRI BOURGEOIS SANCERRE 2006
・Baronne Pauliue SAUTERNES 2008
・CHAMPAGNE Driant-Valentin Premier Cru
・CHASSAGNE-MONTRACHET 1ER CRU LA MALTROIE MICHEL COUTOUX 2005
・DOMAINE PIERRE USSEGLIO&FILS CHATEAUNEUF-DU-PAPE 2007

【詳細】
2度目のランチは前回同様お友達と3人でご訪問☆
最近、複数の雑誌でも取り上げられ、一層人気が出そうっすよ・・・

さてこの日も大好きなシャンパンの乾杯でスタート!
最初の料理は「ホワイトアスパラガスのブランマンジェ」。
ふわっと食感とミントの爽やかさがいい。
優しい味わいと滑らかな舌触りでこれからの期待感を高めまするよぉ~

続いては「トリュフ入りミノ、トリッパ、豚足、豚スネ、豚耳の軽いスープ」。
心も温まるあたたかなスープは小さなスプーンで・・・
繊細な味わいもさることながら、ミノ・トリッパ・豚足・豚スネ・豚耳という食感の妙!
イタリア産黒トリュフの香りが食欲を引き立てまする。

「HENRI BOURGEOIS SANCERRE 2006」、スッキリ味わいの白に合せた料理は・・・
「ハマグリのポシェ、マイクロオゼイユとアスパラのサラダ」。
プリッとした食感の大振りなハマグリが何とも美味☆
ズワイガニ、グリーンアスパラが同居し、根セロリピューレ、甲殻類マスタードソースが添えられる。
比較的ソースは甘目な感じでサラダ感覚の一皿でやんすね。

「Baronne Pauliue SAUTERNES 2008」、女性の顔のエチケットが特徴的な甘口のワイン。
これにはまったりとした冷たい「フォアグラキューブ」が供される。
キャラメルポップコーン、苺やホオズキのコンポートが添えられるってのも面白いっす。
白人参のピューレ、イタリア産黒トリュフも。
フォアグラにはこうした甘目な感じが良く合いますよねぇ~

ここで再びの泡☆は6年熟成の「CHAMPAGNE Driant-Valentin Premier Cru」。
泡立ちがスッキリとして深みある味わいは旨い・・・
料理は「リードヴォーとオマール海老のポアレ」、歯ごたえの饗宴☆
濃厚なオマールのソースが何とも美味!

「CHASSAGNE-MONTRACHET 1ER CRU LA MALTROIE MICHEL COUTOUX 2005」。
白の旨味が口の中に広がりまするねぇ~
旨い白には弾力のある魚、「カサゴの直火焼き」。
浅利の出し汁と合わされたドライベルモットとサフランのソースが最高に美味い☆
カサゴの味わいと風味を引き立てるソースは思わず全て舐めたくなりんすぇ~
トマト、インゲンが添えられる。

「青りんごのグラニテ」でお口直し。

メインには「DOMAINE PIERRE USSEGLIO&FILS CHATEAUNEUF-DU-PAPE 2007」。
確りとした味わいの中にほのかな甘みも感じられる旨さ・・・
この赤には豪快な「岡山県産イノシシのエギュイット」。
炭火焼きされた猪の断面は何とも艶やかな色合い。
肉質は確りとして歯ごたえの中から旨味がじゅわぁ~っと。
トリュフとハーブの2種類のソースとの相性もいいっすね。
肉の中にフォアグラが隠れ、空豆、ゼンマイ、独活、筍、アスパラが添えられる。
そして美しい「LE THIERS」のナイフは切れ味も抜群っすね。

デザートは2種類・・・
カカオの風味が濃厚な「カカオ125%のショコラモワローとエスプレッソのムース」。
ショコラボールがつまみになって嬉しい☆
そして爽やかな「ラベンダーでマリネしたオレンジとパイナップルのブリュレ、キルシュのアイス」。
あちきのカフェは「エスプレッソ」、脇にローズのマカロンが添えられる。

今回のお料理はいつにも増して絵画的で美しいビジュアルを纏う繊細な優しい味。
マダムセレクトのワインとの相性も抜群でやんすよ☆
料理とワインのマリアージュを改めて感じるひと時でやんしたぁ!

あぁ、今回も大満足。
エクアっていいなぁ~

帰り際には控えめなシェフともお話しし大分打ち解けてきた感じっすよ☆
シェフに前回の雪の御礼を申し上げ、マダムに挨拶して外へ出るとまだ真昼間!
余韻を愉しみながら六本木方面に向かうと、眼下には散り始めた桜木が広がりまする☆
春っていいなぁ~

(本文が満タンなんで初回・2回目のれびゅ~【詳細】は日記に移動しやしたぁ~)

・・・

<26年2月 再訪 > 

【副題】 20年目の雪の思ひ出☆

【内容】
・甲殻類の温かいフラン雲丹添え エストラゴンソース
・タスマニアサーモンのマリネとうずらの温泉卵、ジャガイモのムース
・活けホタテと燻製したオマール海老のポアレ、フォンダンエシャロットとトリュフ
・スープドポワソンとズワイガニのガレット、赤穂産牡蠣のソテー
・クレープで包んだフォアグラと柑橘類のコンフィ、パンドエピスのソース
・アイナメの直火焼き、スミイカとソースヴィエルジュ
・レモングラス
・ミルクピジョンのロティ、香草ヴィネグレットと赤ワインソース
・宮崎県産和牛ヒレのプランチャ焼き 粒マスタードソース
・パリパリの生地で覆ったライチとグレープフルーツのアイス ローズマリー風味のショコラブランとタルトフレイズのソース
・プティフール各種

・CHAMPAGNE Canard-Duchene BRUT
・SEGUIN-MANUEL MEURSAULT VIEILLES VIGNES 2009
・MEURSAULT-GOUTTE D'OR PREMIER CRU DOMAINE FABIEN COCHE 2008
・JUBILEE HUGEL ALSACE RIESLING HUGEL 2007
・SANCERRE La Bourgeoise HENRI BOURGEOIS 2010
・SAINI DOMINGUE SAINT-EMILION GRAND CRU 1998

【詳細】
都心で今年最初の大雪・・・
思えば20年前の2月、都心は大雪に見舞われ大混乱・・・
丁度あちきの結婚式の翌日だったんでやんすよ・・・
苦労の末に行った新婚旅行・・・
あらら、あれから20年も経ってしまったんでやんすねぇ(汗)

そして結婚20周年のお祝いでな~をお願いしていたこの日が大雪・・・
何が何でも行かないとねぇ~
六本木のホテルからタクシーで向かい、何とか到着(ホッ)

皿に合わせたワインをマダムにお願い・・・
まずはシャンパンで乾杯し今宵の宴がスタートでやんすよ☆
やっぱ泡は旨いねぇ~

「温かい甲殻類のフラン」は柔らかく優しい味わい。

「タスマニアサーモン」は若干塩っ気があるが、全体を混ぜて頂くと丁度いいバランスに。

「帆立とオマールのポアレ」、黒トリュフの香りが心地よく、口の中に入れるとスモークの香りが広がる。
「SEGUIN-MANUEL MEURSAULT VIEILLES VIGNES 2009」、まったりとして旨い。

「スープドポワソン」、プリッとした牡蠣とズワイガニの身と味噌がスープと絡まり至福の喜び☆
「MEURSAULT-GOUTTE D'OR PREMIER CRU DOMAINE FABIEN COCHE 2008」、スゥ~ッと呑み易い。

「クレープで包んだフォアグラ」、温かくまったりしたフォアグラが濃厚な味わいで美味☆
柑橘系のさっぱりした感じもいいバランス。
「JUBILEE HUGEL ALSACE RIESLING HUGEL 2007」、スッキリとフルーティーさが合いますね。

「アイナメの直火焼き」、プリッとした青森アイナメと歯ごたえの良い大分墨烏賊のゲソ。
カリッと香ばしい皮目が美味しい。
「SANCERRE La Bourgeoise HENRI BOURGEOIS 2010」、ソービニョンブランっぽくないサッパリとフルーティーな味。

「レモングラスのグラニテ」で口の中は清涼感に包まれる。

さて、メインのお肉。
この日は宮崎牛、仏ビゴール豚、NZ仔羊、馬、ミルクピジョンから選べると!
で、あちきはミルクピジョン、相方は宮崎牛をチョイス。

「ミルクピジョン」、赤ワインの濃厚ソースで。
ほのかな弾力を感じる柔らかでクセの無い身はしっとりと旨味がじゅわぁ~っと☆

「和牛ヒレ肉」、フォンドボーと赤ワインソースを纏ったヒレ肉はすぅ~っと噛み切れる柔らかさ☆
料理前に見せて頂いたヒレ肉の塊は素晴らしいサシでやんしたぁ!
これぞ和牛、っすね。

デザートの後に待っていたのが、「20周年記念のお祝いデコレーション」☆
カヌレ、ホオヅキ、マカロン等が綺麗な器で登場!
シェフの素晴らしい料理とマダムのナイスセレクトでステキなアニバーサリーになりんしたぁ~

大満足な記念日☆

帰りに小野シェフともご挨拶!
ところが忙しい合間にシェフがタクシーを呼ぼうと奮闘・・・
でもこの天気では全く繋がらず・・・
感謝をお伝えし表通り迄歩くことにしましたぁ。

運良く表通りで空車を見つけ無事にホテルへ到着!

この翌日が「思ひ出のレフェル」でやんしたぁ~
おわり・・・

・・・

<25年12月 再訪 初めてのランチ編 >

【内容】
・活け締めしたカワハギとその肝のソース 百合根のムース
・金柑とフォアグラ
・フカヒレのコンソメジュレ、ズワイガニと赤貝、甲殻類のソース
・スモークしたオマール海老と赤穂牡蠣のポアレ、白子のソースとトリュフの香り
・鮟鱇の直火焼きとフォアグラロティ、シャンピニョンとほうれん草、赤ピーマンのクーリ
・マスカットルージュ
・馬肉ハラミのロースト、緑胡椒のソース
・いちごの水まんじゅうとライチのギモーブ、生姜とレモンのアイス、パッションフルーツのクリスピー添え
・プティフール各種

・CHAMPAGNE Canard-Duchene BRUT (ランチコース含む)
・ALSACE RIESLING HUGEL 2007
・SANCERRE HENRI BOURGEOIS 2010
・Meurcault JANOTS BOS 2008
・Morey-Saint-Denis Premier Cru Clos des Ormes 2001
・CHATEAUNEUF-DU-PAPE Tradition CHATEAU-FORTLA 2007

【詳細】
エクアトゥールでの初ランチ☆
お友達と3人でご訪問。
ランチは日曜日だけ・・・
でも、呑兵衛には嬉しい1ドリンク付きでやんすよ~

なもんで泡で乾杯し宴のスタート☆

最初は「活け締めしたカワハギとその肝のソース 百合根のムース」、大分のカワハギ。
肝のまったり感と百合根ピューレにホースラデッシュがいい刺激。
 
「金柑とフォアグラ」、金柑の中にフォアグラが詰まり、ライムの香りが。
ひと口でパクッと・・・金柑独特の味にフォアグラの風味で柔らかい味わいに。

アルザス・リースリングが丁度いい酸味を加えまする。

続いて「フカヒレのコンソメジュレ、ズワイガニと赤貝、甲殻類のソース」、フカヒレの食感のジュレが美味☆
ズワイに赤貝と一緒だなんてクリーミーで贅沢な一皿でやんすよねぇ~

サンセール・ソーヴィニョンブラン、酸味のバランスも良くさっぱり感に。

そして「スモークしたオマール海老と赤穂牡蠣のポアレ、白子のソースとトリュフの香り」、香ばしさがいい。
今度は食べ応えあるオマールにジューシーな赤穂牡蠣、そして白子ソース・トリュフの香りとゴージャス☆

ムルソーのボリューム感ある味わいにマッチ!

魚は「鮟鱇の直火焼きとフォアグラロティ、シャンピニョンとほうれん草、赤ピーマンのクーリ」。
スパイシーな味わいに仕上がった山口の鮟鱇は確りとした歯ごたえを感じまする。
フォアグラのロティと共に喰うとまったりクリーミーな風味が加わり何とも言えない幸せ感☆

モレサンドニ、香りがふわぁ~っと漂う比較的軽めな赤で合わせる。

「マスカットルージュ」、赤ワインを使ってのグラニテでお口の中はさっぱり爽快。

さて、メインのお肉の時間でやんすよ~
「馬肉ハラミのロースト、緑胡椒のソース」、熊本の馬肉はとっても艶めかしい色合いにローストされて登場!
人参のピューレ、赤ワインにグリーンペッパーのソースでちょいとスパイシーさをプラス。
適度な歯ごたえの馬肉がとっても美味☆

シャトーヌフデュパプ、確り目の赤が良く合いまするよ!

デザートは「いちごの水まんじゅうとライチのギモーブ、生姜とレモンのアイス、パッションフルーツのクリスピー添え」。
小菓子は「チョコタルト、マカロン、カヌレ、マドレーヌ」。
これにカフェとパンが付きまする。

ゆっくりとした時間がながれるカウンターで至極のひと時を愉しむ・・・
やはりここはカウンターでマダムにお任せしたワインを皿に合わせて頂くのが最高っす☆

この内容は驚異的でやんすね!
まぁ色々と理由はあるかもしれませぬが、あちきにゃ十分過ぎる程でやんすよ☆

帰り際にはシェフともご挨拶ぅ~
美味しかったぁ☆
外に出ればまだ明るい時間!
この後まだまだ一日は長いっす。
初めてのランチは夜とはまた違った愉しみ方が出来まするねぇ~
また機会が合えばランチにも来てみたいっす☆

小野シェフ、マダム、この一年大変お世話になりんしたぁ~
来年も引き続き美味しい料理と素晴らしいワインをヨロシクでやんすよ☆

では次へ・・・

・・・・

<25年10月 再訪 >

【副題】 エクアトゥールで祝う誕生日

【内容】
・蛤のポッシュと雲丹、オクラのソースと甲殻類の泡
 白ワインで〆た松輪鯖の燻製とジャガイモのロール仕立て
・冷製フォアグラのポワレ、コンソメジュレと小木産黒無花果 
 スパイスとヴィネガーを効かせた柑橘類の皮
・ブイヤベースの茶碗蒸し
・ミノと松茸、牛のカルパッチョ添え
 生姜と檸檬を使った酸味あるソース
・甘鯛のウロコ焼き、帆立出汁のアオサ海苔ソース
 銀杏とツブ貝のピューレ
・リンゴのグラニテ
・青首鴨のロティ、赤ワインソースと秋トリュフ
・フォンダンマロンとアールグレイのアイス添え
・プティフール お誕生日バージョン
・パン2種
・カフェラテ

・CHAMPAGNE SELOSSE-PAJON BLANC DE BLANCS GRAND CRU aAVIZE BRUT
・VIN D'ALSACE BINNER 2000 RIESLING
・CHASSAGNE MONTRACHET 2007
・LES VIEUX CLOS 2010
・Comte Lafond SANCERRE 2011
・Saint-Joseph offerus 2004

【詳細】
相方の誕生日祝いで訪問☆
事前にその事をお店に告げ、相方には内密に・・・

小雨模様の中、お店に到着。
奥のカウンターに腰を落ち着けて今宵のデナ~がスタートでやんすよ!
ワインはマダムにお任せぇ。

まずは「CHAMPAGNE SELOSSE-PAJON」で乾杯!
BLANC DE BLANCSの深みある味わいと泡立ちの良さが心地いいっすねぇ~

最初の料理は「蛤のポッシュと雲丹、オクラのソースと甲殻類の泡」。
白ワインで〆た松輪鯖の燻製とジャガイモのロール仕立てが添えられる。
オマールと帆立のだし汁の泡は風味も豊かで繊細。
鯖とジャガイモって合うんでやんすねぇ~

ワインはアルザスのリースリング「BINNER 2000」、甘みの濃い味わいっすね。

このワインに合わせたのが「冷製フォアグラのポワレ、コンソメジュレと小木産黒無花果」。 
スパイスとヴィネガーを効かせた柑橘類の皮が添えられる。
これをよ~く混ぜてひと口・・・
ん~~~蒸したフォアグラと無花果とそのソース、コンソメジュレが混然一体となったハーモニー☆
美味しい!

次のワインは「CHASSAGNE MONTRACHET 2007」、シャルドネ100%であちきの好みでやんす!
香りも豊かで旨い。

これには「ブイヤベースの茶碗蒸し」が。
オマール、ズワイガニ、ムール貝、鮑・・・
贅沢な具材を包み込むような柔らかなフラン☆
美味でやんすよ~~~

お次はビオの「LES VIEUX CLOS 2010」、シュナンブラン100%で如何にもビオっぽい味わい。

「ミノと松茸、牛のカルパッチョ添え」を。
生姜と檸檬を使った酸味あるソースがアクセント。
香ばしいミノのシャキシャキ感、松茸の歯ごたえに酸味のソースがナイスバランス!
願わくば自家製ローストビーフをもう少し喰いたひ・・・

ワインは「Comte Lafond SANCERRE 2011」、ソービニヨンブラン100%に。
酸味のある味わいに合わせる皿は・・・

「甘鯛のウロコ焼き、帆立出汁のアオサ海苔ソース」でやんすよ~
銀杏とツブ貝のピューレが添えられる。
贅沢にも生海苔に雲丹が同居する帆立出汁のソースは深みが出まする☆
ウロコのパリパリ感に身厚の甘鯛の味わいがまた絶妙!
さっぱりと喰えまするよ~

「リンゴのグラニテ」でお口直し。

ワインは赤へ・・・「Saint-Joseph offerus 2004」。
あちきの好きなシラーに合わせる料理は・・・

「青首鴨のロティ、赤ワインソースと秋トリュフ」。
ローストされた仏産青首鴨の艶やかな色合いが何とも素晴らしい☆
ナイフを入れて口の中へ・・・
ん~~~ジューシーな肉汁が溢れ出まする!
赤ワインとトリュフのソースが絶妙にマッチ。
シラーの味に良く合いまするねぇ~~~

デザートは「フォンダンマロンとアールグレイのアイス添え」。
玉子の殻に入ったベリーソースを掛けると、また違った味わいに変化。
フォンダンマロンの風味とフワッと感が秋を感じさせまするねぇ~

珈琲はカフェラテに。

すると小菓子の代わりに相方への「バースディ・プレート」が登場!
プティフールにキャンドル、そしてチョコレートでのメッセージ☆
相方の驚き顔にはしてやったり!
いたく感激してましたぁ~
お気遣いに感謝でやんすよ~~~

〆て2名で42680円也ぃ~
素晴らしい料理とそれに合せた素敵なワイン、そして最高のサーヴィスとお・も・て・な・し☆
思ひ出深い記念日になりんしたぁ!

帰り際にはシェフとご挨拶。
では夢の続きはまた次回・・・

・・・

<25年8月 再訪 >

【副題】
エクアトゥールと鍋島のコラボ

【内容】
・ホワイトショコラ(白とうもろこし)と雲丹、オレンジの香り
・根セロリとりんご、赤座海老とハマグリ、毛ガニのスープ仕立て ヴェルベーヌのジュレ
・ルーアン鴨とフォアグラのユール、サマートリュフのサラダ添え
・鰻とホタテのコンビネーション、甲殻類のソース
・甘鯛の直火焼き、モンサンミシェルのムール貝、サザエとマナガツオのガレット
・グァバと桃のグラニテ
・蝦夷夏シカのロースト、黒胡椒ソース、金時草のソテーとパースニップ(白人参)
・パイナップルのラビオリとバーベナとペリエのソルベ パッションフルーツのソース
・カヌレとショコラエクアトゥールのタルト
・珈琲
・パン

・Summer Moon 吟醸生酒
・特別純米 無ろ過生原酒
・純米吟醸  愛山
・大吟醸 雫しぼり
・ナパ赤ワイン (グラス)

【詳細】
今回はエクアトゥールの料理と鍋島を合わせるという異文化交流の会。
4本の鍋島は大先輩が苦労して準備頂いた貴重な品々。
これは襟を正して味わねばなりませぬわいなぁ~

この日のメンバーは6名、内2名は初めてお会いする方・・・
緊張の夏がスタート(汗)

最初は「ホワイトショコラ(白とうもろこし)と雲丹、オレンジの香り」から・・・
愛知の白とうもろこしのブランマンジェに知床の雲丹がふわっとした絶妙な食感。
相変わらずの優しい味わいにうっとり♡

お酒は「特別純米 無ろ過生原酒」、コクがありフルーティー感も味わえる。
後味もスッキリとしていて、前菜とも良く合いますねぇ~

「根セロリとりんご、赤座海老とハマグリ、毛ガニのスープ仕立て ヴェルベーヌのジュレ」
赤座海老と蛤、毛ガニがマリネになり、レモングラス、ウイキョウのジュレとディルの花が添えられる。
見た目にも美しい一皿っすねぇ~
さっぱりと清涼感ある味わいはさすが!

「ルーアン鴨とフォアグラのユール、サマートリュフのサラダ添え」、唸りまするよ~
ルーアン鴨とスモークフォアグラが層になり、コンソメジュレが掛かる。
サマートリュフの香りが食欲を嫌がおうでもそそりまするよ!
味わい深い鴨肉とまったりしたフォアグラのコラボは何とも美味☆

ここから2本目の「特別純米 無ろ過生原酒」、季節限定酒。
比較的香りは淡泊ながら、味わいはパンチがある。
フォアグラとの相性もいいですねぇ~

「鰻とホタテのコンビネーション、甲殻類のソース」、鰻とスモークした帆立が濃い目の甲殻類ソースと相まって・・・
ほんのり感じる甘みは蜂蜜だそう、杏もいい脇役でやんすよ。
鰻の表面のパリッと感もいいっすねぇ。

3本目は「純米吟醸  愛山」、おぉぉぉこれはあちきにゃドンピシャの味でやんすよ~~~
味わいは濃厚ながら後味がスッキリとしてキレがありまするよ!
魚料理には良く合いますねぇ☆

「甘鯛の直火焼き、モンサンミシェルのムール貝、サザエとマナガツオのガレット」
山口の甘鯛、仏のムール貝をニンニク・パセリのソースで味わう。
皮目もパリッと、厚みある身はジューシーに・・・

お口直しは「グァバと桃のグラニテ」、あっ、写真撮るの忘れた(汗)

メインは「蝦夷夏シカのロースト、黒胡椒ソース、金時草のソテーとパースニップ(白人参)」
おぉ、大好きな鹿肉の何とも言えない艶めかしい色合いが素晴らしい☆
ソースの味わいが素晴らしいっすよ!
金時草と白人参の付け合せがまた良く合いますねぇ~

これにはマダムからナパの赤ワインを合わせて頂く・・・
深みのある赤ワインの味わいと鹿肉、フランボワーズ、黒胡椒ソースがナイスマッチ。
こちらの料理は繊細で優しい味わいが多いから日本酒も素晴らしく良く合いまするよ☆
しかし、この鹿肉にはやはり赤ワインの濃厚さがピッタシでやんすね!
マダムのサーヴィスに感謝☆

4本目は「大吟醸 雫しぼり」、大吟醸の奥深い香りと甘みある旨味は何とも言えず旨い☆
日本酒をデザート感で頂く感じでやんすが、まったりと引き締まりまするねぇ。

そして「パイナップルのラビオリとバーベナとペリエのソルベ パッションフルーツのソース」
さっぱりと口の中がリセットされまする。

「カヌレとショコラエクアトゥールのタルト」に珈琲。
パンも3種類供されまするが、こちらのパンもまた美味しいんですよ~

あちきとしては初めての試みであるフレンチと日本酒のコラボ企画。
最初は正直ちょいと不安感もありんしたが、それが全くの誤算・・・
これだけ合うとは思いませんでしたぁ☆

貴重な鍋島を4種も取り揃えて頂いた大先輩に感謝・感激!
いつもながらの素晴らしい料理を提供頂いたシェフの感謝。
そして素敵なサーヴィスと笑顔で癒しを与えて頂いた上、赤ワインまで提供頂いたマダムに多謝☆

いつの間にか初めてお会いした方ともすっかり打ち解け、愉しいひと時でやんしたぁ~
やはり美味しい料理と旨い酒をこよなく愛する者同士。
価値観が似通ってると自ずと距離も一気に縮まりまするねぇ。

あぁ、至極のひと時に感謝でやんすよ☆
次に来るのが待ち遠しいっすね!
(お会計は破格のお友達価格でしたので今回は割愛させて頂きまする)

・・・・

<2013年6月 再訪 >

【内容】
・スイカのエスプーマと鮎のリエット、エストラゴンのジュレ
・ジャガイモを岩塩とハーブで包んで焼いたケースに、ナスのタルタルとドライトマト
 ジャガイモと白バルサミコで味付けしたシャコとタコ
・フォアグラカルパッチョと長野パープル、ヴェルベーヌのジュレとアマンドキャラメリゼ
・前菜
 トリッパと仔牛ハツ、ルブロッションのカネロニ、黒胡椒とマスタードソース オマール添え
・自家製塩こうじでマリネしたマナガツオ、浅利とつぶ貝のナージュソース
・パイナップルとパッション
・250度でロティしたビュルゴー家ルーアン鴨 ポワブルベールのソース
・ホオズキの水まんじゅうと桃のコンポート、グァバソルベとマンゴーの炭酸ムース
・カヌレとショコラオレンジ

・CHAMPAGNE Delamotte Brut NV ①
・Sancerre Pascal Jolivet 2012 ②
・Beaune (Vielles Vignes de Saint Desine) 2003  Chateau De La Velle ③
・Chateau Doisy Deane 1988 ④
・Chateau Lynch Barges 1995  GRAND CRU CLASSE ⑤
・Compte Lafon  Monthelie Les Duresses 2002 PREMIER CRU ⑥
・M.Chapoutier  Hermitage Monier de la Sizeranne 1990 ⑦
・Chateau Doisy Deane 1988 ⑧(④と同じ)

【詳細】
6名個室が予約出来たんで、早速お友達をお誘い。
折角ならばワイン持込でお願いしようと、ワイン通の大先輩にお声掛けし実現した会でやんすよ~
ワインは全てお任せし、あちきはただ料理とワインを愉しもうって寸法☆

初めてお会いするマイレビュアーさんがお二人、些か「緊張の初夏」状態でスタート。
まずはシュワシュワで乾杯!
ん~~~、シュワシュワ世代には何とも言えぬシャンパンでやんすねぇ~
喉越しいい泡が心地よいっすよ☆

さて、小野シェフの料理とマダムのサーヴィスを存分に愉しみますかねぇ~
「スイカのエスプーマと鮎のリエット、エストラゴンのジュレ」、ほんのりほろ苦さが残る鮎がリエットに。
ウォーターメロンのエスプーマが淡いピンク色で見た目も美しい。
苦味と甘みのバランスがいいっすね。

「ナスのタルタルとドライトマト、ジャガイモと白バルサミコで味付けしたシャコとタコ」。
ジャガイモを岩塩とハーブで包んで焼いたケースに盛り付けられ、赤ピーマンソースが鮮やか。
ちなみにケースは喰えませぬ・・・
混然一体となった一品は添えられるスプーンで食す。
タコ、シャコ、ナス、自家製ドライトマト、ジャガイモと面白い取合せ。

「フォアグラカルパッチョと長野パープル、ヴェルベーヌのジュレとアマンドキャラメリゼ」。
冷製フォアグラをカルパッチョ仕立てにし、ハーブジュレ、仏サマートリュフソースとの組み合わせ。
セロリピューレ、長野パープルが添えられ濃厚かつ爽やかな一品。
これには大先輩がデザート用と考えてた「Chateau Doisy Deane 1988」が供される。
ん~~~、深い甘みとフォアグラの濃厚さ、長野パープルの爽やかさがい~いバランスでやんすよ☆

「トリッパと仔牛ハツ、ルブロッションのカネロニ、黒胡椒とマスタードソース オマール添え」。
オマールのポワレに甲殻類の出汁、ツブマスタードが味にインパクトを与えまする。
ここにトリッパ、仔牛のハツが合わされるってのも面白いっすね!
やっぱ甲殻類は好きでやんすねぇ~

「自家製塩こうじでマリネしたマナガツオ、浅利とつぶ貝のナージュソース」。
塩麹のマリネなんて、これまた面白いっすよ~
それに貝のソースが優しい味わいを引き立てる。
皮目はパリッと、白身はジューシーでしっとり。

お口直しには「パイナップルとパッション」、さっぱり感。

メインは「250度でロティしたビュルゴー家ルーアン鴨 ポワブルベールのソース」。
艶めかしい色の仏ルーアン鴨にブラックペパーとグリーンペパーのソースが彩を添えまする☆
しっとり感ある鴨肉は肉の旨味が凝縮され、至福の喜びでやんすよ~
「M.Chapoutier  Hermitage Monier de la Sizeranne 1990」の芳醇な深みある赤が一層旨い!

「ホオズキの水まんじゅうと桃のコンポート、グァバソルベとマンゴーの炭酸ムース」。
「カヌレとショコラオレンジ」。
「カフェラテ」、と続き改めて「Chateau Doisy Deane」がデザートワインとして供される。

小野シェフの繊細かつ優しい味わいはあちきには丁度いい塩梅。
でも、若い方にはもう少しパンチが効いた濃い目の味が合うのかもしれませぬが・・・
まぁ、好みってのは嗜好、価値観、年齢、性別等色々な違いがあるのは当たり前のこと。
あちきは美味しい料理、旨い酒、愉しい会話、ステキな雰囲気・・・
それら全てが大好きっすよ~
一度っきりの人生、一度っきりの時間・・・
どうせならば楽しく過ごしたいっすよね☆

大先輩とマイレビュアーさんが提供して頂いた素晴らしいワインの数々は最高!
料理との相性、バランスは兎も角として貴重なワインを頂けた喜びはひとしお☆
皆さまのご厚意によりリーズナブルに提供頂き感謝。
〆て@18500円也ぃ~

あっという間のひと時が過ぎて行きまする。
さて、そろそろお時間でやんす・・・
小野シェフ、マダムに御礼と感謝を申し上げ、お店をあとにしましたぁ~

グループ利用もいいっすが、こちらの魅力を最大限活かすのは2名程度でやんすかねぇ☆
プライベート感あるお店でゆったりとした時間を過ごす贅沢さ・・・
何とも言えない喜びになりんすぇ~~~
また来ますね!

さて、余韻を愉しみますかな???
お友達と向かうは今宵のお宿のワインバー☆
つづく・・・

・・・

<25年5月 再訪 >

◎2回目のエクア【詳細】も日記に移動でやんすよ

【あちき的オススメ】
・仔鳩のロースト スモーキーな赤ワインソース

【内容】
・稚鮎リエットとジャガイモのエスプーマ
・三陸産アワビとバチマグロのトロ、オクラのソースとじゅんさい添え
・モリーユとフォアグラのラビオリ
・オマール海老とリードヴォーのポアレ ビスクドオマールのソース
・マナガツオのロティ 浅利とツブガイのナージュ仕立て ライム風味
・マンゴーとオレンジのグラニテ
・茨城県、仔鳩のロースト スモーキーな赤ワインソース
・マーシュルビー(赤いグレープフルーツ)とライチのジュレ
 ミントソースとバンブルムースのゼストコンフィ 濃縮ミルクのアイス添え
・カヌレとショコラオレンジ
・パン2種
・エスプレッソ、カフェラテ

・CHAMPAGNE Canard-Duchene BRUT
・NAPA VALLEY CHARDONNAY DARIOUSH 2007
・DOMAINE DELA TAILLE AUX LOUPS 2011
・SANCERRE Monts Damnes 2011
・ESSENZE Barolo 2004

・・・

<25年2月>

◎はじめてのエクアれびゅ~【詳細】は日記に移動

【あちき的シチュエーション】
・素晴らしい空間で最高の料理と旨いワインを心行くまで堪能したいとき

  • フォアグラ
  • 天然真鯛と筍
  • オマール

もっと見る

4位

日本料理 太月 (表参道、明治神宮前、渋谷 / 日本料理)

8回

  • 夜の点数: 4.8

    • [ 料理・味 4.8
    • | サービス 4.8
    • | 雰囲気 4.8
    • | CP 4.6
    • | 酒・ドリンク 4.8 ]
  • 昼の点数: 4.8

    • [ 料理・味 4.8
    • | サービス 4.9
    • | 雰囲気 4.8
    • | CP 4.6
    • | 酒・ドリンク 4.8 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥20,000~¥29,999 ¥10,000~¥14,999

2021/04訪問 2021/05/16

太月とは 人柄映す 名前・味

<2021年4月訪問分>

【内容】
・昆布出汁
・岩手アイナメ
・前菜盛り合わせ
・枕崎2年物鰹節
・一番出汁
・煮物椀
・お造り 
・青森サクラマス
・福島穴子
・仙台牛、花山椒
・炊込み御飯 
・求肥入り抹茶アイス最中、葛饅頭、苺クレープ

・ノンアルコール

【詳細】
卯月の「太月」ランチ☆

この時期は山菜、花山椒を愉しみに。

「昆布出汁」。
盃で供される昆布出汁からスタート。

「岩手アイナメ」、唐揚げで。
アマドコロ、ウルイ、モミジガサ、釣鐘人参などの山菜餡と共に。
蕩けるアイナメに優しい山菜餡の味わいが丁度いい塩梅。

目にも鮮やかな季節の「前菜盛り合わせ」。
静岡筍は木の芽和え。
大好きな小肌はちまき。
竹岡太刀魚は焼浸し。
秋田新ジュンサイは土佐酢。
富山蛍烏賊。
長野タラの芽は天ぷら。

日本酒があれば進んでしまいますねぇ~

「枕崎2年物鰹節」。
目の前の大将が削る削り立て鰹節を手に載せて。

その鰹節の「一番出汁」、お猪口で。

「煮物椀」。
うすい豆饅頭に雁、ウルイ、桜花を添えて。

「お造り」。
五島アオリイカ、宇和島イサキ、相模湾金目鯛炙りの3種盛り。

「青森サクラマス」、炭火で塩焼き。
しっとり焼き上げられた鱒は木の芽酢、蕗の葉いり揚げをお好みで。

「福島穴子」。
蕨、コゴミの山菜と共に煮物で。

本日のメインです。
「仙台牛、花山椒」、しゃぶしゃぶ仕立てで。
たっぷりの花山椒を巻いて・・・
蕩けます。

炊込み御飯は「筍、蕗の薹」。
シジミ味噌汁、お新香をお供に。

そして3種デザート。
「求肥入り抹茶アイス最中、葛饅頭、苺クレープ」。
太月のデザートは女性ウケするし美味しいですねぇ~

久しぶりの太月。
大満足でした!
感謝☆
<2020年2月訪問分>

【内容】
・先付
 ピーナッツ豆腐 クリガニのビスク
・前菜
 黒トリュフに見立てたフォアグラ
 スミイカ パイ包み
 ブーダンノワール ビーツ ジャガイモ
 煮鮑 肝ソース
 フグ白子揚げ
 カニ玉子
・お椀
 ブイヤベースのラヴィオリ
・お造り
 金目炙り
・焼き物
 平目 椎茸 ラルド 胡麻味噌
・煮物
 カブ クロモジ 湯葉 唐墨
・強肴
 スッポン茶碗蒸し 猪
・進肴
 月ノ輪熊 ジュニパー 芽アサツキ
 牛しゃぶしゃぶ 柚子釜
・お食事
 ふきのとう ホタルイカ
・甘味
 ショコラショー ブラッドオレンジ ふきのとう
 ミニャルディーズ

・CREMANT D'ALSACE 2016 PIERRE FRICK
・Girard SAUVIGNON BLANC 2017 NAPA VALLEY
・Sclavus Efranor 2017
・Coteaux Bouruignons 2017
・宗玄 純米吟醸
・太月 無濾過生原酒
・RKATSTTELI 2017 GEORGIA
・Villa de Corullon 2013

【詳細】
「太月×プレヴナンス 2020.2.14」~異食のコラボレーション☆

前日はプレヴナンスを舞台に、この日は太月にて。
ひとつの皿をお互いが造り上げる趣向。
正しく進化した和洋折衷。

乾杯は「CREMANT D'ALSACE 2016 PIERRE FRICK」。
ノンドサージュのキリっとキレのある味わいは大好き。

料理は先付、「ピーナッツ豆腐 クリガニのビスク」。
炭火で焼かれた熱々のピーナッツ豆腐はねっとりした甘み。
そこに濃厚なクリガニのビスクが複雑に絡み合う・・・
何とも美味な絶妙なコラボレーション☆
冷えた泡との相性も抜群ですねぇ~
見た目は和食、味わいはフレンチ感。
正直凄いです。
この先の期待感が高まりまする!

ワインはナパの白。
「Girard SAUVIGNON BLANC 2017 NAPA VALLEY」。
爽やかな酸味から後味に甘みを感じるバランスいい味わい。

料理は前菜の盛り合わせ。
「黒トリュフに見立てたフォアグラ」、胡桃パウダーと共に。
ホントにトリュフを丸ごと頂くみたいで愉しさがありんす。
中身はまったり濃厚なフォアグラ。
「スミイカ パイ包み」、プレヴナンスの包みにくるまれて。
烏賊墨も混ぜたパイ包みはバターの香りも漂い美味しい。
「ブーダンノワール ビーツ ジャガイモ」。
正にフレンチな一品。
「煮鮑 肝ソース」、柔らかく煮込まれた蝦夷鮑。
そこに旨み溢れる肝の出汁ソースをたっぷり絡めて・・・
文句はありませぬ。
「フグ白子揚げ」、白玉粉で白扇揚げにした白子。
旨みを閉じ込めた白尽くしのひと品。
「カニ玉子」、ズワイガニの玉子焼き。
蟹の風味が広がりまするね。
フレンチ3品、和食3品の競演にバランスいい白は良くマッチ。

ワインはギリシャ・ケファロニア島の白。
「Sclavus Efranor 2017」。
最初はフレッシュな果実味、落ち着くと甘みと塩っぽいミネラル感も。

料理はお椀。
「ブイヤベースのラヴィオリ」、メニューでは想像出来ません・・・
塗り椀の蓋を開けると、目の前は正にお椀。
一瞬筍かと思う具材がラヴィオリ。
まずは汁から・・・
ほんのり甘みある優しくい~い味わいの和風出汁に癒されます。
続いて厚めのラヴィオリの中には魚の旨みが詰まったブイヤベース。
鰹節と昆布の出汁にブイヤベースの旨味が絡み合い驚きの味わいに変化!
ん~~~正にコラボの極み☆
白ワインの味わいとも上手くマッチしてますねぇ~

次は日本酒、「宗玄 純米吟醸」。
まったりとした旨みとコク。

料理はお造り。
「金目炙り」、静井シェフが真剣な眼差しで最後の仕上げを施す。
炙った身厚の千葉金目鯛に浅利出汁とアオサ・柚子のシートを纏わせる。
そこに檸檬の泡をトッピング。
金目の旨みにほんのり浅利出汁、そして柑橘の香りが心地いい。
お好みで山葵を添えて頂くとより和風の味わいを感じられまするね。

ワインはブルゴーニュ新進気鋭のドメーヌの赤。
「Domaine Brice Martin Coteaux Bouruignons 2017」。
酸味と果実味のバランスがいい。

料理は焼き物。
「平目 椎茸 ラルド 胡麻味噌」。
神経〆鮃に椎茸とラルドを重ね、長野天然芹をトッピング。
正しく静井シェフのフレンチ。
そこに合わせるのが太月の胡麻味噌タレ。
鮃の旨みに椎茸の味わい、絶妙な塩加減のラルドが絡み合う。
そこに風味豊かな胡麻味噌タレが何とも言えない魅力を加えます。
そして天然芹のホロ苦みが素晴らしくマッチ。
塩味と甘みと苦味が混じり合う素晴らしい料理ですね。
西塚さんが赤を合わせたのが肯けました。

次は日本酒、「太月 無濾過生原酒」。
大将の地元、神奈川の酒から造った店名を冠したお酒。

料理は煮物。
「カブ クロモジ 湯葉 唐墨」。
静井シェフの自家菜園の蕪は焚いて。
その上には揚げ煮の引き上げ湯葉。
一番上には太月の1年2か月熟成唐墨。
爪楊枝で有名なクロモジのコンソメが美しい色合い。
柔らかく甘い蕪に深みある唐墨の味わい。
全体を包み込む品ある甘さと香りのクロモジコンソメが沁みますねぇ。

ワインはジョージア自然派のオレンジ。
「RKATSTTELI 2017 GEORGIA」。
フルーティーで強めの酸味の後には仄かな甘みも感じられます。

料理は強肴。
「スッポン茶碗蒸し 猪」。
猪はミンチで滋味深い味わい。
鼈エキスの茶碗蒸しはまったりとした旨み。
猪脂のカリカリトーストが食感の妙。
これぞ滋味とコクの饗宴ですねぇ~
個性的なオレンジが良く合いまする。

ワインはスペインの赤。
「Villa de Corullon 2013」。
最初は酸味とコクが感じられるが、意外にも後味は甘みとサラッと感。

料理は2種の進肴。
静井シェフは、「月ノ輪熊 ジュニパー 芽アサツキ」。
炭火焼のツキノワグマの脂で店内はケムケム状態(笑)
確りとした歯応えの野趣溢れる熊の身と脂身の甘み。
噛む度に奥深いがクセの無い味わいがジュワァ~っと。
ジェニパーベリーの実も加わった濃厚赤ワインソースが引き立てる。
長野の山菜、芽アサツキの食感と風味がいいですね。

望月大将は、「牛しゃぶしゃぶ 柚子釜」。
目の前には見るからに美味そうな霜降りの仙台牛ロース。
これをしゃぶしゃぶにして柚子釜で供す趣向。
蕩ける牛肉の甘みに胡桃タレの風味が絡まります。
2種の肉の対比が愉しく大満足!

お食事は「ふきのとう ホタルイカ」。
この時期の太月のスペシャリテ!
ホロ苦みの蕗の薹に蛍烏賊とその出汁で炊いたご飯。
美味しいに決まってまする。
揚げの入る赤出汁の味噌汁とお新香とのセットはザ・和食。

フレンチは甘味で。
「ショコラショー ブラッドオレンジ ふきのとう」。
蕗の薹をご飯とデザートで味わい趣向。
プレヴナンスパティシエ、ヨーコちゃん渾身の山菜デザート☆
宇和島ブラッドオレンジのシブーストに蕗の薹ソルベ。
そして目の前で温かいチョコレートソースを掛けて仕上げるひとさら。
苦味・酸味・甘みの入り混じる正しくオトナのデザート!

苺とマカロンのミニャルディーズは有難い事にお祝いプレートで!!!
感謝感激でやんすよぉ~~~

二夜限りのフレンチと和食の異食コラボレーション!
正に異色の組み合わせが醸し出す珠玉の料理たち。
相乗効果と切磋琢磨を感じた愉しく美味しい素晴らしいイベント。
感謝☆
<2019年4月訪問分>

【内容】
・静岡天然タラの芽 天ぷら
・前菜
・鰹削り節
・一番出汁
・椀 千葉太刀魚おぼろ昆布巻き
・造り 千葉勝浦鰹、北海道無添加生雲丹、相模湾石鯛
・大船渡サクラマス炭火焼
・メバル煮付け
・鯛白子玉締め うすい餡
・仙台牛 花山椒鍋
・静岡筍、蕗御飯
・蓬麩味噌汁、お新香
・桜アイス、苺ババロア、揚げ蓬饅頭
・お薄

・Bruno Paillard Première Cuvée BRUT
・宗玄 特別純米 純粋無垢
・隆 備前雄町60特別純米無濾過生原酒 小藤2018年
・Philippe Chavy Saint Aubin 1er Cru Murgers des Dents de Chien 2014
・悦凱陣 雄町
・山崎ハイボール

【詳細】
春の太月カウンター☆
まずは泡で乾杯!
ここはやはり「Bruno Paillard Première Cuvée BRUT」。
良心的な値付けは嬉し限り。

料理は「静岡天然タラの芽 天ぷら」。
サックリと春のホロ苦みからスタート。

そして色とりどりの「前菜」。
「富山蛍烏賊」、チュルっと食感で濃過ぎず控えめな味わいはいいですねぇ。
「車海老ちまき」、笹の葉の香りが心地いい。
「飯蛸酢味噌」、柔らかな飯蛸に酢味噌のいい味が引き立ちまする。
「うすい豆煮」、シンプル・イズ・ベスト。
「茶筅茄子」、優しい味わいがじゅわぁ~っと。
「春野菜胡麻和え」、土筆、独活、ウルイ、ハマボウフウ、根三つ葉等の胡麻和え。
大好きな春満載でホッとする味わい。
何気ない花びら百合根も春ですねぇ~

ここで大将が一生懸命に削っていた鰹節が登場!
厚めの「鰹削り節」を掌に・・・
口の中にい~い鰹節の香りが充満。

日本酒が欲しくなりますねぇ。
という事で大将にオススメを所望。
「宗玄 特別純米 純粋無垢」、スッキリ軽快な吞み口。

今度は大将が味をあたるように「一番出汁」のお猪口を。
い~い昆布の旨みが加わった極上の出汁。
カウンターならではの愉しい趣向ですねぇ~

その流れでの「お椀」。
「千葉太刀魚おぼろ昆布巻き、ミニチンゲン菜、板わらび、木の芽」と豪華版。
フワッとした太刀魚をおぼろ昆布の旨みが覆う。
初めて板わらびを食べましたが、何とも言えない食感がいいですね。

お酒が進みまする。
次は「隆 備前雄町60特別純米無濾過生原酒 小藤2018年」。
コクと旨味が広がりまする。

料理は「造り」。
大将の言葉とは正反対の豪華特盛版(笑)
「千葉勝浦鰹」、分厚い鰹は正しくのザ・カツオ。
「北海道無添加生雲丹」、大きく如何にも美味そうな雲丹は甘く蕩けまする。
「相模湾石鯛」、凄い食感ですねぇ~
大葉、茗荷でサッパリなツマ。

料理は「大船渡サクラマス炭火焼」。
フワッと焼き上げられたサクラマスは程よい脂がいい。
木の芽酢をつけて爽やかな味わいに。
付け合わせは独活白扇揚げ、蕗の葉。

ここで大将オススメの白ワインを所望。
「Philippe Chavy Saint Aubin 1er Cru Murgers des Dents de Chien 2014」。
置くと旨味が広がりまするね。

料理は「メバル煮付け」。
柔らかく煮付けられたメバルは甘みがあり、口の中で蕩けまする。
添えられるのは根三つ葉、ウルイ。

やっぱ日本酒ももう少し。
「悦凱陣 雄町」。
そしてチェイサー代わりに「山崎ハイボール」も(笑)

料理は「鯛白子玉締め うすい餡」。
貴重な鯛白子は茶碗蒸し風に。
品の良い味わいに仕立てられてますね。

そして本日のメインが登場!
目の前にはたっぷりの花山椒と霜降りが美しい仙台牛が鎮座。
「仙台牛 花山椒鍋」、この時期は外せない逸品☆
牛肉の甘みと旨みに花山椒の香りと痺れ・・・
何も言う事はありませぬわいなぁ~

締めの御飯は静岡筍王が採った「静岡筍、蕗御飯」。
い~い香り。
そして「蓬麩味噌汁」、「お新香」。

デザートは「桜アイス、苺ババロア、揚げ蓬饅頭」の3種。
最後は「お薄」。

花山椒の季節にはどうしても味わいたくなりんす。
色々なお店で供されるので、お店毎の変化が愉しみ。
この日の料理はボリューム満点!!!
もう少し量、品数が少な目なコースに仕立ててくれると有難いですが(笑)
それにしても呑み過ぎた・・・
<2018年4月訪問分>

【内容】
・静岡筍、鹿児島車海老、胡麻豆腐 木の芽味噌和え 花穂添え
・前菜盛合せ ホタルイカ沖漬け、春子鯛粽、新もずく、茶筅茄子、浜防風小柱和え
       炙り唐墨、稚鮎天ぷら、タラの芽天ぷら、百合根花びら
・おこぜ丸仕立て椀 
・お造り 大分イサキ、静岡真ハタ
・勝浦鰹タタキ
・竹岡ノドグロ 木の芽焼き グリーンアスパラ
・三陸鮑柔らか煮、雲丹
・トリガイ 山椒焼き
・花山椒、牛肉 小鍋
・桜海老、蕗の炊き込みご飯
・蓬麩味噌汁
・お新香
・抹茶プリン、葛饅頭、桜アイス
・お薄

・生ビール小
・Bouchard Père & Fils - Meursault Genevrières 1er Cru Domaine 2012
・日本酒
・Tollot-Beaut & Fils Corton-Bressandes Grand Cru 1995

【詳細】
久しぶりの夜太月☆
この日は季節の花山椒を期待しての予約。
今年は少し早めに出回ったようで、何とか間に合いましたぁ~

まずは「生ビール小」で乾杯し宴のスタートでやんすよ!

最初の料理は「静岡筍、鹿児島車海老、胡麻豆腐 木の芽味噌和え 花穂添え」。
見た目は胡麻豆腐の白で覆われてまするが、その中は鮮やかな色合いの饗宴!
木の芽味噌の緑に車海老の紅白、筍の白が映えまする。
勿論味わいと食感もいい。
花穂の香りが余韻に・・・

ビールは瞬時に蒸発したので、大将に好みを伝えオススメの白ワインを所望。
「Bouchard Père & Fils - Meursault Genevrières 1er Cru Domaine 2012」。
ん~~~樽香もあって好きな味わいっすね。

次の料理は「前菜盛合せ」。
ホタルイカ沖漬け、濃い目の味わいはお酒にはピッタシっすね。
春子鯛粽、春子の味が染みた粽は美味。
新もずく、しゃきっと食感がいいっすねぇ~
茶筅茄子、出汁が染みてまする。
浜防風小柱和え、食感も良く好きな味。
炙り唐墨、ん~~~これは日本酒ですねぇ~
ってことで日本酒もお願いし、つまみとしてちょっとずつ・・・
調度いい塩梅の唐墨。
天ぷらは稚鮎とタラの芽、季節ですね。
百合根花びら、丁寧なお仕事。

続くお椀は「おこぜ丸仕立て」、骨出汁で旨味が出てまする。
おこぜはふわっと蕩ける感じ。

お造りは「大分イサキ、静岡真ハタ」の2種。
好みで醤油、酒盗で。

そして「勝浦鰹タタキ」、茗荷、胡瓜、小葱、生姜にポン酢を掛けて混ぜ混ぜ。
身厚な鰹は食べ応えも十分。

焼き魚は「竹岡ノドグロ 木の芽焼き」、グリーンアスパラを添えて。
脂の乗ったノドグロは美味しいっすね。
アスパラも太くて立派。

後半に備えて大将に赤を所望。
「Tollot-Beaut & Fils Corton-Bressandes Grand Cru 1995」。
これまた狙ってきましたねぇ~~~
まろやかな味わいに酸も心地いいっす。

「三陸鮑柔らか煮、雲丹」、鮑は柔らかく濃厚な雲丹と共に贅沢にガブっと(笑)

目の前で捌かれた「トリガイ」は山椒焼きで。
ジューシーで旨味が溢れてきまする。

さて、いよいよメインイベントの始まりでやんす!
見るからに美味しそうなサシが入った牛肉。
そしてこれでもかという程の大量の花山椒!
それを熱々の小鍋仕立てで・・・
「花山椒、牛肉 小鍋」、文句はありませぬわいなぁ~
舌がピリっと痺れる花山椒の風味と香りは堪りませぬ。
牛肉との相性も抜群ですね!
この時期に味わえて良かったぁ~

「桜海老、蕗の炊き込みご飯」、「蓬麩味噌汁」、「お新香」。
既に満腹状態なんで御飯は控えめに・・・
桜海老の香りと蕗の苦みがいいバランス。

デザートは「抹茶プリン、葛饅頭、桜アイス」、リセットされまするね。
最後は「お薄」で締める。

待望の花山椒コースは良心的なお値段ですよ(笑)
その分ちょいと奮発してワインをお願いしてしまいましたが大満足!
大将、女将さんに感謝☆

この日も賑わってましたねぇ~
人気の高さには肯けまする。
来年も花山椒の季節に訪れたい・・・
<2018年1月訪問分>

【内容】
・百合根饅頭 芝海老真薯 菜の花餡
・季節盛合せ
 数の子、黒豆、慈姑、田作り、秋田赤ナマコ酢、白バイガイ煮含め、鮟肝、あんぽ柿膾、金柑
・白味噌椀 帆立真薯、亀甲大根、梅人参、松葉柚子
・お造り 銚子カジキ、鹿児島鯛 青味大根、紫芽
・カマス味噌幽庵焼き 京海老芋唐揚げ
・聖護院蕪、合鴨治部煮 小松菜
・玉子揚げ出し 松葉蟹餡
・七草粥 山葵醤油漬け、ジャコ、お新香、鱧浮袋照り煮
・大和芋と栗のきんとん 葛饅頭、はったい粉黒蜜 キャラメルアイス
・お抹茶

・生ビールグラス
・Meursault Cuvee Fernand Boyer 2015 / Yves Boyer Martenot
・VOSNE-ROMANEE Jean-Marc MILLOT 2014
・隆 備前雄町60特別純米無濾過生原酒 神奈川
・宗玄 純米吟醸 無濾過生原酒 石川

【詳細】
2017年、新年最初の外食はこちらでやんすよぉ~
お友達と3人でご訪問。

まずは「生ビールグラス」で乾杯!
今年も宜しくです。

最初の料理は「百合根饅頭」。
中には芝海老真薯が入り菜の花餡が掛かるひとさら。
芝海老の風味が広がり、全体的に優しい味わい。
岡先生のお皿も嬉しいっすね。

続いては「季節の盛合せ」。
お正月料理も散りばめられ、お目出度い風情。
ステキな器の中には「数の子、黒豆、慈姑、田作り」とお正月の味わい。
その他「秋田赤ナマコ酢、白バイガイ煮含め、鮟肝、あんぽ柿膾、金柑」。
つまみにも抜群。

お酒は白ワインに。
「Meursault Cuvee Fernand Boyer 2015 / Yves Boyer Martenot」。
好きな味わいっす。

お椀は「白味噌椀」。
具材は「帆立真薯、亀甲大根、梅人参、松葉柚子」。
中々お江戸じゃ頂けないんで、時節柄嬉しいっすね。
上品な甘みが何ともいいっす。
帆立の風味もふわぁ~っと。

お造りは「銚子カジキ、鹿児島鯛」。
つまには「青味大根、紫芽」、
カジキは山葵醤油、鯛は酒盗で。
普通に美味しい・・・

赤ワインをちょいと挟んで(笑)
「VOSNE-ROMANEE Jean-Marc MILLOT 2014」、旨い。

焼き魚は目の前の焼き台で大将が焼き上げる「カマス味噌幽庵焼き」。
ふっくらとした歯応えと品ある幽庵の風味が良く合いまする。
添えられるのは「京海老芋唐揚げ」、フワッと食感がいいっすね。

さてオススメの日本酒を・・・
「隆 備前雄町60特別純米無濾過生原酒 神奈川」。
初めてのお酒ですが旨味とコクがいい辛口っすね!

料理は「聖護院蕪、合鴨治部煮」、小松菜が添えられる。
蕩ける蕪は出汁が染み込んで美味しい。
身厚の合鴨はちと噛み切れずひと口で・・・
甘めの味付け治部煮は好きですねぇ~

次のお酒は「宗玄 純米吟醸 無濾過生原酒 石川」。
綺麗な青い瓶が印象的で、華やかな香り。

料理は「玉子揚げ出し 松葉蟹餡」。
豪華な松葉蟹がたっぷり入り、とてもいい味わい。

そして御飯は季節の「七草粥」。
身体に優しい粥は嬉しいっすね☆
「山葵醤油漬け、ジャコ、お新香、鱧浮袋照り煮」をお供に。

デザートは3種。
「大和芋と栗のきんとん 葛饅頭、はったい粉黒蜜 キャラメルアイス」。
締めに「お抹茶」。

この季節ならではの料理の数々。
季節感っていいっすよねぇ~
素直に美味しかったっすよ☆
安定感がありんす。
大将、女将さん、今年も色々宜しくです!
【内容】
・塩水雲丹、ノドグロ炙り、賀茂茄子、目葱、ミニオクラ ポン酢ジュレ掛け
・八寸 蒸し鮑バターソテー肝、〆鯖芥子、穴子黄味揚げ、佐渡アラ梅肉、
 太刀魚モロコシ焼き、新丸十蜜煮
・鮑真薯とブータン松茸の椀
・北海道噴火湾メジマグロ、鹿児島出水鯵 グラパラリーフ、マイクロトマト添え
 酒盗、山葵醤油で
・郡上八幡鮎塩焼き 蓼酢、ザブトンたたき
・葱鮪鍋
・徳島鴨バター焼き、雲丹、獅子唐
・佐渡アラ土鍋御飯
・蓬麩赤出汁味噌汁
・おかか昆布、お新香
・桃パンナコッタ、アールグレイアイス、3種ベリー
・葛切り

・生ビール中
・Chateau Doisy Daene Sec Blanc 2015
・宗玄 純米吟醸
・悦凱陣

【詳細】
29年7月の訪問。
この日はカウンターが満席で初めての畳敷き個室利用。
落ち着く空間っすね☆

まずは「生ビール中」で乾杯!

最初の料理は「塩水雲丹、ノドグロ炙り、賀茂茄子、目葱、ミニオクラ」。
品の良い味わいのポン酢ジュレを掛けて。
脂ののったノドグロは身厚で旨味がありんす。
ん~~~やっぱ美味いね☆

ワインは大将のオススメで。
この日はソーヴィニヨン・ブラン「Chateau Doisy Daene Sec Blanc 2015」。
ある種ソーヴィニヨン・ブランっぽく無くて、コクと甘みのバランスが良い感じっすね。

続く料理は「八寸」。
蒸し鮑バターソテー肝、〆鯖芥子、穴子黄味揚げ、佐渡アラ梅肉、太刀魚モロコシ焼き、新丸十蜜煮。
どれも素晴らしいが、特に穴子黄味揚げが良かったぁ~

お椀は「鮑真薯とブータン松茸」、大将デザインのバッタと花火を描いた塗り椀。
お高そう(笑)
ボリューム感ある鮑真薯に大きく食べ応えある松茸に圧巻!
少し甘めな出汁でした。
 
お造りは「北海道噴火湾メジマグロ、鹿児島出水鯵」、酒盗、山葵醤油で。
グラパラリーフ、マイクロトマトが添えられる。
蕩けるメジマも勿論ですが、身厚の鯵が美味☆
涼し気な竹の皿がまたいいっすね。

ここいらで日本酒へ。
オススメで「宗玄 純米吟醸」。

季節の鮎塩焼きは「郡上八幡」、蓼酢で。
ふっくら香ばしく焼き上げた鮎は、仄かな苦みがいいっすね。
そして隣に添えられた「ザブトンたたき」が絶品でやんしたぁ!
甘めなタレで肉の旨味が際立ちまするよ。

そしてこの日一番のひと品が「葱鮪鍋」☆
大振りな鮪と玉葱、焼き長葱が同居。
女将さんが座敷で丁寧に取り分けて頂きましたぁ~
感謝。
玉葱の甘味と鮪の旨味が染み出た汁が絶品の美味さ!

次の日本酒は「悦凱陣」。

最後の料理は「徳島鴨バター焼き、雲丹、獅子唐」。
大きくジューシーな鴨と雲丹なんて贅沢なひと品っすね。
美味っすよ。

ご飯は「佐渡アラの土鍋御飯」、生姜と葱でさっぱりと。
「蓬麩赤出汁味噌汁」、「おかか昆布」、「お新香」と共に。

デザートは「桃パンナコッタ、アールグレイアイス、3種ベリー」。
そして「葛切り」で〆。

安定感のある味わいと素晴らしい内容は流石でやんすね☆
女将さんのサーヴィスも心地いい。
あちきが中々伺えず申し訳ないっす・・・(汗)
また伺いまするよ~
<29年1月 お正月 お節第二弾>

【お会計】
・二段重(二人様)・・・37800円(税込み)

【内容】
<一ノ重>
・巻海老旨煮
・煮鮑
・蟹玉子
・寒竹の子土佐煮
・黒豆
・金柑
・ローストビーフグレービーソース
・紅白 海老真薯 帆立真薯
・白倍貝
・長呂喜
・叩き牛蒡
・柿膾
・数の子
・いか黄金焼
・田作り

<二ノ重>
・若鶏浅葱巻
・平目竜皮巻
・海老芋衣揚げ
・手綱こんにゃく
・錦玉子
・どんこ椎茸
・にしん昆布
・梅花くわい蜜煮
・梅花人参
・合鴨ロース
・小手鞠麩
・マナガツオ西京焼
・小鯛南蛮漬
・はじかみ
・菊蕪酢漬
・花百合根
・大和芋きんとん
・巻穴子
・蛸やわらか煮
・スモークサーモン砧巻き
・からすみ身巻き

【詳細】
ここ数年、お正月はあちきの実家にお節を持って行きまする。
毎年変えてまするが、今回はこちらのお節に☆

年末にお店へ取りに行き、大将と女将さんにご挨拶ぅ~
この一年に感謝。
ちなみに配送もしてくれまする(送料一律1500円)。
そして実家でお披露目でやんすよ!

清潔感ある霧箱の二段重。
内容的には正統派でやんすね☆
その中にも大将の拘りと挑戦が感じられまする。

昔ながらの「田作り」、「黒豆」は安心する味わい。
「ローストビーフ」はグレービーソースを掛けて・・・
和のお節にお肉は嬉しいっすよねぇ~
特に印象的なのが「からすみ身巻き」、しっとりした食感と味のバランスが絶妙☆
「叩き牛蒡」、歯応えの良さと胡麻の風味が何とも美味。
そして「巻穴子」はふわっと蕩けるような柔らかさに感動っすよ。

この日は車だったんで残念ながらあちきはノンアル(涙)
相方は日本酒を旨そうにグビグビと!!!
ん~~~
続きはお家に帰ってから思う存分お酒と合わせるぞぉ~

という訳で車家のお正月は毎度のごとくお節とお酒で終わるのであった・・・
今年もヨロピク☆
<26年7月・8月 再訪 最初の写真52枚がおにゅ~ >

8月で1周年☆
遅ればせながらおめでとうございやすぅ~
7月、8月と伺ってますがれびゅ~が追い付かなくって(汗)

【8月の内容】
・トマトゼリー、玉蜀黍ムース、生雲丹(あちき)
・胡麻豆腐、葛餡、生雲丹(相方)
・八寸 柿とありの実白和え、小芋、新銀杏、小茄子茶筅、生落花生、石川小芋、鰯梅煮
・明石鯛潮椀 素麺、芽葱(あちき)
・アコウ椀(相方)
・お造り 北海道噴火湾メジマグロ、熟成大分天然カンパチ、水前寺海苔
・水鮑 千葉県産黒鮑 肝醤油で
・秋刀魚、松茸挟み焼き
・炊き合わせ 鴨丸、蓮芋、蛸柔らか煮、モロッコインゲン(あちき)
・南瓜グラタン 生麩、車海老(相方)
・静岡鰻巻き
・仙台牛タタキ 胡麻ポン酢 クレソン添え
・鼈炊込み土鍋御飯
・シメジ赤出汁
・お新香 昆布、瓜、茄子、大根
・蜂蜜アイスと桃コンポート、ピオーネゼリー、水羊羹とクリームチーズ

・シャンパン
・丹波山 ヌル燗
・奥播磨 大吟醸生原酒

【7月内容】
・枝豆胡麻豆腐、エゴマ味噌
・八寸 秋田じゅんさい土佐酢、小海老南蛮、鮎うるか、明石蛸柔らか煮、
 京合鴨ロース、鼈甲卵味噌漬け、陰干しメヒカリ
・丸吸い ツルムラサキ、葱
・お造り 松輪ゴマサバ、千葉富津フッコ、人参・独活・胡瓜の短冊
・太刀魚モロコシ焼き、酢蓮根添え
・仙台牛炭火焼き 柚子胡椒添え
・冷し鉢 茶筅小茄子、車海老黄味揚げ、蓮芋、インゲン、出汁ゼリー
・ゴマ河豚白子炭火焼き ポン酢餡
・鮑バター焼き アスパラ、肝ソース
・静岡鰻土鍋御飯
・三つ葉赤出汁
・お新香 昆布、茄子、沢庵、瓜
・抹茶クリームブリュレ、ワラビ餅、蜂蜜アイス

・生ビール スーパードライ
・Chablis 1erCru Vaillons
・宗玄 純吟

【詳細】
夜太月。
7月・8月と続けて訪問。
8月は1周年記念のお祝いでやんす。
直前に相方は別件で伺ってたもんで、大将のお気遣いから一部違う料理を出して頂く。
感謝☆
中でも秀逸だったのが「秋刀魚、松茸挟み焼き」でやんすよぉ~
フワフワホクホクの食感が何とも美味!

あちきの「明石鯛潮椀」も相変わらずの素晴らしい出汁。
身厚の鯛は旨味が際立ちまする。

「水鮑」は肝醤油で・・・
鮑のコリコリ感は文句ありませぬ。
そして肝醤油が何とも☆
これだけで呑めますねぇ~

「仙台牛タタキ」も蕩ける火入れで、胡麻ポン酢との相性抜群。

「鼈炊込み御飯」がまた何とも言えない最高の風味でやんすよぉ☆

続いて7月・・・

絶品だったのが「丸吸い ツルムラサキ、葱」。
鼈の吸い物。
これがまた鼈の旨味が出て素晴らしい味わいなんですよぉ~~~

他の料理も文句なし・・・

最近急速に人気アップ!
まぁこれだけの内容でこのコスパは最高っすよ。
人気が出るのも当然っすよね。
次伺うのが愉しみでやんすよぉ~

評価アップ☆

・・・・・

<26年6月 再訪 >

【内容】
・焼き賀茂茄子、生雲丹
・八寸 鮎うるか、鼈甲卵、カマス鮨、姫サザエ、枝豆かき揚げ
 伏見唐辛子焼き浸し、川海老南蛮
・椀 鱧法蓮草素麺、車海老、焼き椎茸
・郡上八幡 長良川の鮎塩焼き (+2000円焼物アップグレード)
・造り 千葉太刀魚焼き霜、千葉マコガレイ、大分伊佐木 ビーツ、蓮芋
・冷し鉢 冬瓜、トマト、栗南瓜、穴子黄味揚げ、蛸柔らか煮、白だつ、ミニオクラ
・新潟の白米
 香の物 白瓜・水茄子糠漬け、沢庵、昆布
 ジャコ、山葵漬け、海老頭の振り掛け
 じゅんさい味噌汁
・冷し白玉汁粉、抹茶アイス
・キウイ葛きり

・プレミアムモルツ生ビール(700円×2人)
・Chablis 1'erCru Vaillons 2012(6000円)
・白ワイングラス

【詳細】
1月に初訪問して以来でやんすよぉ~
その間、何故か相方は3度も訪問・・・
い~いなぁ~

で、漸く再訪の機会が訪れましたぁ~
前日新宿に宿泊、この日は夕方迄宿に滞在出来まする。
その分ゆっくりとランチが堪能出来ますねぇ!
丸の内線から銀座線に乗り継いで表参道下車。
テクテク歩いてお店へ向かいまする。
途中とあるお店で可愛い子犬に癒され、とあるお店で着ぐるみキティちゃんを見学。

そんなこんなで11時半に訪問すると笑顔の女将さんに出迎えて頂きカウンターへ。
大将にご挨拶してこの日のランチがスタートでやんす☆

季節柄、焼物を鮎にグレードアップして頂きまする。
何と美しい鮎なんざんしょ☆
郡上八幡、長良川の鮎は鮮やかな色合いが何とも素晴らしい。
大将は焼きが得意。
目の前で鮎に串を刺し、丁寧に炭火で焼くこと30分。
い~い香りがしてきまする☆
あぁ、喰うのが愉しみぃ~

さて、まずはプレモル生ビールで乾杯。
ステキな陶器のジョッキですね。
喉の渇きを一気に癒しまする。

最初の料理は「焼き賀茂茄子、生雲丹」、生雲丹の甘みに賀茂茄子の風味。
そして出汁の味が美味っすねぇ~

続いては八寸。
塗盆に載せられたお料理が7種。
「鮎うるか」、「鼈甲卵」、「カマス鮨」、「姫サザエ」、「枝豆かき揚げ」、
「伏見唐辛子焼き浸し」、「川海老南蛮」。
中でもカマス鮨と川海老南蛮が気に入りましたぁ~
どちらも初めて喰う感じでしたが、風味が活きてますね!

おっと、ビールがあっという間に無くなりましたねぇ・・・
お次は???
泡も魅かれますがここは白ワインにしますかな。
あんまし進んで呑まないがここはシャブリを試してみましょかね?
「Chablis 1'erCru Vaillons 2012」、おぉこれはある意味シャブリっぽくないっす!
中々好きな感じかもぉ~

さぁて大好きな椀、「鱧法蓮草素麺、車海老、焼き椎茸」。
ステキな輪島塗椀でやんすねぇ~
まずは汁を・・・
ん~~~い~い出汁☆
鱧素麺には法蓮草を練り込み緑色に。
鱧の風味と食感が確り感じられまする。
そして焼き椎茸が旨味あって美味しい。

ここで大将の真骨頂である焼きが登場!
「郡上八幡 長良川の鮎塩焼き」(+2000円焼物アップグレード)。
丁寧に焼かれた鮎は頭からガブッと!!!
季節でやんすねぇ~
ん~~~んまい!
塩の塩梅も丁度いいっすよ☆
薬味の蓼酢もいい味。

造りは「千葉太刀魚焼き霜、千葉マコガレイ、大分伊佐木」の3点。
ビーツ、蓮芋が添えられ、氷が敷かれて運ばれる。
涼味を感じますねぇ~
薬味は塩と醤油、まずは塩から・・・
焼き霜にされた太刀魚は脂がのってて歯ごたえもいい。
マコガレイはコリコリ食感と甘みがふわぁ~っと。
エンガワも嬉しい☆
伊佐木は甘みがあって旨味が際立ちまするね!
素直に美味しい・・・

続いて夏らしく涼し気な「冷し鉢」。
冬瓜、トマト、栗南瓜、穴子黄味揚げ、蛸柔らか煮、白だつ、ミニオクラ。
それぞれが邪魔せず、主張し過ぎず、各々の美味さを放ってますね。
中でも穴子と蛸は絶品!
ずいきのような食感の白だつもいい。

ワインをもう少し頂くかなぁ~
グラスの中から大将オススメのソーヴィニョオン・ブランを。
フルーティーで軽めな呑み易い白。

さてそろそろ御飯タイムでやんすよ。
新潟白米のお供は・・・
「香の物」、白瓜・水茄子糠漬け、沢庵、昆布。
それに「ジャコ」、「山葵漬け」、「海老頭の振り掛け」、「鮭ハラス焼き」が付きまする。
「味噌汁」はじゅんさい。
鮭ハラスと白飯って鉄板っすよねぇ~
お供のお蔭で御飯が進みますよぉ!
珍しくお代わり(笑)

デザート一皿目は「冷し白玉汁粉」、「抹茶アイス」。
白玉汁粉・・・好きなんっすよねぇ~
抹茶アイスは安心しまする。

デザート二皿目は何と「キウイ葛きり」でやんすよぉ!
これまたステキな鮎(?)柄の塗椀で登場。
見た目キウイ!
酸味が残る葛きりに甘い蜜を絡めて・・・
不思議な味わいが何だか後を引きまするよ。

この日も満席!
人気が出るのも肯けまするね☆
以前にも増してチーム力が強くなった気がしまするよ。
望月さんの人柄が存分に出るお店になりんしたねぇ~
一歩一歩着実に進化して行ってくださいまし☆
岡さんの素晴らしい器に素敵な輪島塗の数々。
目での舌でも、五感で愉しめまする。
評価アップ♪

ではまた・・・
大将と女将さんにお見送り頂き、新宿に戻りましょ。

・・・・・

<26年1月>

【あちき的オススメ】
・焚き合せ 合鴨治部煮

【お会計】
・合計 ・・・ 22680円 (2人分:昼コース、追加1品、酒)

【あちき的シチュエーション】
・表参道で素晴らしい和食をリーズナブルに堪能したいとき

【内容】
・このわた茶碗蒸し
・前菜盛り合わせ
 菜の花胡麻酢和え、車海老旨煮、蕗の薹、鮃りゅうひ巻き、金柑水煮、河豚煮凝り、鮟肝付け焼き
・白味噌仕立て椀 春子鯛、京人参、銀杏餅、うぐいす菜
・造り 千葉〆鯖、カジキ 青芽、花穂、本山葵
・ノドグロ塩焼き、あんぽ柿ナマス
・焚き合せ 合鴨治部煮、聖護院大根、壬生菜
・追加 唐墨
・御飯 七草粥、お新香(胡瓜、蕪、沢庵、白菜、昆布)、ジャコ
・デザート 黒蜜プリン、山芋栗きんとん、抹茶アイス

・アサヒスーパードライ 中瓶 (800円)
・BRUNO PAILLARD PREMIERE CUVEE Champagne (6500円)
・悦凱陣 (1300円)

【詳細】
月一回参加する土曜日のセミナーもあと2回。
新年最初の今回は相方がチョイスしたこちらに初訪問でやんすよ~
セミナー会場のある有楽町から地下鉄に乗って一路表参道へ・・・
紀伊國屋で相方と待ち合わせしていざお店へGo!

紀伊國屋の脇の道を行った左側にあるビルの地下一階が目指すお店でやんす。
洒落たビルの階段を下り入口のドアーを開くとそのには和風の佇まいが出現!
明るい店内に綺麗なカウンターが広がる空間。
コートを預けてカウンターの一番端に腰を落ち着ける。

暫くして良く見知った顔の大将が目の前に!
挨拶を交わしてこの日のランチがスタートでやんすよ~

まずはスーパードライ中瓶で乾杯。
洒落た陶器のグラスでやんすね。
最初にグラスに注いで頂いた女将さんも美しい方でやんすよ~

カウンターはあちき達だけでしたが、店内は何だか忙しそう・・・
聞けば今日は初釜で2つの個室が埋まっているそう!
確かに店員さんでは無い着物姿の女性が行き来してますねぇ。
個室には炉を切ってあるそう。

さて、お料理は・・・

最初に運ばれたのは「このわた茶碗蒸し」、シンプルな茶碗蒸しにこのわたがトッピング。
このわたが丁度いい塩加減で心身共に温まりますねぇ~
素直に美味しい☆

続いて「前菜盛り合わせ」、7種類の品がステキな塗盆で運ばれる。
「菜の花胡麻酢和え」、胡麻酢の味わいが素晴らしく、菜の花の茎を細かくした食感が絶妙。
「車海老旨煮」、頭は取ってありますが柔らかくいい味付けと歯ごたえ。
「蕗の薹」、柔らか~い旬先取りの食材はほろ苦さがいい。
「鮃りゅうひ巻き」、昆布の塩っ気と味が美味しい。
「金柑水煮」、口の中で蕩けるような金柑は程よい甘さ。
「河豚煮凝り」、口に含むとすぅ~っと溶けてい~い味が舌の上に残る。
「鮟肝付け焼き」、温かくまったりとした味は酒のお供ににピッタシ!

さて、酒はどうしますかねぇ?
ってな訳でシャンパンボトルをチョイス。
キリッとした飲み口の泡は和食にも合いますね!

次の料理はあちきの大好きなお椀。
黒い漆塗りの椀で供されたのは「白味噌仕立て椀」、蓋を開けるとふわぁ~っとい~い香りが立ちこめる!
具材は春子鯛、京人参、銀杏餅、うぐいす菜。
まずは汁をひと口・・・
ん~~~~んまい!
白味噌の程よい甘みに出汁の味わいが加わりホッとする味わい。
では春子鯛を・・・ちと塩っ気が強いか?
銀杏餅ってのは初めて・・・おぉぉ、こりゃモチッとして銀杏の味が口の中に広がりまするよ!
うぐいす菜ってのは小さい蕪との事ですが、ちゃんと先端にちいちゃな蕪の身が。

造りは「千葉〆鯖、カジキ」、付け合せに青芽、花穂、本山葵が添えられる。
皿は如何にも陶芸家「岡先生」の作品・・・
薄手の繊細な皿は料理を引き立てまするねぇ~
千葉の鯖は絶妙な〆加減と脂ののりで美味い!
分厚いカジキも程よい赤身の味わいがいいっすね。

目の前の焼き台で丁寧に焼いていた魚がステキな塗の皿で目の前に・・・
「ノドグロ塩焼き」、あんぽ柿のナマスが添えられる。
お好みで甘目の柚子ポン酢を・・・
まずはひと口・・・おぉぉぉぉぉぉぉ、ふわぁ~っとした柔らかい白身にパリッとした皮目。
そして口の中に広がる風味と舌に纏わる程よい脂が素晴らしい☆
次に柚子ポン酢をちょいと付けて・・・
全体的に甘みが引き立ち優しい味わいに変化!
これは美味しいっすよ~
あんぽ柿のナマスの酸味と甘みで口の中がさっぱりと。

続いては「焚き合せ」、これまた素晴らしい器で供される。
古九谷の器には「合鴨治部煮、聖護院大根、壬生菜」が・・・
上品な出汁で焚かれた合鴨は素晴らしい味わい。
聖護院大根はすぅ~っと溶ける。
壬生菜の食感もいい。
治部煮というか治部煮風の料理・・・
でも、あちき的にはとっても好きな味に仕上がっておりめっちゃ気に入りましたぁ☆

次はもう御飯物とのこと・・・
大将から追加で唐墨でも?
い~いねぇ~
じゃ、折角ならば日本酒のオススメを!
ってな訳で「悦凱陣」を頂く・・・
深みとコクのの中に甘みも感じる旨い酒。

厚めに切った「唐墨」は日本酒にピッタシでやんすよ~~~
い~い味に漬かってて噛むほどに口の中に素晴らしい風味が広がりまする。

さて、ではそろそろ御飯に・・・
本日はお正月過ぎという事もあり「七草粥」とのこと。
おぉ、いいですねぇ~
鼈甲餡がトッピングされた七草粥は胃にも優しいホッとする味わい☆
お代わりも出来るってんでお願いしやしたぁ。
中々七草粥を喰う機会が無かったんで、懐かさと共に感慨深い気持ちになりんしたぁ~

一緒に喰うのは「お新香」、胡瓜、蕪、沢庵、白菜、昆布、自家製とのこと。
特に胡瓜には細かく隠し包丁が入る手の込んだもの。
味は言うまでも無いっすよ!
「ジャコ」も添えられる。

そしてあちきが気に入ったのがデザートでやんすよ!
「黒蜜プリン、山芋栗きんとん、抹茶アイス」の3種類。
特に黒蜜プリンは非常に美味しい☆
そして山芋を掛けた栗にんとんがまた不思議な味でまた合う!

大満足の内容でやんすよぉ~
いつしかカウンターも女子会で満席に。

店内は全22席、スタッフは5人との事なんで満席になるとかなり大忙しだそう。
この日も結構満席状態でやんした。
某和食店で見知った若手の方もいて懐かしく色々とお話しも出来たのも嬉しいっすね。

大将に店名の謂れを聞くと、お父様がやっていた和食屋の店名を引き継いだとのこと・・・
何だかじぃ~んと・・・
大将の気持ちが分かり、とっても親近感を覚えたっすよ。
まだ開店してから数か月・・・
波も多く色々と大変そうですが、きっと繁盛するお店になる気がしまする☆
何と言っても大将の人柄が素晴らしいからねぇ~

岡先生の陶磁器の他に漆器にも拘りを持つ大将。
お客さんの目の前に出ないお盆にもいい漆器を使う凝りようは凄い。
今後、サーヴィス面も含め時を経ていく事でより安定感を増すと思いまする。
成長が愉しみな贔屓にしたいお店になりんしたぁ~

さて、そろそろ・・・
〆て2人で22680円也ぃ~
この内容と値段ならば間違いないっすよ!
ではまた!

  • 仙台牛、花山椒
  • 仙台牛、花山椒 しゃぶしゃぶ仕立て
  • 岩手アイナメ唐揚げ

もっと見る

5位

プレヴナンス (外苑前、青山一丁目、乃木坂 / フレンチ)

9回

  • 夜の点数: 4.8

    • [ 料理・味 4.9
    • | サービス 4.8
    • | 雰囲気 4.8
    • | CP 4.8
    • | 酒・ドリンク 4.8 ]
  • 昼の点数: 4.9

    • [ 料理・味 4.9
    • | サービス 4.9
    • | 雰囲気 4.9
    • | CP 4.9
    • | 酒・ドリンク 4.9 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥20,000~¥29,999 ¥20,000~¥29,999

2021/04訪問 2021/04/30

じんわりと 心に沁みる シズ料理

<2021年4月訪問分>

【内容】
・アオサチップ、鶏レバーコルネ
・ひよこ豆のパニス 
・自家農園蕪 冷製スープ
・村越農園筍 穂先のフリット
・フランス産ホワイトアスパラガス
・フォアグラポワレ 村越農園筍
・国産牛リードヴォー、ラングスティーヌ
・五島石鯛 山菜
・千葉花悠仔豚
・アールグレイパンナコッタ
・宇和島タルトシトロン
・小菓子
・カフェ

・Laurent-Perrier CUVÉE ROSÉ BRUT
・Gentle Folk Village Pinot Noir 2010 Adelaide Hills
・PINOT GRIS GRAND CRU SONNENNGLANZ TRAPET 2014
・La Guerrerie Le Clos du Tue-Boeuf 2019
・DON Chardonnay 2019 Alex Craighead Wines
・DON Pinot Noir 2016 Alex Craighead Wines

【詳細】
卯月の「プレヴナンス」ランチ☆

緊急事態宣言前に伺わせて頂けたのでワインは通常通り。
前回アップ以降も何回か伺わせて頂いております。
久しぶりのアップ。

「Laurent-Perrier CUVÉE ROSÉ BRUT」で乾杯!
陽光にロゼが映えます。

「アオサチップ、鶏レバーコルネ」、「ひよこ豆のパニス」。
定番のアミューズ3品。
パリッと感のアオサチップ。
しっとり旨味深く食感のいい鶏レバーコルネ。
熱々フンワリのパニス。
泡にはピッタシですね。

「自家農園蕪 冷製スープ」。
スープの下には玉葱フラン。
優しい風味と共に蕪と玉葱の甘みが心地いい。
シラスと蕪のタルティーヌが添えられ、食感の違いが愉しいです。

「村越農園筍 穂先のフリット」。
閉じ込められた筍の香りと味が広がります。
そしてベニエ生地がサックリふんわりした歯ざわり。
西塚さんの発酵パン味噌と蕗の薹の蕗味噌を好みでつけて。
優しく調和されたホロ苦みがいい味わいでアクセントになりますね。

ワインはオーストラリアのピノ。
「Gentle Folk Village Pinot Noir 2010 Adelaide Hills」。
軽やかな味わい。

「フランス産ホワイトアスパラガス」。
ジロンドのHアスパラはとっても太いのに繊維を感じない程柔らか。
アスパラの上にはホタルイカとハーブフロマージュ、イカ墨チュイル。
食感がいいタルティーボが添えられる。
好みでムース玉子ソースをつけて頂きます。
バランスが楽しく美味しい!

ワインはアルザスのピノグリ。
「PINOT GRIS GRAND CRU SONNENNGLANZ TRAPET 2014」。
ほんのりとした甘み。

「フォアグラポワレ 村越農園筍」。
静井シェフのフォアグラは絶品ですが、今回はコンソメスープ仕立て。
しかも花山椒を散らして。
しっとりしたフォアグラの旨味は勿論美味。
コンソメスープと共に頂くと意外にもサッパリ頂けます。
そして筍が超絶の美味しさ!
品ある甘みとシャキッと感は素晴らしいですね。
花山椒のピリッとした痺れ感がアクセント。
感動のひとさらです☆

ワインはロワールの赤。
「La Guerrerie Le Clos du Tue-Boeuf 2019」。

「国産牛リードヴォー、ラングスティーヌ」。
大きなリードヴォーは食べ応えも十分。
そしてラングスティーヌに白ポルト酒と檸檬ソースが絶妙にマッチ。
国産グリーンアスパラ、自家菜園スナップエンドウと具沢山。
黒トリュフの香りがほんのりと。

ワインはニュージーランドのシャルドネ。
「DON Chardonnay 2019 Alex Craighead Wines」。
果実味が確りと感じられます。

「五島石鯛 山菜」。
大好きな山菜が盛り沢山で嬉しい!
コシアブラ、コゴミ、シャク、アマドコロ、ヤマウド。
石鯛の味わいに個性ある山菜の風味が良く合いますねぇ~
濃厚で塩味ある桜海老ソースをお好みで。

ワインは魚料理と同じ銘柄のピノ。
「DON Pinot Noir 2016 Alex Craighead Wines」。
果実味と酸味が確りとしてます。

「千葉花悠仔豚」。
皮目パリパリに仕上げた腿肉ローストはジューシー。
ヒレは柔らかく旨味がじゅわぁ~っと。
ベアルネーズソースがいい味。
山菜の天然ヤマウド、ウワミズザクラピクルスを添えて。
ジャガイモピュレの甘みとしっとり感がまたいいですね。

ヨーコちゃんのデザートタイム。
「アールグレイパンナコッタ」、苺と練乳泡と共に。
心地いい紅茶の風味が鼻に抜けまする。
苺のサッパリした酸味と品ある甘みがいいバランス。

「宇和島タルトシトロン」。
爽やかな酸味が広がります。
山菜のクロモジアイスが素晴らしい味わい。

「小菓子」はバナナケーキ、オレンジフィナンシェ、マカロンの3種。
そして「カフェ」はエスプレッソ、カフェラテ。

この時期は大好きな山菜や春野菜が愉しみ。
素晴らしい食材を静井シェフの攻めまくり料理に仕上げる。
いつもながら繊細で味わい深いシズ料理に感動☆
今回も身体の芯まで沁みましたぁ~
ペアリングワインと共に大満足。
感謝☆
<2020年6月訪問分>

【内容】
・トマトガスパチョゼリー
・アボカドワカモレ、海苔チップ
・鴨リエット、ひよこ豆パニス
・ギムーブ
・玉蜀黍冷製スープ
・自家菜園ヤングコーン
・野菜テリーヌ
・郡上八幡鮎
・島根赤鮑蒸し
・鴨フォアグラポワレ
・五島カサゴ
・京七谷鴨
・プリン
・クロモジケーキ
・小菓子

・Marguet Shaman 15 Extra Brut Grand Cru NV
・Champagne R&L Legras Blanc de Blancs Brut
・Vale da Capucha Fossil white 2017
・Toscana Rosato Lunella La Torre alle Tolfe 2018
・Macon Villages Philippe Valette 2015
・Alice et Olivier de Moor Chablis 1er Cru Mont de Milieu 2017
・Mazière Carignan 2017
・Clos de la Bonnette Condrieu - Les Roches d'Arbuel 2018
・Pommard Meo Camuzet Frere et Soeurs 2017

【詳細】
水無月の「プレヴナンス」ランチ☆

11月以来の訪問となりました。
ワインペアリングは西塚さんにお願い。
まずは「Marguet Shaman 15 Extra Brut Grand Cru NV」で乾杯。
キリっと清涼感ある辛口。

料理は「トマトガスパチョゼリー」から始まる各種アミューズ。
爽やかな酸味は暑い季節にはいいですね。
「アボカドワカモレ、海苔チップ、鴨リエット、ひよこ豆パニス」。
ワインの進むひと口料理が続きます。

次の泡は「Champagne R&L Legras Blanc de Blancs Brut」。
味わいの異なる心地いい喉越しの泡。

「ギムーブ」、トルティーヤ、自家菜園玉蜀黍と共に繊細な食感。

ワインはポルトガルの白。
「Vale da Capucha Fossil white 2017」。
キリっとミネラル感ある味わい。

料理は「玉蜀黍冷製スープ」。
程よい甘みが冷たい喉越しで美味しい。
雲丹と焼いた玉蜀黍が同居して味わいと食感をプラス。

「自家菜園ヤングコーン」、蒸し焼きの状態でシャッキり。
玉蜀黍髭焼き、ラルドと共に。

ワインはトスカーナのロゼ。
「Toscana Rosato Lunella La Torre alle Tolfe 2018」。
酸味と甘みが程よく心地いい味わい。

次はお初の料理「野菜テリーヌ」。
帆立、ラディッシュ、南瓜、オクラ花びらなどなど。
フロマージュブランのソースを添えて。
野菜や帆立の甘みと食感の妙、ソースとの相性も抜群。
クミンのようなスパイシーな香りもありサッパリと頂けまする。
これは新たなスペシャリテになりえますねぇ~

ワインは白。
「Macon Villages Philippe Valette 2015」。
フレッシュな果実味。

料理は「郡上八幡鮎」。
85℃で3時間半コンフィにしたという鮎はサックリ食感がいい。
胡瓜、ヨーグルトのソースはさっぱり爽快で鮎の風味を引き立てまするね。
アニスの香りと新芽と共に。
フレンチの鮎料理の中でも秀逸!

ワインはブルゴーニュの白。
「Alice et Olivier de Moor Chablis 1er Cru Mont de Milieu 2017」。
スッキリした酸味の後に程よい甘みも感じまする。

料理は「島根赤鮑蒸し」。
昆布とお酒で蒸したという鮑は柔らかく旨みがじわぁ~っと。
鉄板の肝ソースとは相性抜群ですよねぇ~
添えられる天然根曲茸は食感が良く美味しい。
木の芽の香りにアグーの脂がアクセント。

ワインは南仏ルーションの赤、カリニャン種。
「Mazière Carignan 2017」。
酸味とタンニンに加えスパイシーさも感じまする。
    
料理は「鴨フォアグラポワレ」。
シズシズのフォアグラは美味しいんですよねぇ~
自家菜園の茄子、インゲン、茄子のピュレに生姜の香り。
間違えない味わいです!

ワインはローヌの白、ヴィオニエ種。
「Clos de la Bonnette Condrieu - Les Roches d'Arbuel 2018」。
コクとともにまったりとした甘みも感じるビオっぽさは無い味わい。

料理は「五島カサゴ」。
しっとりとした柔らかな身厚な白身にサクッと香ばしい皮目。
大振りでジューシーなムール貝が添えられる。
グリュイエールチーズのコクと旨味あるソースが良く絡み合う。

メインはブルゴーニュの赤。
「Pommard Meo Camuzet Frere et Soeurs 2017」。
滑らかで凝縮した旨みを感じまする。

料理は「京七谷鴨」。
備長炭で焼かれた胸肉と腿肉は噛むほどにジューシーな旨みが溢れ出まする。
奥深いコクあるソースを絡めて。
自家製万願寺唐辛子をお供に。

久しぶりに頂く「よーこちゃんプリン」。
滑らかな舌触りとコクある風味のプリンはやっぱ美味!

デザートは「クロモジケーキ」。
クロモジをデザートに活かすよーこちゃん、素晴らしいです☆
ガナッシュ、宇和ゴールド、クロモジアイスと共に。

小菓子は「バニラマカロン、バナナシフォン、オレンジフィナンシェ」。
そしてカフェ。

「ブリオッシュ」も不動の美味しさ。

今回は@10,000円の料理。
それにしても攻めまくりのシズ料理でお腹いっぱい(笑)
素晴らしい驚きの内容でしたぁ~
西塚さんのワインペアリングも相性良く、心行くまで堪能。
感謝☆

まだまだ予断の許さない厳しい環境・・・
お互い感染予防を確りと取って前進しましょう。
これからも出来る事はしていきたいと思いまするよ。
<2019年10月訪問分>

【内容】
・ホオズキ飴
・ズワイガニとアボカドのコルネ、アオサチップ、帆立タルト
・パニス
・ワカサギのベニエ
・炙り鯖
・鱈白子フリット 長野天然茸 コンソメ仕立て
・鴨フォアグラ
・ノドグロ備長炭焼き 雲丹ソース   
・京都七谷鴨ロースト
・ヨーコちゃんプリン
・お祝いプレート 茨城和栗モンブラン
・小菓子4種

・CHAMPAGNE PERRIER-JOUËT GRAND BRUT SHAPE
・Robert-Denogent Viré-Clessé Les Chazelles 2017
・Bourgogne Rouge 2014 Lucien Boillot
・Domaine Trapet Schlossberg Riesling Alsace 2011
・Domaine Trapet Gewurztraminer Sporen Alsace 2014
・Domaine du Pélican Arbois Savagnin Ouillé 2015
・Nicolas Jay Pinot Noir Oregon 2015
・Sclavos Muscat de Cephalonie vin doux du soleil 2017

【詳細】
神無月の「プレヴナンス」ランチ☆

いつも通りワインは西塚さんのオススメペアリングで・・・
最初は勿論泡から。
「CHAMPAGNE PERRIER-JOUËT GRAND BRUT SHAPE」。
美しく新しいボトルになった泡は味わいもまた格別ですね。

料理は「ホオズキ飴」から。
甘酸っぱい味わいにスッキリとしたきめ細かい泡は良く合いまする。

木の器で運ばれる前菜は3種。
「ズワイガニとアボカドのコルネ」、優しく繊細な触感と蟹の風味がとてもいい。
「アオサチップ」、香り良くパリッと。
「帆立タルト」、自家菜園のラディッシュと共に帆立の旨みが広がります。

次は「パニス」。
熱々の周りはカリッと、中はふわっとしてひよこ豆の風味が優しい。

そして「ワカサギのベニエ」。
ビール生地でふんわり食感に仕上げたワカサギは美味。
パセリソース、レモンピュレで味わいに変化を。

ワインはブルゴーニュのシャルドネ。
「Robert-Denogent Viré-Clessé Les Chazelles 2017」。
最初は酸味が強めに感じますが、暫くするとまろやかな酸味に。

料理は鮮やかなな青い皿に盛られた、「炙り鯖」。
早生蜜柑の爽やかな柑橘風味が洋風〆鯖の雰囲気で美味しい☆
蕪、蕪ピュレ、ナスタチウムの色合いも美しいバランス。
西洋わさびがアクセントの素晴らしい一皿です!
ワインの酸味が料理のニュアンスに良くマッチ。

西塚さんが次の料理に合わせるワインは赤白2種。
赤は「Bourgogne Rouge 2014 Lucien Boillot」。
程よい酸味と共にタンニンも感じられまする。
白は「Domaine Trapet Schlossberg Riesling Alsace 2011」。
甘みと共に酸味も確りとありバランスがいいですね。

合わせる料理は「鱈白子フリット 長野天然茸 コンソメ仕立て」。
長野天然茸はナメコ、ムキタケ。
シブレットと花穂を添えて供されまする。
外はカリッと、中はしっとりクリーミーな白子。
そこに味わい深い茸の風味と、その旨みが染み出たコンソメ。
花穂の香りがいいアクセント。
ん~~~美味。
旨みの濃い茸には赤、濃厚な白子には白が合いますねぇ。

次のワインは先程と同じアルザスの別の白。
「Domaine Trapet Gewurztraminer Sporen Alsace 2014」。
程よい甘みの中に適度な酸味を感じるふくよかな味わい。

料理は「鴨フォアグラ」。
シズシズのフォアグラは絶品なんですよねぇ~
フォアグラの美味しさは勿論、それ以上に素晴らしかったのが蓮根餅。
濃厚まったりのフォアグラにネットリ味わい深い蓮根餅がピッタシ!
そこに仏産秋トリュフの芳醇な香り、ヘーゼルナッツの風味が加わる。
グリーンペッパーソースがいいアクセントで締まりますね。
ん~~~んまい!
フォアグラに仄かな甘みと酸味もあるアルザスも合いますね。
蓮根餅との相性がいい感じです。

次のワインはジュラの白。
「Domaine du Pélican Arbois Savagnin Ouillé 2015」。
ジュラらしい力強い酸味と共にまろやかな旨味を感じまする。

料理はシズシズチャレンジの素材、「ノドグロ備長炭焼き」。
コクの中に仄かな甘みのある雲丹ソースに百合根が添えられる。
皮目のカリッと感に身はしっとり。
脂ののったノドグロに雲丹ソースは良くマッチしまする。
ノドグロの脂と旨みはジュラとの相性もいいですね。
  
メインにはアメリカオレゴンの赤、「Nicolas Jay Pinot Noir Oregon 2015」。
確りとした果実味と軽やかなタンニンと甘みも感じまする。

料理は「京都七谷鴨ロースト」。
エトフェの合鴨は滋味深くジューシーな旨みが溢れまする。
そして島根牛蒡ソテー・フリットが鴨と相俟って野性味を感じまするね。
牛蒡と鴨のジュソース、深みのあるい~い味わい☆
旨味深いピノが料理の味わいを引き立ててくれまする。

デザートは久しぶりに登場した、「ヨーコちゃんプリン」。
濃厚クリーミーで美味しいんですよねぇ~

デザートワインはギリシャ。
「Sclavos Muscat de Cephalonie vin doux du soleil 2017」。
品ある甘みですね。

次に運ばれたのは、相方のお誕生日「お祝いプレート」☆
大好きな「茨城和栗モンブラン」とはまたニクイねぇ~
カシス、生クリーム、台湾有機ウーロン茶アイスが添えられる。
風味いい和栗は上品な甘み。
初めて頂くウーロン茶アイスがとてもいい味。
流石ヨーコちゃんですね!

「カフェ」と「小菓子4種」。
「フランボワーズギムーブ、抹茶フィナンシェ、マカロン、ケーキ」。
その他、相変わらず美味しいブリオッシュも健在。

相方のお誕生日祝いを兼ねての訪問。
ステキな木漏れ日の中で頂くランチは最高☆
シェフの料理に西塚さんのペアリング、そしてヨーコちゃんのデザート。
最強の組み合わせですね!

シズシズも絶好調で愉しかったです!
満足度高くてやっぱ凄いわ☆
<2019年2月訪問分>

【内容】
・鶏レバームースのエクレア、アオサと米のチップ
・ラディッシュタルト
・ワカサギフリット
・ツブ貝パイ包み
・ズワイガニフラン 白菜スープ
・メカジキ瞬間燻製 牛タルタル
・仏ロワール産ホワイトアスパラ ホタルイカマリネ
・フォアグラポワレ コンソメスープ掛け
・長崎五島列島神経締め鮃ソテー
・茨城ホロホロ鶏 胸肉・腿肉ロースト
・蜜柑、甘酒
・苺シブースト
・カフェ
・自家製ブリオッシュ、パン

・CHAMPAGNE BRUT BLANC DE NOIR GRAND CRU
・Thymiopoulos Rosé de Xinomavro 2016
・Rita & Rudolf Trossen Schieferblume Riesling 2017
・Agrippiotis Orange Nature 2016
・Muster Sauvignon vom Opok 2016
・Domaine Fontaine Gagnard Bourgogne Rouge 2016
・Chateau de Bonnezeaux La Montagne Cuvee Salve Regina Chenin 2017
・Domaine Antoine Sanzay Saumur-Champigny Les Poyeux 2015
・Orliac Domaine de L'Hortus Pic Saint-Loup Grande Cuvee 2014
・Cerdon Renardat Fache 2017

【詳細】
大好きなお友達とシズシズにご訪問☆

ワインは西塚くんにお任せペアリング。
最初は勿論、泡から。
「CHAMPAGNE BRUT BLANC DE NOIR GRAND CRU」、爽やか。

料理は定番、「鶏レバームースのエクレア、アオサと米のチップ」から。
エクレアは安心の美味しさ。
泡にはピッタシ。

次は「ラディッシュタルト」。
ラディッシュムースとラディッシュサラダに唐墨とライムドレッシングでさっぱり系。

ワインはギリシャのロゼ、「Thymiopoulos Rosé de Xinomavro 2016」。
スッキリとキレがありんす。

料理は「ワカサギフリット」。
ジャガイモ細切りを巻いて、ジャガイモと金柑ピュレが添えられる。
サックリしたワカサギに香ばしいジャガイモの風味がアクセント。

次の料理は「ツブ貝パイ包み」。
プレヴナンスのロゴ入りの紙包みで登場。
サックリしたパイの中身はコロっとしたツブ貝とエスカルゴバター、フォンドボーソース。
熱っつあつなんでフーフーして召し上がれ。

次のワインはモーゼルの白。
「Rita & Rudolf Trossen Schieferblume Riesling 2017」。
ドライな味わいで果実味も確りと。

料理は「ズワイガニフラン 白菜スープ」。
ズワイガニ身にエシャロット、白菜ソテーが具材に。
白菜の甘みがいいスープは身体に優しい味わい。
汁好きとしちゃぁもっと飲みたひ・・・

ワインはギリシャの白。
「Agrippiotis Orange Nature 2016」、地葡萄のオレンジワインで深い味わい。

料理は「メカジキ瞬間燻製 牛タルタル」、シェフ曰く訳あってイタリアン風に(笑)
瞬間燻製された身厚のメカジキにイタリアンであるという牛タルタルを合わせるひと品。
そして蕗の薹のタプナードと天然浅葱が添えられる。
メカジキの仄かな薫香が食欲をそそり、タルタルとの相性もいいっすね。
浅葱のしゃっきり食感に蕗の薹のホロ苦みが素晴らしいアクセント。

ワインはオーストリアの白。
「Muster Sauvignon vom Opok 2016」、キリっと果実味が際立ってまする。

料理は「仏ロワール産ホワイトアスパラ ホタルイカマリネ」。
大好きなホワイトアスパラの季節なんですねぇ~
そして同様に季節のホタルイカはマリネで添えられる。
濃厚な酸味あるオランデーズソースにホオズキ、烏賊墨チップとピュレが添えられる。
シャキっとしたアスパラにオランデーズソースはドンピシャ!
ん~~~んまい☆

ワインは赤、「Domaine Fontaine Gagnard Bourgogne Rouge 2016」。
流石にバランスの良い味わい。

料理は「フォアグラポワレ」、テーブルでコンソメスープを掛けて仕上げまする。
シズシズのフォアグラは大好きですが、コンソメスープ仕立ては初めてかな?
いいですねぇ~
仏産黒トリュフの香りと長野芹の風味がアクセント。

ワインはロワールの白。
「Chateau de Bonnezeaux La Montagne Cuvee Salve Regina Chenin 2017」。
甘みと酸味のバランスがいいっすね。

魚料理は「長崎五島列島神経締め鮃ソテー」。
身厚で確りとした食感の鮃はボリューム感たっぷり。
菜花とチョリソの2種類のソースで。
確かにチョリソーの風味がしますねぇ~

メインには2種類の赤。
折角ならば少しずつ両方をお願いしまぁ~す。
「Domaine Antoine Sanzay Saumur-Champigny Les Poyeux 2015」。
カベルネフランのコクが感じられます。
「Orliac Domaine de L'Hortus Pic Saint-Loup Grande Cuvee 2014」。
シラー、グルナッシュ主体でボリューム感がありまする。

メインは「茨城ホロホロ鶏 胸肉・腿肉ロースト」。
確りした肉質と旨みが溢れる胸肉と弾力あるジューシーな腿肉。
香ばしくローストされたホロホロ鶏は美味☆
シェリービネガーと玉葱ソースで。
付け合わせは芽キャベツフリット、マッシュルーム、芥子菜、椎茸と具沢山。

最初のデザートは「蜜柑、甘酒」。

デザートワインは「Cerdon Renardat Fache 2017」。
軽めな甘みある泡は美しいロゼ。

その色合いに合わせた次のデザートは「苺シブースト」。
抹茶、ココナッツアイス、ココナッツ板、フレッシュ苺と共に。
ヨーコちゃんのデザートはとっても美味☆
ところがこちらは写真が上手く撮れず残念・・・

小菓子は「ピスタチオマカロン、ベリー、キャラメルフィナンシェ、バナナタルト」。
そして「カフェ」、「自家製ブリオッシュ」、「パン」というラインナップ。

偶然な出逢いもあり、愉しく美味しい休日になりんしたぁ~
やっぱ愉しい雰囲気って一番大事な要素ですね☆
そしてシズシズの素晴らしい料理、ヨーコちゃんの極上デザート。
西塚くんのナイスなペアリングワイン。
ステキなひと時に感謝☆
<2018年11月訪問分>

【内容】
・自家菜園人参ムース
・ホオズキ飴掛け
・鶏レバーエクレア、海苔と米チップ
・秋刀魚のブリック
・長野チャナメツムタケと牛コンソメの煮凝り 上州牛シンシンのタルタル添え
・鳥取鬼海老 鬼殻添え
・墨烏賊煮込みラグーのパイ
・五島列島ウチワエビポワレ 海老殻ソースリゾット
・フォアグラのポワレ
・五島列島スジアラとカキえもん
・茨城窒息雌鴨
・和栗ペーストフォンダン、洋梨と赤ワインシャーベット
・小菓子

・R&L Legras Blanc de Blancs Brut Grand Cru
・Soellner Dani Rosé 2017
・J.L. Chave Sélection Saint Joseph Circa 2016
・DOMAINE TRAPET ALSACE RIESLING SCHLOSSBERG GRAND CRU 2010
・Antoine-Marie Arena Bianco Gentile 2014
・Antoine Sanzay Les Poyeux SAUMUR CHAMPIGNY 2015
・Dom. de Montbourgeau Macvin du Jura

【詳細】
11月1日で開店5周年のプレヴナンス☆
お祝いを兼ねて久しぶりのディナー訪問でやんすよぉ~

まずは「R&L Legras Blanc de Blancs Brut Grand Cru」で乾杯!

料理は多彩なアミューズから。
「自家菜園人参ムース、早生蜜柑タルト」、人参と蜜柑の皮が掛けられる。
しっとり甘い人参に蜜柑の仄かな風味が心地いい。
「ホオズキ飴掛け」、定番の「鶏レバーエクレア」は安心の味わい。
「海苔と米チップ」も嬉しい。

「秋刀魚のブリック」、秋刀魚のワタ、ベシャメルソース、黒オリーブと共に。
秋刀魚とワタの甘みに宮崎延岡香酢の酸味がアクセント。

そして「長野チャナメツムタケと牛コンソメの煮凝り 上州牛シンシンのタルタル添え」。
蕩ける煮凝りは茸とコンソメの風味が絶妙なバランス。
そしてシンシンタルタルの甘みと旨みに食感と素晴らしくマッチ☆
これはもっと食べていたいひと品っすね!

ワインは「Soellner Dani Rosé 2017」、ほんのりした甘みのロゼ。

料理はシェフがFacebookで自慢していた(?)「鳥取鬼海老 鬼殻添え」。
表面を軽く炙ったほぼ生の鬼海老はまったり濃厚な旨みが広がりまする!
2週間熟成した茨城柿とレモンキャビアのベネグレットが甘みと酸味を加えまする。
低温でカリカリにした鬼殻と脚は見た目とは違い優しい味でサックリと食べられましたぁ。

次は遊び心溢れる「墨烏賊煮込みラグーのパイ」。   
乳化したイカスミがベシャメルっぽい味わいに。
墨烏賊ラグーの塩味とパイの風味が丁度いいバランス。

ワインは白、「J.L. Chave Sélection Saint Joseph Circa 2016」。

料理は「五島列島ウチワエビポワレ 海老殻ソースリゾット。
大きなウチワエビは半生状態のポワレで。
その身の下には、その殻出汁をたっぷり吸ったリゾット。
間にはスティックセニョール。
トッピングには秋トリュフを掛けて。
シズシズのリゾットは初めてですが、濃厚な海老のエキスが詰まって美味。

ワインは「DOMAINE TRAPET ALSACE RIESLING SCHLOSSBERG GRAND CRU 2010」。
コクと甘みのバランスがいいアルザスの白。

料理はシズシズの真骨頂、「フォアグラのポワレ」。
今回はクリタケ、牛コンソメと信州味噌ソースという異色の組み合わせ。
そしてイタリア産最高級ヘーゼルナッツ、長野天然クレソンを添えてまする。
濃厚なフォアグラの味わいはやはり素晴らしい仕上がり。
それ以上に良かったのが異色ソース!
クリタケの旨味とコンソメベースの味噌が絶妙に絡み合って奥深い味わいに昇華☆
そこにヘーゼルナッツの食感、天然クレソンの優しい苦味と旨みが印象的。

ワインは「Antoine-Marie Arena Bianco Gentile 2014」。

料理は「五島列島スジアラとカキえもん」。
大きく身厚なスジアラは確りとした旨み。
それ以上にインパクトあったのが牡蠣!
クリーミーな牡蠣の旨味が自家菜園法蓮草とピューレ、ブールブランソースにピッタシ☆
キャビアで品ある塩味が添えられる。
ん~~~んまい。

メインの赤は、「Antoine Sanzay Les Poyeux SAUMUR CHAMPIGNY 2015」。
確りとした力強いコクとタンニンを感じまする。

料理は「茨城窒息雌鴨」、ローストしてから炭火焼にした由。
黒大蒜と根パセリソースで供される。
付け合わせにはキャラメリゼした姫りんご、自家菜園里芋とからし菜、蓮根チップ。
ジューシーで滋味深い鴨の旨味がガツンと伝わってきまする。

最後のワインは「Dom. de Montbourgeau Macvin du Jura」。
上品な甘さが心地いい。
  
ヨーコちゃんのデザートは「和栗ペーストフォンダン、洋梨と赤ワインシャーベット」。
しかも相方には誕生日祝いバージョンで☆
心遣いに感謝☆
和栗は控えめな甘みで美味しい。

「小菓子」は4種。
ラズベリーマカロン、蜜柑ゼリー、ガトーショコラと無花果、キャラメルフィナンシェ。
そしてカフェ。

今宵のシズシズはまたまた攻めまくり(笑)
しかもどれもこれも完成度が高くて素晴らしい料理の連続でしたぁ~~~
基本が確りとしたじんわりと心に沁みる優しい料理・・・
それこそがシェフの人柄を現してまするね☆
色々とお話しも出来て愉しい時間を過ごせましたぁ~
感謝です。

久しぶりの夜は以前とは雰囲気もより一層シックに変化してステキ。
昼の雰囲気は大好きですが、夜はまた落ち着いてゆったり気分になりますね。

5周年、誠におめでとうございます。
そしてこれからの飛躍を愉しみにしておりまするよ!
<2018年5月訪問分>

~山菜づくしの会~
・ユキザサ 稚鮎
・ヤマウド パンクルスティアン グアンチャーレ
・山椒 ズワイガニ
・ヤマウド シャク 青山椒 穴子
・フキノトウ ネマガリダケ コゴミ ウルイ ワラビ
 ドイツトウヒ 五島列島アオハタ
・カキドオシ ゴマナ ホンシオデまたはオオナルコユリ 川俣軍鶏 
・イヌドウナ 味噌 グリオットチェリー

・クロモジ茶
・ニリンソウ

・Bertrand Darvio Chateau de la Velle NV Cremant de Bourgogne Brut Rose
・Dom. Andre Vatan Sancerre Saint François
・Kelley Fox Wines Mirabai Pinot Noir

【詳細】
この日は山菜・茸採り名人の永田徹さんを招いての山菜づくしの会☆
永田さんが採取した多様な山菜を静井シェフの感性を活かした料理に昇華!
さてどんな世界が訪れるんでせうか、愉しみん。

テーブル上にある挿花からスタート(?)
「ニリンソウ」をそのまま千切って食す・・・
ん???
「牡蠣」の味!!!
へぇ~、驚きから始まった山菜づくしの貝(会)。

最初の泡はロゼ。
「Bertrand Darvio Chateau de la Velle NV Cremant de Bourgogne Brut Rose」。
爽やかな喉越し。
また今回はペアリングでは無く事前に白・赤ボトルを西塚君にお願いしておきましたぁ。
会なんでペアリングだと慌ただしいし、安心してたっぷり呑めるからね(笑)
白は「Dom. Andre Vatan Sancerre Saint François」。
スッキリ爽やかな酸味。
赤は「Kelley Fox Wines Mirabai Pinot Noir」。
軽やかな味わい。

さて、料理・・・
まずは「山椒 ズワイガニ」。
山椒新芽の実にズワイガニとパルメザンチーズを合わせたひと口サイズのケークサレ。
風味と香りが何とも良く、海と野の自然のバランスに食感の妙。

次は「ヤマウド パンクルスティアン グアンチャーレ」。
風味の濃いヤマウドの冷製スープ。
バアーを染み込ませたパリっとしたパンクルスティアン。
その上に適度な塩っ気のグアンチャーレと生のヤマウド。
混然一体とした味わいは山野の自然を感じまする。

そして「ユキザサ 稚鮎」。
タルト生地の上に白玉粉で揚げた稚鮎と山葵菜。
今度は山野を流れる清流の風情。

「ヤマウド シャク 青山椒 穴子」。
今回の料理の中であちきが最も感激したひと品でやんす!
まずはその存在感溢れる見た目に圧倒・・・
太いヤマウドを200gを超えるという三陸天然穴子で巻いてまする。
白焼きをイメージした穴子焼きをアンチョビとタプナードソースで。
シャクと実山椒をたっぷり添えて供される。
ヤマウドの風味と食感に脂ののった穴子が絶品☆
食べ応えはさることながら、繊細かつ大胆な味わいに唸ってしまいやしたぁ~

次はビニール袋に入った料理が運ばれる。
「フキノトウ ネマガリダケ コゴミ ウルイ ワラビ ドイツトウヒ 五島列島アオハタ」。
袋を開くと中から多様な山菜の香りが溢れ出てきまする!
身厚のアオハタはふっくら柔らか。
ひとり袋の中にいないドイツトウヒは松の新芽だそうで、爽やかな風味がアクセントに。
それら山菜のエキスが染み出たスープの味わいがまた最高☆
ん~~~んまい☆

メインは「カキドオシ ゴマナ ホンシオデまたはオオナルコユリ 川俣軍鶏」。
しっとりした食感と旨みの強い川俣軍鶏胸肉を鶏出汁ソースで。
聞きなれない希少な山菜を携えて、全体としてとてもいい味わいっすね☆
 
そして何とデザートにも山菜が!
「イヌドウナ 味噌 グリオットチェリー」。
苦味と香りのいいイヌドウナのエスプーマが印象的。
味噌はアイスとクランブルに。
バニラムース、グリオットチェリーと共に全体を混ぜて頂きまする。
不思議な味わいのハーモニーが不思議に美味しい・・・

最後の締めは「クロモジ茶」。
クロモジの葉を乾燥させたお茶でリセット。

〆て2人で45000円也ぃ~
参加費用は@10000円(消費税、サービス料、お料理、ワンドリンク込)。
それにワイン2本を入れてのお値段は事前振り込みで。

永田さんの人柄も素晴らしく、お話しも愉しかったぁ~
様々な山菜を活かす静井シェフの感性豊かな料理は新境地へ・・・
その味わいに感動☆
春は山菜、秋は茸と季節に応じたステキなイベント。
存分に堪能させて頂き感謝!
【内容】
・ひよこ豆のフリット
・琵琶湖の鮎 春巻き仕立て、青海苔と米のチップ
・トマトと西瓜のガスパチョ  
・ミル貝と蛤 出汁のゼリー 雲丹、キャビア添え   
・スッポンコンソメ 
・鴨フォアグラポワレ 長野天然夏茸ピュレ
・一本釣り五島鯵ポワレ 胡瓜とアニスのソース
・フランス産鳩 モモ肉炭火焼、胸肉ロースト
・練乳シャーベット、ブルーベリー
・バニラムース 桃ゼリー 宇治抹茶アイス
・かぶせ茶 宇治和束茶  

・PIERRE TRICHET BRUT PREMIER-CRU
・Christophe Drouard, Les Hauts Pemions, Muscadet de Sèvre et Maine, Loire 2012
・醸し人九平治 純米吟醸 Le Voyage 2016
・2014 Domaine de la Noblaie Chinon Pierre de Tuf
・DOMEINE de L'HORTUS 2014 GRANDE CUVEE
・VOLNAY CHAMPANS Premier Cru 2009
・Dom. Trapet Beblenheim Gewürztraminer 2013 ALSACE

【詳細】
8月のシズシズはお昼にお友達とご訪問☆

ワインは西塚君にお任せで。
最初は勿論泡から。
ボトルでチョイス頂いたのは「PIERRE TRICHET BRUT PREMIER-CRU」、心地よい泡感で旨い。
やっぱ暑い日は冷えた泡がいいっすね。

最初は「ひよこ豆のフリット」、フワッとした食感。

次は「琵琶湖の鮎 春巻き仕立て、青海苔と米のチップ」、鮎まるまるの春巻きが驚き!
楽しませてくれまするねぇ~

そして「トマトと西瓜のガスパチョ」、夏の暑さを癒す清涼感あるひと品っすよ。
パプリカソルベの冷たさに西瓜ジュレのほんのり甘みがいいバランス。
紫蘇スプラウトが添えられる。

ワインは「Christophe Drouard, Les Hauts Pemions, Muscadet de Sèvre et Maine, Loire 2012」。
ミネラル感ある味わい。

絶品だったのが「ミル貝と蛤 出汁のゼリー 雲丹、キャビア添え」☆
ミル貝と蛤の風味に雲丹の濃厚さとキャビアの塩っ気、海苔の香りがナイスバランス!
ミル貝の肝が半生っぽくって美味い。
確りと旨味の出た出汁のゼリーがちょうどいい塩梅っすよ。
ミネラル感あるミュスカデが良く合いまする。

次の酒は酒。
「醸し人九平治 純米吟醸 Le Voyage 2016」、スッキリとした旨味ある日本酒。

合わせる料理はシェフの初挑戦作・・・「スッポンコンソメ」???
9時間骨から煮込んで旨味を抽出、醤油を使わず仕上げたそう。
果たしてどうなんですかねぇ~
おぉ、ん~甘みが意外と強く出てますが、濃厚なコクが口の中に広がりまするよぉ~~~
これから更に進化しそうな予感☆

「2014 Domaine de la Noblaie Chinon Pierre de Tuf」、赤・・・

合わせる料理は「鴨フォアグラポワレ 長野天然夏茸ピュレ」、静井シェフの真骨頂でやんすよ!!!
ん~~~まったり濃厚なフォアグラに野性味溢れる茸と贅沢にも豪州黒トリュフの香り・・・
そこに蓮根餅のねっとりした味わい深い風味がミックス。
これは流石の完成度高い料理っすよ☆
素直に美味い。

ワインは「DOMEINE de L'HORTUS 2014 GRANDE CUVEE」、熟成感ある味わい。

料理は魚、「一本釣り五島鯵ポワレ 胡瓜とアニスのソース」。
爽やかで清涼感あるソースに鯵の旨味が絡んでさっぱりと頂けまする。
オクラとオクラの花が見た目にも鮮やかな印象。

さて、メインに合わせるワインは「VOLNAY CHAMPANS Premier Cru 2009」。
コクのある味わい。

そしてメインは「フランス産鳩」、しかもモモ肉炭火焼と胸肉ローストの部位を味わえる!!!
モモ肉の旨味と胸肉のしっとり感、そこにめちゃくちゃ濃厚で旨味が凝縮した鳩出汁ソースを絡めて・・・
ん~~~んまい・・・
加えて黒大蒜ピュレで更なるインパクトを醸し出しまする。
でも、長野天然茸は負けてないっすねぇ~
確りと主張しまするよ!

「練乳シャーベット、ブルーベリー」のシンプルなひと品。
そこで最後のワインは「Dom. Trapet Beblenheim Gewürztraminer 2013 ALSACE」。
デザートは「バニラムース 桃ゼリー 宇治抹茶アイス」、抹茶の濃厚さと桃の甘みがナイスなひと品。

最後には水出しの濃厚な甘みを感じるお茶、「かぶせ茶 宇治和束茶」。
そこに小菓子。

この日のシズシズは攻めてきましたねぇ~~~
安定した味わいと感動的な内容はホントに素晴らしいっすよ☆
見た目にも美しいシズシズ料理に今回も感激。
お友達も大満足。
満席の店内にスタッフの皆さんも大変でしょうが、ガンバッテん!
【内容】
・鯖リエットコルネ、あおさ煎餅、春キャベツ
・鶏白レバームースのエクレア、アボカドムースのパンスフレ
・新玉葱のフラン、北海道雲丹、天然シャク オリーブオイル
・馬肉タルタル 天然クレソンピュレ、浅利出汁、世田谷烏骨鶏卵
・ロワールホワイトアスパラ、帆立、グランチャーレ ヨーグルトソース、柚子、花穂
・スペイン鴨フォアグラ、筍 黒トリュフソース 木の芽、田芹、コゴミ
・五島列島天然鮃 桜海老ソース・フリット、蕪ピュレ、蕗の薹
・滋賀近江しゃも胸肉とモモ肉のロースト 長野モリーユ茸、葉玉葱、空豆
・宇和島デコポンゼリー、タイムアイス
・苺、抹茶、ココナツアイス、苺の泡
・小菓子 ピスタチオフィナンシェ、キャラメルマカロン、カシスゼリー、リンゴゼリー

・R&Lルグラ・シャンパーニュ・ブリュット・ブラン・ド・ブラン
・Michel Genet BIOGRAPHIE 2010(ボトル)
・Dom. Andre Vatan Sancerre Les Charmes
・Chateau FOMBRAUGE St Emilion 2010
・Domaine de l'Hortus-Bergerie de'Hortus Rose 2015
・Les Amouriers Vacqueyras
・Beau Michelle 伴野酒造 長野 

【詳細】
春先の爽やかな陽気の中、お友達ご夫婦と訪問でやんすよ!

まずは「R&Lルグラ・シャンパーニュ・ブリュット・ブラン・ド・ブラン」で乾杯☆
奥様は呑めないのでお酒は3人で。

最初の料理は「鯖リエットコルネ、あおさ煎餅、春キャベツ」。
そして「鶏白レバームースのエクレア、アボカドムースのパンスフレ」。
定番のエクレアは完成度が高いっすね。
そこにコルネやスフレなどなど、スタートから泡が進む進む(笑)

3人なら最初はボルトで行きますかね?
という事で引き続き泡でボトルを西塚君に所望・・・
「Michel Genet BIOGRAPHIE 2010」、春の陽気にピッタシの爽やかさ。

料理は「新玉葱のフラン 北海道雲丹添え」、天然の山菜シャクがトッピング。
口溶けの良い滑らかなフランと雲丹のの甘みが何とも素晴らしい。

次は「馬肉タルタル 天然クレソンピュレ」、見た目の色合いのインパクトがあるひとさら。
大好きな馬肉をタルタルにして世田谷烏骨鶏卵と共に。
そして浅利とその出汁を加えた濃い緑色のクレソンピュレを絡めて・・・
美味☆

泡ボトルはいつの間にか蒸発・・・
ではこのあとはグラスの白に。
「Dom. Andre Vatan Sancerre Les Charmes」、スッキリとした酸でクイッと。

ネーム入りの信楽焼きで供されたのは、「ロワールホワイトアスパラ、帆立、グランチャーレ」。
存在感あるホワイトアスパラは爽やかなヨーグルトソースで。
そこに帆立の甘みとグランチャーレの塩っ気、柚子の香り、花穂の風味が加わる。
季節感あるひとさら。

次の料理に合わせて赤も・・・
「Chateau FOMBRAUGE St Emilion 2010」、程よいコクでバランスいい味わいっす。

料理はシェフのスペシャリテとも言えるフォアグラでやんすよぉ~
「スペイン鴨フォアグラ、筍 黒トリュフソース」、木の芽、田芹、コゴミと山菜も嬉しい!
蕩ける濃厚なフォアグラにコクのある風味良いソースが絶妙なバランスと美味さ☆
筍もシャキっとして季節を感じまするね。

続くワインはロゼ、「Domaine de l'Hortus-Bergerie de'Hortus Rose 2015」。
キリッとした辛口ですねぇ。

合わせる料理は魚、「五島列島天然鮃 桜海老ソース・フリット」。
皮目はカリッと、身はしっとりと絶妙な焼き上がり。
そして香ばしい桜海老のフリットとそのソースの旨味に甘みある蕪のピュレがナイスバランス。
蕗の薹のホロ苦みがアクセント。

メインには「Les Amouriers Vacqueyras」、独特なコクと味わいある個性的なワインっすね。

料理は「滋賀近江しゃも胸肉とモモ肉のロースト」、長野モリーユ茸、葉玉葱、空豆と共に。
近江しゃも肉の食感が素晴らしく旨みがじゅわぁ~っと溢れだしまするよぉ!
カリッとした皮目と弾力ある身のバランスが超絶☆
貴重な長野モリーユ茸がまた美味。
この料理に独特な味わいの赤がまた不思議と合いますねぇ~

デザートは「宇和島デコポンゼリー、タイムアイス」、さっぱりとしまするねぇ。

ここで西塚君から「Beau Michelle 伴野酒造 長野」が。
デザートワインのような味わいで爽やかな甘みと酸味が旨いっすよ。
日本酒なんですねぇ~

もうひとつは「苺、抹茶、ココナツアイス、苺の泡」、幸せ・・・
小菓子は「ピスタチオフィナンシェ、キャラメルマカロン、カシスゼリー、リンゴゼリー」。

いやいや、今回のシズシズも攻めて来ましたねぇ~~~
春の季節満載の料理の数々に感動しやした!
西塚君のワインセレクトも素晴らしかったっすよ。
思わず呑み過ぎてしまいやしたが・・・(汗)

新装店内を訪れるのはあちきは今回が初。
インパクトある絵画でまた雰囲気が変わりますねぇ~
では5月もヨロシク!

外は丁度桜満開の時期☆
桜並木の青山墓地をプラプラ歩きながら帰りましょ!
お友達が持参頂いた日本酒をチビチビ呑みながら・・・ね(笑)
<28年7月 再訪 >

【内容】
・鶏レバーエクレア、茨城味来のタルト仕立て
・豪州産黒トリュフとフォアグラのコロッケ ジロール茸・長野あんず
・西瓜・トマトのガスパチョ、海老ムース 西瓜ジュレ、自家菜園トマト・胡瓜
・佐賀緑イチジクとフォアグラのポアレ 薔薇のコンフィチュール、薔薇花びら
・五島天然カサゴの蒸し揚げ ブイヤベース仕立て じゃが芋・ニンニク、自家ういきょう
・北海道夏鹿内腿 備長炭ロースト フォアグラ黒胡椒ソース、黒ニンニク、長野山椒ピューレ、ポレンタ、コーンスプラウト
・ローズジュレ・シャーベット、グレープフルーツムース
・小笠原天然島バナナムース、パッションフルーツ、ココナッツシャーベット
・ブラッドオレンジフィナンシェ、洋梨ギムーブ、薔薇マカロン、リンゴ・ニンジンゼリー
・カフェ

・R&L Legras BRUT Blanc de Blancs
・Marsannay Rose 2013 DOMAINE BRUNO CLAIR
・La Croix du Prieur Cotes de Provence Rose 2014
・Alex Tsikhelishvili Rkatsiteli 2012
・CHATEAU D'ESCLANS ROCK ANGEL 2014 Cotes de Provence
・Domaine des Hauts Chassis Crozes-Hermitage Esquisse

【詳細】
この日は久しぶりに会うお友達とのランチ☆
フレンチ希望だったんでやんすが、日曜日という事もありこちらを予約。
今回の静井シェフはこれまで以上に渾身の素晴らしい料理でやんしたぁ~

ソムリエ西塚さんセレクトのワインとの相性もピッタシ!
料理に薔薇が多用された今回のコースに合わせて、ワインもロゼが多く華やかなひと時に☆

静井シェフのフォアグラは最高でやんすが、今回も秀逸。
濃厚なフォアグラに佐賀緑イチジクの上品な甘みと薔薇のコンフィチュールが良く合いまする☆

魚は五島天然カサゴを蒸し揚げて供され、テーブルで自家ういきょうを好きなだけ振りかける趣向。
ブイヤベース仕立てのソースがまた美味!
最後まで舐めたい衝動に駆られまするよぉ~

メインの北海道産夏鹿内腿肉は備長炭でローストされ、しっとり柔らかい。
濃厚なフォアグラ黒トリュフソースでよりゴージャスな味わいに。
長野山椒ピューレの刺激でちょいと味わいに変化・・・

お友達も満足してくれたようで何より(ホッ)
(28年2月の訪問は写真だけで・・・)

・・・

<27年12月 再訪 >

すみません、れびゅ~が一年振りとなってしまいやした(汗)
その間も何度も行ってるんでやんすが・・・
なので詳細に(笑)

【内容】
・鶏レバーエクレア、ブータンノワール 
・ワカサギフリット
・玉葱のフラン 根室雲丹 カプチーノソース
・長崎牡蠣ポッシュ、カリフラワームース、アオサジュレ 紫蘇の花
・タラバ&ズワイ蟹タルタル ビーツ、長野グラニエスミス、根セロリソース、キャビア
・帆立ポアレ 長野天然胡桃、平茸 菊芋ヴルーテ バケット
・鴨フォアグラ、宮崎金冠コンポート、ペリゴール黒トリュフ マルサラソース
・鱈、白子ムニエル ブールブランソース 菊芋ピューレ
・新潟真鴨 胸肉ロティ、ヒレ、モモと天然茸を包んで、長ネギ 赤ワインと肉のソース、人参ピュレ
・柿コンポート、ブランマンジェ、甘酒、生姜
・苺、ホワイトチョコムース、コンデンスミルク泡、牛乳ソルベ 

・MICHEL GENET EXTRA BRUT
・POUILLY-FUME 2013 HENRI BOURGEOIS
・BEBLENHEIM RIESLING 2012 TRAPET
・LESTRILLE CAPMARTIN BORDEAUX BLANC 2013
・SONNENGLANZ PINOTGRIS 2011 TRAPET ALSACE
・MANCIAT-PONCET SAINT-VERAN LE CLOS 2012
・CLOZES-Hermitage 2013
・SECRET de Lestrille 2010
・TRICHET-DIDIER Grand Cru

【詳細】
クリスマス喧騒後の休日。
ゆったりランチはこちらに・・・
優しい陽光が降り注ぐ店内はとっても美しく落ち着きまする☆

静井シェフお任せランチ(@10000円)を事前にオーダー。
まずは「MICHEL GENET EXTRA BRUT」で乾杯!
果実味がありキリッとした喉越しが心地いいっすね。

最初の料理は定番の「鶏レバーエクレア」、に「ブータンノワール」が同居。 
エクレアは安心する美味しさでやんすねぇ~
ブータンノワールはねっとりした舌触りにコクがあり美味!
もう一品並んで供されたのが「ワカサギフリット」。
フワッとした食感と上品な味わいに柚子香が華を添えまするよ。

続く料理は「玉葱のフラン 根室雲丹 カプチーノソース」。
玉葱の甘みとフワフワ食感、そして雲丹の風味が合わさって・・・
全体を混ぜて頂くと口の中で幸せなハーモニーになりんす☆
泡との相性も抜群でやんすね。

次は「長崎牡蠣ポッシュ」、カリフラワームースとアオサジュレが掛かる。
さっと茹でられた牡蠣はクリーミーさを残してまする。
それに自家農園カリフワラームースの甘みとアオサの風味が絡み合う・・・
紫蘇の花の香りが余韻として残りまするね。
ん~~~んまい☆
これに合わせるのは「POUILLY-FUME 2013 HENRI BOURGEOIS」。
キリッとした酸味にミネラル感が牡蠣との相性いいっすね。

そして「タラバ&ズワイ蟹タルタル」。
贅沢にも2種類の蟹とたっぷりのキャビアを冠するタルタルでやんすよぉ~ 
ひと口サイズなんでガブッと・・・
長野グラニエスミスの爽やかな風味が加わり美味しい☆
そして根セロリソースが何ともいい味わいっすよ。
これには「BEBLENHEIM RIESLING 2012 TRAPET」。
ミネラル感がありスッキリした酸味がありますがリースリングっぽくない味わいを感じまする。

料理はシェフが追加してくれた「帆立ポアレ」。
長野天然胡桃に天然平茸、バケットが添えられ、菊芋ヴルーテが敷かれまする。
胡桃と平茸がインパクトを添え、菊芋の優しい甘みがホッとします。
そしてカリッとしたバケットがとっても印象深いひとさらっすね。
ワインは「LESTRILLE CAPMARTIN BORDEAUX BLANC 2013」。
樽感が感じられ料理も惹き立てて好きな味わいでやんすよ。

さてお次は大好きな「鴨フォアグラ」でやんす!
静井シェフのフォアグラは絶品と思いまするよぉ~
今回は宮崎金冠コンポート、ペリゴール黒トリュフにマルサラソースで。
大振りなフォアグラはクセも無くまったり濃厚な味わい・・・
トリュフの香りとマルサラソースの甘みある風味がフォアグラの旨味を際立たせますね。
そしてほろ苦い金冠コンポートが味に変化を付けてくれます。
ワインは「SONNENGLANZ PINOTGRIS 2011 TRAPET ALSACE」。
微かな苦味と甘みが入り混じって、濃厚な料理の引き立て役になってまする。

魚は「鱈、白子ムニエル ブールブランソース 菊芋ピューレ」。
淡白な鱈は塩っ気も丁度良くソースと菊芋ピュレが合いまするね。
白子はまったりクリーミーな舌触りが何とも美味。
ワインは「MANCIAT-PONCET SAINT-VERAN LE CLOS 2012」。
果実味のあるシャルドネは丁度いいバランスっすよ。

いよいよメインは「新潟真鴨」、何と3種の部位を!!!
胸肉ロティは確りとした鴨の野性味を存分に感じさせまするね☆
ヒレはしっとり柔らかな味わい。
モモの旨味を天然茸と包んで供する等、3種3様の味を趣向が嬉しいっすね。
相性抜群の長ネギに濃厚な赤ワインと肉のソース、人参ピュレが甘みを加えまする。
そしてこれには西塚君が何と2種類の赤を合わせてくれましたぁ!
「CLOZES-Hermitage 2013」、ビオっぽくない感じのシラー。
シラー大好きのあちきにゃ嬉しいっすよ。
もうひとつは「SECRET de Lestrille 2010」、濃厚なメルロー。
比べるとボルドーがよりいいっすねぇ☆

最初のデザートは「柿コンポート、ブランマンジェ、甘酒、生姜」。
スガハラのグラスで供され、柿の甘みに生姜の風味が印象的。

次のデザートは「苺、ホワイトチョコムース」、タルト仕立てで。
コンデンスミルク泡、牛乳ソルベが添えられまする。
苺の甘みと酸味にチョコムースが何とも美味しい。
牛乳ソルベが口を爽やかにしてくれまする。
そしてこれには「TRICHET-DIDIER Grand Cru」を合せてくれやしたぁ!
果実味ある味わいに繊細な泡が何とも素晴らしい饗宴でやんすよ☆
 
あちきはエスプレッソ、相方はカプチーノ・・・
5種の小菓子で締めに。

もう大大満足のランチで満腹感が半端ないっすよ(笑)
2015年を締めくくる外食、存分に愉しませて頂きやしたぁ~
〆て2人で47400円也ぃ~
・・・ちょいと奮発してしまいやした(汗)

西塚君も晴れてソムリエとなり、一層の風格が出てきましたね!
そして静井シェフ渾身の料理も更なる素晴らしさを感じまする☆
皆さんクリスマス時期は夜遅くというか明け方近く迄大変だったそうで・・・
大変お疲れ様でやんしたぁ。

さて、そろそろ家路につきますかな。

・・・

<26年12月 再訪 >

【お会計】
・合計 ・・・ 52470円 (2人分:@16000円クリスマスディナー)

【内容】
・乾杯とともに
・ズワイ蟹とグラニースミスのサラダ仕立て カリフラワーのエスプーマ ベルギー産キャビア
・ラングスティーヌのミキュイ トビナンプール クリュスタッセの泡
・蝦夷アワビのポアレ 肝のソース・ブールブラン 自家農園 冬野菜
・仏産鴨フォアグラのポアレ ちりめんキャベツで包んだ天然キノコとトリュフ 鴨のコンソメ
・山口産甘鯛のうろこ焼き カブと百合根のピュレ ちぢみホウレン草 濃厚な雲丹のソース
・シャラン産ビュルゴー鴨のロティ もも肉のクルスティアン 根セロリと花梨のピュレ香ばしい葱
・ミカンのバニラ風味 シャンパーニュ・クリーム
・苺とピスタチオのボンボン・ショコラ バンデビスのグラス

・CHAMPAGNE R&L LEGRAS BRUT BLANC de BLANCS Grand Cru
・HENRY NATTER SANCERRE 2013
・DUMAINE FRANCK JUILLARD 2012
・Arbois Savagnin 2009
・LESTRILLE CAPMARTIN BORDEAUX BLANC 2011
・HENRY NATTER SANCERRE 2010
・Les Rogeling Saumur Champigny 2007
・Sauternes 2010

【詳細】
これまでクリスマスシーズンに敢えて洋食系は避けてました・・・
この日も昼は日本料理 太月で和食を堪能☆
で、結局お泊りになってしまうんで(汗)
折角ならば大好きなこちらに伺いますかねぇ?
まだ夜には訪れてないし・・・
ってな訳で丁度クリスマスディナーが始まる初日の夜に訪問となりんしたぁ~

夜はまた昼とは違った雰囲気でやんすよね!
何だか新鮮な気がしまする。

さぁ、今宵の宴をスタートしましょ。
ワインはサーヴィス西塚さんオススメのグラスでお願い☆
まず最初の乾杯用にはクリスマスらしくシャンパンで・・・
希少なイチオシの「CHAMPAGNE R&L LEGRAS」、キレとコクのある旨い泡!
あちきの大好きなBLANC de BLANCSだしねぇ~

その「乾杯とともに」と名付けられた最初の料理は・・・
「クロオリーブマドレーヌ、鶏レバーのエクレア、豚リエット、豚頭肉コロッケ」。
昼はエクレアのみでやんすが、夜は4種類も!
手の込んだひと口サイズの料理はどれも美味しく泡が進みまする☆

泡をお代わりして待つ次の料理はお馴染みガラス卵の器で・・・
「ズワイ蟹とグラニースミスのサラダ仕立て」、とってもソフトな口当たり!
北海道のズワイ蟹に自家農園のカリフラワーのみのエスプーマが自然に甘みを添えまする。 
そこにベルギー産キャビアがトッピングされ適度な塩っ気に。
ん~~~素直に美味しい・・・

「HENRY NATTER SANCERRE 2013」、ピノのロゼと合わされる料理は・・・

色を合わせた「ラングスティーヌのミキュイ トビナンプール クリュスタッセの泡」。
濃厚な甲殻類のソースにしっとり半生のラングスティーヌが美味ぃ!
菊芋のピュレが添えられまする。

「DUMAINE FRANCK JUILLARD 2012」、アーモンドの香りするブルゴーニュシャルドネ。

合せる料理は「蝦夷アワビのポアレ 肝のソース・ブールブラン」。
柔らか~な蝦夷鮑は旨味が凝縮!
少し酸味のある肝ソースが絡まって一層その味を惹き立てまするよぉ~~~
ワインとの相性も抜群っす。
自家農園の冬野菜がシンプルに添えられる。

「Arbois Savagnin 2009」、キリッとブランデーっぽい香りでやんすね?
西塚さんによると酸化させているワインだそう・・・

出ました、お次は「仏産鴨フォアグラのポアレ」でやんす☆
ちりめんキャベツで包んだ天然キノコとトリュフが一緒に・・・
と、そこへポットで鴨のコンソメが注がれまする!
濃厚なフォアグラの旨味、天然茸のインパクトある風味とコンソメが混然一体に。
ん~~~~~~
これは美味い☆
静井さんのフォアグラはいっつも素晴らしいっすよぉ♪

「LESTRILLE CAPMARTIN BORDEAUX BLANC 2011」、タル感がありんす。
希少品種だそうですが、あちきは好きな味わい。

料理は「山口産甘鯛のうろこ焼き」でやんす。
一見シンプルな料理でやんすがこの塩加減が絶妙!
濃厚な雲丹のソースにはこのワインを使っているそう・・・
皮目の食感としっとりジューシーな身厚な白身がソースと絡んで旨味増大っす。
カブと百合根のピュレ、ちぢみホウレン草が添えられる。

肉料理には「HENRY NATTER SANCERRE 2010」、ロワール下流のピノ。
前菜に合わせたロゼと同じ生産者の赤。
呑み易く酸味のバランスがいい。
そして何ともう1種・・・
西塚さんの粋な計らいで2種類の呑み比べでやんす☆
お好みはどちら???
「Les Rogeling Saumur Champigny 2007」、落ち着きある深い味わい。
あちき的にゃこちらが好きな味わいっす☆

で、肉は「シャラン産ビュルゴー鴨のロティ もも肉のクルスティアン」。
根セロリと花梨のピュレに香ばしい葱が添えられる。
肉厚の胸肉のローストはめっちゃジューシー☆
口の中に旨さが充満しまするよぉ~
そしてモモ肉のクルスティアン、カリッとした食感の違いが楽しい。
風味あるピュレと甘みが際立つ葱がアクセントっす。

あぁ大満足でやんしたぁ~
さて、あとはデザートのお時間・・・
と、更なる誘惑が!???

最後にデザートワインはどうですか?
「Sauternes 2010」、スパイシーさも感じるデザートワイン。

「ミカンのバニラ風味 シャンパーニュ・クリーム」。
「苺とピスタチオのボンボン・ショコラ バンデビスのグラス」。
そしてエスプレッソ、カプチーノで。

初めてのデナーは昼とは違った魅力がありんす☆
食材を活かした素晴らしい料理に、料理を惹きたてる旨いワインのマリアージュ。
至福のひとときに感謝っすよ!
静井シェフとも色々お話しも出来たし、愉しい時間を過ごせましたぁ~

〆て2人で52470円也ぃ~
今回は@16000円のクリスマスディナー。
8種類と少々ワインを嗜み過ぎましたが(汗)
満足感の高い内容でやんした☆

・・・

<26年7月 再訪 >

【あちき的オススメ】
・土浦窒息鴨のロースト

【お会計】
・合計 ・・・ 25300円(2人分)

【内容】
・鶏レバーフォアグラのエクレア
・自家農園みらいの冷製ヴルーテ オニオンフラン、ポップコーン
・焼き野菜 夏の畑 自家農園+浅野ファーム 調理法を変えて
 向日葵の花、人参の花、胡瓜、ズッキーニ、玉葱、黒大根、紅芯大根、ラディッシュ
 ビーツ、唐辛子 アンチョビベースのソース
・鰻とフォアグラのポアレ
 炭火の鰻、桃とインゲンのサラダ添え ソースバニュルス?(南仏甘みあるワイン)
・マナガツオのポアレ
 アイコのソルベ、茄子のピュレ、バジルソース
・土浦窒息鴨のロースト
 じゃが芋のピュレ、シシトウのグリル 弾力あるジューシーな身、しっかりしたソース
・バラのジュレ(ゼリー?)、グレープフルーツのムース(ゼリー?)、ライチシャーベット
・長野杏コンポート(中に生クリーム)、ラベンダーアイス
・アールグレイ生チョコ、日向夏フィナンシェ、フランボワーズマカロン、マンゴーココナッツギムーブ
・エスプレッソ
・カプチーノ

・GUY DE SAINT-FLAVY
・BOURGOGNE ALIGOTE 2011
・Chevrot Bourgogne Pinot Noir 2011
・PESQUIE Vignier 2011
・ST ESTEPHE BBR 2010
・ALSACE Gewurztraminer BINNER 2011
 
【詳細】
今とっても気に入っているフレンチでやんす☆
今回は京都ツアーから戻ったタイミングでの訪問でやんした。
聞くとテーブル席はいっぱい・・・
するとカウンターならば、ってな訳で予約出来ましたぁ~

2人で丁度いい広さのカウンター。
ふと周りを見ると何とお客さんは女性ばかりのグループ・・・
お店のスタッフさん以外、男性はあちきひとり・・・
些か緊張感の中でこの日のランチがスタートでやんす(笑)

ワインはグラスでお任せに・・・
真夏の暑い陽気だったこの日、やはり最初は泡で!
「GUY DE SAINT-FLAVY」、スッキリと爽やかな口当たり

料理は定番の「鶏レバーフォアグラのエクレア」から。

続いて「自家農園みらいの冷製ヴルーテ」、オニオンフラン、ポップコーンと共に。
玉子型のガラスの器でいかにも涼し気。
滑らかな舌触りに玉蜀黍の甘みが口の中に広がりまする。

次のワインは「BOURGOGNE ALIGOTE 2011」、程よい酸味。

「焼き野菜 夏の畑」、自家農園+浅野ファームの野菜を調理法を変えて。
向日葵の花、人参の花、胡瓜、ズッキーニ、玉葱、黒大根、紅芯大根、
ラディッシュ、ビーツ等をアンチョビベースのソースで頂きまする。
野菜の持つ自然の甘みが際立ちまするねぇ~

「Chevrot Bourgogne Pinot Noir 2011」、若い作り手で奥様は日本人だそう。

料理は「鰻とフォアグラのポアレ」、南仏の甘みあるバニュルスワインのソースで。
白焼きをイメージさせるカリッと炭火で焼かれた鰻。
そして桃の甘みと葡萄の風味が強いソースとのバランスの妙。
インゲンのサラダが添えられまする。
ワインとの相性もいいっすねぇ~

「PESQUIE Vignier 2011」、ローヌのワインですっきり果実味がありんす。

これには「マナガツオのポアレ」、しっとり柔らかな白身が美味☆
アイコのソルベ、茄子のピュレ、バジルソースが添えられまする。
トマトの冷たさがインパクトになりんすねぇ。

肉には「ST ESTEPHE BBR 2010」、ボルドーカベルネ、渋みある濃厚な味わい。

「土浦窒息鴨のロースト」、シェフの故郷である茨城産とは嬉しい☆
弾力のある身はジューシーで美味い!
確りとしたソースが良く合いまするよぉ~
じゃが芋のピュレ、アスパラ、シシトウのグリルが添えられる。

最後にもう一杯デザートと・・・
「ALSACE Gewurztraminer BINNER 2011」。

「バラのゼリー、グレープフルーツのムース、ライチシャーベット」。
さっぱり感のあるデザートでやんす。

もうひとつ「長野杏コンポート、ラベンダーアイス」。
杏の中には生クリームが!
ラベンダーアイスがまた風味豊か。

小菓子は「アールグレイ生チョコ、日向夏フィナンシェ、フランボワーズマカロン、
マンゴーココナッツギムーブ」と盛り沢山。

あちきはエスプレッソ、相方はカプチーノで。
そしてまた美味しかったのがパン。
2種類のパンは各々味わいがあっていいっすよ。

いつしか女性グループも三々五々お帰りになる。
暫しシェフともお話し。
料理へのひたむきな姿勢と愛情が伝わってきまするよ!

〆て2人で25300円也ぃ~
またしても大満足なひと時になりんしたぁ!
次回の予約をしてお店をあとに・・・

(評価アップでやんすよぉ~)

・・・・・

<初回 26年5月>

【あちき的オススメ】
・川俣軍鶏のロティ

【お会計】
・料理 ・・・ 12000円 (2人分:@6000円 税・サ込)
・飲物 ・・・ 16300円 (2人分:5杯セット@5000円、1種追加・お代わり含む)
・合計 ・・・ 28300円 (2人分:ランチコース、グラスワイン)

【あちき的シチュエーション】
・外苑前で優しい味わいのフレンチを愉しみたいとき

【内容】
・レバー・フォアグラのエクレア
・グリーンピースの冷製ヴルーテ 帆立のポアレ
・仏産鴨フォアグラのロティ 三種の蕪のエーグル・ドゥース 新生姜
・五島列島直送ヒメジ ジャガイモのクルスティアン、モリーユ茸、空豆
・川俣軍鶏のロティ ポレンタ・クレムー、皮付ヤングコーン、枇杷のポワレ サマートリュフの香り
・マンゴーパルフェ ソース・サヴァイヨン
・島のめぐみ キングバナナとパッションフルーツ
・パン
・カフェ

・CHAMPAGNE GUY SAINT-FLAVY
・JEAN-LUC COLOMBO 2012 LES PINS COUCHES ROSE
・MARSANNAY Le Clos 2010 MONOPOLE
・DOMAINE LA FERME BLANCHE CASSIS 2011
・PERNAND-VERGELESSES LES BELLES FILLES 2011
・SAUTERNES BERRY BRO'S&RUDD (追加)

【詳細】
この日は目黒に宿泊。
では何処かでランチでもぉ~
大好きなレストラン ラッセ村山シェフにご紹介頂いたこちらは???
ソムリエ先﨑さんによると以前、コラボをした事もあるそうで、こりゃ楽しみでやんすねぇ~
事前に予約の電話を入れ初めての訪問でやんす。

場所は銀座線外苑前駅から並木道方面、CIプラザ向かいの道を入り路地を左に曲がった先にありんす。
コンクリート打ち抜きのビル1階でやんすが、セットバックしているんでちょいと分かり難いかも。
少し前に到着しましたが、快く招き入れて頂きやしたぁ。

入口を入ると店内は陽光が差し込む明るく清潔な雰囲気でやんす。
あちき達は窓際の席にご案内。
席は入口近くに4人用、2人用のテーブルに2人座れるカウンターが。
奥の窓際には4人用テーブル4卓。
22席程の空間。

ランチはシェフオススメコース6000円の他、3plats3200円、5plats4800円のプリフィクス。
ワインは3種3500円、5種5000円のデギュスタシオンがありんす。
折角ならばオススメコースと皿に合わせたグラスワインをチョイス☆

まずは爽やかなラベルの「CHAMPAGNE GUY SAINT-FLAVY」、すっきりした泡は心地いいっすね。
願わくばたっぷりな量で頂きたい(笑)

最初の料理は見た目も可愛らしい「レバー・フォアグラのエクレア」。
確り濃厚な味わいも感じるひと口サイズのエクレア。
ん~~~期待感が高まりまするねぇ。

美しいロゼピンクのワインは「JEAN-LUC COLOMBO 2012 LES PINS COUCHES ROSE」。
エチケットに描かれる「倒れた松」という意味を持つ一杯。
さっぱり辛口に仕上がってまする。

これは「グリーンピースの冷製ヴルーテ 帆立のポアレ」と共に。
鮮やかな緑の冷静スープに帆立が浮かぶよう・・・
滑らかな舌触りで味もいいっすね~
グリーンピースをはじめ、この日こちらで使う野菜は千葉県浅野農園。
食材への拘りが感じられまする。

白は「MARSANNAY Le Clos 2010 MONOPOLE」、フォアグラの味付けに合わせて。

料理は「仏産鴨フォアグラのロティ 三種の蕪のエーグル・ドゥース」。
ソースには新生姜の辛味と蜂蜜の甘みとビネガーで甘酸っぱさが新鮮な印象。
しっとりとした濃厚なフォアグラはソースでさっぱりとした味わいに。
千葉浅野のふじ化粧、フルーツ蕪、アカネ蕪という3種の蕪が添えられる。
中でも焼かれたふじ化粧は野菜の甘みが増して美味しい。

魚には南仏の白、「DOMAINE LA FERME BLANCHE CASSIS 2011」。
すっきりとした喉ごし。

「五島列島直送ヒメジ」、ジャガイモのクルスティアンを鱗に見立てて。
スズキ科のこの魚、あちきは初めてでやんしたが本場フランスでは比較的良く喰われているそう。
しっとりフワッとした風味ある白身にジャガイモのカリッと食感が絶妙っすよ☆
モリーユ茸と茸ベースの甘みあるソースに、空豆のピュレが添えられる。
長崎矢堅目の塩を使い、長崎五島で纏めたという一皿に仕上がってまする。

続く肉には赤、「PERNAND-VERGELESSES LES BELLES FILLES 2011」。
シェフが働いていたフランスのレストランの隣にあった畑だそう。
呑み易いっすね。

さて肉は「川俣軍鶏のロティ」、軍鶏好きのあちきとしちゃ愉しみでやんすねぇ~
ポレンタ、鹿児島皮付ヤングコーン、焼いた枇杷が添えられサマートリュフが掛けられる。
軍鶏らしい確りと歯ごたえにジューシーな旨味が溢れ出まする☆
パリッとした皮目の美味さは素晴らしいっす。
ヤングコーンはシャキッとして味わいが濃い。
焼いた枇杷は初めてでやんすが、酸味と甘みが良く出ますねぇ~

あぁ堪能・・・
と、サーヴィスの西塚さんから「デザートワインでも?」・・・
「い~いねぇ~!」。
「SAUTERNES BERRY BRO'S&RUDD」、ふわぁ~っと広がる甘い香りが何とも。

最初のデザートは「マンゴーパルフェ ソース・サヴァイヨン」、ココナッツの香り。
柑橘系のソースにマンゴーの甘みが絡まっていいっすよ。

次のデザートは「島のめぐみ キングバナナとパッションフルーツ」。
今度は小笠原のキングバナナケーキとチョコの上に乗るパッションフルーツシャーベット。
これも酸味と甘みの饗宴でやんすが、いいバランスっすよ。

フランボワーズマカロン、ギムーブ、日向夏フィナンシェ、ライムホワイトチョコ、人参・林檎ゼリー。
5種の小菓子は見た目も鮮やか。

カフェはあちきが珈琲、相方はアールグレイ。

その他パンは「自家製ブリオッシュ」、「ライ麦天然酵母」の2種類が供されまする。
このブリオッシュが香り豊かでしっとりと美味!
ライ麦酵母パンにはまろやかな風味の発酵バターとご一緒に。

最初はあちき達2人だけだった店内も次第にお客さまが増えてきやした。
さて、そろそろ・・・
〆て2人で28300円也ぃ~
非常に満足感の高い料理でやんす☆
全体的に味付けは素材を活かす優しさを感じるあちき好み。
い~い塩梅でやんすよぉ。

静井シェフも何度か席までいらして頂き、お話しが出来ましたぁ~
朴訥とした語り口ながらシェフの誠実さと拘りが感じられまする。

すると相方が「何処かで見掛けた気が・・・あ、レストラン・アイじゃ?」。
すぐさまお店のパンフを見ると確かに!
料理通信100人のシェフに載ってたのを覚えてたようで・・・
帰り際、シェフにその話をすると専門雑誌からの取材は多いんです、と。
でもどちらかと言うと普通の雑誌の方がいいんですよねぇ~って(笑)
素直でやんすねぇ~
帰って雑誌を確認すると確かに顔写真が・・・
しかもご出身はあちき達の大好きな茨城だと!
どうりで言葉が何だか懐かしく心地よかった訳だぁ。

「Prevenance」、フランス語で心遣いを意味する店名。
静井シェフをはじめスタッフさん皆さんの心遣いを感じる雰囲気の良いお店でやんす。
是非また来たいと思う、ステキなお店に出逢いましたぁ~
これからが愉しみぃ☆
さて、目黒に向かいますかな・・・

  • フォアグラポワレ 村越農園筍
  • フランス産ホワイトアスパラガス
  • 国産牛リードヴォー、ラングスティーヌ

もっと見る

6位

ふじ (京都市役所前、神宮丸太町、丸太町(京都市営) / 日本料理)

1回

  • 夜の点数: 4.7

    • [ 料理・味 4.7
    • | サービス 4.6
    • | 雰囲気 4.7
    • | CP 4.8
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥10,000~¥14,999 -

2015/08訪問 2015/08/26

しみじみと 感動料理を 想ひでに

<京都・奈良ツアー2015⑥ 再訪>

【あちき的オススメ】
・鮎鍋、湯葉、椎茸

【お会計】
・合計 ・・・ 31428円(3人分:コース、酒)

【内容】
・梅ジュース
・ローストビーフとアスパラ、無花果 胡麻ダレ
・鱧、焼き茄子、冬瓜の椀
・湯葉雲丹、鯛、鮪、アオリイカ   鯛芽葱、鮪海苔、烏賊酢橘
・鱸焼き 胡瓜卸添え
・土用 鰻寿司(特別)
・鮎鍋、湯葉、椎茸
・茗荷土鍋御飯
・お新香 大根、菜っ葉、梅干し、奈良漬け
・麩の味噌汁
・マンゴープリン

・京都麦酒 酒蔵仕込み
・春鹿
・刈穂 山廃純米生原酒 超弩級 気魄の辛口+25
・義侠 愛知

【詳細】
今回ツアーのお店の中で唯一再訪した料理屋さんがこちらでやんす☆
昨年訪れた際、料理の味と大将の人柄に魅了されやした。

そして今回もうひとつの目的が・・・
それはお江戸にあるお店でお世話になったソムリエさんにお会いする事。
今年5月にConvivioを卒業。
故郷の京都に戻りリストランテ ナカモトのソムリエに。
この日はお店がお休みなんでこちらにご一緒する事になったんでやんす。
その方の名は「大石さん」☆
京都でのご縁に感謝!

暖簾をくぐり店内へ。
そして靴を脱いでカウンター席に腰を落ち着けまする。
笑顔のステキな大将とご挨拶し、今宵の宴がスタートでやんすよぉ~
この日はあちき達3人の他、後でご常連さんお2人がいらっしゃるとの事。
暫くは貸切り状態でやんすね!

はじめに「梅ジュース」を頂きまする。
ではビールでも???
すると見慣れない銘柄が目に入る・・・
「京都麦酒 酒蔵仕込み 蔵のかほり」。
黄桜酒造が清酒酵母で作った京都で初めての地ビールだそう!
おぉこりゃぜし。
クセが無くとっても呑み易いっすね☆

さていよいよ料理。
まずは「ローストビーフとアスパラ、無花果 胡麻ダレ」でやんす。
まさかローストビーフとは嬉しいっす!
無花果と胡麻ダレも相性抜群で素直に美味しい☆

次は大好きな椀、「鱧、焼き茄子、冬瓜の椀」。
上品な出汁は大将の人柄が滲み出る感じっすね!
丁寧な骨切りで食感も素晴らしいっす。

麦酒も無くなったんで、あとは女将さんにオススメの日本酒を順次・・・
最初は奈良の「春鹿」から。
懐かしい味わい・・・

目の前には大きな蓮の葉を蓋にした器が運ばれる。
真ん中には蓮の花が。
まず花を開くと「湯葉雲丹」がお目見えでやんす!
まったりとした雲丹とトロッとした湯葉のマリアージュ☆
美味・・・
そして葉を開くと今度は3種のお造りが登場!
鯛には芽葱、鮪には海苔、アオリイカには酢橘がお供に・・・
醤油とポン酢が添えられる。
ん~~~酒に合いますねぇ~

次の酒は夏の酒、「刈穂 山廃純米生原酒 超弩級 気魄の辛口+25」。
流石に+25度はキリッと旨い。

焼物は「鱸、胡瓜卸添え」でやんすよ。
胡瓜卸でサッパリと頂けまするね。
ホックリと焼かれてまする。

大将から土用ってんで特別に出して頂いたのが「鰻寿司」。
笹の葉でチマキのように。
こうした心遣いは嬉しいっすね☆

酒は愛知の「義侠」、コクがありんす。

そして季節の鮎は「鮎鍋」として登場!
湯葉、椎茸、京水菜が入るひとりずつの鍋仕立てで・・・
塩焼きが定番ですが鮎鍋って初めてでやんすねぇ~
鮎の香ばしい風味が出汁にも染み出て新鮮な感動っすよ。
思わず骨酒を思い出してしまいやした(笑)

御飯はたっぷり茗荷の入った「茗荷土鍋御飯」。
食感と風味の良い茗荷はサッパリと頂けまするね。
「麩の味噌汁」は何杯でも飲みたい位っす。
お新香は大根、菜っ葉、梅干し、奈良漬け。

そしてデザートの「マンゴープリン」でひと通りでやんす。

〆て3人で31428円也ぃ~
この内容でお酒まで呑んでこの値段とは!!!
正直感動ものでやんすよぉ~~~
ステキな大将と女将に感謝☆

そして今回最も驚いたのが「出逢い」。
途中からご常連のご夫婦がご来店しカウンターの奥へと・・・
すると同席してた大石さんが急に畏まりご挨拶するではありませんか???
実は数日前に大石さんのいるお店にいらしたお客さまだそう!
偶然な出逢いに一同驚きと感動・・・
しかもあちき達の第二の故郷、茨城からいらしたとの事!!!
暫し茨城話しもさせて頂き嬉しかったぁ☆
不思議なご縁に包まれたひと時になりんしたぁ~

今回は正に「縁」にはじまり「縁」を感じるツアーでやんすよ☆

(評価アップ)

・・・

<26年7月 京都ツアー⑰>

【あちき的オススメ】
・鰊と茄子の冷製炊きあわせ

【お会計】
・合計 ・・・ 28728円(3人分:@8000円コース料理、酒、お友達はお茶)

【あちき的オススメ】
・京都の町家に招かれたような雰囲気の中で記憶に残る料理と酒を想ひでにしたいとき

【内容】
・新茶
・はじめに 生雲丹・豆乳豆腐
・鱧椀 湯葉、冬瓜、梅肉
・鮪、鯛 芽葱、海苔
・琵琶湖活鮎塩焼き 一匹ずつ炭火で二匹 擦りたて蓼酢にて
・八寸 鱧ちまき寿司、沖縄モズク、ホオヅキの種に見立てた玉蜀黍
・鰊、茄子の冷製炊きあわせ
・御飯 福井コシヒカリ
・味噌汁 サツマイモ、山椒の香
・香の物 奈良漬け、昆布、大根、菜っ葉
・ピスタチオアイス、佐藤錦

・伏見松本(盃)
・キリンラガー中瓶(700円)
・澤屋まつもと 純米吟醸 伏見
・小左衛門 特別純米 岐阜

【詳細】
26年7月の京都ツアーで最も記憶に残ったお店がこちらでやんすよぉ~
丁度あちきのレビュ~400件目の節目のタイミング。
今回の京都ツアーレビュ~は既に最終日に差し掛かっておりますが・・・
ちょいと時計の針を少し戻して頂いて(汗)
では、とツアー初日に訪問したこちらをアップ☆

京都に到着したこの日は昼にレーヌ デ プレでフレンチを堪能。
そして夜にこちらへ・・・
事前調査の際に相方が「婦人画報」で見つけたお店でやんす。
あちきもここはぜし行きたいなぁ~って思いましたぁ。

宿泊するホテルから夷川通りを市役所方面へテクテクと歩いて向かいまする。
途中には大好きなバーヤナギがありんす。
暫く行くとお店は御幸町通りの西にひっそりと佇んでましたぁ~
おぉ中々風情ある造りでやんすね!
暖簾をくぐりいざ店内へ・・・

靴を脱いで上がるとそこには真新しい白木のL字カウンターがある意外と広めな畳敷きのお部屋。
まるで誰かのお宅に招かれたような落ち着いた雰囲気でやんすねぇ~
ニコニコ顔の大将と女将さんにご挨拶ぅ。

待ち合わせしていたお友達と合流し、いざ今宵の宴がスタートでやんすよ☆
掘り炬燵式のカウンターは8名程座れまするが、この日はあちき達3人の貸切状態!
こりゃゆったりの~んびり出来ますねぇ。

最初に「新茶」でお出迎え。
ん~~~心が洗われまする。

はじめの料理は「生雲丹・豆乳豆腐」、そして「伏見松本」のお酒から。
キリッとしたお酒を盃で受けてクィッと・・・
比較的濃い目の餡が淡白な豆乳豆腐の味を引き立てまする。
湯葉と生雲丹のまったり感がまたい~い塩梅でやんすねぇ。
柚子の香りが心地よい。
素直に美味しい・・・

そしてお酒にはまずキリンラガー瓶ビールをチョイスし喉を潤す。

続く料理は「鱧椀」、湯葉、冬瓜が入り梅肉が添えられる。
ステキな塗椀の蓋を開けるとふわぁ~っと上品な匂いが立ちまする。
さて汁を・・・
ん~~~とってもいい味わいでやんす・・・
身体の奥深くまで染みわたりまするよ!
鱧の食感と味、たっぷり汁を吸った湯葉、透明感ある冬瓜。
至福☆

お造りは「鮪、鯛」、芽葱、海苔が添えられる。
紅白に芽葱の緑と海苔の黒が鮮やかに映えまする。
文句はありませぬわいなぁ~

さて、日本酒を頂きまっしょ。
「澤屋まつもと 純米吟醸 伏見」、すーっと呑み易く旨い。

続いては「琵琶湖活鮎塩焼き」、季節でやんすねぇ~
事前に器の中で元気に飛び跳ねる活鮎を見せて頂く・・・
丁度いい大きさでやんすね。
その鮎を大将が奥で一匹ずつ計二匹、炭火焼きにしてタイミング良く出して頂く。
頭からパクッと・・・
蓼酢がまたピリッとした味で繊細な鮎の風味を引き立てますねぇ~
そういえばお店に来た時に奥で何かを擂る音がしてました。
女将に聞くとその都度蓼を擂って擂りたてを出すそうでやんす!
きめ細かいおもてなしに感激☆

あら、酒が・・・
ではとオススメ頂いたのが「小左衛門 特別純米 岐阜」、すっきりとした旨さ。
酒器も夏らしく涼し気。

「八寸」が梶の葉にのせられて登場。
表がざらざら、裏がソフトな手触りの梶の葉は葉書の原型だったそう・・・
見た目にも爽やかな涼味を感じまするねぇ~
鱧ちまき寿司、山椒木の芽の香が心地よく季節感をたっぷり味わえまする。
沖縄モズク、ちゅるっとした舌触りにいい塩梅の酢。
ホオヅキの種に見立てた玉蜀黍の甘み。
徳島のおばあちゃんのモミジにホオヅキだそうで、中々人気が高いそう。

そして今回特に絶品だったのが「鰊、茄子の冷たい炊きあわせ」でやんすよ!
あちきは普段あんまし鰊って喰いませんが、この鰊はとっても柔らかで深みのある風味。
口に含むとホロホロッと崩れ溶ける程でやんす。
出汁を存分に吸った茄子も上品な味わい☆
失礼ながらどちらかと言えば見た目も地味系な一皿でやんすが、非常に奥深い逸品と思いまする。
静かな感動を覚えましたぁ~

さて、お料理もこれでひと通り・・・
ツアー初日だし次は御飯なんでお酒もこの程度に控え目にしときますかね???

御飯は土鍋炊きの「福井コシヒカリ」、艶やかな色合いに白米の香りが際立ちまするよ。
しみじみ噛み締める程、ホッとする旨味と甘みで何とも幸せ感が広がりまする。
「味噌汁」の具はホクッとしたサツマイモに山椒の香りが心地よい。
この味噌汁ってのは御飯を引き立てる名脇役でやんすよねぇ~
そして「香の物」として奈良漬け、昆布、大根、菜っ葉。
王道の締め御飯、シンプルなだけに難しい・・・
それをストレートに提供出来るのは、裏打ちされた技術の成せる技でやんす。

デザートは豆から挽いて作った「ピスタチオアイス」と「佐藤錦」の紅白。
濃厚な味わいのピスタチオアイスは美味しいっすね。

暫く大将、女将との愉しいお話しに華が咲きまする。
こちらは築80年の古民家をリフォームして昨年3月にオープンしたそう。

愛知出身で祇園丸山で修行した大将と京都出身の女将が二人三脚で切り盛りする心温まるお店。
店名の「ふじ」は大将のお名前「藤原」から・・・
大将からは荻窪のあるという先輩のお店や出町の中華なども教えて頂きやした~

ベースの確りとした心に残る想ひ出となる味・・・
きめ細やかなおもてなしの心・・・
心ゆくまでの~んびりと落ち着ける雰囲気・・・
どれをとっても素晴らしいと感じまする。
これからも大事にしていきたいステキなお店に出逢えましたぁ~

さて、そろそろ初日の宴をお開きにしますかね???
〆て3人で28728円也ぃ~
(お友達はノンアル)
この内容で@8000円のコースだなんてかなりコスパも素晴らしいっすよ☆

玄関にはガラス細工の招き猫がちょこんと。
お祝いの杉玉も風情がありんすぇ~
ではまたいつか来ますね!

お店の前でお友達とお別れし、あちきと相方は夷川通りをプラプラと歩いてホテルへ。
途中誘惑に負けて夷川 燕楽で二次会を・・・
ってな訳で京都ツアー初日が過ぎましたぁ~

翌日、京都の街中を歩いてたら何と、自転車に乗る大将とばったり遭遇!!!
直ぐに分かってくれて気さくに手を振って頂きやしたぁ~~~
これも何かの運命なんですかねぇ???

まだ食べログレビューも6件程度。
ここはこれからの成長が楽しみなお店でやんすよぉ!
願わくば誰にも教えたく無いかも・・・

素晴らしいと思えるお店を節目にアップ出来て嬉しいっすよ☆

京都ツアー本編はこれでおわり・・・

  • 27年8月 鮎鍋 湯葉、椎茸
  • 27年8月 鱧・焼き茄子・冬瓜の椀
  • 27年8月 鱸焼き 胡瓜卸添え

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7位

トラットリアビコローレヨコハマ (平沼橋、高島町、戸部 / イタリアン、パスタ)

1回

  • 夜の点数: 4.4

    • [ 料理・味 4.4
    • | サービス 4.4
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.4
    • | 酒・ドリンク 4.6 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥15,000~¥19,999 -

2014/11訪問 2014/12/05

横浜で 本場の味を お気軽に

【あちき的オススメ】
・尾鷲産オニエビと豆苗のリゾット 甲殻類のソース(ビスク)

【お会計】
・合計 ・・・ 103420円(6人分:アラカルト、ワイン)

【あちき的シュチュエーション】
・横浜で素晴らしいイタリアンとワインを心行くまで堪能したいとき

【内容】
・ビーツのスープ
・北海道産牡蠣 リコッタチーズのクレーマとトマトゼリーのサラダ仕立て
・富山産ボタン海老のカルパッチョ ウイキョウ オレンジのサラダ添え
・バジリコ風味のトリッパ
・スパゲティ サルディーニャ産カラスミ 万願寺唐辛子 レモンのペペロンチーノ
・トマトとイカスミのタリアテッレ(ビコローレ) 魚介のトマトソース ペスカトーレ
・尾鷲産オニエビと豆苗のリゾット 甲殻類のソース(ビスク)
・甘鯛のウロコ焼き バルサミコソース ベルガモット風味の野菜添え
・ホウレン草を練り込んだ小さなニョッキ スパッツレ エゾ鹿の煮込みを添えて
・島根県産イノシシのロースト ドライトマト ケッパー オリーブのソース
・ドルチェ 色々
・パン
・エスプレッソ

・ROTARI BRUT TRENTODOC
・COSTARIPA BRUT
・SALINA BIANCO 2013
・LVNAE COLLI DI LUNI VERMENTINO
・S'ELEGAS ARGIOLAS
・ROSA DI NOTTE Vino Rosato 2013 MONTONAL
・RICCHI MERIDIANO
・ARGIOLAS COSTERA
・柚子&檸檬チェッロ
・食後酒

【詳細】
「おとなの横浜ツアー」、メインはこちらでやんすよぉ~
中々行くチャンスが無い間、何故か相方は何度も訪問・・・
漸くあちきにも訪問出来る機会が巡ってきやしたぁ!

バー シーガーディアンⅢ そごう横浜店でのゼロ次会を経て歩いてお店へ。
横浜駅に程近い住宅街っぽい一角、マンションの1階に到着。
おぉ、このような場所にありんすかぁ???

店内は想像以上に広く、カジュアルな雰囲気でやんすねぇ~
本日のメンバー6名が揃った所でさぁ今宵の宴がスタートでやんすよ!
内容はコースでは無くアラカルト。
勿論ここはご常連であるお友達に全てお任せでやんすね☆
数あるメニューの中から気になる料理、オススメ料理をチョイス。
ワインもお店の方にお任せ、やっぱスタートは泡からでやんす。
軽めな泡「ROTARI BRUT TRENTODOC」で乾杯☆

まずは「ビーツのスープ」から。
ビーツの甘みが感じられ、すぅ~っと身体に溶け込んでいきまする。
一気にお腹が空いてきたぁ~~~

気になった前菜「北海道産牡蠣 リコッタチーズのクレーマとトマトゼリーのサラダ仕立て」。
トマトのジュレが爽やかにさせてくれまする。
牡蠣のクリーミーさとリコッタのクリーム仕立てがベストマッチ☆

最初の泡は一気に蒸発したんで、もう一杯泡を!
ってな訳で続いては切れの良いスッキリ系「COSTARIPA BRUT」に。
やっぱ泡はいいわ!
あらら、もう・・・

続く料理に合わせて白に。
「SALINA BIANCO 2013」、フルーティーさとほんのり甘みが感じられまする。

料理は「富山産ボタン海老のカルパッチョ ウイキョウ オレンジのサラダ添え」。
シチリアの組合せとのこと、何だかシチリアの海を思いだされる気分でやんすよぉ~~~
(ちなみにシチリアには行った事はありませぬが・・・)
まったりしたボタン海老とさっぱりした味わいに赤ワインのソースがアクセント。

次の料理はご常連のお友達がぜしにと言ってた「バジリコ風味のトリッパ」。
ん~~~確かにこれは美味い!
軽めなバジルの味でクセも無くシャキッとした食感がいいっすよねぇ~

リグーリアの白、「LVNAE COLLI DI LUNI VERMENTINO」と共に。
ミネラル感がありすっきりとした辛口はバジリコ風味とトリッパにもナイスマッチ。

もうひとつのオススメ料理は「スパゲティ サルディーニャ産カラスミ 万願寺唐辛子 レモンのペペロンチーノ」。
カラスミの塩っ気と檸檬の酸味がナイスバランスでやんすよ。
さっぱりとした味わいでいくらでも喰えてしまう感じ☆
熱っつあつだともっと良かったかも・・・

サルディーニャの白、「S'ELEGAS ARGIOLAS」はコクと甘みが感じられますねぇ~
さっぱりしたスパゲッティにも続くタリアテッレにも良く合いまする。

続いて「トマトとイカスミのタリアテッレ(ビコローレ) 魚介のトマトソース ペスカトーレ」。
ザ・イタリアンって感じの魚介のトマトソース系は納得の味わいっす。
店名を冠したこの料理はある意味お店を代表する一皿でやんすかね。

ワインはベリー系のロゼ、「ROSA DI NOTTE Vino Rosato 2013 MONTONAL」に。
すっきり味の綺麗な色でやんすねぇ~

料理は「尾鷲産オニエビと豆苗のリゾット 甲殻類のソース(ビスク)」。
おぉ、クリーミーなビスクは甲殻類の旨味が凝縮、そのソースを吸ったリゾットは何とも美味☆
オニエビの身も贅沢に・・・
ロゼとの相性もいいっすよ!

まだまだ続きまするよぉ~~~
魚料理は「甘鯛のウロコ焼き バルサミコソース ベルガモット風味の野菜添え」。
甘鯛のウロコがシャキシャキっとして心地よい食感!
バルサミコソースってのも意外にも合うんですねぇ~
ロマネスコ、大根、ヤーコンが添えられまする。

魚には深みのあるロンバルディアのシャルドネ「RICCHI MERIDIANO」。
マッチしますねぇ~

「ホウレン草を練り込んだ小さなニョッキ スパッツレ エゾ鹿の煮込みを添えて」。
甘みあるエゾ鹿は濃厚でやんすがニョッキと共に頂くとあっさり。

続く肉料理と共に確りした赤、「ARGIOLAS COSTERA」を。

そしていよいよメインは「島根県産イノシシのロースト ドライトマト ケッパー オリーブのソース」。
肉厚のイノシシは確りとした歯ごたえがありジューシーな旨味が詰まってますねぇ~
茸、牛蒡、ムカゴ、鳴門金時などと共に・・・

ドルチェはちょっとずつ色々!
シュークリーム、ブルーベリーソルベ、リンゴタルト、ナシババロア、ヨーグルトムース、バニラジェラート・・・
最後の最後迄至れり尽くせりの品々がオンパレードでやんすよぉ~~~

食後酒としてちょっとずつ柚子や檸檬チェッロ、ブランデーも嗜んでしまいやした☆

そうそう、こちらはちゃんとひとりずつお皿にシェアーして供してくれまする。
これはご常連さまの成せる技っすかねぇ~
有難いっす。

〆て6人で103420円也ぃ~
@17000円強と内容からしてはとってもリーズナブル!

気軽な雰囲気の中で本場のイタリアンを心行くまで堪能出来る幸せ・・・
好きな料理を好きなだけ・・・
美味しいワインと共に味わう・・・
さすがの人気店、有名シェフの貫禄を体感しやしたぁ☆

ご常連さまに感謝でやんすよ。
さて、まだ雨は止みませぬがそろそろ帰路へ・・・
あちきと相方は駅の向こう側のシェラトンへ。

  • 尾鷲産オニエビと豆苗のリゾット 甲殻類のソース(ビスク)
  • 島根県産イノシシのロースト ドライトマト ケッパー オリーブのソース
  • ホウレンソウを練り込んだ小さなニョッキ スパッツレ エゾ鹿の煮込みを添えて

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8位

ラ・ボッテガ・ゴローザ (湯河原、真鶴 / イタリアン)

1回

  • 昼の点数: 4.6

    • [ 料理・味 4.6
    • | サービス 4.2
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥15,000~¥19,999

2014/08訪問 2014/09/13

素晴らしき 拘り抜いた 満足感 

【あちき的オススメ】
・フランス産エトフェの鳩とブラウンマッシュルームのリゾット・ピロータ

【お会計】
・合計 ・・・ 75411円(4人分:@8000円ランチ、ワイン、チャージ、5%サーヴィス料、税含む)

【あちき的シチュエーション】
・拘り抜いたイタリア郷土料理をゆったりとした時間の中で堪能したいとき

【内容】
・アンティパスト・ミスト
 地真鶴クロムツの子 カルピオーネ、パプリカのペペロンチーノ、自家製ツナ
 湘南しらす塩漬けのブルスケッタ、自家製生サラミ、自家製高座豚パンチェッタ
・とうもろこしのスフォルマティーノ、コリンキーのクレマ、自家製サルシッチャ添え
・パッパ アル ポモドーロ
・高座豚のレッソ・リファット
・フランス産エトフェの鳩とブラウンマッシュルームのリゾット・ピロータ
・ペコリーノ・トスカーナの鉄板焼き モスカートソース
・カフェ

・TREVISIOL PROSECCO(5000円)
・ZIDARICH VITOVSKA 2011(9000円)
・PROVINCIA DI PAVIA 2007 MONTEBUONO(10000円)
・SU REIMOND 2000 MOSCATO D'ASTI 1杯(250円)
・CINOUTERRE CAPELLINI CINQUETERRE sciacchetra 2006(500円)

【詳細】
何度かお誘い頂きながら、場所柄もあり中々予定が合わなく涙を飲んでたお店でやんす。
今回丁度良いタイミングでお声掛け頂けやした。
とは言ってもそこは湯河原・・・
あちき的にゃ日帰りはまず無理・・・
んじゃ折角なんで温泉にでも泊まりますかな?
8月のお盆時期だったんでちと心配しましたが、無事宿も確保出来たんでホッ。

久しぶりの遠出ドライブでやんすよぉ~
圏央道が東名まで繋がった事もあり、中央道の渋滞を避け狭山から圏央道で東名へ向かう。
さすがに快適でやんすね!
東名のジャンクションからは直ぐに小田原厚木に入れまする。
さすがに早川は渋滞なんでターンパイクを抜けて一路湯河原へ・・・
残念ながら大好きな芦ノ湖と富士山のセットは凄い霧と強風で見えず(涙)
仕方なく峠道を下って奥湯河原に。
早めなんで宿を確認したのちにお店を確認しておきますかな?
ナビに導かれるまま湯河原駅前を過ぎていつしか山道へと・・・
こんな所にあるのかなぁ・・・
って不安はありんしたが、その内洒落た建物がチョコンとありましたぁ~
その先にあるという美味しいパン屋さんはまだ開店前で断念・・・
一旦宿に戻り車を預けて改めてタクシーでお店へ向かいまする。
タクシーの運転手さんはこちらの店名を伝えると良くご存じでしたので安心☆

と、えらく前置きが長くなってしまいました(汗)
本日の予約は12時、あちき達の到着は相変わらずのせっかち性格から20分程前・・・
まず周辺を探しても入口が何処か分かりませぬ・・・
暫く待ってからお店に電話をすると、準備があるんで12時迄お待ちくださいと・・・
あらら・・・
お店の中で待たせてくれてもいいのになぁ~
まぁこの日は爽やかな天気でしたので良かったっすが。
その内マダムが表に出てきて店内に入れましたぁ!
何と入口は建物の脇にあるお庭に通じる門を通った奥にありんしたぁ~

店内は手前にお庭が見渡せるサンルームっぽい感じのテーブル席。
あちき達は店の奥にある4人掛けテーブル席にご案内。
暫くしてお友達も到着し、いよいよランチがスタートでやんすよぉ~

本日は企画頂いたお友達がシェフと練りに練った内容のコース。
ワインはワイン好きのお友達にお任せぇ~
あちきと相方は気楽に食べて呑むだけ(笑)

さて、まずは泡で乾杯っすね!
「TREVISIOL PROSECCO」、夏っぽく爽やかで軽めな泡が心地いいっす。

料理は「アンティパスト・ミスト」から。
「地真鶴クロムツの子 カルピオーネ」、イタリア版南蛮漬けで頭からガブッと。
クロムツの子ってのは初めてでやんすが、柔らかく控えめでちょうどいい酸味。
「パプリカのペペロンチーノ」、北イタリアの料理、何気ないっすが野菜の美味さが出てます。
「自家製ツナ」、淡白な味わい。
「湘南しらす塩漬けのブルスケッタ」、新鮮な湘南しらすの発酵感がいい匂いと味っすね。
そして秀逸だったのが「自家製生サラミ」と「自家製高座豚パンチェッタ」でやんすよぉ~
豚肉の旨味が凝縮した身厚のパンチェッタは特に素晴らしい!
生サラミも噛めば噛む程味が深まりまする。
この手の込んだ一皿だけで遠路遥々来た甲斐がありんす☆

次は「とうもろこしのスフォルマティーノ、コリンキーのクレマ、自家製サルシッチャ添え」。
甘~い湘南の玉蜀黍で作られたプディングのようなスフォルマティーノは舌触りがとってもしっとりクリーミー。
上にはコリンキー(生食南瓜)が泡のようにかかる。
その隣に存在感十分に鎮座する自家製サルシッチャがまた超美味!
甘みと塩味のバランスが非常に素晴らしい一皿に仕上がってまするよぉ~

「ZIDARICH VITOVSKA 2011」、色合いの濃いビオだが呑み易いっす。

続く皿はトスカーナの郷土料理、「パッパ アル ポモドーロ」。
トマトのパン粥という素朴な家庭料理との事ですが、いやいや何の何の・・・
温かい爽やかな酸味と濃厚なトマトの風味が口の中に広がりまする!
旨味が凝縮していてとっても美味しい一品でやんすよぉ☆

肉料理は「高座豚のレッソ・リファット」、トスカーナの豚肉料理。
とっても柔らかく蕩ける程の高座豚と、その旨味を吸ったレンズ豆。
シンプルな味付けなんで豚肉と豆そのものの美味さが際立ちまするねぇ~

次のワインはロンバルディア・オルトレポの「PROVINCIA DI PAVIA ROSSO 2007 MONTEBUONO」。
甘みのある濃厚な味と香りの赤は微発泡。
喉ごしのプチプチ感が心地いいっすね。

これに合わせるのは「フランス産のエトフェ鳩」をリゾットで!
最初にシェフが鍋のままの姿を見せてくれまする。
その後に綺麗に取り分けて目の前に・・・
リゾットと言っても想像していたものとは全く違い、パラパラっとした食感のリゾットでやんすよ!
身質の良い窒息鳩は奥深い旨味が凝縮し、しかも柔らか~く仕上がってまする☆
これは素直に美味しい逸品っす・・・
赤ワインとの相性も抜群でやんすねぇ~
このリゾット・ピロータという料理は北イタリア・ロンバルディアのマントヴァ地域の郷土料理。
通常はサルシッチャを使うようですが、今回は豪華にもフランスの鳩。
そしてヴィアローネ・ナーノ種というこのエリアだけのお米を使っているそう!
拘り抜いたシェフの心意気を感じながら味わう料理は素晴らしいっすね☆

さて、この日のランチもデザートのお時間になりんしたぁ~
「ペコリーノ・トスカーナの鉄板焼き モスカートソース」。
トスカーナ地方のペコリーノチーズを焼いたものに煮詰めたハチミツとモスカートのソースと共に。
香りがいいっすねぇ~
チーズの塩っ気とソースの甘みが面白いバランスっすよ。
庭で採れたベリーも添えられる。

そしてこのソースに使ったモスカートをデザートのお供に☆
「SU REIMOND 2000 MOSCATO D'ASTI」、熟成された芳醇な香りが際立つ味わいっすね。
ん~~~んまい・・・

あちきはエスプレッソを頂きまする。
相方とお友達はデザートワインを・・・
「CINOUTERRE CAPELLINI CINQUETERRE sciacchetra 2006」、い~い色合い☆
やっぱひと口・・・
甘みと深みが口の中に広がりまするよぉ~

ハーブティーも頂き終了。

ここまで来て良かったぁ~
って思える満足度の高い料理とワインの内容でやんした!
〆て4人で75411円也ぃ~
料理が@8000円ですから、相変わらず呑み代が(笑)

シェフの拘りは半端ないっす。
近くにあればいいのになぁ・・・
でも、湯河原の地にあるからこそこうしたシェフの料理が活きるのかもしれませぬわいなぁ~
シェフとも色々とお話しも出来てゆったりと愉しく美味しいひと時が過ごせました。
今回のアレンジをして頂いたお友達に感謝☆

さて、タクシーで湯河原駅経由、本日のお宿迄向かいますかな。

  • 高座豚のレッソ・リファット
  • 鳩のリゾット 取り分けて
  • コリンキーのクレマ・自家製サルショッチャ添え 湘南玉蜀黍

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9位

中国彩膳 にじょう (七条、東福寺、清水五条 / 中華料理)

3回

  • 夜の点数: 4.3

    • [ 料理・味 4.3
    • | サービス 3.6
    • | 雰囲気 3.6
    • | CP 4.3
    • | 酒・ドリンク 4.1 ]
  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.6
    • | 酒・ドリンク 4.4 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥8,000~¥9,999 ¥10,000~¥14,999

2017/09訪問 2017/10/01

素晴らしい 味と居心地 京中華

<9月の京都・奈良ツアー ③>

【お会計】
・合計 ・・・ 29380円(2人分:@10000円コース、お酒)

【内容】
・特製アミューズ 愛媛朝締め鯛、ブロッコリースプラウト巻き
 胡麻、春巻き揚げ、シークァーサーと中国醤油ソース
・前菜盛合せ 蒸し鶏黒酢ソースとトマト、クラゲ甘酢、自家製叉焼、サゴシコンフィ
 ケッパー、粒マスタード、大豆、干し海老、蝦醤含め煮
・フカヒレ姿煮、自家製パン
・北京ダック
・車海老、帆立、鯛 XO醤炒め 京オクラ、ヒラタケ、松茸
・龍目、蓮の実、白キクラゲ、ナツメ、金針菜 薬膳スープ
・大葉と叉焼炒飯
・ジャスミンブリュレ 蓮の実餡ココナッツ団子、揚げ菓子

・プレミアムモルツ中瓶 (650円)
・Louis Latour Ardèche Chardonnay (4500円)
・塔牌陳10年 甕出し紹興酒 (820円)

【詳細】
秋の京都初日、昼はこちら☆
今回のツアーでの再訪2店の内の1つ。

奈良から京都に向かい、ホテルに荷物を預けて京阪三条駅から七条駅へ。
駅からお店までは徒歩5分程度。
開店少し前に到着し開店と同時に入店。
笑顔のシェフとマダムにご挨拶し、奥のテーブル席に。

まずは「プレミアムモルツ中瓶」で喉の渇きを癒す。

最初は特製アミューズの「愛媛朝締め鯛、ブロッコリースプラウト巻き」。
胡麻と春巻き揚げがトッピングされ、ソースはシークァーサーと中国醤油。
朝締めの鯛はコリコリの歯応えで爽やかなソースが良くマッチ。

白ワインは「Louis Latour Ardèche Chardonnay」、スッキリ。

次の料理は前菜盛合せが4種。
「蒸し鶏黒酢ソースとトマト」、身厚で柔らかな蒸し鶏に程よい酸味のソースがいい。
「クラゲ甘酢」、食感が素晴らしいんですよねぇ~
「自家製叉焼」、旨味がじゅわぁ~っと。
「サゴシコンフィ」、オリーブオイルで150度、6H掛けてじっくりコンフィにしたそう。
ケッパー、粒マスタード、大豆、干し海老の蝦醤含め煮と共に。
優しくとてもいい味。

さて、続いては待望の「フカヒレ姿煮」、グツグツの状態で運ばれまする!
見るからに美味そう!!!
繊細な食感のフカヒレと濃厚なソースが絶品☆
あぁ、見た目だけでなく当然の事ながら味も超美味しいわ・・・
「自家製パン」が添えられるので、ソースを拭って最後まで。

そしてニコニコ顔のシェフが持って来たのが丸々の「北京ダック」!
い~い艶でやんすねぇ~~~
大き目に包まれた「北京ダック」を頬張る・・・
ん~~~旨味が口の中に広がりまするよぉ~
ダックの食感とソースの風味、そしてもっちりとした皮のバランスが丁度いい。
もうひとつ喰ひたひ気分・・・

「塔牌陳10年 甕出し紹興酒」をグラスで。
やっぱ中華には紹興酒が良く合いまするね。

料理は「車海老、帆立、鯛 XO醤炒め」、京オクラ、ヒラタケ、松茸と具材も豊富。
車海老は頭からガブッと・・・
海老の旨味がいいっすね。
そして鯛はモッチリとした食感に。
確りとした絶妙な味わいのXO醤が全体を包み込んでくれまする。
良く紹興酒が合いますよ(笑)

締めは「大葉と叉焼炒飯」、「龍目、蓮の実、白キクラゲ、ナツメ、金針菜の薬膳スープ」。
おぉ、炒飯喰いたかったんで超嬉しいっすよぉ~
しかもこの味が絶品の美味さ!!!
久しぶりに感激の炒飯でやんしたぁ。
薬膳スープは身体の隅々に染み渡り、癒してくれる感じでやんす☆
あぁ大満足。

デザートは「ジャスミンブリュレ 蓮の実餡ココナッツ団子、揚げ菓子」の3種。
温かいものと冷たいもので嬉しい。
特に揚げ菓子は中国の古いデザートだそうで、もっちり食感で黄粉餅風。

〆て2人で29380円也ぃ~
ん~~~やっぱ美味しいし何だか落ち着きまする。
シェフとマダムもステキで居心地がいいお店。
京都だとどうしても和食中心になりますが、中華の味が喰いたくなりますよねぇ~
大好きなお店でやんすよ☆
ちなみに「にじょう」はシェフのお名前で、お店は二条でなく七条なのでお間違えなく(笑)
また次回再訪しまする。
<29年2月 再訪 冬の京都・奈良ツアー⑦>

【あちき的オススメ】
・フカヒレ姿煮

【お会計】
・合計 ・・・ 29150円(2人分:要予約@10000円コース、酒)

【内容】
・ホタルイカ紹興酒漬け、カンパチシークァーサーと豆板醤ソース
・ピータン玉子豆腐、カリフラワー豆腐胡麻ソース、クラゲ甘酢漬け、蒸し鶏の干し海老と卵ミソソース葱ソース豆
・フカヒレ姿煮 蒸しパン添え
・香港風茶碗蒸し ナマコと青海苔のソース タラバ蟹泡雪仕立て
・伊勢海老と帆立貝柱XO醤仕立て
・アヒルと豚バラ干し肉 腐乳炒め
・パイコー麺
・薬膳ゼリー 羅漢果、ステビア、カメゼリー
・苺、キウイ

・スーパードライ生ビール(570円)
・Ardeche Chardonnay Louis Latour(4500円)
・甕出し紹興酒(820円)

【詳細】
冬の京都・奈良ツアーもいよいよ4日目に突入!
今回のツアーで再訪となるお店2軒の内の1軒がこちらでやんす。
前回26年7月に初めて訪問。
その際にフカヒレ姿煮コースがあるのを知って、次回は絶対にと決めてましたぁ~

ホテル近くの三条駅から京阪本線に乗って3駅、七条駅で下車し徒歩5分程度。
ちょいとまだ時間があるんで、小雨降る中付近を散策し時間調整。
さてそろそろお店に向かいますかな。

店内に入り笑顔のシェフと女将さんにご挨拶。
奥のテーブル席に腰を落ち着けてランチスタートでやんすよぉ~

まずは「スーパードライ生ビール」で乾杯!

最初の料理は「ホタルイカ紹興酒漬け、カンパチシークァーサーと豆板醤ソース」。
ホタルイカの味に紹興酒の風味が加わりとってもいい味わいに変化。
そしてプリッとしたカンパチは爽やかでピリ辛なソースが良く合いまする。

直ぐに次のお酒をオーダー。
「Ardeche Chardonnay Louis Latour」、すっきりと軽めな感じの白はどんな料理にも合いそう。

お次は前菜4種。
「ピータン玉子豆腐、カリフラワー豆腐胡麻ソース、クラゲ甘酢漬け、蒸し鶏の干し海老と卵ミソソース」。
特にクラゲは幹の部分を利用しており、歯応えが素晴らしいっすよ!
蒸し鶏には香り良い葱ソースに海老と豆がいい感じに。
手が込んでる前菜はお酒が進みまするねぇ~

そしていよいよ待望の料理が目の前に!!!
「フカヒレ姿煮」、身厚のフカヒレの食感は絶妙・・・
何よりもしっかりとしたコクと甘みあるソースが絶品の美味さでやんすよぉ☆
やっぱこのソースが決めてでやんすよねぇ~
付け合わせはチンゲン菜、それに蒸しパンが添えられる。
残ったソースは蒸しパンで綺麗に拭って残さず味わう。
あぁ幸せ☆
  
続いては「香港風茶碗蒸し」。
ナマコのコリっと感、茶碗蒸しのフワッと感がチキンベース出汁で優しく一体の味に。
青海苔のソースの風味が加わり海を感じまするね。
そしてタラバ蟹泡雪仕立てがゴージャス感を醸し出しまするよ!

「伊勢海老と帆立貝柱XO醤仕立て」、ピリ辛ソースに葱、大蒜の芽、五香粉の香り。
伊勢海老は大振りでプリッと食感が何ともいいっすねぇ~
帆立も肉厚ジューシー。
いい味でやんす。

ワインも無くなったんで「甕出し紹興酒」ロックを追加。
10年物でコクと風味がいいっすよ。

最後の料理は「アヒルと豚バラ干し肉の腐乳炒め」、菜の花、ロマネスコ、舞茸が具材に。
アヒルと豚バラ干し肉は各々の旨味が広がりまするね。
紹興酒との相性は抜群!

そして締めは何と、大好きな「パイコー麺」!
ミニサイズでやんすが、確りとした味わいの豚排骨が素晴らしい。
大満足・・・

デザートは「薬膳ゼリー」、羅漢果、ステビア、カメゼリーで身体リセット気分。
「苺、キウイ」で爽やかに。

〆て2人で29150円也ぃ~
ご夫婦2人で営む街の中華屋さんっぽい印象でやんすが、料理の内容や味は一級品☆
それにも増してステキなお2人の人柄がとってもいい雰囲気と味を加えまするよ!

リーズナブルなランチから、本格的なコース迄幅広い用途に使えまする。
また京都ツアーの際には立ち寄りたいお店でやんすね。
<26年7月 京都ツアー⑨>

【あちき的オススメ】
・ラム肉と青菜のクミン炒め

【お会計】
・合計 ・・・ 18610円(2人分:@6000円コース、酒)

【あちき的シチュエーション】
・京都で美味しい中華を堪能したいとき

【内容】
・クラゲ甘酢
・棒棒鶏 法蓮草麺 南瓜、ズッキーニ
・牛バラ肉トマト煮込み 広東仕立て
・北京ダック
・金目と帆立の四川香味ソース スプラウト
・バジルとコーンのスープ
・ラム肉と青菜のクミン炒め 
・フカヒレかけ御飯
・冬瓜のスープ
・ポンカンゼリー、蓮の実餡入り饅頭、小玉西瓜

・生ビール中
・塔牌10年紹興酒


【詳細】
京都ツアーも3日目。
今回は昼がフレンチ系、夜が和食でプラン立て。
でも一回は何か違う系が喰いたいよねぇ???

これまで京都で中華は喰った事が無いっす・・・
中華と言えば有名なお店もいくつかありんすが、何処か穴場的なお店が無いかなぁ?
って思ってた時にとある雑誌でふと目に留まったお店がこちらでやんす。

京阪七条駅から三十三間堂方面に行き、路地を入る。
このような住宅街にお店があるんですかねぇ?
おぉ、ありましたぁ!
小洒落た一軒家風の造りで入口は中華料理というよりは和食っぽい雰囲気っすね。
では・・・
暖簾をくぐって店内へ。

手前はカウンターが5席程、奥にテーブル席が10席程度とこじんまりとした店内。
カウンターの中には如何にも職人気質の大将、フロアーには明るく気さくな奥様と2人で切り盛り。
ご挨拶すると奥のテーブルにご案内。
ランチはセット2000円、麺コース2500円、ミニコース3800円がありんす。
今回は事前に予約すれば可能だという@6000円のコースをチョイス。

まずは中生をお願いし一気に喉の渇きを癒す☆
さていよいよ料理の登場でやんすよぉ~

最初は「クラゲ甘酢」、クラゲの頭の部分を使っているそう。
身厚でコリコリした独特の食感が一層感じられまするね!
そして秀逸だったのがその甘酢。
非常に優しくいい味なんですよぉ~
飲み干してしまいましたぁ。
こりゃ、期待が持てますね。

続いては「棒棒鶏 法蓮草麺」、具材には南瓜、ズッキーニが彩も綺麗。
法蓮草を練り込んだ麺はさっぱりと、棒棒鶏の味わいと相俟って清涼感がありんす。
ん~~~いいねぇ~

さて、次は何を呑みましょうかね?
お店には紹興酒の甕が・・・
では紹興酒10年をボトルでいっちゃいますかな(笑)
恐らく甕の紹興酒を店名が入ったボトルで提供しているんでせうなぁ~
味わい深い旨い紹興酒でやんすよ!

料理は「牛バラ肉トマト煮込み 広東仕立て」、小さな壺で供される。
見るからに熱そうなんで、注意しながらふーふーと・・・
おぉぉぉ、トロットロに柔らかな牛バラ肉とトマトの風味・味わいが絡まって美味ぃ~~~
まるで中華風シチューの様な一品っすね。

お次は「北京ダック」、ひとりに一個でやんすが自分で巻き巻きしますよぉ~
胡瓜は細切りでは無く広めに切ってありんす。
たっぷり味噌を入れてぇ・・・
むふふふふ、この一体感の妙はやっぱ最高っすね☆
ちょっとずつがまた酒飲みにはピッタシ!

「金目と帆立の四川香味ソース」、たっぷりのスプラウトが敷かれて登場。
金目はサックリと揚げられ、中は絶妙なレアー状態!
ピリ辛の四川香味ソースが食欲をそそりまするよぉ~

「バジルとコーンのスープ」、バジルってのが珍しいっすね。
確りとバジルとコーンの旨味と味わいがバランス良く感じられまする。
ホッとする味っす。

さて、本日の料理の中で一番気になってたのが「ラム肉と青菜のクミン炒め」でやんす。
ラム肉がどうかなぁ???
って些か不安も正直ありんした・・・
恐る恐る口に入れると、これがまた超柔らかぁ~く臭みも感じられない!!!
クミンの風味が夏場の熱さにもピッタシ。
そして青菜の芹がほろ苦みのインパクトを与えてまするよ。
こりゃ美味しい☆

最後の御飯は何と!
「フカヒレかけ御飯」でやんすよぉ~~~~~~~~
結構たっぷり目のフカヒレが何とも嬉しい☆
タレの美味さとフカヒレの食感、そして米のナイスコラボレーション!!!
もう言葉になりませぬわいなぁ~

スープは「冬瓜のスープ」、ほっこりする味。
白キクラゲ、キクラゲ、クコの実と薬膳スープでやんすね!
身体に良さそうっすよぉ~

デザートは「ポンカンゼリー、蓮の実餡入り饅頭、小玉西瓜」
もちっとした饅頭が特に印象深い。

あぁ、こりゃ素晴らしいお店に出会えましたぁ!!!
味といい、内容といい、ドンピシャでやんすよぉ~
強烈に印象に残る味わいでやんすよ☆

見るとフカヒレ姿煮コースが@10000円と書いてありまする。
絶対次回京都に来る時はこちらの「フカヒレ姿煮コース」に決めましたぁ~~~
フカヒレかけ御飯の汁の味を思えば、間違いないはず(笑)

控えめな大将もあちき達の美味しい笑顔に笑顔で返してくれましたぁ!
こうしたひとりでやっているお店は大好きっすよ☆
そうそう、店名の「にじょう」は京で良くある二条通りでは無くお名前だそう。
どうりで二条通り沿いじゃないはずだわ・・・
だからひらがななんですかね?
地元のお客さまに愛されているお店のようで、ご常連さんが多数いらしてまする。
地元に根付いているお店なんですね。

〆て2人で18610円也ぃ~
もう大満足のランチとなりんしたぁ!
ではまた来ますねぇ☆
(今回の料理は夜のコースを昼に出して頂いたんで昼・夜共に評価としました)

つづく・・・

  • 29年9月 フカヒレ姿煮
  • 29年9月 車海老、帆立、鯛 XO醤炒め
  • 29年9月 大葉と叉焼炒飯、薬膳スープ

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10位

治鮨 (国分寺 / 寿司、日本酒バー、海鮮)

1回

  • 夜の点数: 4.3

    • [ 料理・味 4.3
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.3
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 昼の点数: 4.3

    • [ 料理・味 4.3
    • | サービス 4.3
    • | 雰囲気 4.3
    • | CP 4.3
    • | 酒・ドリンク 4.3 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥10,000~¥14,999 ¥10,000~¥14,999

2016/10訪問 2016/10/10

治鮨 思わず唸る 鮨喰わす

<28年10月 再訪 >

【内容】
・きぬかつぎ 大将特製塩で
・鰈
・毛蟹
・〆鯖
・ツブ貝
・白烏賊つけ焼き
・鰹づけ
・松茸土瓶蒸し
・塩辛

・中トロ
・大トロ
・墨烏賊
・赤貝
・雲丹
・小肌
・帆立
・イクラ
・鯵
・穴子
・赤身
・トロ鉄火巻き
・シジミ味噌汁

・エビス中瓶
・ヌル燗
・佐藤 麦

【詳細】
久しぶりのアップ。
休日の昼に訪問でやんす。

お通しは「きぬかつぎ」、大将苦心の特製塩がまた美味☆
つまみにもなりんす。
そしてつまみは歯応えある「鰈」からスタート。
「毛蟹」、いい酢の塩梅。
「〆鯖」、〆具合がいい。
大振りの「ツブ貝」、超コリコリ。
「白烏賊つけ焼き」、柔らかな歯ごたえに控えめなつけ具合が烏賊の甘みを広げまする。
「鰹づけ」、玉葱との相性が良く相変わらず美味。
そして季節物「松茸土瓶蒸し」、気仙沼産松茸に海老、白身、白子、銀杏と具沢山な豪華版!
上品な松茸の風味と旨味が染み出た汁が美味い。
「塩辛」、酒が進む。

そして握り。
以前に比べてシャリが小振りになったのが嬉しい。
九州の鮪、抵抗無く口の中で蕩けるトロ2種から始まりでやんすよ~
「墨烏賊」、心地いい歯の通りがいい。
「赤貝」、いい歯ごたえと旨み。
「雲丹」、濃厚な甘みが広がりまする。
「小肌」、柔らかな食感でいい〆具合。
「帆立」、大きな帆立で食べ応えありんす。
「イクラ」、小皿で嬉しい。
プチプチ感が何とも美味。
「鯵」、身厚で旨みが詰まってまするねぇ~
「穴子」、蕩けまする。
「赤身」、味が確りとしてまする。
「トロ鉄火巻き」、〆にはピッタシ。
「シジミ味噌汁」、大きなシジミは旨みが良く出てまする。

エビスで乾杯のあとはヌル燗に・・・
そして今回は初めて「焼酎佐藤」の麦をボトルで。
まろやかな味わいでロックで通してしまいやしたぁ~
大満足のひと時・・・

〆て28080円也ぃ~
ちと喰い過ぎたかな???
勤務先の異動で中々国分寺に来る機会が減りそうでやんすが、また来たいと思いまする。
こちら方面では頭一つ抜きん出てる鮨屋でやんすよ☆
特に鮪が喰ひたひ時にはぜしに。

(写真が既にいっぱいなんで過去の写真を一部整理し直近は握り中心に)

・・・

<27年3月 再訪 >

【内容】
・ホタルイカ酢味噌
・毛蟹
・鮃
・ツブ貝
・鰹づけ
・車海老
・ミル貝
・車海老鬼殻焼き
・煮鮑
・山葵醤油漬け

・中トロ
・大トロ
・墨烏賊
・赤貝
・小肌
・トリ貝
・鯵
・煮蛤
・赤身 辛味大根卸
・煮穴子
・大トロ(追加)
・トロ鉄火(追加)
・シジミ味噌汁

・ビール中瓶
・焼酎 お湯割り(キープ)
・ヌル燗

【概略】
地元で大好きな鮨屋。
前回26年7月のレビュー以降、ちょいとさぼり気味(汗)
その間、何度と無く来てやしたが・・・

で、新年明けてからは都合がつかず漸くの訪問になりんしたぁ!
笑顔の治ちゃんに迎えられ今宵の宴がスタート☆
カウンター、個室共に満席!!!

まずは瓶ビールで乾杯しつまみへ・・・
お通しは「ホタルイカ酢味噌」、丁寧な仕事。
「毛蟹」、味噌も混じって美味。
「鮃」、エンガワもあり嬉しい!
「ツブ貝」、コリッコリ食感!
「鰹づけ」、相変わらずの美味さ。
「車海老」、まだ動いておりぷりっぷり。
「ミル貝」、身厚で嬉しい。
「車海老鬼殻焼き」、サクッと香ばしい。
「煮鮑」、柔らか~い!
「山葵醤油漬け」、箸休めにピッタシ。

さてここから握りへ。
「中トロ」、おぉ適度な脂がいいっす。
「大トロ」、脂がのって甘いっすねぇ~
「墨烏賊」、歯ごたえが何とも。
「赤貝」、身厚でいい味わい。
「小肌」、まるでシンコのような小ささに仕事の丁寧さが光る。
「トリ貝」、食感が好き。
「鯵」、身厚で超美味い!
「煮蛤」、柔らかくいい味。
「赤身」、辛味大根卸がピッタシで赤身の旨味が広がりまする。
「煮穴子」、蕩けます。

追加で「大トロ」、噛み締めます・・・
追加で「トロ鉄火」、海苔のパリッと感とトロのまったり感の妙!
シジミ汁でホッと。

あぁ、美味しかったぁ~
治ちゃんの意外とお茶目な面も知って楽しいひとときでやんしたぁ!
大好きなお店が賑わうって何だか嬉しいっすね。
また笑顔の治ちゃんを見に来ますね~
あ、美味しい鮨を愉しみにね!

10月分は下記に内容のみ記載。
12月分はフェイスブックに登録済。
その他、相方はお友達と昼治、あちきは会社の同僚と打ち上げ。
これは取材無し(笑)

評価アップ☆

・・・

<26年10月 再訪 >

【内容】
・お通し きぬかつぎ ジャコ入り胡麻塩
・鰈
・ミル貝
・蛸 
・戻り鰹 玉葱
・ヤリイカ焼き
・北海縞海老
・松茸土瓶蒸し 海老、銀杏、鯛
・塩辛
・備前岡山このわた
・赤貝ひも

・中トロ ボストン
・大トロ
・墨烏賊
・赤貝
・雲丹
・煮蛤
・イクラ
・鰈エンガワ
・穴子
・トロ剥き身巻き
・牛蒡
・沢庵

・中トロ(追加)
・赤身(追加)
・鯵(追加)
・浅利味噌汁

・・・

<26年7月 再訪 > 

【内容】
・枝豆(お通し)
・鰈
・ツブ貝
・鰯
・穴子白焼き、早松茸・カボス

<握り>
・中トロ
・大トロ
・アオリイカ
・生トリ貝
・雲丹
・北海縞海老
・鯵
・岩手石垣貝
・鱚
・穴子
・トロ鉄火

・赤身 辛味大根で(追加)
・愛知蝦蛄(追加)
・中トロ(追加)

・瓶ビール
・麦焼酎 悟空

【概略】
今回は握り主体で大将が仕上げてくれましたぁ~

・・・

<26年5月 再訪 >

【内容】
・空豆
・石鰈
・小柴子持ち蝦蛄
・鮪赤身 辛味大根づけ
・小肌、胡瓜、沢庵和え
・鰈エンガワ串焼き
・鮑

<握り>
・中トロ 和歌山勝浦
・大トロ①
・墨烏賊 塩
・雲丹
・鯵
・穴子 カボス塩
・赤貝
・大トロ②
・トロ鉄火
・シジミ汁

・瓶ビール中瓶
・福岡八女麦焼酎 吾空 (3000円)

【詳細】
1月に初めて訪問。
その時のレビュ~以降、2月・3月・4月・5月と毎月の様に再訪していた(汗)
昼だけでなく夜も。
何故って???
通勤経路の途中だし、家からも比較的近いんで使い勝手が良いんでやんすよぉ~
しかも美味い☆
近場でこれだけのレベルが喰えるなら普段使いにも最適っすよね!
ただ、再訪レビュ~が追っつかないだけでして(笑)
なもんで2月~4月分は内容のみとして、詳細は5月分でやんすよ。

今回はGW最終日の昼にどうしても鮨が喰いたくなったもんで・・・
連休なんでネタは正直期待してませんでしたが・・・
何と、この日は河岸がやってる日だったんで、大将は朝早く新鮮なネタを仕入れに行ったと!
おぉ、こりゃラッキー☆

つまみの魚は「石鰈」、この歯ごたえはいいっすねぇ~
山葵醤油でもポン酢でも。

そして高級食材「小柴の子持ち蝦蛄」、丁度いい大きさで旨味がありんす☆

大将拘りの鮪は「赤身を辛味大根と共にずけ」で!
初めての組合せでやんしたが、サッパリとした味わいでこれはいけますねぇ~

ちょいとしたつまみとして「小肌、胡瓜、沢庵和え」、清涼感ある酒が進む一品っすよぉ。

「鰈エンガワ串焼き」、適度な脂が甘く香ばしい。

「鮑」、昆布〆してるの???
って思わず大将に聞いてしまうほど鮑を噛む程に磯とほのかな昆布の風味が口の中に広がりまする。
「ん?刺身だよ。鮑が喰ってる昆布の味なんじゃないのぉ(笑)」。
素直に美味い・・・

さて握りへ。
大将オススメを取敢えず6貫ずつお願いしまぁ~す!
「中トロ」、和歌山勝浦の鮪は上品な脂の甘みがふわぁ~っと。
「大トロ」、口の中で蕩けます・・・
いつまでも余韻を愉しみたい・・・
「墨烏賊」、もうそろそろ季節が変わる名残の墨烏賊、食感がいいっすね。
「雲丹」、雲丹の甘さと海苔の風味がナイス。
「鯵」、取敢えずあちき達が来るってんで仕込んでくれたそう、歯ごたえがいい。
「穴子」、珍しいカボス塩で。
穴子の風味を引き立てまするね。

さて、もう少し追加。
「赤貝」、身厚でコリッとしてましたがこの日唯一イマひとつ・・・
「大トロ」、先ほどとは違う部位を。
ん~~~舌の上に纏わりつくような脂身はすぅ~っと蕩ける☆
「トロ鉄火巻き」、何とも言えません☆

この日の味噌汁は「北海道の大振りシジミ」、浅蜊位の大きさで旨味が汁に滲み出てます。

酒は瓶ビールの後は福岡八女の麦焼酎「吾空」、この日はちょいと冷えた陽気なんでお湯割りで。
前回でキープボトルが空になったんで今回は違う銘柄をキープっす。

〆て2人で23760円也ぃ~
あぁ、大満足っすよ!
店内の置き物は和紙で作った季節の鯉のぼりと金太郎に。
焼物の猫も違うバージョンで☆

前の店から通算すると既に国分寺で16年だそう。
ホッとする落ち着いた雰囲気で、しかも帰りが楽な立地は有難いっすよ。
また来ますねぇ~
(評価アップ)

・・・・・

<26年4月 再訪>

【お会計】
・合計 ・・・ 21600円 (2人分)

【内容】
・空豆
・鯛
・ツブ貝
・生トリ貝
・毛ガニ
・玉子
・鰹づけ
・青柳炙り ピリ辛タレ
・ホタルイカ塩辛
・山葵花芽漬け
・蛸頭

<握り>
・中トロ
・墨烏賊 塩
・雲丹
・小肌
・細魚 昆布〆
・穴子 タレ
・トロ鉄火
・鯵
・浅蜊味噌汁

・瓶ビール中瓶
・麦焼酎ボトル(キープ)
・ヌル燗 ×2本

・・・・・

<26年3月 再訪>

【お会計】
・合計 ・・・ 24150円 (2人分)

【内容】
・玉子
・ホタルイカ、筍、菜の花
・鮃
・〆鯖
・車海老
・車海老鬼殻焼き
・生トリ貝
・初鰹 玉葱、大葉、ニンニク醤油漬け
・北寄貝塩焼き
・ホタルイカ沖漬け
・山葵花芽漬け
・豆腐の味噌漬け

<握り>
・大トロと中トロの中間
・墨烏賊 塩
・雲丹
・春子 昆布〆
・ミル貝
・穴子 タレ
・大トロ
・トロ鉄火
・浅蜊味噌汁

・瓶ビール中瓶
・ヌル燗 ×2本
・米焼酎ボトル(キープ)

・・・・・

<26年2月 再訪>

【お会計】
・合計 ・・・ 26250円 (2人分)

【内容】
・ホタルイカと菜の花 酢味噌和え
・玉子
・鮃
・〆鯖
・ミル貝
・車海老
・毛ガニ
・車海老鬼殻焼き
・鮪赤身
・細魚焼き
・山葵花芽漬け
・ツブ貝
・塩辛
・煮鮑

<握り>
・大トロ
・墨烏賊 塩
・雲丹
・小肌
・煮蛤
・穴子
・中トロ
・鯵
・生トリ貝
・トロ鉄火
・浅蜊味噌汁

・瓶ビール中瓶
・米焼酎 鳥飼ボトル (3780円)

・・・・・

<26年1月>

【あちき的オススメ】
・鮪

【お会計】
・合計 ・・・ 22050円 (2人分:つまみ、お決まり一人前、お好み握り、酒)

【あちき的シチュエーション】
・国分寺で旨い鮨を喰いたいとき

【内容】
・お通し 菜の花とジャコのお浸し

<つまみ>
・鮃
・〆鯖
・青柳
・細魚焼き
・毛ガニ
・ツブ貝
・平貝磯部焼き

<お決まり 特上握り 9巻+海苔巻 @3150円>
・中トロ
・赤身
・ヒラマサ
・墨烏賊
・赤貝
・雲丹 軍艦
・車海老
・数の子
・煮穴子
・鉄火巻き
・シジミ味噌汁 ×2

<追加>
・小肌
・煮蛤 ×2
・大トロ ×2
・中トロ
・トロ鉄火巻き

・エビス中瓶 (630円)
・アルガブランカ クラレーザ 2012 (白ワイン・4200円)

【詳細】
久しぶりに国分寺でランチを!
ちょいと鮨屋を開拓しましょかねぇ???
ってな訳で付近の鮨屋の中からこちらをチョイスし前日に予約。

場所は国分寺駅北口を出て、陸橋の下を潜った先にあるテナントビルの1階にありんす。
大きな染め抜きの看板が目印でやんすよ~
さて、では店内へ・・・

店内は思いの他広い空間で落ち着きまする。
広めのL字カウンターがドーンと、そして個室風のテーブル席がありんす。
開店間もない時間だからか、店内は貸切り状態でやんすよ~
ちょいと強面の大将の目の前に案内される・・・

さて、どうするかな・・・
まずは「エビス中瓶!」。
グラスに注いで一気に飲み干す・・・
その勢いで、「大将、つまみをちょっとずつでぇ~」。

ってな訳でこの日のランチがスタートでやんすよ~
目の前に焼物の皿が準備され、その上に若芽とツマがのせられる。
そしてつまみの出番。

最初は「鮃」、4切れの内1切れは縁側。
ポン酢も供される。
おぉ、コリっとした食感で美味しい。
縁側は適度な脂がい~いねぇ~

続いて「白子ポン酢」、大将からポン酢が続きますが・・・と。
見るからに良さ気な白子はまったりとした美味☆
いい感じ!

そして「〆鯖」、丁度いい塩梅の〆加減と鯖の脂が混然一体となって・・・美味しい☆

「青柳」、歯ごたえがいいねぇ~

「細魚焼き」、酢橘を搾って。
ちょいと塩っ気が強い感じがしたが、酢橘でまろやかに。

酒は白ワインに。
すっきりとした国産。

「毛ガニ」、ん~~~この甘みが何とも言えませぬわいなぁ~

相方が狙ってたのが大将に分かったのか、「ツブ貝」が目の前に。
おぉぉ、ボリューミーでやんすね!
さて・・・おぉぉぉぉ何というコリコリ感でやんしょ!!!
貝の甘みが口の中に広がり、これは素直に美味いっすよ☆

「平貝磯部焼き」、大きな平貝を薄く切って醤油の付け焼きに。
頬が落ちますねぇ~

さて、そろそろ握りに行きますかね?
最初なんでお決まりを一人前とって、後はお好みにしましょ!
お決まりの中から「特上握り@3150円」、握りが9巻と海苔巻が付くセット。

最初が「中トロ」、「赤身」と鮪からのスタート。
あちきは「中トロ」、おぉぉぉぉぉぉぉこりゃまったりと舌に纏わる甘い脂が蕩けまするよ~
相方は「赤身」。
ん~~~んまい!
その時の大将のしたり顔、鮪には自信があるよって言ってるようでやんしたぁ☆

続いて「ヒラマサ」、「墨烏賊」。
あちきは「墨烏賊」、ほぉ~いい食感っすねぇ~
相方は「ヒラマサ」。

「赤貝」、「雲丹 軍艦」はあちきが・・・「赤貝」がいいねぇ~

「車海老」は相方。

「数の子」は半分づつ、プチプチ食感がいいがこれはちょいと濃い目な味付け。

「鉄火巻き」、半分づつ・・・これでお決まりの握りは終わり。
ではお好みで!

あちきは「小肌」、中々いい〆具合っすね。

大将からオススメとして言われたのが「煮蛤」、これは2個チョイス。
柔らか~く煮られた蛤はい~い味わいっすよ!

最初に喰ったトロが旨かったんで、「大トロ」を2個。
見た目にも美味しそうな大トロは口の中で蕩けまするよ~~~
鮪の上品な味と風味が広がりまするよ!
大将によると大間の鮪とのこと・・・

相方は「中トロ」も。

〆に「ネギトロ」をお願いしたら、葱が無い方が美味しいんで「トロ鉄火」はどうっすか?
んじゃそれでぇ~
この「トロ鉄火」、海苔の風味が良く絶妙な巻き加減がフワァ~ッと食感に!
そしてトロの甘みと美味さが口の中に広がりまする。

「シジミ味噌汁」を頂いてホッとひと息。
あがりを頂いて落ち着く・・・

シャリは酢の塩梅が軽い感じですが握りの具合は丁度いい。
ガリはどちらかと言えば酢が強め。
ネタはいいっすね。

口数の少ない大将は如何にも職人気質。
でも気遣いは行き届いており、ご常連になるともっと楽しくなりそうな予感が(笑)
途中、お一人様がいらしてましたが、ほとんど会話は無かったっす・・・
電話も随分と掛かるので聞いたら、近場には出前をしてるとのこと。

カウンターが13席程、テーブルは4人席と6人席の2テーブル程度。
以前は他の店名で16年程営業し、今の名前では3年と。
こりゃ近場にいい店を見つけましたよぉ~
また来てみたいお店でやんす☆

〆て2人で22050円也ぃ~
この日は夜の部もあるんで酒は少し控えめ気味・・・
次回はゆっくりとヌル燗でつまんでみますかねぇ~
次が愉しみでやんす☆

  • 28年10月 トロ
  • 28年10月 鯵
  • 28年10月 赤貝

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